# FastAPIとPostgreSQLの接続設定方法（Pydantic + psycopg2）

## 目次
1. はじめに
2. 必要なパッケージのインストール
3. Pydanticでの設定
4. FastAPIアプリケーションでの接続設定
5. データベース操作の例
6. まとめ

## 1. はじめに
FastAPIは、PythonでのWeb開発における高性能なフレームワークとして広く利用されています。PostgreSQLは強力なリレーショナルデータベースで、FastAPIアプリケーションと組み合わせて使用するのに最適です。Pydanticとpsycopg2を利用して、FastAPIとPostgreSQLを接続する方法を詳しく説明します。

## 2. 必要なパッケージのインストール

まずは、FastAPIとpsycopg2、Pydanticをインストールします。これらのライブラリは、接続を管理するために必要です。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 3. Pydanticでの設定

Pydanticを使用して、データベース接続のための設定を管理します。まず、データベース設定用のPydanticモデルを定義します。

![img](/mosaic-code.jpg)

`.env`ファイルにデータベース設定を書き込んでおくことで、コードで直接文字列をハードコーディングすることなく管理できます。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 4. FastAPIアプリケーションでの接続設定

次に、FastAPIアプリケーションでPostgreSQLに接続を設定します。`psycopg2`を利用して接続を行います。

![img](/mosaic-code.jpg)

上記のコードでは、`get_db`関数がデータベース接続を管理します。この関数はFastAPIの`Depends`機能を用いてエンドポイントに依存関係として挿入されています。

## 5. データベース操作の例

データベースからデータを取得する方法を示しましたが、他の操作も同様に行えます。例えば、新しいアイテムをデータベースに挿入する場合は、次のようにします。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 6. まとめ

FastAPIとPostgreSQLを効果的に連携させるために、Pydanticを用いた設定管理とpsycopg2によるデータベース接続管理を組み合わせた構成について説明しました。この方法を用いることで、強力で拡張性のあるWebアプリケーションを効率的に開発することができます。しっかりとした設定管理と接続管理により、安全かつ効率的なデータベース操作が期待できます。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# FastAPIとPostgreSQLの接続設定方法（Pydantic + psycopg2）

## 目次
1. はじめに
2. 必要なパッケージのインストール
3. Pydanticでの設定
4. FastAPIアプリケーションでの接続設定
5. データベース操作の例
6. まとめ

## 1. はじめに
FastAPIは、PythonでのWeb開発における高性能なフレームワークとして広く利用されています。PostgreSQLは強力なリレーショナルデータベースで、FastAPIアプリケーションと組み合わせて使用するのに最適です。Pydanticとpsycopg2を利用して、FastAPIとPostgreSQLを接続する方法を詳しく説明します。

## 2. 必要なパッケージのインストール

まずは、FastAPIとpsycopg2、Pydanticをインストールします。これらのライブラリは、接続を管理するために必要です。

```bash
pip install fastapi[all] psycopg2-binary pydantic
```

## 3. Pydanticでの設定

Pydanticを使用して、データベース接続のための設定を管理します。まず、データベース設定用のPydanticモデルを定義します。

```python
from pydantic import BaseSettings

class Settings(BaseSettings):
    db_host: str
    db_port: int
    db_name: str
    db_user: str
    db_password: str

    class Config:
        env_file = ".env"
```

`.env`ファイルにデータベース設定を書き込んでおくことで、コードで直接文字列をハードコーディングすることなく管理できます。

```plaintext
DB_HOST=localhost
DB_PORT=5432
DB_NAME=mydatabase
DB_USER=myuser
DB_PASSWORD=mypassword
```

## 4. FastAPIアプリケーションでの接続設定

次に、FastAPIアプリケーションでPostgreSQLに接続を設定します。`psycopg2`を利用して接続を行います。

```python
import psycopg2
from fastapi import FastAPI, Depends
from psycopg2.extras import RealDictCursor
from contextlib import contextmanager

app = FastAPI()
settings = Settings()

@contextmanager
def get_db():
    conn = psycopg2.connect(
        host=settings.db_host,
        port=settings.db_port,
        database=settings.db_name,
        user=settings.db_user,
        password=settings.db_password,
        cursor_factory=RealDictCursor
    )
    try:
        yield conn
    finally:
        conn.close()

@app.get("/items/")
def read_items(db_conn=Depends(get_db)):
    with db_conn.cursor() as cursor:
        cursor.execute("SELECT * FROM items;")
        items = cursor.fetchall()
    return items
```

上記のコードでは、`get_db`関数がデータベース接続を管理します。この関数はFastAPIの`Depends`機能を用いてエンドポイントに依存関係として挿入されています。

## 5. データベース操作の例

データベースからデータを取得する方法を示しましたが、他の操作も同様に行えます。例えば、新しいアイテムをデータベースに挿入する場合は、次のようにします。

```python
@app.post("/items/")
def create_item(item: dict, db_conn=Depends(get_db)):
    with db_conn.cursor() as cursor:
        cursor.execute(
            "INSERT INTO items (name, description) VALUES (%s, %s) RETURNING id;",
            (item["name"], item["description"])
        )
        db_conn.commit()
        item_id = cursor.fetchone()["id"]
    return {"id": item_id}
```

## 6. まとめ

FastAPIとPostgreSQLを効果的に連携させるために、Pydanticを用いた設定管理とpsycopg2によるデータベース接続管理を組み合わせた構成について説明しました。この方法を用いることで、強力で拡張性のあるWebアプリケーションを効率的に開発することができます。しっかりとした設定管理と接続管理により、安全かつ効率的なデータベース操作が期待できます。 

FastAPIとPostgreSQLの接続設定方法（Pydantic + psycopg2）

目次

1. はじめに

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