# Slack APIとGASでフォーム入力をSlackに送信する方法

## 1. はじめに

Google Apps Script（GAS）を使用して、Googleフォームの入力をトリガーにSlackに通知する方法について説明します。このガイドでは、Slack APIを用いてメッセージを送信する手順を紹介します。エンドツーエンドの自動化を実現するためには、いくつかのステップがありますが、この記事を参考にすることで、スムーズに実装できるでしょう。

## 2. 必要な準備

### 2.1 Slack APIの設定

1. [Slack API](https://api.slack.com/)にアクセスし、「Your Apps」ページから新しいアプリを作成します。
2. アプリを作成したら、「OAuth & Permissions」タブで「OAuth Token」を取得します。このトークンはSlackへのメッセージ送信に必要です。
3. 「Scopes」セクションで、`chat:write`権限をOAuthスコープに追加します。

### 2.2 Google Apps Scriptの設定

1. Googleフォームを開き、応答を取得するスプレッドシートを作成します。
2. スプレッドシートのツールバーから「拡張機能」→「Apps Script」を選択します。
3. 以下のテンプレートコードを貼り付けてください。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 2.3 トリガーの設定

1. GASエディタで、時計アイコンをクリックして「トリガー」画面を開きます。
2. 「トリガーを追加」から、`sendToSlack`関数を選択し、「フォーム送信後」にトリガーが発動するように設定します。

## 3. プロセスの詳細

### 3.1 フォーム入力の処理

Googleフォームで入力されたデータは、指定したスプレッドシートに保存されます。それと同時に、自動的に設定されたトリガーが発動し、`sendToSlack`関数が呼び出されます。

### 3.2 Slack API へのメッセージ送信

`sendToSlack`関数では、Slack APIのエンドポイント`https://slack.com/api/chat.postMessage`に対してPOSTリクエストを行い、指定のチャンネルにメッセージを送信します。このリクエストには、アクセストークン、送信先チャンネル、メッセージ内容が含まれます。

## 4. トラブルシューティング

### 4.1 メッセージが送信されない

1. APIトークンとチャンネル名を正しく設定しているか確認してください。
2. トリガーが正しく設定されているか確認します。
3. Slackのアプリがチャンネルにインストールされていることを確認します。

### 4.2 認証エラー

* 正しいOAuthスコープが設定されているか、Slackアプリの設定を確認します。
* トークンが適切に格納されているか確認してください。

## 5. まとめ

このガイドでは、Googleフォームの入力をGASを用いてSlackに通知するための実践的な方法を紹介しました。APIを活用してワークフローを自動化することで、手動の作業を減らし、効率的な情報共有が可能になります。この記事を参考に、自分の業務に適したSlack連携を構築してみてください。

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# Slack APIとGASでフォーム入力をSlackに送信する方法

## 1. はじめに

Google Apps Script（GAS）を使用して、Googleフォームの入力をトリガーにSlackに通知する方法について説明します。このガイドでは、Slack APIを用いてメッセージを送信する手順を紹介します。エンドツーエンドの自動化を実現するためには、いくつかのステップがありますが、この記事を参考にすることで、スムーズに実装できるでしょう。

## 2. 必要な準備

### 2.1 Slack APIの設定

1. [Slack API](https://api.slack.com/)にアクセスし、「Your Apps」ページから新しいアプリを作成します。
2. アプリを作成したら、「OAuth & Permissions」タブで「OAuth Token」を取得します。このトークンはSlackへのメッセージ送信に必要です。
3. 「Scopes」セクションで、`chat:write`権限をOAuthスコープに追加します。

### 2.2 Google Apps Scriptの設定

1. Googleフォームを開き、応答を取得するスプレッドシートを作成します。
2. スプレッドシートのツールバーから「拡張機能」→「Apps Script」を選択します。
3. 以下のテンプレートコードを貼り付けてください。

```javascript
function sendToSlack(e) {
  var token = 'xoxb-your-slack-token-here'; // 2.1で取得したトークンを使用
  var channel = '#your-channel'; // メッセージを送りたいチャンネル名
  
  var response = e.values; // フォームから取得した応答データ
  
  var message = {
    token: token,
    channel: channel,
    text: `新しいフォームの入力があります: ${response.join(', ')}`
  };
  
  var options = {
    method: 'post',
    payload: message,
    contentType: 'application/x-www-form-urlencoded'
  };

  UrlFetchApp.fetch('https://slack.com/api/chat.postMessage', options);
}
```

### 2.3 トリガーの設定

1. GASエディタで、時計アイコンをクリックして「トリガー」画面を開きます。
2. 「トリガーを追加」から、`sendToSlack`関数を選択し、「フォーム送信後」にトリガーが発動するように設定します。

## 3. プロセスの詳細

### 3.1 フォーム入力の処理

Googleフォームで入力されたデータは、指定したスプレッドシートに保存されます。それと同時に、自動的に設定されたトリガーが発動し、`sendToSlack`関数が呼び出されます。

### 3.2 Slack API へのメッセージ送信

`sendToSlack`関数では、Slack APIのエンドポイント`https://slack.com/api/chat.postMessage`に対してPOSTリクエストを行い、指定のチャンネルにメッセージを送信します。このリクエストには、アクセストークン、送信先チャンネル、メッセージ内容が含まれます。

## 4. トラブルシューティング

### 4.1 メッセージが送信されない

1. APIトークンとチャンネル名を正しく設定しているか確認してください。
2. トリガーが正しく設定されているか確認します。
3. Slackのアプリがチャンネルにインストールされていることを確認します。

### 4.2 認証エラー

* 正しいOAuthスコープが設定されているか、Slackアプリの設定を確認します。
* トークンが適切に格納されているか確認してください。

## 5. まとめ

このガイドでは、Googleフォームの入力をGASを用いてSlackに通知するための実践的な方法を紹介しました。APIを活用してワークフローを自動化することで、手動の作業を減らし、効率的な情報共有が可能になります。この記事を参考に、自分の業務に適したSlack連携を構築してみてください。

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Slack APIとGASでフォーム入力をSlackに送信する方法

1. はじめに

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