SupabaseとreCAPTCHAの連携方法

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2025年04月12日 16:15

SupabaseとreCAPTCHAを連携することで、Webアプリやサービスのセキュリティを向上させることができます。このガイドでは、SupabaseとreCAPTCHAの基本的な連携方法について説明します。なお、具体的なコード例とシナリオを示すことで、実装が簡単になるようにしています。

目次

  1. はじめに
  2. reCAPTCHAとは
  3. Supabaseの基本設定
  4. reCAPTCHAのセットアップ
  5. SupabaseとreCAPTCHAの連携方法
    1. クライアントサイドでのreCAPTCHAの実装
    2. サーバーサイドでのreCAPTCHAの検証
  6. まとめ

1. はじめに

Supabaseはバックエンドサービスとして簡単に使えるオープンソースの代替手段であり、reCAPTCHAはGoogleが提供する無料のキャプチャサービスです。これらを連携することで、ユーザーの自動登録やボット行為を防ぐことができます。

2. reCAPTCHAとは

reCAPTCHAは、Webサイト上のフォームへのボットアクセスを防ぐために使用される防御手段です。現在ではv2やv3があり、ユーザーの操作を補助する形でボット判定を行います。

3. Supabaseの基本設定

Supabaseを利用するには、まずプロジェクトを作成し、APIキーとURLを取得します。Supabaseのドキュメントに従い、プロジェクトをセットアップします。

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4. reCAPTCHAのセットアップ

GoogleのreCAPTCHAサイトでアカウントを作成し、新しいサイトを登録します。サイトキーとシークレットキーを取得します。これらは、クライアントサイドとサーバーサイドでそれぞれ使用されます。

5. SupabaseとreCAPTCHAの連携方法

SupabaseとreCAPTCHAを連携するための具体的な手順は以下の通りです。

5.1 クライアントサイドでのreCAPTCHAの実装

まず、reCAPTCHAのスクリプトをHTMLに追加します。

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次に、フォーム内にreCAPTCHAのウィジェットを配置します。

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5.2 サーバーサイドでのreCAPTCHAの検証

クライアントからトークンをサーバーに送信し、GoogleのAPIを呼び出して検証します。

クライアント側でのトークン取得と送信

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サーバー側での検証

Express.jsや類似のフレームワークを用いてサーバーを設定します。

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6. まとめ

SupabaseとreCAPTCHAを連携することで、Webアプリのセキュリティが向上します。特に、ユーザーの登録やログイン時に有効で、ボットアクセスやスパムを防ぐ効果があります。次回はさらに複雑なシナリオや、カスタムモジュールを使ったソリューションについて考察します。

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このガイドがあなたのプロジェクトに役立つことを願っています。

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