# Chatwork APIとGoogle Calendar APIを連携して予定通知Botを作る

## 目次
1. 導入
2. 準備
    - 2-1. Chatwork APIの設定
    - 2-2. Google Calendar APIの設定
3. 開発環境の設定
4. Botの実装
    - 4-1. Google Calendarから予定を取得する
    - 4-2. Chatworkに通知を送信する
    - 4-3. 定期実行の設定
5. テストとデプロイ
6. まとめ

## 1. 導入

現代のビジネス環境では、効率的なスケジュール管理が重要です。本記事では、ChatworkとGoogle Calendarを連携し、予定を自動で通知するBotを作成する方法を紹介します。これにより、会議のリマインダーや予定の抜け漏れを防ぐことができます。

## 2. 準備

### 2-1. Chatwork APIの設定

1. **APIトークンの取得**:
   - ChatworkのWeb版にログインし、[アカウント設定]からAPIトークンを生成します。

2. **APIアクセスの確認**:
   - Chatwork APIドキュメントを参照し、具体的なリクエスト方法やエンドポイントを確認します。

### 2-2. Google Calendar APIの設定

1. **Google Cloud Consoleのセットアップ**:
   - Google Cloud Platform（GCP）にログインし、プロジェクトを作成します。

2. **APIの有効化**:
   - [Google Calendar API]を有効にします。

3. **サービスアカウントの作成**:
   - 資格情報ページで[サービスアカウント]を作成し、JSON形式の鍵をダウンロードします。

## 3. 開発環境の設定

- **プログラミング言語：Python**
- **ライブラリ**:
  - `google-api-python-client`: Google APIとのインターフェース
  - `requests`: HTTPリクエストを簡単に送信
  - `schedule`: 定期実行のためのタスクスケジューリング

パッケージをインストールします。
![img](/mosaic-code.jpg)

## 4. Botの実装

### 4-1. Google Calendarから予定を取得する

まず、Google Calendarから予定を取得する関数を実装します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 4-2. Chatworkに通知を送信する

次に、Chatworkに通知を送信する関数を作成します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 4-3. 定期実行の設定

最後に、定期実行を設定します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 5. テストとデプロイ

1. **ローカルでテスト**:
   - 各関数を個別にテストし、想定通りの動作を確認します。

2. **デプロイ**:
   - 本番環境にデプロイし、安定して動作することを確認します。

## 6. まとめ

これでChatworkとGoogle Calendarを連携して予定通知を行うBotが完成しました。効率的なスケジュール管理により、チームの生産性向上に寄与することでしょう。

このBotは、業務の特性に合わせてカスタマイズ可能です。必要に応じて機能を追加し、さらに便利に活用してみてください。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# Chatwork APIとGoogle Calendar APIを連携して予定通知Botを作る

## 目次
1. 導入
2. 準備
    - 2-1. Chatwork APIの設定
    - 2-2. Google Calendar APIの設定
3. 開発環境の設定
4. Botの実装
    - 4-1. Google Calendarから予定を取得する
    - 4-2. Chatworkに通知を送信する
    - 4-3. 定期実行の設定
5. テストとデプロイ
6. まとめ

## 1. 導入

現代のビジネス環境では、効率的なスケジュール管理が重要です。本記事では、ChatworkとGoogle Calendarを連携し、予定を自動で通知するBotを作成する方法を紹介します。これにより、会議のリマインダーや予定の抜け漏れを防ぐことができます。

## 2. 準備

### 2-1. Chatwork APIの設定

1. **APIトークンの取得**:
   - ChatworkのWeb版にログインし、[アカウント設定]からAPIトークンを生成します。

2. **APIアクセスの確認**:
   - Chatwork APIドキュメントを参照し、具体的なリクエスト方法やエンドポイントを確認します。

### 2-2. Google Calendar APIの設定

1. **Google Cloud Consoleのセットアップ**:
   - Google Cloud Platform（GCP）にログインし、プロジェクトを作成します。

2. **APIの有効化**:
   - [Google Calendar API]を有効にします。

3. **サービスアカウントの作成**:
   - 資格情報ページで[サービスアカウント]を作成し、JSON形式の鍵をダウンロードします。

## 3. 開発環境の設定

- **プログラミング言語：Python**
- **ライブラリ**:
  - `google-api-python-client`: Google APIとのインターフェース
  - `requests`: HTTPリクエストを簡単に送信
  - `schedule`: 定期実行のためのタスクスケジューリング

パッケージをインストールします。
```bash
pip install google-api-python-client requests schedule
```

## 4. Botの実装

### 4-1. Google Calendarから予定を取得する

まず、Google Calendarから予定を取得する関数を実装します。

```python
from google.oauth2 import service_account
from googleapiclient.discovery import build
import datetime

def get_upcoming_events():
    # 認証情報の設定
    SCOPES = ['https://www.googleapis.com/auth/calendar.readonly']
    SERVICE_ACCOUNT_FILE = 'path/to/service-account.json'

    credentials = service_account.Credentials.from_service_account_file(
        SERVICE_ACCOUNT_FILE, scopes=SCOPES)

    # Calendar APIサービスを構築
    service = build('calendar', 'v3', credentials=credentials)

    # 明日1日の予定を取得
    now = datetime.datetime.utcnow().isoformat() + 'Z'
    tomorrow = (datetime.datetime.utcnow() + datetime.timedelta(days=1)).isoformat() + 'Z'

    events_result = service.events().list(calendarId='primary', timeMin=now,
                                          timeMax=tomorrow, singleEvents=True,
                                          orderBy='startTime').execute()
    events = events_result.get('items', [])

    return events
```

### 4-2. Chatworkに通知を送信する

次に、Chatworkに通知を送信する関数を作成します。

```python
import requests

def send_chatwork_notification(events):
    # APIトークンを設定
    api_token = 'YOUR_CHATWORK_API_TOKEN'
    room_id = 'YOUR_ROOM_ID'

    # メッセージ生成
    message = "明日の予定:\n"
    for event in events:
        start = event['start'].get('dateTime', event['start'].get('date'))
        message += f"- {event['summary']} at {start}\n"

    # Chatwork APIにメッセージを送信
    url = f'https://api.chatwork.com/v2/rooms/{room_id}/messages'
    headers = {'X-ChatWorkToken': api_token}
    params = {'body': message}

    response = requests.post(url, headers=headers, params=params)
    return response.status_code == 200
```

### 4-3. 定期実行の設定

最後に、定期実行を設定します。

```python
import schedule
import time

def job():
    events = get_upcoming_events()
    if events:
        success = send_chatwork_notification(events)
        if success:
            print("Notification sent successfully.")
        else:
            print("Failed to send notification.")

# 毎日決まった時間に実行
schedule.every().day.at("09:00").do(job)

while True:
    schedule.run_pending()
    time.sleep(1)
```

## 5. テストとデプロイ

1. **ローカルでテスト**:
   - 各関数を個別にテストし、想定通りの動作を確認します。

2. **デプロイ**:
   - 本番環境にデプロイし、安定して動作することを確認します。

## 6. まとめ

これでChatworkとGoogle Calendarを連携して予定通知を行うBotが完成しました。効率的なスケジュール管理により、チームの生産性向上に寄与することでしょう。

このBotは、業務の特性に合わせてカスタマイズ可能です。必要に応じて機能を追加し、さらに便利に活用してみてください。 

Chatwork APIとGoogle Calendar APIを連携して予定通知Botを作る

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