# Cloudflare Pagesでフォーム送信を処理する方法（Workers連携）

## 目次
1. はじめに
2. 必要なツールと準備
3. Cloudflare Workersを使ったフォームデータの処理
    1. Workersのセットアップ
    2. フォームデータの受信と処理
4. Cloudflare PagesとWorkersの連携
5. セキュリティの考慮
6. デプロイの手順
7. まとめ

## 1. はじめに
Cloudflare Pagesは静的サイトのホスティングに最適なプラットフォームですが、動的な要素やサーバーサイド処理が必要な場合に、Cloudflare Workersを活用することで、サーバーレス環境でフォーム送信やAPI処理を行うことができます。本記事では、Cloudflare PagesとWorkersを連携し、フォーム送信を処理する方法を解説します。

## 2. 必要なツールと準備
- Cloudflareアカウント
- Node.js（バージョン14.0以上）
- Wrangler CLI（Cloudflare Workers管理ツール）
- Git（バージョン管理ツール）
- テキストエディタ（VSCodeなど）

## 3. Cloudflare Workersを使ったフォームデータの処理

### 3.1 Workersのセットアップ
まず、Cloudflare Workersを利用するためにWrangler CLIをインストールします。

![img](/mosaic-code.jpg)

次に、プロジェクトディレクトリを作成し、Wranglerを初期化します。

![img](/mosaic-code.jpg)

このコマンドはテンプレートプロジェクトを生成し、`wrangler.toml`という設定ファイルを作成します。

### 3.2 フォームデータの受信と処理
次に、`index.js`（あるいは`index.ts`）ファイルでフォームデータの受信と処理ロジックを構築します。

以下は簡単なフォームデータを受け取り、それをログに記録するサンプルです。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 4. Cloudflare PagesとWorkersの連携
Cloudflare Pagesを使ってWebサイトをホスティングしている場合、フォームの送信先としてCloudflare WorkerのURLを指定します。

例えば、フォームタグ内で以下のように指定します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 5. セキュリティの考慮
フォーム送信には以下のセキュリティ対策を講じます。
- **CORS対策**: 応答ヘッダーで適切にCORSポリシーを設定します。
- **CSRF対策**: トークンなどを利用してリクエストの正当性を確認します。
- **入力値のバリデーション**: ユーザー入力をサーバーサイドで再検証する。

## 6. デプロイの手順
Workersにデプロイするには、`wrangler publish`コマンドを使用します。

![img](/mosaic-code.jpg)

成功すれば、Workers Dev サブドメインでアクセス可能になります。

## 7. まとめ
Cloudflare Workersを使用することで、Cloudflare Pagesに動的な処理を追加するのは非常に簡単です。フォームデータの処理も、Workersを活用することで効率的に行えるため、サーバーレス環境を活かした柔軟なWebアプリケーション開発が可能です。

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# Cloudflare Pagesでフォーム送信を処理する方法（Workers連携）

## 目次
1. はじめに
2. 必要なツールと準備
3. Cloudflare Workersを使ったフォームデータの処理
    1. Workersのセットアップ
    2. フォームデータの受信と処理
4. Cloudflare PagesとWorkersの連携
5. セキュリティの考慮
6. デプロイの手順
7. まとめ

## 1. はじめに
Cloudflare Pagesは静的サイトのホスティングに最適なプラットフォームですが、動的な要素やサーバーサイド処理が必要な場合に、Cloudflare Workersを活用することで、サーバーレス環境でフォーム送信やAPI処理を行うことができます。本記事では、Cloudflare PagesとWorkersを連携し、フォーム送信を処理する方法を解説します。

## 2. 必要なツールと準備
- Cloudflareアカウント
- Node.js（バージョン14.0以上）
- Wrangler CLI（Cloudflare Workers管理ツール）
- Git（バージョン管理ツール）
- テキストエディタ（VSCodeなど）

## 3. Cloudflare Workersを使ったフォームデータの処理

### 3.1 Workersのセットアップ
まず、Cloudflare Workersを利用するためにWrangler CLIをインストールします。

```bash
npm install -g @cloudflare/wrangler
```

次に、プロジェクトディレクトリを作成し、Wranglerを初期化します。

```bash
mkdir my-worker-project
cd my-worker-project
wrangler init
```

このコマンドはテンプレートプロジェクトを生成し、`wrangler.toml`という設定ファイルを作成します。

### 3.2 フォームデータの受信と処理
次に、`index.js`（あるいは`index.ts`）ファイルでフォームデータの受信と処理ロジックを構築します。

以下は簡単なフォームデータを受け取り、それをログに記録するサンプルです。

```javascript
addEventListener('fetch', event => {
  event.respondWith(handleRequest(event.request));
});

async function handleRequest(request) {
  if (request.method === 'POST') {
    const formData = await request.formData();
    const name = formData.get('name');
    const email = formData.get('email');
    
    console.log('Name:', name);
    console.log('Email:', email);
    
    return new Response('Form data received.');
  }
  
  return new Response('Hello World!', { status: 200 });
}
```

## 4. Cloudflare PagesとWorkersの連携
Cloudflare Pagesを使ってWebサイトをホスティングしている場合、フォームの送信先としてCloudflare WorkerのURLを指定します。

例えば、フォームタグ内で以下のように指定します。

```html
<form action="https://your-worker.your-domain.workers.dev" method="POST">
    <input type="text" name="name" />
    <input type="email" name="email" />
    <button type="submit">Send</button>
</form>
```

## 5. セキュリティの考慮
フォーム送信には以下のセキュリティ対策を講じます。
- **CORS対策**: 応答ヘッダーで適切にCORSポリシーを設定します。
- **CSRF対策**: トークンなどを利用してリクエストの正当性を確認します。
- **入力値のバリデーション**: ユーザー入力をサーバーサイドで再検証する。

## 6. デプロイの手順
Workersにデプロイするには、`wrangler publish`コマンドを使用します。

```bash
wrangler publish
```

成功すれば、Workers Dev サブドメインでアクセス可能になります。

## 7. まとめ
Cloudflare Workersを使用することで、Cloudflare Pagesに動的な処理を追加するのは非常に簡単です。フォームデータの処理も、Workersを活用することで効率的に行えるため、サーバーレス環境を活かした柔軟なWebアプリケーション開発が可能です。

 

Cloudflare Pagesでフォーム送信を処理する方法（Workers連携）

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