# Rails + DeviseでJWT認証を取り入れる構成方法

## 目次
1. はじめに
2. JWTとは
3. Deviseの概要
4. RailsアプリへのJWT認証導入手順
   1. 必要なGemのインストール
   2. Deviseの設定
   3. JWT設定の追加
   4. 認証コントローラの作成
   5. テストとデバッグ
5. セキュリティ考慮事項
6. まとめ

## 1. はじめに
JWT (JSON Web Token) は、セキュアに情報をクレームとして渡すためのオープンスタンダードです（RFC 7519）。通常、認証情報を持つトークンをユーザーに発行し、次回からそのトークンを使用してAPIアクセスを行うため、セッション管理を簡素化できます。本記事では、RailsにDeviseを用いて、JWT認証を追加する手順を説明します。

## 2. JWTとは
JWTは、クレームとして情報を渡すためのコンパクトでURLセーフな表現です。トークンはヘッダー、ペイロード、および署名から成り立っています。トークンは、主にアイデンティティおよびアクセス制御に使用され、システムのステートレス性を維持しつつユーザーの識別を可能にします。

## 3. Deviseの概要
Deviseは、Rails向けに開発された認証ソリューションです。プラグイン形式でカスタマイズ可能な設計がなされており、通常のログイン/ログアウト機能に加え、登録、パスワードリセット、そして複数のサードパーティ認証対応機能を持っています。

## 4. RailsアプリへのJWT認証導入手順

### 4.1 必要なGemのインストール
まず、`devise` と `devise-jwt` を Gemfile に追加します。

![img](/mosaic-code.jpg)

次に、これらのGemをインストールします。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 4.2 Deviseの設定
まず、Deviceをインストールし、初期設定ファイルを生成します。

![img](/mosaic-code.jpg)

ユーザーモデルを作成（もしくは既存のモデルにDeviseを追加）します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 4.3 JWT設定の追加
`devise-jwt`の初期設定を行います。以下の設定を`devise.rb`ファイルに加えます。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 4.4 認証コントローラの作成
カスタムコントローラを作成し、ユーザーのログイン・ログアウトを扱います。

![img](/mosaic-code.jpg)

以下のようにコントローラを編集します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 4.5 テストとデバッグ
適切に動作することを確認するためのテストを実行します。

![img](/mosaic-code.jpg)

APIツール（PostmanやCurlなど）を利用してユーザー認証のテストを行います。

## 5. セキュリティ考慮事項
JWTの導入にあたっては、次のセキュリティ面の考慮が必要です。
- セキュアな秘密鍵管理
- トークンの期間の設定及び無効化戦略の実施
- HTTPSの強制使用
- スコープやパーミッションの適切な設定

## 6. まとめ
JWTを用いることにより、トークンベースの認証をシンプルかつセキュアに実現できます。Deviseと連携することで、より多くの機能を活用し、カスタムに対応できる柔軟な認証システムを構築可能です。各自の環境に合わせて必要な設定やセキュリティ措置を講じつつ、本手法を実装していただければと思います。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# Rails + DeviseでJWT認証を取り入れる構成方法

## 目次
1. はじめに
2. JWTとは
3. Deviseの概要
4. RailsアプリへのJWT認証導入手順
   1. 必要なGemのインストール
   2. Deviseの設定
   3. JWT設定の追加
   4. 認証コントローラの作成
   5. テストとデバッグ
5. セキュリティ考慮事項
6. まとめ

## 1. はじめに
JWT (JSON Web Token) は、セキュアに情報をクレームとして渡すためのオープンスタンダードです（RFC 7519）。通常、認証情報を持つトークンをユーザーに発行し、次回からそのトークンを使用してAPIアクセスを行うため、セッション管理を簡素化できます。本記事では、RailsにDeviseを用いて、JWT認証を追加する手順を説明します。

## 2. JWTとは
JWTは、クレームとして情報を渡すためのコンパクトでURLセーフな表現です。トークンはヘッダー、ペイロード、および署名から成り立っています。トークンは、主にアイデンティティおよびアクセス制御に使用され、システムのステートレス性を維持しつつユーザーの識別を可能にします。

## 3. Deviseの概要
Deviseは、Rails向けに開発された認証ソリューションです。プラグイン形式でカスタマイズ可能な設計がなされており、通常のログイン/ログアウト機能に加え、登録、パスワードリセット、そして複数のサードパーティ認証対応機能を持っています。

## 4. RailsアプリへのJWT認証導入手順

### 4.1 必要なGemのインストール
まず、`devise` と `devise-jwt` を Gemfile に追加します。

```ruby
# Gemfile
gem 'devise'
gem 'devise-jwt'
```

次に、これらのGemをインストールします。

```shell
bundle install
```

### 4.2 Deviseの設定
まず、Deviceをインストールし、初期設定ファイルを生成します。

```shell
rails generate devise:install
```

ユーザーモデルを作成（もしくは既存のモデルにDeviseを追加）します。

```shell
rails generate devise User
```

### 4.3 JWT設定の追加
`devise-jwt`の初期設定を行います。以下の設定を`devise.rb`ファイルに加えます。

```ruby
# config/initializers/devise.rb
Devise.setup do |config|
  # 略

  config.jwt do |jwt|
    jwt.secret = Rails.application.secrets.secret_key_base
    jwt.dispatch_requests = [
      ['POST', %r{^/login$}]
    ]
    jwt.revocation_requests = [
      ['DELETE', %r{^/logout$}]
    ]
    jwt.expiration_time = 1.day.to_i
  end
end
```

### 4.4 認証コントローラの作成
カスタムコントローラを作成し、ユーザーのログイン・ログアウトを扱います。

```shell
rails generate controller Auth
```

以下のようにコントローラを編集します。

```ruby
# app/controllers/auth_controller.rb
class AuthController < ApplicationController
  before_action :authenticate_user!, only: [:logout]

  def login
    user = User.find_for_database_authentication(email: params[:email])
    if user && user.valid_password?(params[:password])
      token = Warden::JWTAuth::UserEncoder.new.call(user, :user, nil).first
      render json: { token: token }, status: :ok
    else
      render json: { error: 'invalid credentials' }, status: :unprocessable_entity
    end
  end

  def logout
    Warden::JWTAuth::UserDecoder.new.call(request.headers['Authorization'].split(' ').last, :user, nil).tap do |user|
      Warden::JWTAuth::TokenRevocationStrategy.revoke(user)
      render json: { message: 'logout successful' }, status: :ok
    end
  end
end
```

### 4.5 テストとデバッグ
適切に動作することを確認するためのテストを実行します。

```shell
rails server
open http://localhost:3000
```

APIツール（PostmanやCurlなど）を利用してユーザー認証のテストを行います。

## 5. セキュリティ考慮事項
JWTの導入にあたっては、次のセキュリティ面の考慮が必要です。
- セキュアな秘密鍵管理
- トークンの期間の設定及び無効化戦略の実施
- HTTPSの強制使用
- スコープやパーミッションの適切な設定

## 6. まとめ
JWTを用いることにより、トークンベースの認証をシンプルかつセキュアに実現できます。Deviseと連携することで、より多くの機能を活用し、カスタムに対応できる柔軟な認証システムを構築可能です。各自の環境に合わせて必要な設定やセキュリティ措置を講じつつ、本手法を実装していただければと思います。 [![image](https://firebasestorage.googleapis.com/v0/b/issue-pro-42602.appspot.com/o/topics%2F17fa658b-53c7-4ca0-a28b-e588ed1bd371?alt=media&token=2c00afff-85ff-4428-8d15-696ab676dcb0)](https://i-ssue.com/lp/check_salary)

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