【未経験可】インフラエンジニアのキャリアパス|気になる将来性や有益な資格を解説

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2024年03月14日 12:46

これからインフラエンジニアになることを検討している人の中には、どのようなキャリアパスを描けば良いのか気になっているという人も多いのではないでしょうか?せっかくプログラミング言語やサーバーに関する知識を身につけたとしても、需要がなかったり、将来性がなかったりするのであれば適切なキャリアを築くことができず将来も不安ですよね。

そこで今回の記事では、インフラエンジニアにはどのようなキャリアパスが存在しているのか、これから目指す人にとって気になる将来性や就職や転職する上で有益な資格について解説していきます。

この記事を最後まで読むことによって、インフラエンジニアになる上で事前に知っておきたいキャリアパスや将来の不安なども解決することができるので、ぜひ参考にしてくださいね。

インフラエンジニアの現状と需要があるのか?

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結論から言うと、現在インフラエンジニアの需要は年々高まっています。近年では企業がITツールやAIなどを当たり前のように業務で使うことになったことで、インフラエンジニアの仕事もなくなるのではと指摘されるようになりました。

確かに最先端のテクノロジーや技術を利用することができれば、簡単なプログラムなどは素人でも作成できるようになっています。もっともインフラエンジニアの主な仕事というのは、ネットワークやサーバー、データベースなどのIT基盤を設計・構築・運用することです。

現在では多くの企業がネットワークを当たり前のように使って事業を展開しています。一般の人々にもネットワークを使ったサービスが普及しており、私たちの生活にネットワーク環境が欠かせないものと言えるでしょう。現状の日本ではIT関連の業務に対応できる人材が慢性的に不足しており、今後もこの流れは続くことが予想されています。

多くの企業がネットワークを活用して事業を展開するようになったことから、トラブルが生じた時の対応をするインフラエンジニアの活躍の場も増えつつあります。しかしその一方で、IT人材の慢性的な不足やエンジニアとして活躍するための基礎的な知識を習得する難しさによって、需要に対する供給が追いついていません。

そのため現在では、インフラエンジニアは非常に需要のある人材であり、プログラミング知識や必要なスキルを身につけたとしても働く場所がないといった心配はないと言えるでしょう。

インフラエンジニアの将来性

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現在は需要があり働く場所も広がりつつあるインフラエンジニアですが、将来的にはどうなる可能性が高いのでしょうか?ここでは、インフラエンジニアが将来性のある仕事なのかについて詳しく解説していきます。

インフラエンジニアの仕事はなくならない可能性が高い

近年ではクラウド技術が急速に進化・普及したことによって、サーバーの設計や構築などもオンプレミスからクラウドへとシフトするようになりました。そのため、インフラエンジニアの働く環境というのも劇的に変化しつつあります。人によっては、将来的にインフラエンジニアの仕事はなくなるという指摘をする場合もあるようです。

しかし、結論から言うとこのままクラウド化が進んだとしても、インフラエンジニアの仕事がなくなる可能性は低いと言えるでしょう。確かにクラウド化の流れが進むことによって、インフラエンジニアに求められるニーズというのは変わっていく可能性が高いです。しかし、既存のシステム全てをクラウド化するというのは考えにくく、企業によっては既存のシステムを使ったまま事業を進めていく可能性も高いと言えます。

現段階においても、セキュリティ面やカスタマイズ性の問題から、企業のシステム全てをクラウド化するのではなく自社のサーバーや基幹システムを活用している企業も一定数存在しています。将来的にクラウド化が進んでいく可能性はありますが、このような企業も存在しておりインフラエンジニアの仕事がなくなる可能性は低いと言えるでしょう。

また、仮にシステムをクラウドに移行した場合であったとしても、インフラエンジニアが扱うITインフラの基本的な考えややり方というのは異なりません。クラウドを扱う際にもインフラの基幹となるネットワークやサーバーの知識も必要不可欠となるので、特にサーバーやネットワークに関連するスキルを持つインフラエンジニアはより活躍できる場が広がる可能性もあるでしょう。

インフラエンジニア以外の道も

上記でも詳しく解説してきたように、企業はクラウド化を急速に進めているのが現在の日本の状況です。そのため、現状のインフラエンジニアに必要な知識やスキルでも業務をこなすことはできますが、クラウドに関する知識やスキルを身につけることによってより活躍できる場が広がると言えるでしょう。

例えば、クラウドサービスを利用してネットワークやサーバーの設計・構築・運用・保守などができれば、インフラエンジニアとしてだけではなくクラウドエンジニアとしても活躍できるようになります。インフラエンジニアとして必要なスキルやミドルウェアに関する知識などに加えて、クラウド関連のデジタル技術に関するスキルを身につけることができれば、より希少価値が高く多くの企業に求められる人材になることができるでしょう。

IT市場の成長も後押し

多くの産業が少子高齢化による人材不足によって右肩下がりになりつつある日本の経済ですが、民間のIT市場規模は毎年成長していくことが予測されています。
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引用:国内企業のIT投資に関する調査を実施(2022年)(矢野経済研究所)
今後は事業のEC化やテレワークへの取り組みを進めていく企業が増えていくと予想されており、しばらくの間市場全体は勢いがある状態が続くと言えるでしょう。そのため、現在だけではなく将来的にも成長産業であるIT業界で働くインフラエンジニアの活躍する場所は増えていく可能性が高いです。

インフラエンジニアになるために必要なスキルの種類

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ここでは、インフラエンジニアになるために必要なスキルの種類について解説していきます。

サーバーに関する知識やスキル

サーバーのOSは、Windows、Linux、Unixなどが主流です。どのOSが使われるかという点については、働く企業や参加するプロジェクトの内容によって異なります。

基本的にサーバーを業務で扱うことが多いので、上記のサーバーに関する知識やスキルというのはインフラエンジニアにとって必要不可欠のものです。

設計スキル

システムを安定的に稼働させるためには、まずは正しく設計することができるスキルが必要となります。仮にシステムトラブルやエラーなどが発生してしまった場合でも、できるだけシステムダウンしないような構成やパフォーマンス性を考慮した構成を作成するためには、インフラエンジニアの設計スキルが重要となります。

不十分な設計でシステムを作成してしまうと、システムトラブルやエラーなどによって大きな障害が起こってしまったり、パフォーマンスが悪化してしまったりなどで費用対効果を得られないシステムになってしまうでしょう。

インフラエンジニアとして働く上で必要な設計スキルを身につけるためには、ネットで必要な情報を集めたり、書籍などを活用して学んだりすると良いでしょう。特にベンダーが提供する情報を参考にすると、実際にインフラエンジニアになってから現場で知識をより活かすことができます。

ネットワークに関する知識やスキル

インフラエンジニアには、ネットワークに関する知識やスキルというのも必要になります。基本的なネットワーク技術の知識やスキルはもちろんのこと、シスコなどのネットワークに関する製品を扱うためのスキルも身につけていなければいけません。

もっとも、ネットワークを担当しないインフラエンジニアの場合必ずしも必須というわけではないので注意が必要です。ただし、基本的な知識でもあり身につけておくことによってスムーズに業務を進めることができるので、余裕があればネットワークに関する知識やスキルも身につけておくと良いでしょう。

プログラミングスキル

サーバーエンジニアは、サーバー上で動作するプログラムの作成を担当するというケースも多いです。必ずしも他のエンジニアが使うようなプログラミングスキルというのは必要ではありませんが、身につけておくことによって仕事の幅も広がります。

また、将来的にキャリアアップやキャリアチェンジを検討している場合、他の領域に関するプログラミングスキルを身につけておくとより市場価値の高い人材になれるので、就職や転職がよりスムーズに進む可能性もあるでしょう。

セキュリティに関する知識

企業や担当する業務の内容によっては、セキュリティの設定に関してもインフラエンジニアの業務内容に含まれることがあります。インフラ設計を行う場合は、セキュリティ対策というのは必要不可欠のものです。セキュリティ対策においては、既存のセキュリティ製品を扱わなければいけません。

そのため、シマンテックなどのセキュリティ製品に関する知識を身につけておくと良いでしょう。もっともプロジェクトの規模や内容によっては、インフラエンジニアではなくサーバーエンジニアがセキュリティに関する業務を行うことが多いです。

インフラエンジニアは運用や保守が主な業務であるため、そこまで深い知識は必要ないということも覚えておくと良いでしょう。

クラウドサーバーに関する知識やスキル

上記でもクラウドを使ったネットワーク構築が主流になりつつあり、多くの企業がクラウド関連のスキルや知識を身につけているエンジニアを求めるようになったことは解説してきました。そのため、既存のインフラエンジニアに対してもクラウドサーバーに関する運用や保守の案件が増えつつあります。

オンプレミス型が主流の時代では、運用保守担当者はWindowsやLinuxの知識とスキルがあれば問題ありませんでした。近年は、AzureやAWSなど主要なクラウドサーバーの知識とスキルが求められるようになっています。

インフラの設計スキル

設計などを行うインフラエンジニアに関しては、インフラ自体を設計スキルというのも必要です。インフラ設計のスキルを取得するためには、公開講座や書籍などを活用しましょう。

インフラの設計と聞くと習得難易度が高いようにも思えますが、どのように設計するかどうかは書籍などにやり方が多く提供されており学習ハードルは必ずしも高くありません。特に将来的に運用保守だけではなくキャリアアップを目指しているという人は、上流工程でもあるインフラ設計スキルは必ず身につけておきましょう。

ソフトウェアに関するスキル

アプリケーションやミドルウェア、OSなどサーバー上で稼働するソフトウェアというのは数多く存在します。インフラエンジニアは、これらのソフトウェアに関するスキルに関しても身につけておく必要があります。

特に、データベースやOS、アプリケーションサーバーなどミドルウェアに関する知識は必要不可欠です。仮にサーバーのパフォーマンスなどが著しく劣化するトラブルが発生してしまった場合、インフラエンジニアはどのような原因で起きたのか調査しなければいけません。

ソフトウェアが要因でこういった問題が起きる場合もあるので、適切に対応するためにもソフトウェアに関する知識やスキルは必ず身につけておきましょう。

未経験からインフラエンジニアを目指す場合のキャリアパス

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仮に未経験者であったとしても、これからインフラエンジニアを目指したいと考えている人もいるのではないでしょうか?ここでは、未経験からインフラエンジニアになるためのキャリアパスについて詳しく解説していきます。

インフラの監視業務やヘルプデスク業務

インフラの監視業務とは、ネットワークのインフラが正常に稼働しているかどうか、不正アクセスされてしまう可能性はないかの監視や異常発生時の対応などが含まれます。主にシステムのサーバーを監視対象とするのが基本であり、具体的な監視内容としては次のようなものが挙げられます。

  • ハードウェアの監視
  • 死活監視
  • 負荷状態の監視

インフラエンジニアが未経験という人の場合、もしくはまだ経験が浅い人の場合は監視業務から行うことが多いです。

一方でヘルプデスク業務とは、インフラの利用者からの問い合わせなどに対応することが含まれます。例えば、ユーザーから通信速度が遅いといったクレームがあったり、ネットを利用することができないといった苦情があったりした場合、その段階でできるトラブルシューティングを行って対応しなければいけません。またインフラなどに詳しくないユーザーの問い合わせから問題を突き止めなければならないので、コミュニケーション能力や問い合わせでした相手に対して寄り添う力などが求められます。

インフラの運用や補修

インフラエンジニアとして経験が浅かったり、そもそも未経験であったりする場合、インフラの運用や保守から業務を行うというケースも多いです。インフラの運用や保守というのは、構築されたインフラが正常に稼働するように管理する業務のことを指します。

運用保守業務では、インフラの利用者に対して継続して安定した環境を提供するのが目的であり、ユーザーアカウントの管理やアップデートの管理、トラブル対応なども運用保守業務に含まれます。運用保守業務には幅広い知識が求められて、具体的には運用開始ツールのスキルやOS操作、ハードウェアの知識やネットワークの知識、コミュニケーションスキルなどが必要です。

インフラの設計や構築

上記2つの業務を問題なく行えるようになると、インフラの設計や構築などにも携わることになります。インフラの設計や構築の段階では、顧客が求める機能や使用にのっとって要件定義を行い、それを実際に形にしていくのが主な業務です。

そのため、システム構築に対する専門的な知識やスキルはもちろんのことですが、業務を円滑に進めるためのコミュニケーション能力というのも重要になります。

専門分野に特化したインフラエンジニアになる場合のキャリアパス

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専門分野に特化したインフラエンジニアのことをしばしばスペシャリストと言います。スペシャリストとは、特定の技術や領域において深い専門知識やスキルを有している人材のことです。全ての領域に特化している必要はなく、豊富な知識や経験を生かすことがスペシャリストの役目です。

スペシャリストの具体的な例としては、ITコンサルタントやクラウドエンジニア、テクニカルサポートエンジニアなどが挙げられます。それぞれどのような仕事内容なのか、以下で詳しく見ていきましょう。

ITコンサルタント

ITコンサルタントとは、基本的にITという側面から顧客企業の抱えている問題解決や経営戦略の提案を行うのが主な仕事です。定義が曖昧で幅広く、会社によって役目や求められるスキルが異なるというのもITコンサルタントの特徴となります。

インフラエンジニアのように保守運用作業などを行うことはほとんどなく、基本的に顧客企業の経営層と意見を交わしながら、ITインフラを整えることによってどのように企業に利益があるのか提案するのが主な仕事内容です。エンジニアだけではなく経営という側面から平安をしなければならないので、専門的な知識やスキルはもちろんのこと、ビジネスに関する知見も必要となります。

クラウドエンジニア

クラウドエンジニアの主な仕事は、業務を円滑に行うためのインフラ設計です。クラウド環境上のサーバー設計・構築、ネットワークの整備など、インフラを担うことで現場をサポートするという意味では裏方に近い仕事といえますが、現場が滞りなく業務を続けるためには必要不可欠な仕事です。

また、クラウドエンジニアの仕事には、インフラ設計だけでなくクラウド環境そのものの構築も含まれます。近年では自社でサーバーを持ち運用するオンプレミスよりも仮想環境上に必要なリソースを割り当てクラウド環境を構築し運用するケースが増えているため、クラウドエンジニアの活躍の場はより増えてきているといえます。

設計・構築だけでなく、構築後の保守・運用もクラウドエンジニアの役割の一つです。クラウドエンジニアは「設計・構築・保守・運用など、クラウドに関する一連の業務を一手に引き受ける仕事」であるといえるでしょう。

テクニカルサポートエンジニアとは?

テクニカルサポートエンジニアは、サポートエンジニアの中の1種類です。自社で取り扱っている製品やサービスなどすべてを対象としてサポートします。基本的には操作方法や故障などの技術的な問題に対する質問を受け、そのエンドユーザーの問題解決を支援する仕事です。

製品やサービスの質問に答えられるように、知識や導入事例などを数多く知っておく必要があります。

インフラエンジニアのキャリアパス形成に役立つ資格

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ここでは、インフラエンジニアのキャリアパス形成に役立つ資格を紹介していきます。

ITパスポート試験

ITパスポートとは、国家試験である情報処理技術者試験のうちの1つです。試験では、ITに関係する基礎的な知識を網羅的に取得できているかが問われます。

IT系の国家試験では入門レベルに相当するもので、ソフトウェアエンジニアとして働いている人だけではなく、幅広い職種の社会人や学生が受験している人気の資格です。ITパスポートを取得することで、ITに関する基礎的な知識があることを客観的に証明できます。

また仕事をする上で最低限必要な知識も身につけることができるので、まずはIT関連の必要な知識を身につけたいという人におすすめの資格です。

なお、ITパスポート試験の合格率は平均すると毎年50%前後で、2人に1人の割合で合格しています。数多くある国家試験の中では高い合格率であり、難易度はそこまで難しくないと言えるでしょう。最年少の合格者は7歳の小学1年生で、合格者の平均年齢は約29.6歳と発表されています。

参考:iパスとは

ネットワークスペシャリスト試験

ネットワークスペシャリスト試験は、ネットワーク分野に関する専門的な知識や能力を証明する国家資格です。ネットワークの企画から運用・保守まで幅広い分野の知識が問われ、合格率は14%前後と難易度の高い試験です。

ネットワーク関連の資格として代表的なものに、Cisco社のベンダー資格であるCCNPがあります。CCNPはネットワークに関する実用的なスキルが求められる試験であり、有効期限が設けられています。

一方で、ネットワークスペシャリスト試験は、CCNPより汎用的で幅広いネットワークの知識が求められる試験です。国家資格でありベンダー資格とは異なり有効期限もないので、一度取得すれば自分のスキルや技術を永続的に証明できるというメリットもあります。

データベーススペシャリスト試験

データベーススペシャリスト試験とは、IPAの実施する国家試験「情報処理技術者試験」のひとつです。データベーススペシャリスト試験は、情報処理技術者試験のなかでも最難関となるレベル4に位置付けられる難易度の高い資格で、取得が難しい分、IT業界内でも認知度や信頼度が非常に高く、取得することでデータベースに関する高度な知識や技能を証明できる資格です。

近年では多くの企業でIT化やDX化が進んでおり、Webシステムやアプリケーションを扱うということも当たり前のようになりました。ビジネスで集積されたデータは高い価値を持つ企業の資源であり、どのようにビジネスに活かすかによって企業の活動が左右されるとして特にビッグデータ関連の技術の重要度が高まっています。

それに伴いデータの管理や高品質なデータベースシステムの構築、データの活用などを行うデータベースの管理者やインフラ系のエンジニアなどビッグデータを扱える人材の需要が高まっている状況です。このような業務に従事する人や目指す人向けに作られたのがデータベーススペシャリスト試験であり、取得することによってインフラエンジニアとしての高いスキルや技術を客観的に証明することができます。

オラクルマスター

オラクルマスターとは「OracleDatabase」に関する技術を認定するベンダー資格です。試験では、主にデータベースの管理や運用、SQLに関連する問題が出題されます。

オラクルマスターは、2003年に世界共通の資格基準となり、日本だけではなく海外のすべての国や地域で評価される資格となりました。そのため、将来的に日本だけではなく海外で活躍できるエンジニアになりたいという人におすすめの資格と言えるでしょう。

オラクルマスターの試験に合格することで、専門の知識が身についたり、世界でトップシェアのデータベースを高いレベルで扱えるようになったりします。

AWS認定

AWS(AmazonWebServices)認定は、Amazonのクラウドサービスに関する専門知識やスキルを証明するベンダー資格です。試験の種類はレベルや内容によって細かく分けられており、自分自身のスキルや技術の状態によって受験するものを選ぶことができるのもAWS認定の特徴です。

インフラエンジニアとしてキャリアアップを目指しているのであれば、PROFESSIONAL、SPECIALTYなどを選択すると転職などの際に有効活用できるでしょう。

Linux技術者認定資格(LinuC)

Linux技術者認定資格(LinuC)はLinuxに関するスキルを問う資格試験です。LinuxはサーバーOSとしては定番のものなので、資格を取得することで仕事に活かしやすいといえます。

Linuxはレベル1から3に分かれており、レベル1は入門者向けの簡単なレベルですが、レベル3はエンジニアとしての実務経験と知識が求められる難易度です。
ITストラテジスト試験
ITストラテジスト試験は、IPAが実施している国家試験の一つです。情報処理技術者試験の中でも最難関の資格と言われており、試験では情報処理に関する知識や技能が問われます。

合格率は平均すると約15%前後となっており、受験者数が約4500人前後であるのに対して合格者数は600人から700人程度です。一般的に難しいと言われている司法試験の合格率が約30%前後、公認会計士試験の合格率が約10%前後であることを踏まえると、ITストラテジスト試験は難関資格と言えるでしょう。

システムアーキテクト試験

システムアーキテクト試験とは、IPAが実施している国家試験の一つです。そもそもシステムアーキテクトとは、クライアントやコンサルタントが描いているビジネスモデルを実現させるために、どのようなシステムを構成していくか考える役割を担っている職種です。

具体的には、エンジニアが設計するためのルール作りや、システムの基本設計を考えるところから担当します。そのため、全体を見通したシステム設計する高度なスキルが必要不可欠です。

システムアーキテクト試験の合格率は、平均で約15%前後となっており、他の国家試験と比べても難易度の高い試験と言えるでしょう。

プロジェクトマネージャ試験

プロジェクトマネージャー試験とは、プロジェクトの責任者として現場を統括・計画・実行・管理する人を対象とした試験で、情報処理推進機構が実施している国家資格の一つです。

Web解析士と同様にインフラエンジニアには関係ないようにも見える資格ですが、こちらもプロジェクトマネージャーなどにキャリアチェンジやキャリアアップを考えている人にとっては、将来的に役立つ資格といえるでしょう。

インフラエンジニアに必要なスキルの身につけ方

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ここでは、インフラエンジニアに必要なスキルの身につけ方について解説していきます。

スキルマップを作成して自分の技術やスキルを可視化する

インフラエンジニアに必要なスキルを身につけるためには、まず自分が持っている技術や能力を可視化することが重要です。ここまで紹介してきたように、インフラエンジニアに求められるスキルというのは数多くのものが存在します。

そのため重要なのは、現在の自分にはないスキルを身につけることはもちろんのことですが、どのようなものが足りないのかというのを確認することも重要です。自分の技術や能力を可視化するためには、次のような方法でスキルマップを作成すると良いでしょう。

必要なスキルを分類して記載する

スキルの達成度を判定するためのスキルレベルを記載する
自分のスキルの棚卸しをする

スキルを評価するレベルについては、独立行政法人情報処理機構のITスキル標準を参考にすると良いでしょう。これを参考にしつつスキルマップを作成することによって「どのスキルに優れているのか」「どのようなものが今の自分に足りないのか」可視化することができます。

将来のキャリアにおいて必要なスキルが足りていないことが分かったら、それを重点的に身につけていくとより効率的にキャリアアップを狙うことも可能です。

ベンダーのトレーニングサービスを活用する

多くのベンダーにおいては、さまざまなトレーニングサービスというのを公開しています。これらのトレーニングサービスについては、ベンダーが実施している認定資格の勉強にも役立ちます。

そのため、キャリアアップやキャリアチェンジのために資格取得を目指している人にとってもおすすめと言えるでしょう。

プログラミングスクールを活用する

プログラミングスクールの中には、インフラエンジニア向けのコースを提供しているところも存在します。学習サイトを活用したり、書籍などを使った独学がうまくいかなかったりする場合は、積極的にプログラミングスクールを利用すると良いでしょう。

最近のプログラミングスクールは、就職や転職支援を行っているところもあります。そのため、キャリアアップやキャリアチェンジの一環で、就職や転職を考えている人にとってもプログラミングスクールの利用はおすすめです。

未経験からインフラエンジニアになるための勉強方法

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ここでは、未経験からインフラエンジニアになるための勉強方法について詳しく解説していきます。

インフラに関する知識を身につける

まずは基本的なインフラの知識を身につけるところから始めましょう。ネットワークやサーバー、クラウドなどに関する基礎的な知識を学ぶことが重要です。

インフラエンジニアが扱うのはネットワークやサーバー、クラウドなど多くの要素から構成されています。まずはネットワークの学習から始めると良いでしょう。ネットワークの場合、サーバーやクラウドなどの知識がなくても1から始めやすくなっています。

一方でサーバーやクラウドに関する学習の場合、ある程度ネットワークの基本知識がないと理解できない部分もあるので注意が必要です。

そこでまずはネットワークの知識を先に身につけて、それからサーバーやクラウドに関する学習を進めるとよりスムーズになるでしょう。なおインフラは非常に幅広い領域となっており、1つに特化しても極めることは非常に難しいです。各分野において目標やマイルストーンを設定しておいて、計画的かつ段階的に学習を進めることをおすすめします。

実際にインフラの構築をする

知識を学んで理解するだけでは現場の業務に役立たないというケースも多いです。ある程度インフラに関する知識を身につけたら、実際に自分自身でインフラの構築を試みてみましょう。

例えば数学の勉強などでも、ただ教科書の公式を見て暗記するよりも、実際に具体的な例題を解くことによって勉強した内容を長く記憶に刻みつけることができます。インフラに関する学習も同じであり、学習を進めたら実際に知識を活用することによって将来的な現場に役立つ生きた知識やスキルを身につけることが可能です。

インフラの知識や技術があることを証明する

ある程度インフラに関する知識を身につけて、実際にインフラの構築ができるようになったら、自分自身が知識や技術があることを証明できるように準備をしましょう。

どれだけ知識やスキルがあったとしても、それを客観的に証明できなければ就職や転職などもうまくいきません。特に経験などを重視するエンジニア職の場合、自分自身の知識や技術があることを客観的に証明することによって他の求職者と差をつけることができます。

具体的には、ポートフォリオを作成したり、資格を取得したりするのがおすすめです

具体的にこのようなアウトプットを通じて客観的にスキルを証明することも、エンジニアとしての実力を示すためには重要なことです。

未経験可の求人に応募する

ポートフォリオや近くを取得して自分自身のスキルを客観的に証明できる準備ができたら、未経験可の求人に応募してみるというのも良いでしょう。

保守や運用業務だけであれば、未経験のインフラエンジニアでも対応することができます。具体的な現場でこれまで得た知識やスキルを活用することによって、改めて自分に足りないものや必要なものがわかる場合も多いです。

また未経験可の簡単な求人であったとしても、しっかりと業務を積み重ねていくことによって将来的に設計などの上流工程に携われる場合もあります。将来のキャリアを考えて未経験可求人に応募するのであれば、保守や運用業務だけではなく設計も行っている企業の求人に応募するのがおすすめです。
##まとめ
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今回はインフラエンジニアのキャリアパスについて詳しく解説してきました。現在日本ではIT人材の慢性的な不足によって、業界全体が人手不足となっておりインフラエンジニアの需要も高まっています。

また、将来的にも仕事がなくなるといった可能性は低い重要な職種であり、着実にキャリアを築いて長く活躍したいという人にとってはおすすめの仕事と言えるでしょう。もっとも、インフラエンジニアになるためには多種多様なスキルや知識を身につけなければならず、参入障壁の高さによって目指している途中に挫折するという人も多いです。

途中で諦めてしまってそれまでの時間やコストなどを無駄にしないためにも、今回紹介してきたキャリアパスや必要なスキルをしっかりと把握して自分が何をすべきなのか明確に認識することが重要となります。

ある程度スキルや知識を身につけたら、ポートフォリオを作成したり、客観的に自分自身の実力を証明することのできる資格を取得したりすると良いでしょう。

今回紹介してきた内容を参考にして、あなたも将来の明るいインフラエンジニアを今から目指してみてはいかがでしょうか?

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