Supabaseの制限事項まとめ

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2025年04月12日 16:16

Supabaseは、Firebaseの代替として人気のあるオープンソースのバックエンド即時サービス(BaaS)です。しかし、すべての技術にはいくつかの制限が存在します。以下にSupabaseの主な制限事項をまとめてみます。

Supabaseの制限事項まとめ

1. リアルタイム機能の限定

  • Supabaseのリアルタイム機能はPostgreSQLのリスニング機能に依存しています。そのため、非常に高頻度のデータ変更がある場合、スケーラビリティの面で制限があります。

2. プリミティブ型のサポート

  • Supabaseでは、PostgreSQLのプリミティブ型をサポートしていますが、カスタム型や他のデータベース固有のデータ型への対応は制限されています。

3. プライバシーポリシーの制限

  • データベース層のアクセス制御はRow Level Security (RLS)でおこなわれますが、詳細な制御にはSQLの知識が必要です。そのため、プライバシーポリシーをカスタマイズする際には注意が求められます。

4. 認証機能の制約

  • 認証機能は限定された認証プロバイダーに依存しています。例えば、OAuthプロバイダーの追加は公式でサポートされているものに限られます。

5. 高度なデータベース機能への対応

  • SupabaseはPostgreSQLをベースにしていますが、すべてのPostgreSQL機能がサポートされているわけではありません。特に、ストアドプロシージャーや高度な定義タイプについては制限があります。

6. プレビューリリースの影響

  • 新機能やアップデートはプレビューリリースされることがあり、本番環境での使用にはリスクが伴う場合があります。

7. API制限

  • APIリクエスト数の制限があるため、大規模なアプリケーションでは別途スケーリングの対策が必要です。

8. デバッグとロギング

  • Supabaseでは、デバッグやロギングに対する機能が限定されており、外部のツールやサービスと組み合わせることで初めて効果的に運用できるケースが多いです。

9. ストレージ機能

  • Supabaseのストレージはオブジェクトストレージとして機能しますが、サイズやパフォーマンスの観点で制限があります。

まとめ

Supabaseは多くの開発者にとって便利なツールですが、スケーラビリティや機能の面でいくつかの制限があります。これらの制限を理解し、プロジェクトの要件にあった適切な選択をすることで、Supabaseの利便性を最大限に活用することが可能です。また、常に最新の情報やリリースノートを確認し、適切な対応策を講じることが重要です。

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