# JenkinsでJava 17ビルドを設定する方法：Java 8からの移行対応

## 目次
1. はじめに
2. Java 17への移行準備
3. JenkinsでJava 17を設定する手順
    1. Java 17のインストール
    2. Jenkinsのコンフィギュレーション
    3. Jenkinsジョブの設定
4. 移行時の注意点
5. トラブルシューティング
6. まとめ

## 1. はじめに
Java 17は、2021年9月にリリースされたLTS（Long-Term Support）バージョンであり、新しい言語機能や改善点が多数盛り込まれています。Java 8からJava 17への移行では、Jenkinsビルドパイプラインの設定も重要です。本記事では、JenkinsでJava 17ビルドを設定する方法と、Java 8からの移行時のポイントについて解説します。

## 2. Java 17への移行準備
Java 17への移行にあたり、まず以下のポイントを確認し、準備を整えます。

- **依存ライブラリの互換性**: 使用しているライブラリがJava 17に対応しているかを確認します。
- **コードの非推奨機能確認**: Java 8で使用していた非推奨機能がJava 17で廃止されている可能性があるので、コードレビューを行います。
- **テスト環境のセットアップ**: 新しいバージョンでの動作確認のためのテスト環境を用意します。

## 3. JenkinsでJava 17を設定する手順

### 3-1. Java 17のインストール
JenkinsサーバーにJava 17をインストールします。以下はUbuntuでのインストール手順の一例です。

![img](/mosaic-code.jpg)

インストール後、Javaのバージョンを確認して、Java 17が正常にインストールされていることを確認します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 3-2. Jenkinsのコンフィギュレーション
JenkinsでJava 17を使用するための設定を行います。

1. Jenkinsの管理画面にアクセスし、「Global Tool Configuration」を開きます。
2. JDKセクションで、Java 17を追加し、`JAVA_HOME`のパスを設定します。
3. `Automatically install`のチェックを外し、直接パスを指定する設定にします。

### 3-3. Jenkinsジョブの設定
各ビルドジョブでJava 17を使用するための設定を行います。

1. Jenkinsジョブ設定画面を開きます。
2. 「Build Environment」セクションで、「必要なJDKを設定」オプションを選択し、Java 17を選択します。
3. 必要に応じて、ビルドスクリプトで`JAVA_HOME`を指定し、JavaコマンドをJava 17のものに変更します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 4. 移行時の注意点
- **APIの互換性**: 一部のJava 8のAPIはJava 17で削除または変更されています。コードをレビューし、必要な対応を行います。
- **セキュリティ設定**: セキュリティ設定が異なる場合があります。特にネットワークとファイルアクセスには注意が必要です。

## 5. トラブルシューティング
### ビルドの失敗
- **依存関係のエラー**: MavenやGradleの依存関係が最新バージョンでない場合があります。この場合、依存関係を最新に更新します。
- **新機能の使用エラー**: 新しいJavaバージョン固有の構文や機能を使用している箇所を確認します。

### Jenkins設定のエラー
- **JDKの指定ミス**: JenkinsのJDK設定が間違っている場合があります。`JAVA_HOME`のパスを再確認します。

## 6. まとめ
Java 17への移行は、新しい機能の恩恵を受けるとともに、セキュリティやパフォーマンスの向上をもたらします。Jenkins環境での設定変更も含め、必要な手順をしっかりと確認しながら移行を進めることが重要です。移行後は、定期的に動作確認を行い、環境に応じた最適化を続けることが求められます。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# JenkinsでJava 17ビルドを設定する方法：Java 8からの移行対応

## 目次
1. はじめに
2. Java 17への移行準備
3. JenkinsでJava 17を設定する手順
    1. Java 17のインストール
    2. Jenkinsのコンフィギュレーション
    3. Jenkinsジョブの設定
4. 移行時の注意点
5. トラブルシューティング
6. まとめ

## 1. はじめに
Java 17は、2021年9月にリリースされたLTS（Long-Term Support）バージョンであり、新しい言語機能や改善点が多数盛り込まれています。Java 8からJava 17への移行では、Jenkinsビルドパイプラインの設定も重要です。本記事では、JenkinsでJava 17ビルドを設定する方法と、Java 8からの移行時のポイントについて解説します。

## 2. Java 17への移行準備
Java 17への移行にあたり、まず以下のポイントを確認し、準備を整えます。

- **依存ライブラリの互換性**: 使用しているライブラリがJava 17に対応しているかを確認します。
- **コードの非推奨機能確認**: Java 8で使用していた非推奨機能がJava 17で廃止されている可能性があるので、コードレビューを行います。
- **テスト環境のセットアップ**: 新しいバージョンでの動作確認のためのテスト環境を用意します。

## 3. JenkinsでJava 17を設定する手順

### 3-1. Java 17のインストール
JenkinsサーバーにJava 17をインストールします。以下はUbuntuでのインストール手順の一例です。

```bash
sudo apt update
sudo apt install openjdk-17-jdk
```

インストール後、Javaのバージョンを確認して、Java 17が正常にインストールされていることを確認します。

```bash
java -version
```

### 3-2. Jenkinsのコンフィギュレーション
JenkinsでJava 17を使用するための設定を行います。

1. Jenkinsの管理画面にアクセスし、「Global Tool Configuration」を開きます。
2. JDKセクションで、Java 17を追加し、`JAVA_HOME`のパスを設定します。
3. `Automatically install`のチェックを外し、直接パスを指定する設定にします。

### 3-3. Jenkinsジョブの設定
各ビルドジョブでJava 17を使用するための設定を行います。

1. Jenkinsジョブ設定画面を開きます。
2. 「Build Environment」セクションで、「必要なJDKを設定」オプションを選択し、Java 17を選択します。
3. 必要に応じて、ビルドスクリプトで`JAVA_HOME`を指定し、JavaコマンドをJava 17のものに変更します。

```bash
export JAVA_HOME=/usr/lib/jvm/java-17-openjdk-amd64
```

## 4. 移行時の注意点
- **APIの互換性**: 一部のJava 8のAPIはJava 17で削除または変更されています。コードをレビューし、必要な対応を行います。
- **セキュリティ設定**: セキュリティ設定が異なる場合があります。特にネットワークとファイルアクセスには注意が必要です。

## 5. トラブルシューティング
### ビルドの失敗
- **依存関係のエラー**: MavenやGradleの依存関係が最新バージョンでない場合があります。この場合、依存関係を最新に更新します。
- **新機能の使用エラー**: 新しいJavaバージョン固有の構文や機能を使用している箇所を確認します。

### Jenkins設定のエラー
- **JDKの指定ミス**: JenkinsのJDK設定が間違っている場合があります。`JAVA_HOME`のパスを再確認します。

## 6. まとめ
Java 17への移行は、新しい機能の恩恵を受けるとともに、セキュリティやパフォーマンスの向上をもたらします。Jenkins環境での設定変更も含め、必要な手順をしっかりと確認しながら移行を進めることが重要です。移行後は、定期的に動作確認を行い、環境に応じた最適化を続けることが求められます。 

JenkinsでJava 17ビルドを設定する方法：Java 8からの移行対応

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