# EKS × ArgoCD: GitOpsでKubernetesを運用する手順

## 目次
- 1. はじめに
- 2. 環境設定
  - 2.1 AWS CLIとEKSのセットアップ
  - 2.2 AWS IAMロールの設定
- 3. ArgoCDのインストール
  - 3.1 クラスターへのArgoCDのデプロイ
  - 3.2 ArgoCD CLIのインストール
- 4. GitOpsワークフローの構築
  - 4.1 Gitリポジトリの準備
  - 4.2 ArgoCDアプリケーションの設定
- 5. アプリケーションのデプロイと監視
  - 5.1 アプリケーションのデプロイ
  - 5.2 ArgoCDによる監視
- 6. まとめ

## 1. はじめに
GitOpsは、Gitリポジトリをソースオブトゥルースとして利用したデプロイ方法であり、Kubernetes環境でのインフラストラクチャ管理を効率化します。このガイドでは、Amazon EKS（Elastic Kubernetes Service）とArgoCDを使用して、Kubernetesクラスターの継続的デプロイメントを実現する手順を紹介します。

## 2. 環境設定

### 2.1 AWS CLIとEKSのセットアップ
EKSを操作するためのAWS CLIをインストールし設定します。以下のコマンドを使用してAWS CLIをインストールします。

![img](/mosaic-code.jpg)

プロンプトに従って、AWSアクセスキーID、シークレットアクセスキー、デフォルトリージョン、および出力フォーマットを設定してください。

### 2.2 AWS IAMロールの設定
EKSはIAMロールを用いてAWSサービスへのアクセスを管理します。ArgoCDが必要とするIAMロールを設定し、EKSクラスターロールを作成します。このロールは、Kubernetesサービスに関連付ける必要があります。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 3. ArgoCDのインストール

### 3.1 クラスターへのArgoCDのデプロイ
ArgoCDをEKS上にインストールするため、クラスターにアクセスできるkubeconfigが必要です。以下のコマンドを実行して、ArgoCDをクラスターにデプロイします。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 3.2 ArgoCD CLIのインストール
ArgoCD CLIをインストールし、ローカルマシンからArgoCDを制御できるようにします。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 4. GitOpsワークフローの構築

### 4.1 Gitリポジトリの準備
Gitリポジトリを作成し、Kubernetesマニフェストファイルを格納します。このリポジトリがデプロイのソースとなります。

### 4.2 ArgoCDアプリケーションの設定
ArgoCD CLIを用いて、デプロイするGitリポジトリとアプリケーション設定をArgoCDに登録します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 5. アプリケーションのデプロイと監視

### 5.1 アプリケーションのデプロイ
Gitにプッシュすると、ArgoCDが自動的に変更を検出し、アプリケーションをデプロイします。以下のコマンドで手動でデプロイをトリガーすることもできます。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 5.2 ArgoCDによる監視
ArgoCD UIを使用して、デプロイ状況を監視できます。

![img](/mosaic-code.jpg)

ログインには、初期設定で`admin`ユーザーを使用し、`argocd-initial-admin-secret`からパスワードを取得します。

## 6. まとめ
ここまでで、EKS上にArgoCDを設定し、GitOpsワークフローを介してKubernetesアプリケーションの継続的デプロイを実現する手順を紹介しました。Gitリポジトリをソースオブトゥルースとすることにより、デプロイメントの透明性と管理性が向上します。ArgoCDを用いて、GitOpsでの効率的なKubernetes運用を体験してみてください。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# EKS × ArgoCD: GitOpsでKubernetesを運用する手順

## 目次
- 1. はじめに
- 2. 環境設定
  - 2.1 AWS CLIとEKSのセットアップ
  - 2.2 AWS IAMロールの設定
- 3. ArgoCDのインストール
  - 3.1 クラスターへのArgoCDのデプロイ
  - 3.2 ArgoCD CLIのインストール
- 4. GitOpsワークフローの構築
  - 4.1 Gitリポジトリの準備
  - 4.2 ArgoCDアプリケーションの設定
- 5. アプリケーションのデプロイと監視
  - 5.1 アプリケーションのデプロイ
  - 5.2 ArgoCDによる監視
- 6. まとめ

## 1. はじめに
GitOpsは、Gitリポジトリをソースオブトゥルースとして利用したデプロイ方法であり、Kubernetes環境でのインフラストラクチャ管理を効率化します。このガイドでは、Amazon EKS（Elastic Kubernetes Service）とArgoCDを使用して、Kubernetesクラスターの継続的デプロイメントを実現する手順を紹介します。

## 2. 環境設定

### 2.1 AWS CLIとEKSのセットアップ
EKSを操作するためのAWS CLIをインストールし設定します。以下のコマンドを使用してAWS CLIをインストールします。

```bash
$ aws configure
```

プロンプトに従って、AWSアクセスキーID、シークレットアクセスキー、デフォルトリージョン、および出力フォーマットを設定してください。

### 2.2 AWS IAMロールの設定
EKSはIAMロールを用いてAWSサービスへのアクセスを管理します。ArgoCDが必要とするIAMロールを設定し、EKSクラスターロールを作成します。このロールは、Kubernetesサービスに関連付ける必要があります。

```bash
$ aws iam create-role --role-name EKS-ArgoCD-Role \
  --assume-role-policy-document file://trust-policy.json
```

## 3. ArgoCDのインストール

### 3.1 クラスターへのArgoCDのデプロイ
ArgoCDをEKS上にインストールするため、クラスターにアクセスできるkubeconfigが必要です。以下のコマンドを実行して、ArgoCDをクラスターにデプロイします。

```bash
$ kubectl create namespace argocd
$ kubectl apply -n argocd -f https://raw.githubusercontent.com/argoproj/argo-cd/stable/manifests/install.yaml
```

### 3.2 ArgoCD CLIのインストール
ArgoCD CLIをインストールし、ローカルマシンからArgoCDを制御できるようにします。

```bash
$ brew install argocd
```

## 4. GitOpsワークフローの構築

### 4.1 Gitリポジトリの準備
Gitリポジトリを作成し、Kubernetesマニフェストファイルを格納します。このリポジトリがデプロイのソースとなります。

### 4.2 ArgoCDアプリケーションの設定
ArgoCD CLIを用いて、デプロイするGitリポジトリとアプリケーション設定をArgoCDに登録します。

```bash
$ argocd app create my-app \
  --repo https://github.com/your-repo.git \
  --path k8s/manifests \
  --dest-server https://kubernetes.default.svc \
  --dest-namespace default
```

## 5. アプリケーションのデプロイと監視

### 5.1 アプリケーションのデプロイ
Gitにプッシュすると、ArgoCDが自動的に変更を検出し、アプリケーションをデプロイします。以下のコマンドで手動でデプロイをトリガーすることもできます。

```bash
$ argocd app sync my-app
```

### 5.2 ArgoCDによる監視
ArgoCD UIを使用して、デプロイ状況を監視できます。

```bash
$ kubectl port-forward svc/argocd-server -n argocd 8080:443
$ open https://localhost:8080
```

ログインには、初期設定で`admin`ユーザーを使用し、`argocd-initial-admin-secret`からパスワードを取得します。

## 6. まとめ
ここまでで、EKS上にArgoCDを設定し、GitOpsワークフローを介してKubernetesアプリケーションの継続的デプロイを実現する手順を紹介しました。Gitリポジトリをソースオブトゥルースとすることにより、デプロイメントの透明性と管理性が向上します。ArgoCDを用いて、GitOpsでの効率的なKubernetes運用を体験してみてください。 

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