# LWCでFile Uploadコンポーネントを使う完全ガイド

## 1.1 はじめに

Lightning Web Component（LWC）でのファイルアップロードは、多くのSalesforce開発者にとって重要な機能です。このガイドでは、LWCで `lightning-file-upload` コンポーネントを使用してファイルアップロード機能を実装する方法について詳しく解説します。この記事を通じて、ファイルのアップロードから保存、データの処理までの全体像を把握できます。

## 1.2 目次

1. はじめに
2. LWCのセットアップ
   - 2.1 環境の準備
   - 2.2 プロジェクトの作成
3. `lightning-file-upload` コンポーネントの概要
   - 3.1 コンポーネントの基本構造
   - 3.2 主な属性
4. 実装ステップ
   - 4.1 Apexクラスの作成
   - 4.2 LWCの作成
   - 4.3 JavaScriptでのイベント処理
   - 4.4 ファイルのアップロード
5. サンプルコード詳細
6. 注意点とトラブルシューティング
7. まとめ

## 2.1 LWCのセットアップ

### 2.1.1 環境の準備

まず、LWCの開発環境を整えます。Salesforce CLIとVisual Studio Code、Salesforce Extension Packを使用して開発環境を整えます。以下のステップに従って設定を行ってください。

- Salesforce CLIをインストール
- Visual Studio Codeをインストール
- Salesforce Extension PackをVisual Studio Codeに追加

### 2.1.2 プロジェクトの作成

1. Salesforce CLIを使用して新しいSFDXプロジェクトを作成します。
2. `sfdx force:org:create -s -f config/project-scratch-def.json -d 30 -a MyScratchOrg` コマンドでScratch Orgを作成し、30日間使用できるようにします。

## 3.1 `lightning-file-upload` コンポーネントの概要

このコンポーネントは、Salesforceでファイルをオブジェクトに添付するための標準機能を提供します。

### 3.1.1 コンポーネントの基本構造

`lightning-file-upload` コンポーネントは、以下のようにシンプルなマークアップ構造を持ちます。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 3.1.2 主な属性

- `label`: アップローダーのラベル。
- `accept`: アップ可能なファイルの種類を指定。
- `record-id`: ファイルを関連付けるレコードのID。
- `onuploadfinished`: アップロード完了時のイベントハンドラ。

## 4.1 実装ステップ

### 4.1.1 Apexクラスの作成

![img](/mosaic-code.jpg)

### 4.2 LWCの作成

以下のように、新しいLWCコンポーネントを作成します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 4.3 JavaScriptでのイベント処理

![img](/mosaic-code.jpg)

### 4.4 ファイルのアップロード

`record-id` 属性には、ファイルを添付したいSalesforceオブジェクトのIDを指定します。

## 5. サンプルコード詳細

**HTML**

![img](/mosaic-code.jpg)

**JavaScript**

![img](/mosaic-code.jpg)

## 6. 注意点とトラブルシューティング

- **バージョン管理**: SalesforceのAPIバージョンに適合させて開発しましょう。
- **ファイル制限**: アップロード可能なファイルサイズやタイプについてSalesforceの制約に注意します。
  
### トラブルシューティング

もし、ファイルがアップロードされない場合は、次の項目を確認してください。

- レコードIDが正しく設定されているか。
- ファイル形式やサイズが制限内であるか。

## 7. まとめ

`lightning-file-upload` コンポーネントは、LWCでファイルアップロードを簡素化します。このガイドを基に、Salesforceによる効果的なファイル管理ソリューションを構築できます。具体的な実装例を通じて、ファイルアップロードの全体的な流れを理解し、Salesforceアプリケーションに適用する手助けとなれば幸いです。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# LWCでFile Uploadコンポーネントを使う完全ガイド

## 1.1 はじめに

Lightning Web Component（LWC）でのファイルアップロードは、多くのSalesforce開発者にとって重要な機能です。このガイドでは、LWCで `lightning-file-upload` コンポーネントを使用してファイルアップロード機能を実装する方法について詳しく解説します。この記事を通じて、ファイルのアップロードから保存、データの処理までの全体像を把握できます。

## 1.2 目次

1. はじめに
2. LWCのセットアップ
   - 2.1 環境の準備
   - 2.2 プロジェクトの作成
3. `lightning-file-upload` コンポーネントの概要
   - 3.1 コンポーネントの基本構造
   - 3.2 主な属性
4. 実装ステップ
   - 4.1 Apexクラスの作成
   - 4.2 LWCの作成
   - 4.3 JavaScriptでのイベント処理
   - 4.4 ファイルのアップロード
5. サンプルコード詳細
6. 注意点とトラブルシューティング
7. まとめ

## 2.1 LWCのセットアップ

### 2.1.1 環境の準備

まず、LWCの開発環境を整えます。Salesforce CLIとVisual Studio Code、Salesforce Extension Packを使用して開発環境を整えます。以下のステップに従って設定を行ってください。

- Salesforce CLIをインストール
- Visual Studio Codeをインストール
- Salesforce Extension PackをVisual Studio Codeに追加

### 2.1.2 プロジェクトの作成

1. Salesforce CLIを使用して新しいSFDXプロジェクトを作成します。
2. `sfdx force:org:create -s -f config/project-scratch-def.json -d 30 -a MyScratchOrg` コマンドでScratch Orgを作成し、30日間使用できるようにします。

## 3.1 `lightning-file-upload` コンポーネントの概要

このコンポーネントは、Salesforceでファイルをオブジェクトに添付するための標準機能を提供します。

### 3.1.1 コンポーネントの基本構造

`lightning-file-upload` コンポーネントは、以下のようにシンプルなマークアップ構造を持ちます。

```html
<template>
    <lightning-file-upload
        label="ファイルのアップロード"
        name="fileUploader"
        accept=".pdf,.jpg,.png"
        record-id="{fileRecordId}"
        onuploadfinished={handleUploadFinished}>
    </lightning-file-upload>
</template>
```

### 3.1.2 主な属性

- `label`: アップローダーのラベル。
- `accept`: アップ可能なファイルの種類を指定。
- `record-id`: ファイルを関連付けるレコードのID。
- `onuploadfinished`: アップロード完了時のイベントハンドラ。

## 4.1 実装ステップ

### 4.1.1 Apexクラスの作成

```java
public with sharing class FileUploadHandler {
    @AuraEnabled
    public static void handleFileUpload(String recordId, List<ContentVersion> contentVersions) {
        // ファイルアップロード処理をここに実装
    }
}
```

### 4.2 LWCの作成

以下のように、新しいLWCコンポーネントを作成します。

```html
<template>
    <lightning-card title="ファイルアップロード">
        <lightning-file-upload
            label="ファイルのアップロード"
            name="fileUploader"
            accept=".pdf,.jpg,.png"
            record-id="{fileRecordId}"
            onuploadfinished={handleUploadFinished}>
        </lightning-file-upload>
    </lightning-card>
</template>
```

### 4.3 JavaScriptでのイベント処理

```javascript
import { LightningElement, api } from 'lwc';

export default class FileUploader extends LightningElement {
    @api fileRecordId;

    handleUploadFinished(event) {
        const uploadedFiles = event.detail.files;
        console.log('Number of files uploaded: ' + uploadedFiles.length);
    }
}
```

### 4.4 ファイルのアップロード

`record-id` 属性には、ファイルを添付したいSalesforceオブジェクトのIDを指定します。

## 5. サンプルコード詳細

**HTML**

```html
<template>
    <lightning-card title="ファイルアップロード">
        <lightning-file-upload
            label="ファイルのアップロード"
            name="fileUploader"
            accept=".pdf,.jpg,.png"
            record-id="{fileRecordId}"
            onuploadfinished={handleUploadFinished}>
        </lightning-file-upload>
    </lightning-card>
</template>
```

**JavaScript**

```javascript
import { LightningElement, api } from 'lwc';

export default class FileUploader extends LightningElement {
    @api fileRecordId;

    handleUploadFinished(event) {
        const uploadedFiles = event.detail.files;
        console.log('Number of files uploaded: ' + uploadedFiles.length);
    }
}
```

## 6. 注意点とトラブルシューティング

- **バージョン管理**: SalesforceのAPIバージョンに適合させて開発しましょう。
- **ファイル制限**: アップロード可能なファイルサイズやタイプについてSalesforceの制約に注意します。
  
### トラブルシューティング

もし、ファイルがアップロードされない場合は、次の項目を確認してください。

- レコードIDが正しく設定されているか。
- ファイル形式やサイズが制限内であるか。

## 7. まとめ

`lightning-file-upload` コンポーネントは、LWCでファイルアップロードを簡素化します。このガイドを基に、Salesforceによる効果的なファイル管理ソリューションを構築できます。具体的な実装例を通じて、ファイルアップロードの全体的な流れを理解し、Salesforceアプリケーションに適用する手助けとなれば幸いです。 

LWCでFile Uploadコンポーネントを使う完全ガイド

1.1 はじめに

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