
# AWS LambdaでChatwork APIを使ったエラーログ通知システムの構築

## 1. はじめに

AWS Lambdaを使用してエラーログを効率的に監視し、Chatworkを介して通知するシステムを構築します。本記事では、Lambda関数でエラーログをCloudWatchから取得し、Chatwork APIを使用して特定のチャットルームに通知する具体的な手順を紹介します。

## 2. 目次

1. はじめに
2. システムの概要
3. 前提条件
4. AWS Lambdaの設定
   - 4-1. IAMロールの作成
   - 4-2. Lambda関数の作成
   - 4-3. Node.jsを使用したコード例
5. CloudWatchとChatworkの連携
   - 5-1. CloudWatchの設定
   - 5-2. Chatwork APIの設定
6. 実装とデプロイ
7. テストと検証
8. まとめ

## 3. システムの概要

本システムは、AWS CloudWatchで記録されたログの中から特定のエラーイベントを検出し、その情報をAWS Lambdaを介して取得、レポートとして生成し、Chatwork APIを用いて指定のチャットルームに通知するものです。これにより、リアルタイムでエラー情報をチームに共有でき、迅速な対応が可能になります。

## 4. 前提条件

- AWSアカウント
- Chatworkアカウント
- Node.jsの基礎知識

## 5. AWS Lambdaの設定

### 5-1. IAMロールの作成

まず、Lambda関数に必要な権限を持つIAMロールを作成します。

- **CloudWatchLogsReadOnlyAccess**: CloudWatchログを読み取るための権限。
- **AWSLambdaBasicExecutionRole**: Lambdaの基本的な実行権限。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 5-2. Lambda関数の作成

AWSコンソールでAWS Lambdaサービスに移動し、新しい関数を作成します。

- **関数名**: ChatworkErrorNotifier
- **ランタイム**: Node.js 16.x
- **実行ロール**: 先ほど作成したIAMロール

### 5-3. Node.jsを使用したコード例

以下のNode.jsサンプルコードをLambda関数に貼り付けます。コードはエラーログをフィルタリングし、Chatworkに通知を送信します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 6. CloudWatchとChatworkの連携

### 6-1. CloudWatchの設定

1. **ロググループの作成**: Lambdaが監視する必要のあるロググループをCloudWatchで作成します。
2. **トリガーの追加**: Lambda関数のトリガーとしてCloudWatch Logsを設定します。エラーレベルのログのみを対象とするフィルターパターンを設定します。

### 6-2. Chatwork APIの設定

ChatworkのAPIトークンを発行し、関数に含めて通知を送信できるようにします。必要に応じてトークンはAWS Secrets Managerに格納し、Lambda環境変数から呼び出すことも可能です。

## 7. 実装とデプロイ

- Lambdaで作成したコードを保存しデプロイします。
- 関数のトリガーを確認してCloudWatchログが正しく設定されていることを確認します。

## 8. テストと検証

Lambdaコンソールから手動でテストを実行し、Chatworkのチャットルームでエラーメッセージが受信されることを確認します。

## 9. まとめ

AWS Lambdaを活用したエラーログ監視システムを通じて、エラーログをリアルタイムでチームに通知する方法を紹介しました。これにより、迅速な障害対応が可能となり、システムの可用性を高めることができます。今後はカスタムメトリクスやさらに高度なモニタリング設定を検討することで、システムの信頼性をさらに向上させることができるでしょう。 [cv:issue_marketplace_engineer]


# AWS LambdaでChatwork APIを使ったエラーログ通知システムの構築

## 1. はじめに

AWS Lambdaを使用してエラーログを効率的に監視し、Chatworkを介して通知するシステムを構築します。本記事では、Lambda関数でエラーログをCloudWatchから取得し、Chatwork APIを使用して特定のチャットルームに通知する具体的な手順を紹介します。

## 2. 目次

1. はじめに
2. システムの概要
3. 前提条件
4. AWS Lambdaの設定
   - 4-1. IAMロールの作成
   - 4-2. Lambda関数の作成
   - 4-3. Node.jsを使用したコード例
5. CloudWatchとChatworkの連携
   - 5-1. CloudWatchの設定
   - 5-2. Chatwork APIの設定
6. 実装とデプロイ
7. テストと検証
8. まとめ

## 3. システムの概要

本システムは、AWS CloudWatchで記録されたログの中から特定のエラーイベントを検出し、その情報をAWS Lambdaを介して取得、レポートとして生成し、Chatwork APIを用いて指定のチャットルームに通知するものです。これにより、リアルタイムでエラー情報をチームに共有でき、迅速な対応が可能になります。

## 4. 前提条件

- AWSアカウント
- Chatworkアカウント
- Node.jsの基礎知識

## 5. AWS Lambdaの設定

### 5-1. IAMロールの作成

まず、Lambda関数に必要な権限を持つIAMロールを作成します。

- **CloudWatchLogsReadOnlyAccess**: CloudWatchログを読み取るための権限。
- **AWSLambdaBasicExecutionRole**: Lambdaの基本的な実行権限。

```bash
aws iam create-role --role-name LambdaChatworkRole --assume-role-policy-document file://trust-policy.json
aws iam attach-role-policy --role-name LambdaChatworkRole --policy-arn arn:aws:iam::aws:policy/service-role/AWSLambdaBasicExecutionRole
aws iam attach-role-policy --role-name LambdaChatworkRole --policy-arn arn:aws:iam::aws:policy/CloudWatchLogsReadOnlyAccess
```

### 5-2. Lambda関数の作成

AWSコンソールでAWS Lambdaサービスに移動し、新しい関数を作成します。

- **関数名**: ChatworkErrorNotifier
- **ランタイム**: Node.js 16.x
- **実行ロール**: 先ほど作成したIAMロール

### 5-3. Node.jsを使用したコード例

以下のNode.jsサンプルコードをLambda関数に貼り付けます。コードはエラーログをフィルタリングし、Chatworkに通知を送信します。

```javascript
const https = require('https');

exports.handler = async (event) => {
    const logData = JSON.parse(Buffer.from(event.awslogs.data, 'base64').toString('utf8'));
    
    const message = {
        "body": `Error log detected:\n${JSON.stringify(logData)}`,
        "room_id": "YOUR_CHATWORK_ROOM_ID"
    };
    
    const options = {
        hostname: 'api.chatwork.com',
        port: 443,
        path: '/v2/rooms/' + message.room_id + '/messages',
        method: 'POST',
        headers: {
            'X-ChatWorkToken': 'YOUR_CHATWORK_API_TOKEN',
            'Content-Type': 'application/x-www-form-urlencoded'
        }
    };

    return new Promise((resolve, reject) => {
        const req = https.request(options, (res) => {
            res.on('data', (d) => {
                process.stdout.write(d);
                resolve();
            });
        });

        req.on('error', (error) => {
            console.error(error);
            reject(error);
        });

        req.write(`body=${encodeURIComponent(message.body)}`);
        req.end();
    });
};
```

## 6. CloudWatchとChatworkの連携

### 6-1. CloudWatchの設定

1. **ロググループの作成**: Lambdaが監視する必要のあるロググループをCloudWatchで作成します。
2. **トリガーの追加**: Lambda関数のトリガーとしてCloudWatch Logsを設定します。エラーレベルのログのみを対象とするフィルターパターンを設定します。

### 6-2. Chatwork APIの設定

ChatworkのAPIトークンを発行し、関数に含めて通知を送信できるようにします。必要に応じてトークンはAWS Secrets Managerに格納し、Lambda環境変数から呼び出すことも可能です。

## 7. 実装とデプロイ

- Lambdaで作成したコードを保存しデプロイします。
- 関数のトリガーを確認してCloudWatchログが正しく設定されていることを確認します。

## 8. テストと検証

Lambdaコンソールから手動でテストを実行し、Chatworkのチャットルームでエラーメッセージが受信されることを確認します。

## 9. まとめ

AWS Lambdaを活用したエラーログ監視システムを通じて、エラーログをリアルタイムでチームに通知する方法を紹介しました。これにより、迅速な障害対応が可能となり、システムの可用性を高めることができます。今後はカスタムメトリクスやさらに高度なモニタリング設定を検討することで、システムの信頼性をさらに向上させることができるでしょう。 

AWS LambdaでChatwork APIを使ったエラーログ通知システムの構築

1. はじめに

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