バックエンドエンジニアにおすすめの言語10選|未経験でなる方法や必要なスキルについても解説

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2024年03月28日 13:39

バックエンドエンジニアの開発現場においては、開発するシステムの内容やプロジェクトに応じて様々なプログラミング言語を使い分けるケースがほとんどです。もっとも、これからバックエンドエンジニアになろうと考えている人の中には、そもそもどのような言語があるのか、それぞれどんな違いがあるのかわからないという方も多いのではないでしょうか?

そこで今回の記事では、バックエンドエンジニアの開発現場において、需要のあるプログラミング言語の種類やそれぞれの特徴、バックエンドエンジニアになるために知っておきたい言語の選び方や学習方法について解説していきます。

目的や用途に合わせたプログラミング言語の最適な選び方やこれからバックエンドエンジニアになるための方法についても解説しているので、今後エンジニアへの就職や転職を考えている方はぜひ参考にしてください。

バックエンドエンジニアとは

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そもそもバックエンドエンジニアとは、Webサービスやアプリケーションを開発する際に、ユーザーが触れる部分の裏側にあるシステムを開発するエンジニアのことです。基本的には、システムのプログラム開発、データベースやサーバーの導入・設計・構築、さらには開発したシステムの保守や運用なども行うのがバックエンドエンジニアの仕事になります。

近年では、多くの企業が自社でユーザーに対してアプリケーションやWebサービスを提供するようになりました。こういったアプリケーションやWebサービスでバグやエラーが発生してしまった場合、企業としての信頼や信用を失ってしまいかねません。

常に安定して稼働するシステムを作成するのも重要ですが、何かあった時に時間を問わずに修正作業を行って、問題が起きてもシステムがすぐに稼働するようにサポートをするのもバックエンドエンジニアの重要な役目となります。

また、バックエンドエンジニアはクライアントとの間で要件定義を行って、どのようなシステムを開発するのか、予算や開発を担当するエンジニアのスキルで理想としているシステムを開発可能なのかなどすり合わせながら探っていくのも重要な役目です。そのため、システムを開発するためのプログラミングスキルはもちろんのこと、コミュニケーションスキルなども求められます。

バックエンドエンジニアと他のエンジニアの違い

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バックエンドエンジニアは、よくフロントエンジニアをはじめとした他のエンジニアと間違われることが多いです。特にこれからエンジニアに必要なスキルを学ぶという人にとっては、それぞれどのような違いがあるのかわからないという人も多いのではないでしょうか。

ここでは、よく間違われるバックエンドエンジニアとフロントエンジニアやプログラマーの違い、またその他の種類のエンジニアとの違いについて詳しく解説していきます。

バックエンドエンジニアとフロントエンジニアの違い

フロントエンドは主にユーザーが直接触れる部分、つまりウェブページやアプリケーションのインターフェースを指します。一方でバックエンドはアプリケーションの裏側にあり、ユーザーからは見えないサーバーサイドのプログラムやデータベースの領域を指しています。

また利用することの多いプログラミング言語も異なっており、フロントエンジニアは主にHTMLやCSS、JavaScriptなどを利用してアプリケーションやWebページのインターフェースを構築します。そのため、基本的にはWebページやアプリケーションの使いやすさや見た目に関してを担当するのがフロントエンジニアの特徴です。

一方でバックエンドエンジニアの場合、サーバーサイドのプログラミングやデータベースの設計・管理などを担当します。データの処理や保管、システムの安全性などを確保して、常にユーザーがアプリケーションをスムーズに利用できるようにするのがバックエンドエンジニアの特徴です。このようにフロントエンジニアとバックエンドエンジニアは、それぞれ違う役割を果たしつつも密接に連携しあってWebサービスやアプリケーションを作っているのです。

バックエンドエンジニアとプログラマーの違い

バックエンドエンジニアと混同されがちな仕事としてプログラマーも挙げられます。プログラマーとは、エンジニアが作成した開発仕様書や設計書などに基づいて、法律の良いプログラムを組み上げるのが主な仕事です。

バックエンドエンジニアとプログラマーの大きな違いは、それぞれが担当する仕事の領域となります。例えばプログラマーの場合、主な仕事はエンジニアが作成した開発仕様書や日経症などに基づいてプログラムを作成することのみです。

一方でバックエンドエンジニアの場合、プロジェクトの規模や現場によっては、クライアントとやり取りを行ったり、プログラマーが作成する設計書を作成したりなど、基本的には上流工程を担当するケースが多くなっています。

単純にプログラミングだけを行うのがプログラマー、プログラマーが行うプログラミングの設計やシステム全体の作りなどを考えるのがバックエンドエンジニアと覚えておくと良いでしょう。
バックエンドエンジニアと他のエンジニアの違い
バックエンドエンジニアの他にも、Webエンジニアやソフトウェアエンジニア、ネットワークエンジニアなども存在します。それぞれの違いや特徴について以下にまとめたので、エンジニアの違いについてもっと詳しく知っておきたいという方はぜひ参考にしてください。

エンジニアの種類主な業務内容
ソフトウェアエンジニア・ソフトウェアの設計や開発、プログラミングなどソフトウェアに関して様々な分野に関係しているエンジニアのこと
フロントエンジニア・各種サービスの中でユーザーが目にする部分を構築するのが主な業務内容のエンジニアのこと
・利用しているWebアプリケーションのホーム画面やログイン画面などはフロントエンジニアが開発するケースが多い
バックエンドエンジニア・サーバー構築やプログラム開発、保守運用などが主な業務内容のエンジニアのこと
・フロントエンジニアとは異なり、画面に表示されないシステムの部分を構築するのが仕事
Webエンジニア・WebサイトやECサイトなどで使用する機能の開発や、ITシステム・アプリケーションなどの設計・開発、安定して稼働するように行う運用・保守などWeb開発全般を幅広く行うエンジニアのこと
ネットワークエンジニア・ネットワークの設計から要件定義、構築、保守・監視、運用などを行うエンジニアのこと
セキュリティエンジニア・システムの不正利用やサイバー攻撃などを防ぐためのシステム開発を行うエンジニアのこと

バックエンドエンジニアの平均年収相場

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これからバックエンドエンジニアになろうと考えている人も多くは、年収の相場がどれくらいなのか気になっているという人も多いのではないでしょうか。バックエンドエンジニアの平均年収相場は「約400万円から500万円」と言われています。もっともこれだと年収相場が高いのかそれとも低いのかわからないという方も多いと思うので、具体的に日本人の平均年収と比較してみましょう。
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引用:令和3年分民間給与実態統計調査|国税庁

国税庁が発表している「令和3年分民間給与実態統計調査」によると、2021年の時点で日本人の平均年収は約443万円であることが分かっています。このためバックエンドエンジニアは、他の業界と比較しても平均年収相場は日本人の年収相場と同じくらい、もしくは高いと言えるでしょう。

もっともこれはあくまでも企業などに勤める会社員の平均年収相場であり、フリーランスとなるとまた違った数字になるようです。

CAMELORS株式会社が運営する、SOKUDANはサイト内で掲載されている、フリーランス・副業案件のうち、バックエンドエンジニアに絞って、平均年収・時給など調査し、結果を発表しました。
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引用:SOKUDAN 2024年1月24日 プレスリリース
発表されたデータによると、フリーランスエンジニアの平均年収は約905万円でした。さらに年収600万円以下より年収1200万円以上の方が多い結果となっており、日本人の平均年収相場を大きく超える形となっています。

これはあくまでもバックエンドエンジニアに絞って、掲載されている案件をまとめたデータですが、少なくとも他の業界と比較してもバックエンドエンジニアは稼ぐことができる可能性が高い仕事と言えそうです。

バックエンドエンジニアにおすすめな言語10選

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バックエンドエンジニアにおすすめな言語は以下の通りです。

1.Java
2.Ruby
3.Go
4.PHP
5.C#
6.Javascript(Node.js)
7.TypeScript
8.Python
9.C言語
10.C++

それぞれどのような特徴を持っている言語なのか、以下で詳しく解説していきます。

1.Java

Javaはバックエンドエンジニアの開発環境において、特によく使われているプログラミング言語です。オブジェクト指向で高速なオープンソースのバックエンド言語であるため、主にデスクトップアプリケーションの構築などで使われています。

他にもビッグデータやIoY、ゲーム機やAndroid、Webアプリケーションの構築にも使われているのが特徴のプログラミング言語です。プラットフォームに依存することがないので、Javaの開発者はWindowsやMacなど複数のOSでスクリプトを実行することができます。

2.Ruby

Rubyはオープンソースのインタプリタ型スクリプト言語です。開発者にとってシンプルで効率的に利用しやすいように作られているプログラミング言語であり、実際にシステムを構築する際の構文も英語とよく似ているのが特徴です。

そのため日本人であったとしても、英語に精通していればかなり理解しやすく覚えやすいプログラミング言語となっています。後から紹介するJavaScriptやPythonほどは使われていないのですが、Rubyを中心に使って開発をするという仕事も多いです。

3.Go

Go言語とは、検索エンジンとして馴染み深いGoogleが開発したプログラミング言語です。

他のプログラミング言語と比較すると、シンプルかつ高速な処理が可能なプログラミング言語であり、有名なウェブサービスやサーバーの構築などにも使われています。例えば、世界的な動画配信サービスとして有名なYouTubeや、フリマアプリとして知られているメルカリ、国内有数のグルメサイトとして多くの人に知られているぐるなびなど、実際にこの言語を採用して開発されているWebアプリやサービスというのは多いです。

また他のプログラミング言語と比較してもシンプルな作りとなっているので、誰が読んでも分かりやすいプログラミングになるという特徴もあります。そのため、大規模なプロジェクトなどで複数人のエンジニアが並行してコーディングを行うなど、規模の大きいシステム開発において最適な言語なども特徴です。

将来的に大きなプロジェクトに携わりたいと考えている場合は、積極的にGo言語も学んでおくと良いでしょう。

4.PHP

PHPは、約79%のウェブサイトがサーバーサイドのプログラミング言語として使用していると言われています。有名なところで言うとワードプレスなどもPHPを使用しているのが特徴です。

近年ではPythonなども他の言語におしゃれ気味のプログラミング言語ですが、少なくとも10年以上前からPHPは時代遅れなのではないかという議論がされています。しかし、現在においても多くのウェブサイトにおいて使用されている言語であり、今後もバックエンドのweb開発において広く使われていく可能性は高いです

5.Python

Pythonは、他のプログラミング言語と比べても高度な記述が短くシンプルとなっており、初心者でも比較的簡単に利用できるのが特徴です。一方でさまざまな機能も備わっているので、最先端の科学技術分野でも積極的に利用されています。

日本ではJavaScriptがもっとも使われているプログラミング言語と言われていますが、アメリカなどはPythonが一番人気のあるプログラミング言語です。アメリカを中心として世界中で使われているプログラミング言語であるため、一度習得すれば場所だけではなく国を問わず働くことができるようになるのもPythonの魅力的なポイントです。

Pythonは、AIやビッグデータ分析など最先端技術の分野から、私たちに身近なWebアプリケーションの開発、事務作業の自動化など様々な場面で使われています。

6.Javascript(Node.js)

日本だけではなく世界中で人気のあるプログラミング言語のJavaScript。JavaScriptは、JYMが動作するコンピューターであれば環境を選ばずに動作するマルチプラットフォームを実現していることが最大の特徴となっており、これこそが世界中で使われている理由になっています。

またJavaScriptは未使用のメモリを消去できる機能を併用した実行速度を持ち合わせているので、高速な処理が必要な大規模なシステムにも使いやすいという特徴を有しています。そのため、現在ではスマートフォンのアプリケーションやパソコン、事業で使われる様々な業務上のシステムなどにも活用されており、汎用性の高さはもちろんのことセキュリティ面での安心性も魅力的なポイントです。

私たちの身近な例で考えると、有名なSNSであるXはJavaScriptで開発されており、実際にプログラミング言語としてもGoogleによって3大プログラミング言語の一つと認定されています。

7.TypeScript

TypeScriptは、JavaScriptを拡張して開発された新しいプログラミング言語です。2012年10月にMicrosoftが公開しました。TypeScriptで書いたコードをコンパイルするとJavaScriptのコードへと変換されるため、JavaScriptの開発環境や実行環境があればすぐに使えます。

JavaScriptより短く読みやすいコードを書ける可能性があり互換性もあるので、JavaScriptほどではないですが人気のあるプログラミング言語です。

8..NET

.NETは、2002年にマイクロソフトが開発したソフトウェア開発のフレームワークです。多くのコーディング言語やライブラリ、エディタが含まれているのが特徴です。学園のエンジニアにとってもっとも便利な.NET言語は後から紹介するC#で、現在でも多くのバックエンドの開発現場において使われています。

JavaScriptやPythonと比べると使われる頻度は少なく重要度も低いですが、バックエンドエンジニアとして働く上では覚えておいて損はないでしょう。

9.C言語

C言語とは、1972年に開発された歴史の深いプログラミング言語の1つです。アメリカ、AT&T社ベル研究所のDennis.M.Ritchie(デニス・M・リッチー)氏とBrian.W.Kernighan(ブライアン・W・カーニハン)氏によって開発されました。

現在は、開発元であるアメリカ国内のみならず世界中に普及しているほか、「C++」や「C#」のようにC言語から発展したプログラミング言語も数多く存在します。プログラミングの基礎知識から、実用性の高い応用力まで幅広く習得できることから、プログラミングを学ぶうえで、最初にC言語を選択する方も少なくありません。

10.C++/C#

「C++(シープラスプラス)」は、1983年に「C言語の拡張」として開発されたプログラミング言語です。日本では略して「シープラプラ」、「シープラ」などと呼ばれています。

C言語にオブジェクト指向を追加したプログラミング言語です。主に、スマホのアプリケーションやWebアプリの開発現場などで使われています。例えば「GoogleChrome」はC++を使用して開発された代表的な例です。

「C#(しーしゃーぷ)」とはマイクロソフト社が2000年に発表したプログラミング言語です。一見するとC++と関係のあるプログラミング言語のように見えますが、実は全く別のプログラミング言語です。

C#はもともとJavaScriptを元に作られたプログラミング言語であり、JavaScriptの便利な部分や分かりやすい部分などが取り入れられています。C++はC言語との互換性が保たれていますが、C#はC言語やC++と互換性はありませんので一緒に使うことはできません。

C#は、主にゲーム開発の現場で使われています。他にもアプリケーション開発や業務システムの開発などに使われており、他の言語と比較しても活躍の場が多いと言えるでしょう。

未経験からバックエンドエンジニアになるための方法

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ここでは未経験からバックエンドエンジニアになるための方法について解説していきます。

独学で勉強する

最近では、バックエンドエンジニア向けのプログラミング言語の学習方法について詳しく解説している本や学習サイトなども無料で利用できるので、独学で勉強してスキルや知識を身につけるということも可能です。

もっとも、本を使って独学でプログラミング言語を学ぶ場合、どのような書籍を選ぶのかがもっとも重要なポイントとなります。プログラムに関して全く知らない初心者の段階では、まずは読みやすかったり、親しみやすかったりするものを選ぶと良いでしょう。

徐々に理解ができるようになり、ある程度自分自身の経験やスキルが身についたと感じたら、参考書のような厚めの書籍で勉強するとさらに知識を得られたり、実際に働き始めてから調べ物に使えたりするのでおすすめです。

  • イラストや図解が豊富に使われている
  • プログラマーの声や口コミが掲載されている
  • 分かりやすい文章で書かれている
  • 自分で実践しながらできる内容となっている

アプリやサイトなどのサービスを利用する

プログラミングを学べるアプリやサービスを通して、必要な知識を学ぶこともできます。アプリやサイトなどのサービスを利用する場合、次のポイントに注意しましょう。

  • アプリやサービスの料金
  • 学習方法(PCだけかそれともスマホでも利用できるか)
  • 対応機種
  • インストールできる回数
  • 専門家の監修がされているか

最近では、初めてプログラミングを学ぶ小学生からエンジニア向けのサービスまで、様々なニーズに応じたアプリやサイトが多数リリースされているので、自分に合ったものを選びましょう。

プログラミングスクールに通う

プログラミングを習得する上では、プログラミングスクールに通うというのもおすすめです。プログラミングスクールでは、非常に分かりやすいテキストと動画講座が用意されているので、独学よりもはるかに効率的にプログラミング言語を習得できるでしょう。

また、わからないところがすぐに質問できるようになっているスクールも多いので、つまづいたところを解決しながら勉強を進めていくこともできます。

一人のエンジニアがプログラミング言語習得まで指導してくれるスクールもあるので、もっとも挫折しづらい学習方法と言えるでしょう。

資格を取得する

未経験からバックエンドエンジニアなどのプログラミングに関わる仕事に転職したい場合、プログラミングに関連した資格を取得するというのもおすすめです。

資格がなくてもエンジニアとして働くことはできますが、各取得の勉強を通じてプログラミングに関して体系的に学ぶことができます。また資格を事前に取得していれば、変色や就職を有利に進めることも可能です。

就職・転職活動で資格を有効活用したいのであれば、次のようなものを取得するのがおすすめです。

バックエンドエンジニアにおすすめの資格やそれぞれの特徴、取得するメリットなどについては以下の記事でも詳しく解説しています。

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バックエンドエンジニアは「やめとけ」「きつい」と言われる理由|向いている人の特徴も解説

まとめ

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今回はバックエンドエンジニアが学ぶべきおすすめのプログラミング言語について解説してきました。携わるプロジェクトや開発環境によって使用するプログラミング言語も異なるので、どの言語を学べばいいのかというのは一概に決めつけることはできません。

ただし複数の言語を学んでおくことによって仕事の幅も広がり、受注できる案件や携われるプロジェクトの規模というのも大きくなる可能性があります。また、余裕があればフロントエンドなどに関するプログラミング言語についても学んでおくと、将来的にフロントエンジニアへのキャリアチェンジやフルスタックエンジニアへのキャリアアップなども可能です。

未経験からプログラミング言語を学び始める場合は、分かりやすい書籍を利用したり。プログラミングスクールに通ったりなども検討してみると良いでしょう。

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