# 目次

1. はじめに
2. 必要な準備
   1. Slackでのアプリ作成
   2. GitHub Secretsの設定
3. GitHub Actionsファイルの作成
4. コード例と説明
   1. GitHub Actions YAMLファイル
   2. Slack通知の設定
5. トラブルシューティング
6. まとめ

## 1. はじめに

GitHub Actionsを使用して、特定のチャンネルにのみ通知を送るSlackアプリを設定する方法について説明します。これは、開発チームがプロジェクトの変更やビルドステータスを追跡するのに有用です。このガイドでは、GitHub SecretsとSlackアプリを連携させる方法をご紹介します。

## 2. 必要な準備

通知を送信するには、Slackアプリの作成とGitHubの秘密情報（Secrets）の設定が必要です。

### 2-1. Slackでのアプリ作成

1. [Slack API](https://api.slack.com/apps)にアクセスし、新しいアプリを作成します。
2. 作成したアプリの「OAuth & Permissions」に移動し、「OAuth Tokens for Your Workspace」で「Install App to Workspace」を行い、トークンを取得します。
3. 必要な権限を追加します。通知を送るためには、`chat:write`の権限が必要です。
4. トークンを安全に保存します（GitHub Secretsで使用します）。

### 2-2. GitHub Secretsの設定

1. GitHubのリポジトリにアクセスし、「Settings」→「Secrets」→「New repository secret」を選択します。
2. 以下の2つのSecretsを設定します。
   - `SLACK_BOT_TOKEN`: SlackのOAuthアクセス用トークン。
   - `SLACK_CHANNEL_ID`: Slack通知を送信したいチャンネルのID。

## 3. GitHub Actionsファイルの作成

GitHub Actionsに使用するYAMLファイルをリポジトリ内に作成します。通常は`.github/workflows`ディレクトリ内に配置します。

## 4. コード例と説明

### 4-1. GitHub Actions YAMLファイル

以下は、特定のイベント（例：プッシュイベント）でSlack通知を送信するActionsファイルの例です。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 4-2. Slack通知の設定

1. `channel-id`: 通知を送りたいチャンネルのIDです。Slackでチャンネル名の次に表示される`C`から始まるIDを使います。
2. `slack-bot-token`: 事前に設定したSlackのOAuthアクセス用トークンを使用します。
3. `text`: 通知メッセージです。必要に応じてカスタマイズしてください。

## 5. トラブルシューティング

- トークンが正しく動作しない場合、Slackの「OAuth & Permissions」で設定を見直し、再度トークンを取得してください。
- IDが間違っていないか確認してください。SlackのチャンネルIDは通常`C`で始まります。
- GitHub Secretsの設定が正しいことを確認し、YAMLファイル内で正しいキーを指定していることを確認してください。

## 6. まとめ

GitHub Actionsを使用することで、特定のGitHubイベントに基づいてSlackチャンネルに通知を送信することが可能です。これにより、チームは重要なリリースや変更をリアルタイムで把握することができます。環境に合わせた細かい調整を行い、効率的にプロジェクトを進行させましょう。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# 目次

1. はじめに
2. 必要な準備
   1. Slackでのアプリ作成
   2. GitHub Secretsの設定
3. GitHub Actionsファイルの作成
4. コード例と説明
   1. GitHub Actions YAMLファイル
   2. Slack通知の設定
5. トラブルシューティング
6. まとめ

## 1. はじめに

GitHub Actionsを使用して、特定のチャンネルにのみ通知を送るSlackアプリを設定する方法について説明します。これは、開発チームがプロジェクトの変更やビルドステータスを追跡するのに有用です。このガイドでは、GitHub SecretsとSlackアプリを連携させる方法をご紹介します。

## 2. 必要な準備

通知を送信するには、Slackアプリの作成とGitHubの秘密情報（Secrets）の設定が必要です。

### 2-1. Slackでのアプリ作成

1. [Slack API](https://api.slack.com/apps)にアクセスし、新しいアプリを作成します。
2. 作成したアプリの「OAuth & Permissions」に移動し、「OAuth Tokens for Your Workspace」で「Install App to Workspace」を行い、トークンを取得します。
3. 必要な権限を追加します。通知を送るためには、`chat:write`の権限が必要です。
4. トークンを安全に保存します（GitHub Secretsで使用します）。

### 2-2. GitHub Secretsの設定

1. GitHubのリポジトリにアクセスし、「Settings」→「Secrets」→「New repository secret」を選択します。
2. 以下の2つのSecretsを設定します。
   - `SLACK_BOT_TOKEN`: SlackのOAuthアクセス用トークン。
   - `SLACK_CHANNEL_ID`: Slack通知を送信したいチャンネルのID。

## 3. GitHub Actionsファイルの作成

GitHub Actionsに使用するYAMLファイルをリポジトリ内に作成します。通常は`.github/workflows`ディレクトリ内に配置します。

## 4. コード例と説明

### 4-1. GitHub Actions YAMLファイル

以下は、特定のイベント（例：プッシュイベント）でSlack通知を送信するActionsファイルの例です。

```yaml
name: Notify Slack

on:
  push:
    branches:
      - main

jobs:
  notify:
    runs-on: ubuntu-latest
    steps:
    - name: Send Slack notification
      uses: slackapi/slack-github-action@v1.23.0
      with:
        channel-id: ${{ secrets.SLACK_CHANNEL_ID }}
        slack-bot-token: ${{ secrets.SLACK_BOT_TOKEN }}
        text: 'New commit pushed to the main branch!'
```

### 4-2. Slack通知の設定

1. `channel-id`: 通知を送りたいチャンネルのIDです。Slackでチャンネル名の次に表示される`C`から始まるIDを使います。
2. `slack-bot-token`: 事前に設定したSlackのOAuthアクセス用トークンを使用します。
3. `text`: 通知メッセージです。必要に応じてカスタマイズしてください。

## 5. トラブルシューティング

- トークンが正しく動作しない場合、Slackの「OAuth & Permissions」で設定を見直し、再度トークンを取得してください。
- IDが間違っていないか確認してください。SlackのチャンネルIDは通常`C`で始まります。
- GitHub Secretsの設定が正しいことを確認し、YAMLファイル内で正しいキーを指定していることを確認してください。

## 6. まとめ

GitHub Actionsを使用することで、特定のGitHubイベントに基づいてSlackチャンネルに通知を送信することが可能です。これにより、チームは重要なリリースや変更をリアルタイムで把握することができます。環境に合わせた細かい調整を行い、効率的にプロジェクトを進行させましょう。 

目次

1. はじめに

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