Iotで成長しているスタートアップ企業15選

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2023年11月28日 13:41

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AI技術の発展が目覚ましい現代社会ですが、同じくらい注目されて成長を続けている「IOT」という分野はご存知でしょうか?

IoTとは「Internet of Things」の略称で、日本ではモノのインターネットと訳されることが多いです。

IoTの市場規模は、国内で2020年の段階で約6兆3,125億円、世界では7,000〜8,000億ドル程度と言われています。

今後も市場規模は順調に成長すると言われており、ビジネスに関わる人であればIoT関連の最新技術や、成長している企業については必ず知っておかなければなりません。

そこで本記事では、そもそもIotとはどのようなものなので、今後国内や国外で市場がどのくらい成長する見込みなのか、現在成長を遂げているスタートアップの企業はあるのかについて解説します。

【この記事を読んでわかること】

  • そもそもIotとは?
  • IoT分野の市場規模と今後
  • Iotで成長しているスタートアップ企業15戦

そもそもIotとは?

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IoT(アイオーティー)とは「Internet of Things」の略称です。意味は「モノのインターネット」で、あらゆるモノがインターネットに接続される仕組みや考え方のことを指しています。

これまでの社会では、インターネットにつながっているものは「スマートフォン」や「パソコン」などが一般的でした。

しかし、現在ではスマートフォンやパソコンの他にも、家電製品や腕時計、メガネなど、あらゆるモノがインターネットに接続できるようになっています。

例えば、身近で利用されているIoTの例として挙げられるのが「スマートロック」です。

スマートロックは、自宅の鍵とスマホを接続させることによって、外出先や旅行先などどんな場所からでも自宅の鍵の開け閉めができます。

このような日常生活に根付いているものだけではなく、ビジネスシーンにおいても様々な側面からIoTは活用されており、すでに現代社会において欠かせないものになりつつあると言えるでしょう。

IoT分野の市場規模と今後

現代社会において欠かせないものになりつつあるIotですが、現在の市場規模、そして今後はどのような成長を遂げていくのでしょうか?

まず世界におけるIoT分野の市場規模は、2020年の段階で約7,000から8,000億ドル程度と言われています。今後、数年間は約10%以上の高い成長率を維持することが見込まれており、数多くある市場の中でも特に成長している分野と言えるでしょう。

次に国内におけるIoT分野の市場規模は、2020年の段階で約6兆3,125億円です。2025年までの間に、年間平均成長率は10.1%を上回ることが見込まれており、国内市場も世界市場と同様に高い水準で成長が続く分野と言えるでしょう。

もっとも、あらゆる分野と同様に成長が永遠に続くというわけではありません。世界で最も使われているIotデバイスは通信機器に関するものですが、現在の段階ですでに飽和状態になりつつあると言われています。

一方で今後成長すると言われているのは、医療関係や自動車、コンシューマー関連のIotデバイスです。そのため、今後成長する可能性があるIoT関連の企業は、特定の分野に特化したものである可能性が高いと言われています。

Iotで成長しているスタートアップ企業15選

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日本だけではなく世界全体で成長することが間違いないと見込まれているIoT分野。

そこで本章では、Iot分野で成長しているスタートアップ企業を15社に厳選してご紹介します。

1.メロディ・インターナショナル株式会社

メロディ・インターナショナル株式会社は「遠隔医療で安心、安全な出産をすべてのお母さんに」をテーマに、小型の分娩監視装置などを開発している会社です。

同社は、妊婦さんの定期検診なども通院に関する負担や産婦人科医の過重労働・高い訴訟リスクなどを抱えながら多忙になっている課題を解決するために、ICTによる遠隔地での赤ちゃんの健康管理を実現するIoTデバイスを開発しています。

同社の開発したIoT型の胎児モニターを利用することによって、妊婦自身が在宅から産婦人会にデータを送信することが可能となり、通院にかかる負担を軽減することが可能となります。

一方で産婦人科医側も、電子母子手帳との連携によって、遠隔地でありながら妊娠から子育てまで一貫して母子の健康状態を管理することが可能です。
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引用:行政との連携実績のあるスタートアップ100選|経済産業省
現在では、北海道余市町などの病院に通うのが難しい過疎地域に住んでいる方や、新型コロナウイルス感染リスクが高い都市部の行政機関と連携して実証実験を行っており、事業拡大に向けて事業を前進させるとしています。

会社概要
会社名メロディ・インターナショナル株式会社
所在地〒761-0301 香川県高松市林町2217-44ネクスト香川304
代表取締役尾形優子
設立年月日2015年7月27日

2.株式会社ファーストアセント

株式会社ファーストアセントは、AIとIoTを活用した子育て支援サービスを展開しているスタートアップです。

同社は、子育てへの不安やストレスによって起きる産後うつに関する問題や、子育て世代の県外への転出超過・男性の育児参加の風土づくりに関する課題解決に取り組んでいます。

具体的には、育児記録アプリなどの開発による子育て支援サービスの提供をはじめとして、AI技術と専門家の知識を融合した子育て支援サービス「ベビケアプラス」や寝かしつけ支援スマートベッドライト「ainenne」などを提供。

さらに自社の育児記録アプリで収集した育児のビッグデータを元に、国立成育医療研究センターとの共同研究も実施しています。

既に神奈川県や富山県との連携による実証実験も実施しており、30%の家庭で父親の行動が変容(父親が積極的に育児を手伝うようになる、ワンオペ育児が両親で育児をするように変わった)したり、赤ちゃんの鳴き声から泣いている理由を解析し寝かしつけ支援を行ったりなど一定の実績を上げているスタートアップです。
参考:行政との連携実績のあるスタートアップ100選|経済産業省

会社概要
会社名株式会社ファーストアセント
所在地〒104-0061東京都中央区銀座7-13-6サガミビル2F
代表取締役服部伴之
設立年月日2012年10月23日

ユビ電株式会社

ユビ電株式会社は「社用車・公用車のEV充電環境に悩んでいる」「カーボンニュートラルへの貢献のためにEVを積極的に導入したいが効果の可視化が課題」といった悩みを抱えている企業に対して、電気自動⾞充電サービス「WeCharge」を提供しているスタートアップです。

電気自動⾞充電サービス「WeCharge」は、全駐車区画・全車室にEV充電用200Vスマートコンセントや普通充電器を設置し、EV充電の効率化を図ったり、事業所の限られた電力契約容量の中で、充電制御を実施し、電力コストを最小化したりなどが可能です。
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引用:行政との連携実績のあるスタートアップ100選|経済産業省
すでに2023年1月には、埼玉県住宅供給公社今治町ハイツへの全区画にて、充電設備を設置導入。その他にも、国土交通省による「ブロックチェーン技術を活用した再エネCO2排出削減価値創出モデル事業」での採択実績があります。

EV分野ではすでに実績を挙げており、民間企業だけではなく国からも注目されているスタートアップと言えるでしょう。

会社概要
会社名ユビ電株式会社
所在地〒108-0073東京都港区三田1丁目1番14号Bizflex麻布十番4階
代表取締役山口典男
設立年月日2019年4月19日2012年10月23日

4.ウミトロン株式会社

ウミトロン株式会社は、水産養殖にIoTなどのテクノロジーを導入して、持続可能な水産養殖を実装しようとしているスタートアップです。

現在の水産用食現場においては、労働負荷の高さや担い手の不足、魚の餌やり方法や生育状況などのデータ取得が進んでおらず、未だにデジタル化がうまく進んでいない状況となっています。

ウミトロン株式会社は、IoTなどのテクノロジーを活用して、洋食現場の労働負荷の低減と自動化。さらにはAIを活用した、魚の食欲判定による餌やりの最適化や魚体サイズの自動計測などに取り組んでいます。

すでに同社のテクノロジーを活用して、労働面や環境面に配慮され生育された「AIシーフード」の小売店や飲食店などへの販売も実施しており、水産業界において注目されているスタートアップと言えるでしょう。

会社概要
会社名ウミトロン株式会社
所在地〒141-0022東京都品川区東五反田1-10-7AIOS五反田ビル1102号
代表取締役藤原謙
設立年月日2016年4月21日

5.株式会社Waqua

株式会社Waquaは、日本で社会問題化しつつある「公共水道維持にかかるコスト増加問題」を解決するために、IoT化した小型分散型マルチ浄水機を活用した水インフラ構築支援を行っているスタートアップです。

同社は、特許を取得したプラント型の海水淡水化装置をみかん箱サイズにダウンサイジングした「IoT化に対応した最新型の可搬型マルチ浄水器」を開発しており、スマホで稼働状況が常にモニタリングできる仕組みを設計。

この仕組みを活用して「エリアインフラ」の確立を目指し、現在は限界集落のインフラ問題解決や地方創生の実現を図っています。

すでに公共工事での仮説インフラ構築には「200件以上」の導入実績があります。さらには、国土交通省の「新技術情報提供システム」の認定も取得しており、国にも認められたIoT分野でのスタートアップと言えるでしょう。

会社概要
会社名株式会社Waqua
所在地〒904-2311沖縄県うるま市勝連南風原5192-47
代表取締役柳瀬善史
設立年月日2012年9月20日

6.株式会社バカン

株式会社バカンは、IoTとAIによって商業施設や公共機関の混雑抑制・分散利用の促進を実現しようとしているスタートアップです。

同社は、商業施設やコンサート会場などの混雑状況をリアルタイムに検知して、インターネット上やデジタルサイネージで配信することにより、利用者の分散利用や混雑抑制の促進。

さらには、避難所の位置や混雑状況をリアルタイムにマップ上に表示することで、緊急時の避難者の安全かつ迅速な避難をサポートするサービスを提供しています。

すでに三重県伊勢市では、AIカメラの活用をすることで、観光者向けにリアルタイムでの周辺観光地の情報や混雑予想の配信を行い、混雑の分散と快適な観光地作りに貢献しています。

会社概要
会社名株式会社バカン
所在地〒100-0014東京都千代田区永田町2丁目17-3住友不動産永田町ビル2階
代表取締役河野剛進
設立年月日2016年6月8日

7.コネクテックジャパン株式会社

コネクテックジャパン株式会社は、デバイスの小型化、高機能化、3D実装、フレキブル化などが必要なポスト5G、パワーデバイス等に対し、従来の技術では解決できない実装課題をユーザーと一体となって開発しているスタートアップです。

半導体パッケージやそれに関連する基板実装、モジュールの試作・プロトタイプの試作から評価・解析、信頼性評価、量産までをターンキーで総合的にサポートするサービスを提供しています。

会社概要
会社名コネクテックジャパン株式会社
所在地〒944-0020新潟県妙高市工団町3番1号
代表取締役平田勝則
設立年月日2009年11月2日

8.株式会社アークエッジ・スペース

株式会社アークエッジ・スペースは、超小型衛星を活用したIoTデータや衛生モニタリングにより、インフラの乏しい地域や災害時における現場での通信・連絡手段の確保を実現しようとしているスタートアップです。

超小型衛星による低軌道コンステレーションから深宇宙探査などの最先端ミッションまで幅広く挑戦しており、あらゆる宇宙ニーズに応える事業モデルを作り上げて、誰でも手が届く宇宙の開発利用を推進しています。

すでに同社の開発した小型衛星は、経済産業省やJAXAなども実証実験中であり、IoT関連でも特に注目されている「宇宙」の分野で注目されている企業と言えるでしょう。

会社概要
会社名株式会社アークエッジ・スペース
所在地〒135-0063東京都江東区有明一丁目3番33号ドーム有明ヘッドクォーター3階A
代表取締役福代孝良
設立年月日2018年7月18年

9.株式会社ファームノートホールディングス

株式会社ファームノートホールディングスは、IoTなどのテクノロジーを通じて強固な農業生産を実現し、世界の食料に関する問題解決を目指しているスタートアップです。

同社の傘下には、農業関連のIoTソリューション事業を行っている株式会社ファームノートが存在しています。株式会社ファームノートは、スマホで簡単に牛群が管理できるアプリやAIを活用した牛個体の健康状態・行動データを検知・収集するセンサーなどを提供している会社です。

現在は、システム開発投資やマーケティングへの投資、酪農生産事業の拡大を行っており、将来的には酪農のDXプラットフォームを確立させることを目指しています。

会社概要
会社名株式会社ファームノートホールディングス
所在地〒080-0847北海道帯広市公園東町1-3-14
代表取締役小林晋也
設立年月日2016年12月22日

10.株式会社RABO

株式会社RABOは、大切な家族の一員である猫とその飼い主ができるだけ長くいられる世界を目指して、猫のお世話に関するサービスを提供しているスタートアップです。

同社が提供している猫専用の首輪型IoTデバイス「Catlog」は、愛猫の行動を24時間365日記録して、スマホアプリを通じていつでもどこでも確認できます。

デバイスを通じて、健康状態や運動量、食事内容が適切なのかなどをチェックすることが可能です。また、トイレに置くだけで排泄物の情報から健康状態を管理できるデバイスのリリースしており、ペット関連のスタートアップ企業として注目されています。

会社概要
会社名株式会社RABO
所在地東京都渋谷区東3-9-19VORT恵比寿maxim
代表取締役伊豫愉芸子
設立年月日2018年2月22日

11.ARAV

ARAVは、建築現場が抱えている課題を解決するソリューションを提供しているスタートアップです。

同社が提供している「modelV」は、建設機械を遠隔操作することができる後付のシステムです。システム自体はどのような機械であっても後付できることから、10年以上前に発売された古い建築機械であったとしても、大規模な改造をすることなく安全に遠隔操作できます。

2021年には「研究開発型スタートアップ支援事業」の第2回公募に採択されており、約7000万円の調達を実現しました。現在はインターネット回線を返した遠隔操作の油圧シャベルの開発や、障害物回避機能付きの再生システムの実用化などを目指しているスタートアップです。

会社概要
会社名ARAV株式会社
所在地東京都文京区本郷7-3-1東京大学南研究棟アントレプレナーラボ210
代表取締役白久レイエス樹
設立年月日2020年4月

12.ショウタイム24株式会社

ショウタイム24株式会社は、Iotを活用した不動産管理システムを開発しているスタートアップです。

同社が提供しているサービスによって、スマートフォン1つで希望する物件を無人で見学することができるようになります。

不動産会社による案内も必要ないので、ユーザーは好きなタイミングで気軽に内見することが可能です。また、スマホ1つで予約から現地のロック解除まで行えることから、不動産会社の人員節約やコスト削減も実現しています。

2022年には無人内見システムのビジネスモデル特許を取得しており、不動産業界が抱えている様々な問題の解決を実現している注目のスタートアップと言えるでしょう。

会社概要
会社名ショウタイム24株式会社
所在地〒107-0062東京都港区南青山1丁目15-40
代表取締役市川達也
設立年月日2018年5月16日

13.株式会社ACCELLAB

株式会社ACCELLABは、IoT技術を活用して世界中のプロダクトやサービスと日本をつなぎ、人々の暮らしを豊かにすることを目指しているスタートアップです。

同社が提供している「SpaceCore(スペースコア)」は、マンションや一戸建てへの導入が進んでいるスマートライフプラットフォームです。

様々なデバイスと繋いで、リモコンとして使えるだけではなく、日常生活の様々なシーンに合わせてエアコンを自動運転させるなどの機能も持っています。

導入実績は約2万件を超えており、現在も増加中。2022年1月には、第三者割当増資による7億円の資金調達を完了しており、今後成長が期待されているスタートアップ企業の中の1つです。

会社概要
会社名株式会社アクセルラボ
所在地〒160-0022東京都新宿区新宿4丁目1-6JR新宿ミライナタワー18階
代表取締役小暮学
設立年月日2017年7月

14.株式会社SOXAI

株式会社SOXAIは「テクノロジーで世界中の人々のQOL向上に貢献する」ことを掲げて、IoTやウェアラブル端末などの電子部品、システム開発を行っているスタートアップです。

同社が開発した「SOXAIRing」というスマートリングは、バイタルセンサーや温度センサーなど様々なセンサーを搭載しており、誰でもお手軽にバイタルを測定できます。

スマホと連携して分析結果もチェックでき、健康増進に向けて様々なアドバイスを行っているサービスも提供中です。

会社概要
会社名株式会社SOXAI
所在地〒231-0032神奈川県横浜市中区不老町1丁目2-1中央第6関内ビル1102号
代表取締役渡邉達彦
設立年月日-

15.アスエネ株式会社

アスエネ株式会社は、気候変動問題の解決に向け、企業・自治体のCO2排出量を見える化するクラウドサービスを提供しているスタートアップです。

同社が提供しているサービス「アスゼロ」は、民間企業や自治体のco2排出量を見える化してくれるだけではなく、CDPやTCFDなどのイニシアチブ報告支援、脱酸素に向けたソリューションなども提供しています。

会社概要
会社名アスエネ株式会社
所在地〒105-6415東京都港区虎ノ門1丁目17-1虎ノ門ヒルズビジネスタワー15階CICTOKYO
代表取締役西和田浩平
設立年月日2019年10月

まとめ

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IoTは市場全体が上向きにあり、今後何年かは日本だけではなく世界中で成長していくことが予想されています。

私たちの生活を豊かにしてくれる可能性を秘めており、今後もビジネスだけではなく社会の発展に貢献していく可能性が高い分野です。

今後大きく成長する可能性のあるIoT関連のスタートアップ企業も多いので、今の段階から業界全体の動きや企業の動向に注目しておきましょう。

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