# ファイルアップロードとDB保存をNestJSとTypeORMで実装する方法

## 目次

1. はじめに
2. 必要なモジュールとセットアップ
   1. インストールするパッケージ
   2. TypeORMの設定
3. エンドポイントの作成
   1. コントローラの作成
   2. サービスの実装
4. ファイルアップロードの処理
   1. Multerの設定
   2. ファイルの保存
5. データベースにファイル情報を保存
   1. エンティティの定義
   2. サービスによるデータ保存
6. フロントエンドとの連携
7. まとめ

## 1. はじめに

NestJSとTypeORMを使用したファイルアップロードとデータベース保存の方法を紹介します。ファイルアップロードの一般的なフローに加え、TypeORMを使ってファイルメタデータをデータベースに保存します。

## 2. 必要なモジュールとセットアップ

### 2.1 インストールするパッケージ

まず、必要なパッケージをインストールします。NestJS、TypeORM、Multerを使用します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 2.2 TypeORMの設定

次に、TypeORMを設定します。`ormconfig.json`ファイルを作成し、データベース接続の詳細を記述します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 3. エンドポイントの作成

### 3.1 コントローラの作成

ファイルアップロード用のエンドポイントをコントローラに追加します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 3.2 サービスの実装

サービスには、アップロードされたファイルを処理してデータベースに保存するロジックを実装します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 4. ファイルアップロードの処理

### 4.1 Multerの設定

Multerを使用してファイルアップロードを設定します。`multerOptions`を利用してファイル保存に関する設定を行います。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 4.2 ファイルの保存

アップロードされたファイルは、指定されたディレクトリに保存されます。その後、サービスに送られ、データベースにメタデータが保存されます。

## 5. データベースにファイル情報を保存

### 5.1 エンティティの定義

ファイル情報を保存するためのエンティティを定義します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 5.2 サービスによるデータ保存

アップロードサービスは、受け取ったファイルのメタデータをデータベースに格納します。これにより、ファイルのトラッキングや管理が容易になります。

## 6. フロントエンドとの連携

フロントエンドからは、フォームデータを使ってファイルアップロード用のエンドポイントにリクエストを送信することで、サーバーにファイルをアップロードします。この際、適切なヘッダーを設定することで、ファイルが正しく送信されます。

## 7. まとめ

NestJSとTypeORMを用いたファイルアップロードの実装は、モジュールの組み合わせにより強力でエラーハンドリングの面でも優れた環境を提供します。これにより、ファイル管理を円滑にし、データベースにメタデータを保存する一連のプロセスが容易になります。次のステップでは、セキュリティ強化やスケーラビリティを考慮した実装を検討することをお勧めします。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# ファイルアップロードとDB保存をNestJSとTypeORMで実装する方法

## 目次

1. はじめに
2. 必要なモジュールとセットアップ
   1. インストールするパッケージ
   2. TypeORMの設定
3. エンドポイントの作成
   1. コントローラの作成
   2. サービスの実装
4. ファイルアップロードの処理
   1. Multerの設定
   2. ファイルの保存
5. データベースにファイル情報を保存
   1. エンティティの定義
   2. サービスによるデータ保存
6. フロントエンドとの連携
7. まとめ

## 1. はじめに

NestJSとTypeORMを使用したファイルアップロードとデータベース保存の方法を紹介します。ファイルアップロードの一般的なフローに加え、TypeORMを使ってファイルメタデータをデータベースに保存します。

## 2. 必要なモジュールとセットアップ

### 2.1 インストールするパッケージ

まず、必要なパッケージをインストールします。NestJS、TypeORM、Multerを使用します。

```bash
npm install @nestjs/common @nestjs/core @nestjs/platform-express @nestjs/typeorm typeorm @nestjs/config multer
npm install --save-dev @types/multer
```

### 2.2 TypeORMの設定

次に、TypeORMを設定します。`ormconfig.json`ファイルを作成し、データベース接続の詳細を記述します。

```json
{
  "type": "mysql",
  "host": "localhost",
  "port": 3306,
  "username": "test",
  "password": "test",
  "database": "test_db",
  "entities": ["dist/**/*.entity{.ts,.js}"],
  "synchronize": true
}
```

## 3. エンドポイントの作成

### 3.1 コントローラの作成

ファイルアップロード用のエンドポイントをコントローラに追加します。

```typescript
import { Controller, Post, UseInterceptors, UploadedFile } from '@nestjs/common';
import { FileInterceptor } from '@nestjs/platform-express';
import { AppService } from './app.service';

@Controller('upload')
export class AppController {
  constructor(private readonly appService: AppService) {}

  @Post()
  @UseInterceptors(FileInterceptor('file'))
  async uploadFile(@UploadedFile() file: Express.Multer.File) {
    return this.appService.saveFile(file);
  }
}
```

### 3.2 サービスの実装

サービスには、アップロードされたファイルを処理してデータベースに保存するロジックを実装します。

```typescript
import { Injectable } from '@nestjs/common';
import { InjectRepository } from '@nestjs/typeorm';
import { Repository } from 'typeorm';
import { FileEntity } from './file.entity';

@Injectable()
export class AppService {
  constructor(
    @InjectRepository(FileEntity)
    private readonly fileRepository: Repository<FileEntity>,
  ) {}

  async saveFile(file: Express.Multer.File): Promise<FileEntity> {
    const newFile = new FileEntity();
    newFile.filename = file.originalname;
    newFile.path = file.path;
    newFile.size = file.size;

    return await this.fileRepository.save(newFile);
  }
}
```

## 4. ファイルアップロードの処理

### 4.1 Multerの設定

Multerを使用してファイルアップロードを設定します。`multerOptions`を利用してファイル保存に関する設定を行います。

```typescript
import { diskStorage } from 'multer';

export const multerConfig = {
  storage: diskStorage({
    destination: './uploads',
    filename: (req, file, callback) => {
      callback(null, `${Date.now()}-${file.originalname}`);
    },
  }),
};
```

### 4.2 ファイルの保存

アップロードされたファイルは、指定されたディレクトリに保存されます。その後、サービスに送られ、データベースにメタデータが保存されます。

## 5. データベースにファイル情報を保存

### 5.1 エンティティの定義

ファイル情報を保存するためのエンティティを定義します。

```typescript
import { Entity, Column, PrimaryGeneratedColumn } from 'typeorm';

@Entity()
export class FileEntity {
  @PrimaryGeneratedColumn()
  id: number;

  @Column()
  filename: string;

  @Column()
  path: string;

  @Column('int')
  size: number;
}
```

### 5.2 サービスによるデータ保存

アップロードサービスは、受け取ったファイルのメタデータをデータベースに格納します。これにより、ファイルのトラッキングや管理が容易になります。

## 6. フロントエンドとの連携

フロントエンドからは、フォームデータを使ってファイルアップロード用のエンドポイントにリクエストを送信することで、サーバーにファイルをアップロードします。この際、適切なヘッダーを設定することで、ファイルが正しく送信されます。

## 7. まとめ

NestJSとTypeORMを用いたファイルアップロードの実装は、モジュールの組み合わせにより強力でエラーハンドリングの面でも優れた環境を提供します。これにより、ファイル管理を円滑にし、データベースにメタデータを保存する一連のプロセスが容易になります。次のステップでは、セキュリティ強化やスケーラビリティを考慮した実装を検討することをお勧めします。 [![image](https://firebasestorage.googleapis.com/v0/b/issue-pro-42602.appspot.com/o/topics%2F17fa658b-53c7-4ca0-a28b-e588ed1bd371?alt=media&token=2c00afff-85ff-4428-8d15-696ab676dcb0)](https://i-ssue.com/lp/check_salary)

ファイルアップロードとDB保存をNestJSとTypeORMで実装する方法

目次

続きを読むには単価診断を受けてください（30秒）