

### AWS CloudTrailのログをKinesis Data Firehose経由でSIEMに転送する手順

#### 1. CloudTrailのセットアップ
まずは、AWS CloudTrailを設定して、アカウント内の全てのAPIコールをログとして記録します。
- AWS管理コンソールでCloudTrailを開き、新しいトレイルを作成します。
- ログのS3バケットを選択し、ログファイルをそこに配信するようにします。

#### 2. Kinesis Data Firehoseのセットアップ
CloudTrailのログを外部システムに送信するために、Kinesis Data Firehoseをセットアップします。
- **Create Delivery Stream**: AWS Kinesis Data Firehoseコンソールで新しいデリバリストリームを作成します。
- **名前の指定**: デリバリストリームに名前を付けます。（例：CloudTrailToSIEMStream）
- **ソースの指定**: ソースとしてCloudTrailを利用することをここでは想定し、CloudWatch Logsから直接ストリームする形式を指定します。
- **変換オプション**: 必要に応じてLambda関数を利用して、データの変換（フィルタリングやフォーマット調整）を行います。

#### 3. ターゲットSIEMの設定
Kinesis Data Firehoseの出力先（ターゲット）を外部のSIEMシステムに設定します。
- **出力形式の指定**: SIEMが受け付けるデータ形式（JSON, CSVなど）をFirehoseの設定で指定します。
- **データの出力先**: SIEMのエンドポイントに合わせてデータを転送するよう、HTTP Endpointやその他接続方式（例：S3、Splunkなど）を設定します。

#### 4. 証明書と認証情報の設定
外部システムに対してデータを送信する際の認証情報や証明書設定を行います。
- SIEM側で認証用のAPIキーまたはアクセストークンを設定し、これを使用してアクセスできるようにします。

#### 5. 監視とテスト
設定が完了したら、データ転送を監視して正常に動作しているか確認します。
- **モニタリング**: Kinesis Data Firehoseのモニタリング機能を使って、データが正常に転送されているかをチェックします。
- **テストデータの送信**: テスト用のCloudTrailイベントを生成し、正しくSIEMに届くかを確認します。

設定手順や設定項目は、ご利用のSIEM製品やAWS環境により異なることがありますので、各システムのマニュアルを参照し、要件に合わせて実装してください。また、必要なセキュリティポリシーやアクセス権限の設定を事前に検討することをお勧めします。 [cv:issue_marketplace_engineer]



### AWS CloudTrailのログをKinesis Data Firehose経由でSIEMに転送する手順

#### 1. CloudTrailのセットアップ
まずは、AWS CloudTrailを設定して、アカウント内の全てのAPIコールをログとして記録します。
- AWS管理コンソールでCloudTrailを開き、新しいトレイルを作成します。
- ログのS3バケットを選択し、ログファイルをそこに配信するようにします。

#### 2. Kinesis Data Firehoseのセットアップ
CloudTrailのログを外部システムに送信するために、Kinesis Data Firehoseをセットアップします。
- **Create Delivery Stream**: AWS Kinesis Data Firehoseコンソールで新しいデリバリストリームを作成します。
- **名前の指定**: デリバリストリームに名前を付けます。（例：CloudTrailToSIEMStream）
- **ソースの指定**: ソースとしてCloudTrailを利用することをここでは想定し、CloudWatch Logsから直接ストリームする形式を指定します。
- **変換オプション**: 必要に応じてLambda関数を利用して、データの変換（フィルタリングやフォーマット調整）を行います。

#### 3. ターゲットSIEMの設定
Kinesis Data Firehoseの出力先（ターゲット）を外部のSIEMシステムに設定します。
- **出力形式の指定**: SIEMが受け付けるデータ形式（JSON, CSVなど）をFirehoseの設定で指定します。
- **データの出力先**: SIEMのエンドポイントに合わせてデータを転送するよう、HTTP Endpointやその他接続方式（例：S3、Splunkなど）を設定します。

#### 4. 証明書と認証情報の設定
外部システムに対してデータを送信する際の認証情報や証明書設定を行います。
- SIEM側で認証用のAPIキーまたはアクセストークンを設定し、これを使用してアクセスできるようにします。

#### 5. 監視とテスト
設定が完了したら、データ転送を監視して正常に動作しているか確認します。
- **モニタリング**: Kinesis Data Firehoseのモニタリング機能を使って、データが正常に転送されているかをチェックします。
- **テストデータの送信**: テスト用のCloudTrailイベントを生成し、正しくSIEMに届くかを確認します。

設定手順や設定項目は、ご利用のSIEM製品やAWS環境により異なることがありますので、各システムのマニュアルを参照し、要件に合わせて実装してください。また、必要なセキュリティポリシーやアクセス権限の設定を事前に検討することをお勧めします。 

AWS CloudTrailのログをKinesis Data Firehose経由でSIEMに転送する手順

1. CloudTrailのセットアップ

続きを読むには単価診断を受けてください（30秒）