# Kintone APIとGoogle Apps ScriptでGmailから自動登録を行うスクリプト例

## 1-1. はじめに
Kintoneは、業務アプリを簡単に構築できるクラウドサービスです。このガイドでは、Google Apps Script (GAS) と Kintone API を用いて、Gmailから受信したメールを自動的にKintoneに登録する方法を紹介します。例えば、Gmailで受信した注文メールをKintoneに登録することで、業務効率を大幅に向上させることができます。

## 1-2. 目次
1. はじめに
2. Kintone APIの準備
   1. Kintoneアプリの作成
   2. APIトークンの生成
3. Google Apps Script のセットアップ
   1. スクリプト例
   2. トリガーの設定
4. 実行方法と確認
5. まとめ

## 2-1. Kintone APIの準備

### 2-1-1. Kintoneアプリの作成
まず初めに、Kintone上でメールからデータを登録するためのアプリを作成します。Kintoneは、フィールドをドラッグ＆ドロップで簡単に配置できるため、フォーム作成が非常に容易です。

1. Kintoneのダッシュボードから「アプリ」ボタンをクリック。
2. 「+ 新しいアプリを作成」に進み、アーリーアクセスまたはテンプレートを選ぶ。
3. アプリ名を付け、必要なフィールド（例えば、注文番号、顧客名、メール内容など）をフォームに追加。
4. 完成したらアプリをデプロイします。

### 2-1-2. APIトークンの生成
次に、GASからKintone APIを操作するためにはAPIトークンが必要になります。

1. Kintoneのアプリ設定ページに移動。
2. 「APIトークン」セクションで「+ トークンを作成」をクリック。
3. 必要な操作権限（追加、閲覧、編集）を設定し、トークンを保存。
4. トークンを忘れずにメモしてください。

## 3-1. Google Apps Script のセットアップ

### 3-1-1. スクリプト例
次に、Gmailからメールを取得し、Kintoneに登録するためのGASスクリプトを作成します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 3-1-2. トリガーの設定
このスクリプトを定期的に実行するために、GASのトリガーを設定します。

1. スクリプトエディタの「時計」アイコンをクリックしてトリガー設定画面に移動。
2. 「トリガーを追加」をクリックし、`fetchEmailsAndRegisterToKintone` 関数を選択。
3. 時間ベースまたはGmailのイベントに応じて適切なトリガー（例えば、毎日午前9時）を設定。

## 4. 実行方法と確認
GASエディタでスクリプトを保存し、一度手動で実行して動作を確認します。実行後、Kintoneアプリにメールの内容が正しく登録されているかを確認します。

## 5. まとめ
本記事では、Gmailのメールを自動的にKintoneに登録する方法を紹介しました。Kintone APIを利用することで、手動でのデータ入力を最低限に抑え、自動化システムを構築できます。また、GASを活用することで、Google環境内での豊富なリソースを活用した自動化が可能です。今後の更なる改善として、メール内容に基づいたフィルタリングや、エラーチェック機能を追加することが考えられます。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# Kintone APIとGoogle Apps ScriptでGmailから自動登録を行うスクリプト例

## 1-1. はじめに
Kintoneは、業務アプリを簡単に構築できるクラウドサービスです。このガイドでは、Google Apps Script (GAS) と Kintone API を用いて、Gmailから受信したメールを自動的にKintoneに登録する方法を紹介します。例えば、Gmailで受信した注文メールをKintoneに登録することで、業務効率を大幅に向上させることができます。

## 1-2. 目次
1. はじめに
2. Kintone APIの準備
   1. Kintoneアプリの作成
   2. APIトークンの生成
3. Google Apps Script のセットアップ
   1. スクリプト例
   2. トリガーの設定
4. 実行方法と確認
5. まとめ

## 2-1. Kintone APIの準備

### 2-1-1. Kintoneアプリの作成
まず初めに、Kintone上でメールからデータを登録するためのアプリを作成します。Kintoneは、フィールドをドラッグ＆ドロップで簡単に配置できるため、フォーム作成が非常に容易です。

1. Kintoneのダッシュボードから「アプリ」ボタンをクリック。
2. 「+ 新しいアプリを作成」に進み、アーリーアクセスまたはテンプレートを選ぶ。
3. アプリ名を付け、必要なフィールド（例えば、注文番号、顧客名、メール内容など）をフォームに追加。
4. 完成したらアプリをデプロイします。

### 2-1-2. APIトークンの生成
次に、GASからKintone APIを操作するためにはAPIトークンが必要になります。

1. Kintoneのアプリ設定ページに移動。
2. 「APIトークン」セクションで「+ トークンを作成」をクリック。
3. 必要な操作権限（追加、閲覧、編集）を設定し、トークンを保存。
4. トークンを忘れずにメモしてください。

## 3-1. Google Apps Script のセットアップ

### 3-1-1. スクリプト例
次に、Gmailからメールを取得し、Kintoneに登録するためのGASスクリプトを作成します。

```javascript
// Kintone APIのエンドポイントとトークンを設定
const KINTONE_SUBDOMAIN = 'your_subdomain';
const KINTONE_APP_ID = 'your_app_id';
const KINTONE_API_TOKEN = 'your_api_token';

// Gmailの指定ラベルからメールを取得し、Kintoneに登録
function fetchEmailsAndRegisterToKintone() {
  const label = GmailApp.getUserLabelByName('Orders');  // ラベル名を指定
  const threads = label.getThreads();

  threads.forEach(thread => {
    const messages = thread.getMessages();
    messages.forEach(message => {
      const subject = message.getSubject();
      const body = message.getPlainBody();
      
      const data = {
        app: KINTONE_APP_ID,
        record: {
          subject: {'value': subject},
          body: {'value': body}
          // 必要に応じて他のフィールドも追加
        }
      };

      // Kintoneにデータを送信
      const options = {
        method: 'post',
        headers: {
          'X-Cybozu-API-Token': KINTONE_API_TOKEN,
          'Content-Type': 'application/json',
        },
        payload: JSON.stringify(data),
      };

      const url = `https://${KINTONE_SUBDOMAIN}.cybozu.com/k/v1/record.json`;
      UrlFetchApp.fetch(url, options);
    });
  });
}
```

### 3-1-2. トリガーの設定
このスクリプトを定期的に実行するために、GASのトリガーを設定します。

1. スクリプトエディタの「時計」アイコンをクリックしてトリガー設定画面に移動。
2. 「トリガーを追加」をクリックし、`fetchEmailsAndRegisterToKintone` 関数を選択。
3. 時間ベースまたはGmailのイベントに応じて適切なトリガー（例えば、毎日午前9時）を設定。

## 4. 実行方法と確認
GASエディタでスクリプトを保存し、一度手動で実行して動作を確認します。実行後、Kintoneアプリにメールの内容が正しく登録されているかを確認します。

## 5. まとめ
本記事では、Gmailのメールを自動的にKintoneに登録する方法を紹介しました。Kintone APIを利用することで、手動でのデータ入力を最低限に抑え、自動化システムを構築できます。また、GASを活用することで、Google環境内での豊富なリソースを活用した自動化が可能です。今後の更なる改善として、メール内容に基づいたフィルタリングや、エラーチェック機能を追加することが考えられます。 [![image](https://firebasestorage.googleapis.com/v0/b/issue-pro-42602.appspot.com/o/topics%2F17fa658b-53c7-4ca0-a28b-e588ed1bd371?alt=media&token=2c00afff-85ff-4428-8d15-696ab676dcb0)](https://i-ssue.com/lp/check_salary)

Kintone APIとGoogle Apps ScriptでGmailから自動登録を行うスクリプト例

1-1. はじめに

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