# FastAPIとSQLAlchemyを使用したAuto Timestamp実装ガイド

## 1. はじめに

Webアプリケーションを開発する際、データベースのエントリに対して作成日時（created_at）や更新日時（updated_at）を自動的に記録することは重要です。これにより、データの管理や追跡が容易になるだけでなく、システムの監査にも役立ちます。本記事では、Pythonの人気フレームワークであるFastAPIとSQLAlchemyを使用して自動タイムスタンプ機能を実装する方法を詳しく説明します。

## 2. 必要なライブラリのインストール

まず始めに必要なライブラリをインストールしましょう。以下のコマンドを実行して、FastAPIとSQLAlchemy、そしてデータベース接続のためのドライバをインストールします。

![img](/mosaic-code.jpg)

- `fastapi`: Python製の高速なWebフレームワーク
- `sqlalchemy`: ORM（オブジェクトリレーショナルマッピング）を提供するライブラリ
- `uvicorn`: ASGIサーバーとしてFastAPIを動かすために使用
- `psycopg2-binary`: PostgreSQLのためのデータベース接続ドライバ

## 3. SQLAlchemyモデルの設定

次に、SQLAlchemyのモデルを作成します。このモデルには、`created_at`と`updated_at`のフィールドが含まれます。

![img](/mosaic-code.jpg)

このモデルでは、`created_at`フィールドは行が初めてデータベースに挿入される際に自動的に現在のタイムスタンプで設定され、`updated_at`フィールドはエントリが更新されるたびに現在のタイムスタンプで更新されます。

## 4. FastAPIアプリの設定

次に、FastAPIアプリケーションを設定し、SQLAlchemyとの連携を行います。

![img](/mosaic-code.jpg)

この設定により、データベース接続やモデルマッピングが行われ、FastAPIを通じてエントリが作成・更新されるたびに`created_at`と`updated_at`が適切に処理されます。

## 5. テスト方法

この仕組みをテストするには、FastAPIサーバーを起動し、適切なエンドポイントにリクエストを送信します。Uvicornを使用してサーバーを起動します。

![img](/mosaic-code.jpg)

次に、POSTリクエストで新しいアイテムを作成し、PUTリクエストでアイテムを更新して、タイムスタンプが適切に動作することを確認します。

## 6. まとめ

FastAPIとSQLAlchemyを組み合わせることで、迅速かつ効率的に自動タイムスタンプ機能を実装することができます。これにより、データベース上のエントリの変更履歴を簡単に追跡し、アプリケーションの信頼性と可読性を向上させることが可能です。ぜひこの設定を参考に、ご自身のプロジェクトに取り入れてみてください。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# FastAPIとSQLAlchemyを使用したAuto Timestamp実装ガイド

## 1. はじめに

Webアプリケーションを開発する際、データベースのエントリに対して作成日時（created_at）や更新日時（updated_at）を自動的に記録することは重要です。これにより、データの管理や追跡が容易になるだけでなく、システムの監査にも役立ちます。本記事では、Pythonの人気フレームワークであるFastAPIとSQLAlchemyを使用して自動タイムスタンプ機能を実装する方法を詳しく説明します。

## 2. 必要なライブラリのインストール

まず始めに必要なライブラリをインストールしましょう。以下のコマンドを実行して、FastAPIとSQLAlchemy、そしてデータベース接続のためのドライバをインストールします。

```bash
pip install fastapi sqlalchemy uvicorn psycopg2-binary
```

- `fastapi`: Python製の高速なWebフレームワーク
- `sqlalchemy`: ORM（オブジェクトリレーショナルマッピング）を提供するライブラリ
- `uvicorn`: ASGIサーバーとしてFastAPIを動かすために使用
- `psycopg2-binary`: PostgreSQLのためのデータベース接続ドライバ

## 3. SQLAlchemyモデルの設定

次に、SQLAlchemyのモデルを作成します。このモデルには、`created_at`と`updated_at`のフィールドが含まれます。

```python
from sqlalchemy import Column, Integer, String, DateTime, func
from sqlalchemy.ext.declarative import declarative_base

Base = declarative_base()

class Item(Base):
    __tablename__ = 'items'
    
    id = Column(Integer, primary_key=True, index=True)
    name = Column(String, index=True)
    description = Column(String, index=True)
    created_at = Column(DateTime(timezone=True), server_default=func.now())
    updated_at = Column(DateTime(timezone=True), onupdate=func.now())
```

このモデルでは、`created_at`フィールドは行が初めてデータベースに挿入される際に自動的に現在のタイムスタンプで設定され、`updated_at`フィールドはエントリが更新されるたびに現在のタイムスタンプで更新されます。

## 4. FastAPIアプリの設定

次に、FastAPIアプリケーションを設定し、SQLAlchemyとの連携を行います。

```python
from fastapi import FastAPI, HTTPException
from sqlalchemy.orm import Session
from fastapi.middleware.cors import CORSMiddleware
from database import SessionLocal, engine
from models import Base, Item

Base.metadata.create_all(bind=engine)

app = FastAPI()

# CORSの設定（任意）
origins = ["*"]
app.add_middleware(
    CORSMiddleware,
    allow_origins=origins,
    allow_credentials=True,
    allow_methods=["*"],
    allow_headers=["*"],
)

@app.post("/items/")
def create_item(name: str, description: str, db: Session = Depends(get_db)):
    db_item = Item(name=name, description=description)
    db.add(db_item)
    db.commit()
    db.refresh(db_item)
    return db_item

@app.put("/items/{item_id}")
def update_item(item_id: int, name: str, description: str, db: Session = Depends(get_db)):
    db_item = db.query(Item).filter(Item.id == item_id).first()
    if db_item is None:
        raise HTTPException(status_code=404, detail="Item not found")
    db_item.name = name
    db_item.description = description
    db.commit()
    db.refresh(db_item)
    return db_item
```

この設定により、データベース接続やモデルマッピングが行われ、FastAPIを通じてエントリが作成・更新されるたびに`created_at`と`updated_at`が適切に処理されます。

## 5. テスト方法

この仕組みをテストするには、FastAPIサーバーを起動し、適切なエンドポイントにリクエストを送信します。Uvicornを使用してサーバーを起動します。

```bash
uvicorn main:app --reload
```

次に、POSTリクエストで新しいアイテムを作成し、PUTリクエストでアイテムを更新して、タイムスタンプが適切に動作することを確認します。

## 6. まとめ

FastAPIとSQLAlchemyを組み合わせることで、迅速かつ効率的に自動タイムスタンプ機能を実装することができます。これにより、データベース上のエントリの変更履歴を簡単に追跡し、アプリケーションの信頼性と可読性を向上させることが可能です。ぜひこの設定を参考に、ご自身のプロジェクトに取り入れてみてください。 

FastAPIとSQLAlchemyを使用したAuto Timestamp実装ガイド

1. はじめに

続きを読むには単価診断を受けてください（30秒）