# Chatwork APIとTrelloを連携してカード情報を通知する方法

## 目次
1. イントロダクション
2. 必要なツールと設定
   - 2.1 Chatwork APIのキー取得
   - 2.2 Trello APIのキーとトークン取得
3. 連携の仕組み
   - 3.1 Trello Webhooksの設定
   - 3.2 Chatworkへの通知送信ロジック
4. コード実装例
   - 4.1 Webhookサーバの設計
   - 4.2 通知メッセージのフォーマット例
5. デプロイと運用
   - 5.1 クラウド環境へのデプロイ
   - 5.2 ログとエラーハンドリング
6. セキュリティ考慮点
7. まとめ

---

## 1. イントロダクション

タスク管理ツールであるTrelloとビジネスチャットツールであるChatworkを連携し、Trelloでのカード更新情報などをChatworkに通知する仕組みを構築します。この連携により、プロジェクトの状況をチームメンバーがリアルタイムで把握できるようになります。この記事では、必要なAPI設定の取得から、実際の実装までを詳しく解説します。

## 2. 必要なツールと設定

TrelloとChatworkのAPIを使って情報を取得・通知するため、まずはそれぞれのAPIキーの取得や設定を行います。

### 2.1 Chatwork APIのキー取得

1. Chatworkの[APIページ](https://developers.chatwork.com/ja/)にアクセスし、APIキーを取得します。
2. 「APIキー」の項目から自分専用のキーを生成し、メモしておきます。

### 2.2 Trello APIのキーとトークン取得

1. Trelloの[APIキー登録ページ](https://trello.com/app-key)で、開発者キーを取得します。
2. 同ページ内でOAuth認証を進め、アクセストークンを取得します。
3. これらを安全に保管します。

## 3. 連携の仕組み

TrelloのWebhooksを利用して、カードの更新情報をキャッチし、Chatwork APIを通じてメッセージを送信します。

### 3.1 Trello Webhooksの設定

TrelloではWebhookを設定することで、カードの変更を特定のURLに通知することができます。

- Webhookを設定するには、TrelloのAPIを利用して任意のURLにPOSTリクエストを送ります。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 3.2 Chatworkへの通知送信ロジック

カード更新時に受信したWebhookデータを解析し、ChatworkのAPIへ通知する内容を作成します。

- 例えば、カードのタイトルやコメント、担当者の変更情報などを整形します。

## 4. コード実装例

次に、実際のコード例を示します。

### 4.1 Webhookサーバの設計

Node.jsとExpressを用いる例として、Webhookを受信するサーバを設定します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 4.2 通知メッセージのフォーマット例

Chatworkに送信するメッセージは以下のような形式で整形します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 5. デプロイと運用

パイロット環境でテスト後、本番環境にデプロイします。

### 5.1 クラウド環境へのデプロイ

クラウド環境（AWS, GCP, Herokuなど）にデプロイし、公開URLをWebhookに設定します。

### 5.2 ログとエラーハンドリング

- 実行中のログを適切に出力し、エラーハンドリングを強化します。
- 異常なリクエストに対しても安全に対処します。

## 6. セキュリティ考慮点

- APIキーやトークンは安全に管理し、必要以上の権限を与えないようにします。
- Webhook URLはHTTPSで保護し、受信したデータの検証を徹底します。

## 7. まとめ

TrelloとChatworkを連携することで、プロジェクト管理の効率化を図ることができます。容易に導入できるWebhookと複雑なAPI操作なしで始めることができるので、ぜひお試しください。開発者同士の情報共有を強化し、チーム全体の生産性を向上させましょう。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# Chatwork APIとTrelloを連携してカード情報を通知する方法

## 目次
1. イントロダクション
2. 必要なツールと設定
   - 2.1 Chatwork APIのキー取得
   - 2.2 Trello APIのキーとトークン取得
3. 連携の仕組み
   - 3.1 Trello Webhooksの設定
   - 3.2 Chatworkへの通知送信ロジック
4. コード実装例
   - 4.1 Webhookサーバの設計
   - 4.2 通知メッセージのフォーマット例
5. デプロイと運用
   - 5.1 クラウド環境へのデプロイ
   - 5.2 ログとエラーハンドリング
6. セキュリティ考慮点
7. まとめ

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## 1. イントロダクション

タスク管理ツールであるTrelloとビジネスチャットツールであるChatworkを連携し、Trelloでのカード更新情報などをChatworkに通知する仕組みを構築します。この連携により、プロジェクトの状況をチームメンバーがリアルタイムで把握できるようになります。この記事では、必要なAPI設定の取得から、実際の実装までを詳しく解説します。

## 2. 必要なツールと設定

TrelloとChatworkのAPIを使って情報を取得・通知するため、まずはそれぞれのAPIキーの取得や設定を行います。

### 2.1 Chatwork APIのキー取得

1. Chatworkの[APIページ](https://developers.chatwork.com/ja/)にアクセスし、APIキーを取得します。
2. 「APIキー」の項目から自分専用のキーを生成し、メモしておきます。

### 2.2 Trello APIのキーとトークン取得

1. Trelloの[APIキー登録ページ](https://trello.com/app-key)で、開発者キーを取得します。
2. 同ページ内でOAuth認証を進め、アクセストークンを取得します。
3. これらを安全に保管します。

## 3. 連携の仕組み

TrelloのWebhooksを利用して、カードの更新情報をキャッチし、Chatwork APIを通じてメッセージを送信します。

### 3.1 Trello Webhooksの設定

TrelloではWebhookを設定することで、カードの変更を特定のURLに通知することができます。

- Webhookを設定するには、TrelloのAPIを利用して任意のURLにPOSTリクエストを送ります。

```shell
curl -X POST "https://api.trello.com/1/webhooks/" \
  -d "key={YOUR_KEY}" \
  -d "token={YOUR_TOKEN}" \
  -d "description=My Webhook" \
  -d "callbackURL={YOUR_CALLBACK_URL}" \
  -d "idModel={BOARD_OR_CARD_ID}"
```

### 3.2 Chatworkへの通知送信ロジック

カード更新時に受信したWebhookデータを解析し、ChatworkのAPIへ通知する内容を作成します。

- 例えば、カードのタイトルやコメント、担当者の変更情報などを整形します。

## 4. コード実装例

次に、実際のコード例を示します。

### 4.1 Webhookサーバの設計

Node.jsとExpressを用いる例として、Webhookを受信するサーバを設定します。

```javascript
const express = require('express');
const bodyParser = require('body-parser');
const axios = require('axios');

const app = express();
app.use(bodyParser.json());

app.post('/trello-webhook', (req, res) => {
    const action = req.body.action;
    const cardName = action.data.card.name;
    const listName = action.data.list.name;
    
    sendChatworkNotification(`カード"${cardName}"が"${listName}"に更新されました。`);
    res.status(200).end();
});

function sendChatworkNotification(message) {
    axios.post('https://api.chatwork.com/v2/rooms/{ROOM_ID}/messages', {
        body: message
    }, {
        headers: { 'X-ChatWorkToken': '{CHATWORK_API_TOKEN}' }
    });
}

app.listen(3000, () => {
    console.log('Server started on port 3000');
});
```

### 4.2 通知メッセージのフォーマット例

Chatworkに送信するメッセージは以下のような形式で整形します。

```javascript
function formatMessage(action) {
    return `[info][title]Trelloカード更新通知[/title]カード「${action.data.card.name}」が「${action.data.listAfter.name}」に変更されました。[/info]`;
}
```

## 5. デプロイと運用

パイロット環境でテスト後、本番環境にデプロイします。

### 5.1 クラウド環境へのデプロイ

クラウド環境（AWS, GCP, Herokuなど）にデプロイし、公開URLをWebhookに設定します。

### 5.2 ログとエラーハンドリング

- 実行中のログを適切に出力し、エラーハンドリングを強化します。
- 異常なリクエストに対しても安全に対処します。

## 6. セキュリティ考慮点

- APIキーやトークンは安全に管理し、必要以上の権限を与えないようにします。
- Webhook URLはHTTPSで保護し、受信したデータの検証を徹底します。

## 7. まとめ

TrelloとChatworkを連携することで、プロジェクト管理の効率化を図ることができます。容易に導入できるWebhookと複雑なAPI操作なしで始めることができるので、ぜひお試しください。開発者同士の情報共有を強化し、チーム全体の生産性を向上させましょう。 

Chatwork APIとTrelloを連携してカード情報を通知する方法

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