# PostmanでSOAPエンドポイントをREST風にテストする方法

## 1. はじめに
Postmanは一般的にREST APIのテストツールとして知られていますが、SOAP APIもテストすることが可能です。本記事ではSOAPエンドポイントをREST風にテストする方法について、具体的な手順とともに解説します。

## 2. SOAP APIの基礎知識
### 2-1. SOAPとは
SOAP (Simple Object Access Protocol) は、XMLベースのプロトコルで、異なるオペレーティングシステムやプログラミング言語間で情報を交換するために使用されます。

### 2-2. WSDL
WSDL (Web Services Description Language) は、SOAPサービスの契約を定義するXMLファイルです。SOAPメッセージの形式や利用可能な操作について詳述されています。

## 3. Postmanでの準備
Postmanを使用してSOAPエンドポイントにリクエストを送信するためには、SOAPメッセージを適切に構成する必要があります。

### 3-1. 新しいリクエストの作成
1. Postmanを開き「New」ボタンをクリックします。
2. 「Request」を選択し、新しいリクエストを作成します。

### 3-2. リクエストURLの設定
- SOAPエンドポイントのURLを指定します。このURLはWSDLから確認することができます。

## 4. SOAPメッセージの構成
SOAPメッセージはXML形式で構成されており、リクエストのボディにXMLデータを直接挿入する必要があります。

### 4-1. ヘッダーの設定
リクエストに必要なヘッダーを追加します。
- `Content-Type`: `text/xml; charset=utf-8`
- 必要に応じて、`SOAPAction`を設定します。この値はWSDLに記述されています。

### 4-2. ボディの設定
1. `Body`タブを選択します。
2. 「raw」を選び、その横のドロップダウンから`XML`を選択します。
3. 必要なSOAPメッセージをXML形式で入力します。例を以下に示します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 4-3. パラメータの設定
- 必要に応じて、URLパラメータを設定します（ただし、通常SOAPではURLパラメータを使用しない）。

## 5. テストの実行
- Postmanの右上にある「Send」ボタンをクリックしてリクエストを送信します。
- レスポンスタブに、SOAPサービスから返されたデータが表示されます。

## 6. エラーハンドリングとデバッグ
- エラーレスポンスが返却された場合、SOAPメッセージの構成やヘッダーを再確認します。
- 可能であれば、WSDLファイルに対するアクセスを確保し、その内容との照合を行います。

## まとめ
Postmanを用いてSOAPエンドポイントをREST風にテストする際は、XML形式のボディと適切なヘッダーの設定が鍵となります。これにより、Postmanの強力なインターフェースを活用してSOAP APIを効率的にテストすることが可能となります。

今後、SOAPとRESTをシームレスに統合する方法や、より高度なエラーハンドリング技巧についても知識を深めると良いでしょう。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# PostmanでSOAPエンドポイントをREST風にテストする方法

## 1. はじめに
Postmanは一般的にREST APIのテストツールとして知られていますが、SOAP APIもテストすることが可能です。本記事ではSOAPエンドポイントをREST風にテストする方法について、具体的な手順とともに解説します。

## 2. SOAP APIの基礎知識
### 2-1. SOAPとは
SOAP (Simple Object Access Protocol) は、XMLベースのプロトコルで、異なるオペレーティングシステムやプログラミング言語間で情報を交換するために使用されます。

### 2-2. WSDL
WSDL (Web Services Description Language) は、SOAPサービスの契約を定義するXMLファイルです。SOAPメッセージの形式や利用可能な操作について詳述されています。

## 3. Postmanでの準備
Postmanを使用してSOAPエンドポイントにリクエストを送信するためには、SOAPメッセージを適切に構成する必要があります。

### 3-1. 新しいリクエストの作成
1. Postmanを開き「New」ボタンをクリックします。
2. 「Request」を選択し、新しいリクエストを作成します。

### 3-2. リクエストURLの設定
- SOAPエンドポイントのURLを指定します。このURLはWSDLから確認することができます。

## 4. SOAPメッセージの構成
SOAPメッセージはXML形式で構成されており、リクエストのボディにXMLデータを直接挿入する必要があります。

### 4-1. ヘッダーの設定
リクエストに必要なヘッダーを追加します。
- `Content-Type`: `text/xml; charset=utf-8`
- 必要に応じて、`SOAPAction`を設定します。この値はWSDLに記述されています。

### 4-2. ボディの設定
1. `Body`タブを選択します。
2. 「raw」を選び、その横のドロップダウンから`XML`を選択します。
3. 必要なSOAPメッセージをXML形式で入力します。例を以下に示します。

```xml
<soapenv:Envelope xmlns:soapenv="http://schemas.xmlsoap.org/soap/envelope/" xmlns:ex="http://example.com/">
   <soapenv:Header/>
   <soapenv:Body>
      <ex:GetData>
         <ex:Id>123</ex:Id>
      </ex:GetData>
   </soapenv:Body>
</soapenv:Envelope>
```

### 4-3. パラメータの設定
- 必要に応じて、URLパラメータを設定します（ただし、通常SOAPではURLパラメータを使用しない）。

## 5. テストの実行
- Postmanの右上にある「Send」ボタンをクリックしてリクエストを送信します。
- レスポンスタブに、SOAPサービスから返されたデータが表示されます。

## 6. エラーハンドリングとデバッグ
- エラーレスポンスが返却された場合、SOAPメッセージの構成やヘッダーを再確認します。
- 可能であれば、WSDLファイルに対するアクセスを確保し、その内容との照合を行います。

## まとめ
Postmanを用いてSOAPエンドポイントをREST風にテストする際は、XML形式のボディと適切なヘッダーの設定が鍵となります。これにより、Postmanの強力なインターフェースを活用してSOAP APIを効率的にテストすることが可能となります。

今後、SOAPとRESTをシームレスに統合する方法や、より高度なエラーハンドリング技巧についても知識を深めると良いでしょう。 

PostmanでSOAPエンドポイントをREST風にテストする方法

1. はじめに

2. SOAP APIの基礎知識

2-1. SOAPとは

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