# GCP Cloud ConsoleでAPIキーを発行・管理する方法

## 1. 目次

1-1. はじめに  

1-2. APIキーとは  

1-3. Google Cloud Platform (GCP) の概要  

1-4. GCP Cloud Consoleの利用開始  

1-5. APIキーの発行手順  

  - 1-5-1. プロジェクトの作成

  - 1-5-2. APIとサービスの有効化

  - 1-5-3. APIキーの生成

1-6. APIキーの管理方法  

  - 1-6-1. APIキーの制限設定

  - 1-6-2. APIキーの削除・再生成

1-7. APIキーのセキュリティベストプラクティス  

1-8. まとめ

## 1. はじめに

APIキーは、アプリケーションが特定のサービスやデータにアクセスする際に利用する簡易な認証手段として広く利用されています。本記事では、Google Cloud Platform (GCP) でAPIキーを発行し、適切に管理する方法について詳しく解説します。

## 2. APIキーとは

APIキーとは、アプリケーションが外部サービスとやり取りを行う際に、ユーザーの権限や識別を行うための識別子です。特に、外部のAPIにアクセスする際に必要となることが多く、APIのリクエストを適切に認証・制限するために使用されます。

## 3. Google Cloud Platform (GCP) の概要

GCPは、Googleが提供するクラウドサービスの集合体で、計算、ストレージ、データベース、機械学習など、様々なサービスを提供しています。GCPのこれらサービスを利用するために、APIキーを用いて適切にプロジェクトを管理することが求められます。

## 4. GCP Cloud Consoleの利用開始

GCPを利用するには、まずGoogleアカウントを作成し、その後、GCPのCloud Consoleにアクセスしてプロジェクトをはじめる必要があります。Cloud Consoleは、GCPの各種サービスを一元的に管理するためのウェブベースの管理ツールです。

## 5. APIキーの発行手順

以下に、GCPでAPIキーを発行するための具体的な手順を示します。

### 1-5-1. プロジェクトの作成

1. GCP Cloud Consoleにログインします。

2. メインメニューから「ダッシュボード」ページに移動します。

3. 画面左上にあるプロジェクト選択ダイアログから「プロジェクトを選択」をクリックし、「新しいプロジェクトを作成」を選びます。

4. 新しいプロジェクトに名前を付け、「作成」をクリックします。

### 1-5-2. APIとサービスの有効化

1. ダッシュボードに戻り、「APIとサービス」から「ライブラリ」を選択します。

2. 使用するAPIを検索し、有効化したいAPIを選び「有効にする」をクリックします。

### 1-5-3. APIキーの生成

1. 「APIとサービス」セクションから「認証情報」を選択します。

2. 「+ 認証情報を作成」で「APIキー」を選択します。

3. 自動的に生成されたAPIキーが表示されるので、メモした後、「制限を設定」を選択してキーのセキュリティを強化することも可能です。

## 6. APIキーの管理方法

APIキーを発行した後は、その管理が重要です。以下は管理における重要な手法です。

### 1-6-1. APIキーの制限設定

APIキーの不正使用を防ぐために:

- アプリケーションやIPアドレスの制限を設定しましょう。

- 「認証情報」ページでAPIキーの制限項目を編集できます。

### 1-6-2. APIキーの削除・再生成

不要になったAPIキーは削除し、安全性が懸念される場合は再生成します。これも「認証情報」ページから管理可能です。

## 7. APIキーのセキュリティベストプラクティス

APIキーを安全に保つためのベストプラクティスをいくつか紹介します。

- キーを公開リポジトリに置かない

- 必要に応じてキーを定期的に変更

- 最小限の権限で利用する

- クライアントアプリケーションから直接呼び出さない

## 8. まとめ

GCPのCloud Consoleを利用することで、簡単かつ強力にAPIキーを生成し、管理することができます。APIキーを利用する際には、適切な管理とセキュリティを意識し、サービスを効果的に活用することが肝要です。これにより、プロジェクトがより安全かつ効率的に運営できます。

GCP Cloud ConsoleでAPIキーを発行・管理する方法

1. 目次

続きを読むには単価診断を受けてください（30秒）