# SlackとkintoneをAPI連携して通知を送る方法

## 目次
1. はじめに
2. APIについて
3. 準備
    - 3-1. Slackの設定
    - 3-2. kintoneの設定
4. API連携の実装
    - 4-1. Webhookの設定
    - 4-2. スクリプトの作成
5. まとめ

## 1. はじめに
企業の業務を効率化するためには、さまざまなツール間での自動化された情報共有が不可欠です。特に、チームコミュニケーションツールのSlackと業務管理ツールのkintoneを連携させることで、情報伝達のスピードが大幅に向上します。この記事では、SlackとkintoneをAPI連携させて通知を送る方法について詳しく説明します。

## 2. APIについて
API（Application Programming Interface）は、異なるソフトウェアの間で機能をやり取りするためのインターフェースです。Slackとkintoneは共にAPIを提供しており、これを利用することで連携を実現できます。

## 3. 準備

### 3-1. Slackの設定
まず、Slackのワークスペースで通知を受け取るチャンネルを用意します。また、Slack APIのWebhooksを使用して通知を送信するために、Slackアプリを作成して「Incoming Webhooks」を有効化します。

1. Slack APIの[App Management Portal](https://api.slack.com/apps)にアクセスし、新たにアプリを作成します。
2. アプリの作成後、「Incoming Webhooks」を有効化し、通知を送りたいチャンネルを選択してWebhook URLを作成します。このURLは後で使用するのでメモしておきましょう。

### 3-2. kintoneの設定
次に、kintoneで通知のトリガーとなるイベントを設定します。

1. kintoneの開発者向けポータルにアクセスし、必要なアプリのAPIトークンを発行します。
2. 通知のトリガーとなるレコードの変更や追加に紐づけるAPIトークンを設定します。

## 4. API連携の実装

### 4-1. Webhookの設定
SlackのIncoming Webhook URLを使用して、kintoneからデータを受け取る度に通知を送信する設定を行います。ここでは、Node.jsの環境で実装する例を示しますが、PythonやRubyなど他の言語でも同様の手順で設定できます。

### 4-2. スクリプトの作成
以下のNode.jsスクリプトを使用して、kintoneからSlackにレコード変更通知を送ります。

![img](/mosaic-code.jpg)

このスクリプトは、kintoneで新しいレコードが追加または変更された際に、Slackの指定されたチャンネルに通知を送信します。`slackWebhookUrl`には、先ほど取得したSlack Incoming WebhookのURLを設定してください。

## 5. まとめ
SlackとkintoneをAPIを介して連携することで、業務の自動化が飛躍的に加速します。通知を自動化することで、チームメンバー間のコミュニケーションが効率化され、情報伝達のタイムラグを低減できます。今回はシンプルな連携方法を紹介しましたが、業務の要件に応じて必要に応じたカスタマイズを施すことも可能です。

この知識を活用し、業務のさらなる効率化を目指してください。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# SlackとkintoneをAPI連携して通知を送る方法

## 目次
1. はじめに
2. APIについて
3. 準備
    - 3-1. Slackの設定
    - 3-2. kintoneの設定
4. API連携の実装
    - 4-1. Webhookの設定
    - 4-2. スクリプトの作成
5. まとめ

## 1. はじめに
企業の業務を効率化するためには、さまざまなツール間での自動化された情報共有が不可欠です。特に、チームコミュニケーションツールのSlackと業務管理ツールのkintoneを連携させることで、情報伝達のスピードが大幅に向上します。この記事では、SlackとkintoneをAPI連携させて通知を送る方法について詳しく説明します。

## 2. APIについて
API（Application Programming Interface）は、異なるソフトウェアの間で機能をやり取りするためのインターフェースです。Slackとkintoneは共にAPIを提供しており、これを利用することで連携を実現できます。

## 3. 準備

### 3-1. Slackの設定
まず、Slackのワークスペースで通知を受け取るチャンネルを用意します。また、Slack APIのWebhooksを使用して通知を送信するために、Slackアプリを作成して「Incoming Webhooks」を有効化します。

1. Slack APIの[App Management Portal](https://api.slack.com/apps)にアクセスし、新たにアプリを作成します。
2. アプリの作成後、「Incoming Webhooks」を有効化し、通知を送りたいチャンネルを選択してWebhook URLを作成します。このURLは後で使用するのでメモしておきましょう。

### 3-2. kintoneの設定
次に、kintoneで通知のトリガーとなるイベントを設定します。

1. kintoneの開発者向けポータルにアクセスし、必要なアプリのAPIトークンを発行します。
2. 通知のトリガーとなるレコードの変更や追加に紐づけるAPIトークンを設定します。

## 4. API連携の実装

### 4-1. Webhookの設定
SlackのIncoming Webhook URLを使用して、kintoneからデータを受け取る度に通知を送信する設定を行います。ここでは、Node.jsの環境で実装する例を示しますが、PythonやRubyなど他の言語でも同様の手順で設定できます。

### 4-2. スクリプトの作成
以下のNode.jsスクリプトを使用して、kintoneからSlackにレコード変更通知を送ります。

```javascript
const axios = require('axios');

// Slack Webhook URL
const slackWebhookUrl = 'YOUR_SLACK_WEBHOOK_URL';

// kintoneのイベントを受けてSlackに通知を送る
async function sendSlackNotification(kintoneData) {
    const message = {
        text: `新しいレコードが追加されました: ${kintoneData.record} by ${kintoneData.user}`
    };

    try {
        await axios.post(slackWebhookUrl, message);
        console.log('通知を送信しました:', message);
    } catch (error) {
        console.error('通知の送信に失敗しました:', error);
    }
}

// 例: kintoneからのサンプルデータ
const sampleKintoneData = {
    record: '顧客情報',
    user: '山田太郎'
};

// スクリプト実行
sendSlackNotification(sampleKintoneData);
```

このスクリプトは、kintoneで新しいレコードが追加または変更された際に、Slackの指定されたチャンネルに通知を送信します。`slackWebhookUrl`には、先ほど取得したSlack Incoming WebhookのURLを設定してください。

## 5. まとめ
SlackとkintoneをAPIを介して連携することで、業務の自動化が飛躍的に加速します。通知を自動化することで、チームメンバー間のコミュニケーションが効率化され、情報伝達のタイムラグを低減できます。今回はシンプルな連携方法を紹介しましたが、業務の要件に応じて必要に応じたカスタマイズを施すことも可能です。

この知識を活用し、業務のさらなる効率化を目指してください。 [![image](https://firebasestorage.googleapis.com/v0/b/issue-pro-42602.appspot.com/o/topics%2F17fa658b-53c7-4ca0-a28b-e588ed1bd371?alt=media&token=2c00afff-85ff-4428-8d15-696ab676dcb0)](https://i-ssue.com/lp/check_salary)

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1. はじめに

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