# AWS SDK for JavaScript（v3）でS3を操作する方法

## 目次
1. はじめに
2. AWS SDK for JavaScript v3の概要
3. セットアップ
   1. SDKのインストール
   2. AWS認証情報の設定
4. S3操作の基本
   1. バケットの作成
   2. オブジェクトのアップロード
   3. オブジェクトのダウンロード
   4. バケットとオブジェクトの削除
5. 追加機能と高度な使用方法
   1. プレサインドURLの生成
   2. バケットポリシーの管理
6. 使用例とサンプルコード
7. まとめ

## 1. はじめに

AWSのS3（Simple Storage Service）は、拡張性に優れたオブジェクトストレージサービスで、画像、動画、ログなど多数のデータの保存に利用されています。AWS SDK for JavaScript（v3）は、JavaScript環境でAWSサービスを操作するためのライブラリで、S3を操作する機能も含んでいます。

## 2. AWS SDK for JavaScript v3の概要

AWS SDK for JavaScript v3は、よりモジュラー構造となり、個別のサービスクライアントのみをインポートできるようになりました。この変更により、特定のAWSサービスの必要な部分だけを取り込み、バンドルサイズを削減できます。

## 3. セットアップ

### 3-1. SDKのインストール

AWS SDK for JavaScript v3はnpmからインストールすることができます。以下のコマンドを使用して、@aws-sdk/client-s3というパッケージをプロジェクトに追加します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 3-2. AWS認証情報の設定

SDKを使用する前に、AWS CLIを使用して、`~/.aws/credentials`ファイルに認証情報を設定するか、環境変数AWS_ACCESS_KEY_IDとAWS_SECRET_ACCESS_KEYを設定する必要があります。

## 4. S3操作の基本

### 4-1. バケットの作成

まずはAWS S3のバケットを作成する方法です。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 4-2. オブジェクトのアップロード

バケットにオブジェクトをアップロードするにはPutObjectCommandを使用します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 4-3. オブジェクトのダウンロード

オブジェクトをダウンロードするには、GetObjectCommandを使用します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 4-4. バケットとオブジェクトの削除

バケットを削除するには、DeleteBucketCommandを使用します。オブジェクトを削除するにはDeleteObjectCommandを使用します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 5. 追加機能と高度な使用方法

### 5-1. プレサインドURLの生成

プレサインドURLを用いることで、一時的にオブジェクトへのアクセス権を与えることができます。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 5-2. バケットポリシーの管理

バケットポリシーを使用して、アクセスの制御を行います。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 6. 使用例とサンプルコード

ここまで説明してきた各機能を組み合わせて、AWS S3に関する高度な操作を行うことができます。具体的なユースケースに応じて、クライアントをインスタンス化し、必要なコマンドを送信することで、さまざまな操作を行えます。

## まとめ

AWS SDK for JavaScript v3を使用してS3を操作することで、クラウド上のオブジェクトストレージを効率的に管理できます。SDKのモジュラリティは、必要な機能のみを取り込むことを可能にし、アプリケーションのバンドルサイズを最小化します。このガイドを活用して、さまざまなS3操作を試してみてください。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# AWS SDK for JavaScript（v3）でS3を操作する方法

## 目次
1. はじめに
2. AWS SDK for JavaScript v3の概要
3. セットアップ
   1. SDKのインストール
   2. AWS認証情報の設定
4. S3操作の基本
   1. バケットの作成
   2. オブジェクトのアップロード
   3. オブジェクトのダウンロード
   4. バケットとオブジェクトの削除
5. 追加機能と高度な使用方法
   1. プレサインドURLの生成
   2. バケットポリシーの管理
6. 使用例とサンプルコード
7. まとめ

## 1. はじめに

AWSのS3（Simple Storage Service）は、拡張性に優れたオブジェクトストレージサービスで、画像、動画、ログなど多数のデータの保存に利用されています。AWS SDK for JavaScript（v3）は、JavaScript環境でAWSサービスを操作するためのライブラリで、S3を操作する機能も含んでいます。

## 2. AWS SDK for JavaScript v3の概要

AWS SDK for JavaScript v3は、よりモジュラー構造となり、個別のサービスクライアントのみをインポートできるようになりました。この変更により、特定のAWSサービスの必要な部分だけを取り込み、バンドルサイズを削減できます。

## 3. セットアップ

### 3-1. SDKのインストール

AWS SDK for JavaScript v3はnpmからインストールすることができます。以下のコマンドを使用して、@aws-sdk/client-s3というパッケージをプロジェクトに追加します。

```bash
npm install @aws-sdk/client-s3
```

### 3-2. AWS認証情報の設定

SDKを使用する前に、AWS CLIを使用して、`~/.aws/credentials`ファイルに認証情報を設定するか、環境変数AWS_ACCESS_KEY_IDとAWS_SECRET_ACCESS_KEYを設定する必要があります。

## 4. S3操作の基本

### 4-1. バケットの作成

まずはAWS S3のバケットを作成する方法です。

```javascript
import { S3Client, CreateBucketCommand } from "@aws-sdk/client-s3";

const s3Client = new S3Client({ region: "us-east-1" });

const createBucket = async () => {
  try {
    const data = await s3Client.send(new CreateBucketCommand({ Bucket: "my-new-bucket" }));
    console.log("Bucket created successfully", data);
  } catch (err) {
    console.error("Error creating bucket", err);
  }
};
```

### 4-2. オブジェクトのアップロード

バケットにオブジェクトをアップロードするにはPutObjectCommandを使用します。

```javascript
import { PutObjectCommand } from "@aws-sdk/client-s3";
import { Readable } from "stream";
import fs from "fs";

const uploadObject = async () => {
  try {
    const fileStream = fs.createReadStream("path/to/file.txt");
    const uploadParams = {
      Bucket: "my-new-bucket",
      Key: "file.txt", 
      Body: fileStream,
    };

    const data = await s3Client.send(new PutObjectCommand(uploadParams));
    console.log("Successfully uploaded object: ", data);
  } catch (err) {
    console.error("Error uploading object", err);
  }
};
```

### 4-3. オブジェクトのダウンロード

オブジェクトをダウンロードするには、GetObjectCommandを使用します。

```javascript
import { GetObjectCommand } from "@aws-sdk/client-s3";
import fs from "fs";

const downloadObject = async () => {
  try {
    const data = await s3Client.send(new GetObjectCommand({ Bucket: "my-new-bucket", Key: "file.txt" }));
    const fileStream = fs.createWriteStream("downloaded-file.txt");
    data.Body.pipe(fileStream);
    console.log("Successfully downloaded file");
  } catch (err) {
    console.error("Error downloading file", err);
  }
};
```

### 4-4. バケットとオブジェクトの削除

バケットを削除するには、DeleteBucketCommandを使用します。オブジェクトを削除するにはDeleteObjectCommandを使用します。

```javascript
import { DeleteObjectCommand, DeleteBucketCommand } from "@aws-sdk/client-s3";

const deleteObject = async () => {
  try {
    await s3Client.send(new DeleteObjectCommand({ Bucket: "my-new-bucket", Key: "file.txt" }));
    console.log("Successfully deleted object");
  } catch (err) {
    console.error("Error deleting object", err);
  }
};

const deleteBucket = async () => {
  try {
    await s3Client.send(new DeleteBucketCommand({ Bucket: "my-new-bucket" }));
    console.log("Successfully deleted bucket");
  } catch (err) {
    console.error("Error deleting bucket", err);
  }
};
```

## 5. 追加機能と高度な使用方法

### 5-1. プレサインドURLの生成

プレサインドURLを用いることで、一時的にオブジェクトへのアクセス権を与えることができます。

```javascript
import { getSignedUrl } from "@aws-sdk/s3-request-presigner";
import { GetObjectCommand } from "@aws-sdk/client-s3";

const generatePresignedUrl = async () => {
  try {
    const command = new GetObjectCommand({ Bucket: "my-new-bucket", Key: "file.txt" });
    const url = await getSignedUrl(s3Client, command, { expiresIn: 3600 });
    console.log("Presigned URL: ", url);
  } catch (err) {
    console.error("Error generating presigned URL", err);
  }
};
```

### 5-2. バケットポリシーの管理

バケットポリシーを使用して、アクセスの制御を行います。

```javascript
import { PutBucketPolicyCommand } from "@aws-sdk/client-s3";

const putBucketPolicy = async () => {
  const bucketPolicy = {
    Version: "2012-10-17",
    Statement: [{
      Sid: "AddPermissions",
      Effect: "Allow",
      Principal: "*",
      Action: "s3:GetObject",
      Resource: "arn:aws:s3:::my-new-bucket/*"
    }]
  };
  
  try {
    const params = {
      Bucket: "my-new-bucket",
      Policy: JSON.stringify(bucketPolicy),
    };

    await s3Client.send(new PutBucketPolicyCommand(params));
    console.log("Bucket policy successfully set");
  } catch (err) {
    console.error("Error setting bucket policy", err);
  }
};
```

## 6. 使用例とサンプルコード

ここまで説明してきた各機能を組み合わせて、AWS S3に関する高度な操作を行うことができます。具体的なユースケースに応じて、クライアントをインスタンス化し、必要なコマンドを送信することで、さまざまな操作を行えます。

## まとめ

AWS SDK for JavaScript v3を使用してS3を操作することで、クラウド上のオブジェクトストレージを効率的に管理できます。SDKのモジュラリティは、必要な機能のみを取り込むことを可能にし、アプリケーションのバンドルサイズを最小化します。このガイドを活用して、さまざまなS3操作を試してみてください。 

AWS SDK for JavaScript（v3）でS3を操作する方法

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