# RedshiftとPower BIの連携ステップバイステップ

## 1. はじめに

1-1. 背景  
近年、企業におけるデータ分析の重要性が高まっており、ビジネスインテリジェンス（BI）ツールとデータウェアハウス（DWH）の組み合わせが主流となってきています。Amazon RedshiftはスケーラブルなDWHとして、Power BIは強力なデータ可視化ツールとして幅広く利用されています。

1-2. 本記事の目的  
この記事では、Amazon RedshiftとPower BIをどのように連携させて効果的にデータを分析・可視化するかについて、具体的な手順を紹介します。

## 2. 必要な準備

2-1. Amazon Redshiftのセットアップ  
Amazon Redshiftクラスターをセットアップし、データベースが利用可能な状態にします。具体的には、クラスターの作成、ユーザーアカウントの設定、必要な権限を持つテーブルとデータの用意が必要です。

![img](/mosaic-code.jpg)

2-2. Power BIのインストール  
Power BI Desktopをインストールします。Microsoftの公式サイトからダウンロードし、PCにインストールしてください。

## 3. RedshiftとPower BIの接続

3-1. ODBCドライバーのインストール  
RedshiftにPower BIから接続するために、Amazon Redshift ODBCドライバーをインストールします。

1. [Amazon Redshift ODBCダウンロードページ](https://docs.aws.amazon.com/redshift/latest/mgmt/configure-odbc-connection.html)にアクセス。
2. ご使用のOSに適したドライバーを選択し、インストールします。

3-2. データソースの設定

1. Windowsの「ODBC Data Source Administrator」を開き、新しいデータソースを設定します。
2. 名前を「RedshiftBI」などと指定し、サーバー名、データベース名、ユーザーID、パスワードを入力します。
3. テスト接続ボタンを押して、接続の確認を行います。

## 4. Power BIでのデータ取得

4-1. Power BI上でのクエリ設定  
Power BI Desktopを起動し、「データの取得」から「ODBC」を選択し、設定した「RedshiftBI」を選択します。

4-2. クエリの実行
データのインポートウィザードで、Redshiftのテーブルを選択し、必要に応じてクエリを編集します。たとえば、以下のようなクエリを実行できます。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 5. Power BIでのデータ可視化

5-1. ビジュアル作成  
Power BIでデータモデルが構築された状態で、テーブルビジュアルやグラフビジュアルを挿入し、Redshiftからのデータを可視化します。

5-2. ダッシュボード構築  
異なるビジュアルを組み合わせてダッシュボードを作成し、データ分析をより深く行うことができます。複数のKPIを並べることで、ビジネスの現状を一目で把握できるようにします。

## 6. まとめ

Amazon RedshiftとPower BIを連携することで、高速かつスケーラブルなデータ分析基盤と視覚的に優れたレポートを組み合わせたデータドリブンな意思決定が可能になります。この記事で紹介した手順を参考に、ぜひご自身のビジネスに役立ててください。

**注意事項：** 
データセキュリティに注意して、適切なアクセスコントロールと共有設定を行ってください。また、Amazon RedshiftとPower BIのバージョン互換性を確認し、問題なく動作するように常に最新のソフトウェアを使用してください。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# RedshiftとPower BIの連携ステップバイステップ

## 1. はじめに

1-1. 背景  
近年、企業におけるデータ分析の重要性が高まっており、ビジネスインテリジェンス（BI）ツールとデータウェアハウス（DWH）の組み合わせが主流となってきています。Amazon RedshiftはスケーラブルなDWHとして、Power BIは強力なデータ可視化ツールとして幅広く利用されています。

1-2. 本記事の目的  
この記事では、Amazon RedshiftとPower BIをどのように連携させて効果的にデータを分析・可視化するかについて、具体的な手順を紹介します。

## 2. 必要な準備

2-1. Amazon Redshiftのセットアップ  
Amazon Redshiftクラスターをセットアップし、データベースが利用可能な状態にします。具体的には、クラスターの作成、ユーザーアカウントの設定、必要な権限を持つテーブルとデータの用意が必要です。

```sql
-- Sample SQL to create a new schema and table in Redshift
CREATE SCHEMA my_schema;
CREATE TABLE my_schema.sales_data (
    order_id INT,
    product_name VARCHAR(100),
    quantity INT,
    price FLOAT
);
```

2-2. Power BIのインストール  
Power BI Desktopをインストールします。Microsoftの公式サイトからダウンロードし、PCにインストールしてください。

## 3. RedshiftとPower BIの接続

3-1. ODBCドライバーのインストール  
RedshiftにPower BIから接続するために、Amazon Redshift ODBCドライバーをインストールします。

1. [Amazon Redshift ODBCダウンロードページ](https://docs.aws.amazon.com/redshift/latest/mgmt/configure-odbc-connection.html)にアクセス。
2. ご使用のOSに適したドライバーを選択し、インストールします。

3-2. データソースの設定

1. Windowsの「ODBC Data Source Administrator」を開き、新しいデータソースを設定します。
2. 名前を「RedshiftBI」などと指定し、サーバー名、データベース名、ユーザーID、パスワードを入力します。
3. テスト接続ボタンを押して、接続の確認を行います。

## 4. Power BIでのデータ取得

4-1. Power BI上でのクエリ設定  
Power BI Desktopを起動し、「データの取得」から「ODBC」を選択し、設定した「RedshiftBI」を選択します。

4-2. クエリの実行
データのインポートウィザードで、Redshiftのテーブルを選択し、必要に応じてクエリを編集します。たとえば、以下のようなクエリを実行できます。

```sql
SELECT product_name, SUM(quantity * price) AS total_sales
FROM my_schema.sales_data
GROUP BY product_name;
```

## 5. Power BIでのデータ可視化

5-1. ビジュアル作成  
Power BIでデータモデルが構築された状態で、テーブルビジュアルやグラフビジュアルを挿入し、Redshiftからのデータを可視化します。

5-2. ダッシュボード構築  
異なるビジュアルを組み合わせてダッシュボードを作成し、データ分析をより深く行うことができます。複数のKPIを並べることで、ビジネスの現状を一目で把握できるようにします。

## 6. まとめ

Amazon RedshiftとPower BIを連携することで、高速かつスケーラブルなデータ分析基盤と視覚的に優れたレポートを組み合わせたデータドリブンな意思決定が可能になります。この記事で紹介した手順を参考に、ぜひご自身のビジネスに役立ててください。

**注意事項：** 
データセキュリティに注意して、適切なアクセスコントロールと共有設定を行ってください。また、Amazon RedshiftとPower BIのバージョン互換性を確認し、問題なく動作するように常に最新のソフトウェアを使用してください。 

RedshiftとPower BIの連携ステップバイステップ

1. はじめに

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