

## 目次
1. はじめに
2. 環境の設定
    - 2.1 アカウント間の信頼関係の設定
3. IAMロールの作成
    - 3.1 IAMロールの設定
    - 3.2 IAMロールの紐付け
4. Lambdaからのアクセス
    - 4.1 Lambda関数の作成
    - 4.2 必要なパーミッションの設定
5. テストとデバッグ
    - 5.1 テスト環境の設定
    - 5.2 デバッグ方法
6. まとめ

## 1. はじめに
Lambda関数から別のAWSアカウントのリソースにアクセスする必要があるケースが増えてきています。これを実現するためには、アカウント間で信頼関係を構築し、適切なIAMロールを活用する必要があります。

## 2. 環境の設定
### 2.1 アカウント間の信頼関係の設定
アクセス元のアカウント（A）とアクセス先のアカウント（B）の間に、信頼関係を設定します。これは通常、アクセス先アカウントでIAMロールを作成し、そのロールの信頼ポリシーにアクセス元アカウントのARNを追加することで設定します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 3. IAMロールの作成
### 3.1 IAMロールの設定
アクセス先アカウントで、上の信頼ポリシーを持つIAMロールを作成します。このロールにはアクセス先リソースへの必要なパーミッションを付与します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 3.2 IAMロールの紐付け
作成したロールを利用して、アクセス元アカウントのLambda関数からのアクセスを許可します。

## 4. Lambdaからのアクセス
### 4.1 Lambda関数の作成
AWSコンソールまたはAPIを使用してLambda関数を作成します。

### 4.2 必要なパーミッションの設定
Lambda関数に、`sts:AssumeRole`の権限を付与します。これにより、関数は前述のIAMロールを引き受けることができます。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 5. テストとデバッグ
### 5.1 テスト環境の設定
テスト用のイベントを作成し、Lambda関数の動作を確認します。

### 5.2 デバッグ方法
CloudWatch Logsを使ってLambda関数のログを確認し、問題がないかをチェックします。

## 6. まとめ
このガイドでは、AWS Lambdaから他のAWSアカウントのリソースにアクセスする手順を説明しました。うまく設定するためには、IAMの設定とアカウント間の信頼関係の確立が不可欠です。

質問等があれば、お気軽にどうぞ。 [cv:issue_marketplace_engineer]



## 目次
1. はじめに
2. 環境の設定
    - 2.1 アカウント間の信頼関係の設定
3. IAMロールの作成
    - 3.1 IAMロールの設定
    - 3.2 IAMロールの紐付け
4. Lambdaからのアクセス
    - 4.1 Lambda関数の作成
    - 4.2 必要なパーミッションの設定
5. テストとデバッグ
    - 5.1 テスト環境の設定
    - 5.2 デバッグ方法
6. まとめ

## 1. はじめに
Lambda関数から別のAWSアカウントのリソースにアクセスする必要があるケースが増えてきています。これを実現するためには、アカウント間で信頼関係を構築し、適切なIAMロールを活用する必要があります。

## 2. 環境の設定
### 2.1 アカウント間の信頼関係の設定
アクセス元のアカウント（A）とアクセス先のアカウント（B）の間に、信頼関係を設定します。これは通常、アクセス先アカウントでIAMロールを作成し、そのロールの信頼ポリシーにアクセス元アカウントのARNを追加することで設定します。

```json
{
  "Version": "2012-10-17",
  "Statement": [
    {
      "Effect": "Allow",
      "Principal": {
        "AWS": "arn:aws:iam::ACCOUNT-A-ID:role/LambdaExecutionRole"
      },
      "Action": "sts:AssumeRole"
    }
  ]
}
```

## 3. IAMロールの作成
### 3.1 IAMロールの設定
アクセス先アカウントで、上の信頼ポリシーを持つIAMロールを作成します。このロールにはアクセス先リソースへの必要なパーミッションを付与します。

```yaml
PolicyDocument:
  Version: '2012-10-17'
  Statement:
    - Effect: Allow
      Action: [ "s3:GetObject", "s3:ListBucket" ]
      Resource: [ "arn:aws:s3:::my-bucket/*" ]
```

### 3.2 IAMロールの紐付け
作成したロールを利用して、アクセス元アカウントのLambda関数からのアクセスを許可します。

## 4. Lambdaからのアクセス
### 4.1 Lambda関数の作成
AWSコンソールまたはAPIを使用してLambda関数を作成します。

### 4.2 必要なパーミッションの設定
Lambda関数に、`sts:AssumeRole`の権限を付与します。これにより、関数は前述のIAMロールを引き受けることができます。

```json
{
  "Version": "2012-10-17",
  "Statement": [
    {
      "Effect": "Allow",
      "Action": "sts:AssumeRole",
      "Resource": "arn:aws:iam::ACCOUNT-B-ID:role/ResourceAccessRole"
    }
  ]
}
```

## 5. テストとデバッグ
### 5.1 テスト環境の設定
テスト用のイベントを作成し、Lambda関数の動作を確認します。

### 5.2 デバッグ方法
CloudWatch Logsを使ってLambda関数のログを確認し、問題がないかをチェックします。

## 6. まとめ
このガイドでは、AWS Lambdaから他のAWSアカウントのリソースにアクセスする手順を説明しました。うまく設定するためには、IAMの設定とアカウント間の信頼関係の確立が不可欠です。

質問等があれば、お気軽にどうぞ。 

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