# C#でAzure Blob Storageを操作する方法

## 目次
1. はじめに
2. Azure Blob Storageとは
3. Azure Blob Storageのセットアップ
   - 3.1 アカウントの作成
   - 3.2 ストレージコンテナの作成
4. C#でのAzure Blob Storage操作の準備
   - 4.1 必要なNuGetパッケージ
   - 4.2 コネクションストリングの取得
5. 基本的な操作
   - 5.1 Blobのアップロード
   - 5.2 Blobのダウンロード
   - 5.3 Blobの一覧取得
   - 5.4 Blobの削除
6. エラーハンドリング
7. 高度な操作
   - 7.1 メタデータの設定と取得
   - 7.2 アクセスポリシー設定
8. まとめ

## 1. はじめに

Azure Blob StorageはMicrosoft Azureが提供するクラウドベースのストレージサービスで、大量のデータを保存、管理、スケーラブルに処理するのに適しています。本記事では、C#を使ってAzure Blob Storageを操作する方法を紹介します。

## 2. Azure Blob Storageとは

Azure Blob Storageは、Unstructured dataを保存するためのオブジェクトストレージソリューションです。大容量のデータを信頼性高く保存できるため、バックアップ、アーカイブ、分散ストリーミング等、様々な用途で利用されています。

## 3. Azure Blob Storageのセットアップ

### 3.1 アカウントの作成

AzureポータルからBlob Storageアカウントを作成します。手順は以下の通りです。

1. Azureポータルにサインイン。
2. 「ストレージアカウント」を選択。
3. 「作成」をクリック。
4. サブスクリプションとリソースグループを選択。
5. ストレージアカウント名とリージョンを指定し、「次へ」ボタンをクリック。
6. 設定を確認し、「作成」ボタンをクリック。

### 3.2 ストレージコンテナの作成

ストレージアカウント内にコンテナを作成します。

1. ストレージアカウントを選択。
2. 「Blobサービス」 > 「コンテナ」を選択。
3. 「+コンテナ」ボタンをクリック。
4. コンテナ名を指定し、「作成」ボタンをクリック。

## 4. C#でのAzure Blob Storage操作の準備

### 4.1 必要なNuGetパッケージ

Azure Blob StorageをC#で操作するために、必要なNuGetパッケージをインストールします。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 4.2 コネクションストリングの取得

Azureポータルにて、ストレージアカウントの「アクセスキー」ブレードからコネクションストリングをコピーします。この情報はC#プログラムの接続設定に必要です。

## 5. 基本的な操作

### 5.1 Blobのアップロード

Azure Blob Storageにファイルをアップロードするには、次のコードを活用します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 5.2 Blobのダウンロード

ファイルをBlobからダウンロードするコードは以下の通りです。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 5.3 Blobの一覧取得

ストレージコンテナ内のBlob一覧を取得します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 5.4 Blobの削除

Blobを削除するには、以下のコードを使用します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 6. エラーハンドリング

Blob操作中に発生する可能性のある例外を適切にハンドリングすることが重要です。一般的な例外としては、`Azure.RequestFailedException`があり、この例外をキャッチして対処します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 7. 高度な操作

### 7.1 メタデータの設定と取得

Blobにメタデータを設定し、それを取得する方法を示します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 7.2 アクセスポリシー設定

ストレージコンテナに対するアクセス権限を設定します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 8. まとめ

Azure Blob Storageは、大規模でスケーラブルなデータストレージを提供する強力なクラウドサービスです。本記事では、C#を用いて基本的なBlob操作を行う方法を紹介しました。Azureのストレージソリューションの力を活用し、アプリケーションのストレージ要件を満たすことができるでしょう。これを機に、Azure Blob Storageの機能を試し、その可能性を最大限に引き出してみてください。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# C#でAzure Blob Storageを操作する方法

## 目次
1. はじめに
2. Azure Blob Storageとは
3. Azure Blob Storageのセットアップ
   - 3.1 アカウントの作成
   - 3.2 ストレージコンテナの作成
4. C#でのAzure Blob Storage操作の準備
   - 4.1 必要なNuGetパッケージ
   - 4.2 コネクションストリングの取得
5. 基本的な操作
   - 5.1 Blobのアップロード
   - 5.2 Blobのダウンロード
   - 5.3 Blobの一覧取得
   - 5.4 Blobの削除
6. エラーハンドリング
7. 高度な操作
   - 7.1 メタデータの設定と取得
   - 7.2 アクセスポリシー設定
8. まとめ

## 1. はじめに

Azure Blob StorageはMicrosoft Azureが提供するクラウドベースのストレージサービスで、大量のデータを保存、管理、スケーラブルに処理するのに適しています。本記事では、C#を使ってAzure Blob Storageを操作する方法を紹介します。

## 2. Azure Blob Storageとは

Azure Blob Storageは、Unstructured dataを保存するためのオブジェクトストレージソリューションです。大容量のデータを信頼性高く保存できるため、バックアップ、アーカイブ、分散ストリーミング等、様々な用途で利用されています。

## 3. Azure Blob Storageのセットアップ

### 3.1 アカウントの作成

AzureポータルからBlob Storageアカウントを作成します。手順は以下の通りです。

1. Azureポータルにサインイン。
2. 「ストレージアカウント」を選択。
3. 「作成」をクリック。
4. サブスクリプションとリソースグループを選択。
5. ストレージアカウント名とリージョンを指定し、「次へ」ボタンをクリック。
6. 設定を確認し、「作成」ボタンをクリック。

### 3.2 ストレージコンテナの作成

ストレージアカウント内にコンテナを作成します。

1. ストレージアカウントを選択。
2. 「Blobサービス」 > 「コンテナ」を選択。
3. 「+コンテナ」ボタンをクリック。
4. コンテナ名を指定し、「作成」ボタンをクリック。

## 4. C#でのAzure Blob Storage操作の準備

### 4.1 必要なNuGetパッケージ

Azure Blob StorageをC#で操作するために、必要なNuGetパッケージをインストールします。

```bash
Install-Package Azure.Storage.Blobs
```

### 4.2 コネクションストリングの取得

Azureポータルにて、ストレージアカウントの「アクセスキー」ブレードからコネクションストリングをコピーします。この情報はC#プログラムの接続設定に必要です。

## 5. 基本的な操作

### 5.1 Blobのアップロード

Azure Blob Storageにファイルをアップロードするには、次のコードを活用します。

```csharp
using Azure.Storage.Blobs;

public class BlobStorageService
{
    private const string connectionString = "Your_Connection_String";
    private const string containerName = "your-container";

    public async Task UploadBlobAsync(string blobName, string filePath)
    {
        BlobServiceClient blobServiceClient = new BlobServiceClient(connectionString);
        BlobContainerClient containerClient = blobServiceClient.GetBlobContainerClient(containerName);
        BlobClient blobClient = containerClient.GetBlobClient(blobName);

        Console.WriteLine($"Uploading to Blob storage as blob:\n\t {blobName}\n");

        await blobClient.UploadAsync(filePath, true);
    }
}
```

### 5.2 Blobのダウンロード

ファイルをBlobからダウンロードするコードは以下の通りです。

```csharp
public async Task DownloadBlobAsync(string blobName, string downloadPath)
{
    BlobServiceClient blobServiceClient = new BlobServiceClient(connectionString);
    BlobContainerClient containerClient = blobServiceClient.GetBlobContainerClient(containerName);
    BlobClient blobClient = containerClient.GetBlobClient(blobName);

    Console.WriteLine($"Downloading blob to\n\t{downloadPath}\n");

    await blobClient.DownloadToAsync(downloadPath);
}
```

### 5.3 Blobの一覧取得

ストレージコンテナ内のBlob一覧を取得します。

```csharp
public async Task ListBlobsAsync()
{
    BlobServiceClient blobServiceClient = new BlobServiceClient(connectionString);
    BlobContainerClient containerClient = blobServiceClient.GetBlobContainerClient(containerName);

    await foreach (BlobItem blobItem in containerClient.GetBlobsAsync())
    {
        Console.WriteLine("\t" + blobItem.Name);
    }
}
```

### 5.4 Blobの削除

Blobを削除するには、以下のコードを使用します。

```csharp
public async Task DeleteBlobAsync(string blobName)
{
    BlobServiceClient blobServiceClient = new BlobServiceClient(connectionString);
    BlobContainerClient containerClient = blobServiceClient.GetBlobContainerClient(containerName);
    BlobClient blobClient = containerClient.GetBlobClient(blobName);

    await blobClient.DeleteIfExistsAsync();
}
```

## 6. エラーハンドリング

Blob操作中に発生する可能性のある例外を適切にハンドリングすることが重要です。一般的な例外としては、`Azure.RequestFailedException`があり、この例外をキャッチして対処します。

```csharp
try
{
    // Blob操作コード
}
catch (Azure.RequestFailedException ex)
{
    Console.WriteLine($"Error: {ex.Message}");
}
```

## 7. 高度な操作

### 7.1 メタデータの設定と取得

Blobにメタデータを設定し、それを取得する方法を示します。

```csharp
public async Task SetBlobMetadataAsync(string blobName)
{
    BlobServiceClient blobServiceClient = new BlobServiceClient(connectionString);
    BlobContainerClient containerClient = blobServiceClient.GetBlobContainerClient(containerName);
    BlobClient blobClient = containerClient.GetBlobClient(blobName);

    IDictionary<string, string> metadata = new Dictionary<string, string>
    {
        { "author", "Azure" },
        { "description", "Blob metadata example" }
    };

    await blobClient.SetMetadataAsync(metadata);
}

public async Task<IDictionary<string, string>> GetBlobMetadataAsync(string blobName)
{
    BlobServiceClient blobServiceClient = new BlobServiceClient(connectionString);
    BlobContainerClient containerClient = blobServiceClient.GetBlobContainerClient(containerName);
    BlobClient blobClient = containerClient.GetBlobClient(blobName);

    BlobProperties properties = await blobClient.GetPropertiesAsync();
    return properties.Metadata;
}
```

### 7.2 アクセスポリシー設定

ストレージコンテナに対するアクセス権限を設定します。

```csharp
public async Task SetContainerAccessPolicyAsync()
{
    BlobServiceClient blobServiceClient = new BlobServiceClient(connectionString);
    BlobContainerClient containerClient = blobServiceClient.GetBlobContainerClient(containerName);

    await containerClient.SetAccessPolicyAsync(PublicAccessType.Blob);
}
```

## 8. まとめ

Azure Blob Storageは、大規模でスケーラブルなデータストレージを提供する強力なクラウドサービスです。本記事では、C#を用いて基本的なBlob操作を行う方法を紹介しました。Azureのストレージソリューションの力を活用し、アプリケーションのストレージ要件を満たすことができるでしょう。これを機に、Azure Blob Storageの機能を試し、その可能性を最大限に引き出してみてください。 

C#でAzure Blob Storageを操作する方法

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