# Herokuでカスタムドメインを設定する手順とDNS設定

## 目次
1. はじめに
2. カスタムドメインの必要性
3. Herokuへのカスタムドメイン追加手順
   1. Herokuコンソールへのアクセス
   2. ドメインの追加
   3. DNSプロバイダーでの設定
4. DNS設定の詳細
   1. CNAMEレコードの設定
   2. Aレコードの設定
5. SSL証明書の設定
6. トラブルシューティング
7. まとめ

## 1. はじめに
Herokuはアプリケーションを簡単にデプロイできるクラウドプラットフォームです。アプリケーションをよりプロフェッショナルにするためには、独自のカスタムドメインを設定することが推奨されます。このガイドでは、Herokuでのカスタムドメインの設定手順を詳細に解説します。

## 2. カスタムドメインの必要性
カスタムドメインを使用することで、ユーザーに対して信頼性を高め、ブランドイメージを強化することができます。example.herokuapp.comのようなデフォルトのURLよりも、example.comの方が認知されやすく、訪れやすいでしょう。

## 3. Herokuへのカスタムドメイン追加手順

### 3-1. Herokuコンソールへのアクセス
Herokuのダッシュボードにログインし、該当するアプリケーションを選択します。

### 3-2. ドメインの追加
- 「Settings」タブに移動し、「Domains and certificates」セクションを探します。
- 「Add domain」をクリックし、希望するドメイン名（例: www.example.com）を入力します。

### 3-3. DNSプロバイダーでの設定
Herokuから提供されるDNSターゲットを利用して、DNSプロバイダーに変更を加えます。通常、この手順はカスタムドメインをHerokuに接続する最も重要なステップとなります。

## 4. DNS設定の詳細

### 4-1. CNAMEレコードの設定
- サブドメイン（例: www）には、CNAMEレコードとして`example.herokuapp.com`を設定します。
- 例: `www.example.com`のHostフィールドに`www`を設定し、Points toフィールドにHerokuが提供するDNSターゲットを設定します。

### 4-2. Aレコードの設定
- 根ドメイン（例: example.com）をHerokuに接続する場合、Aレコードを設定する必要があります。通常、これはHerokuが提供する特定のIPアドレスを設定します。

## 5. SSL証明書の設定
Herokuは無料でSSL証明書を提供しており、「Automatic Certificate Management (ACM)」を有効にすることで、SSL証明書が自動で管理されます。「Settings」タブの「Domains and certificates」で有効化可能です。

## 6. トラブルシューティング
- 設定が正しく反映されない場合、DNSの伝播が完了していない可能性があります。これには最大48時間かかる場合があります。
- CNAMEやAレコードのタイポや誤りがないか確認してください。
- SSL証明書が有効になっていない場合は、ACMが有効であるか確認してください。

## 7. まとめ
Herokuでカスタムドメインを設定することで、Webの存在感を高め、ブランドの信頼性を向上できます。DNS設定とSSL設定を適切に行うことで、すぐに安全なカスタムドメインを使用できます。柔軟でスケーラブルなHerokuの特性を活かし、あなたのビジネスに最適なウェブサイトを構築しましょう。 [cv:issue_marketplace_engineer]

Herokuでカスタムドメインを設定する手順とDNS設定

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