# EC2インスタンスのElastic IP設定と注意点

## 目次
1. はじめに
2. Elastic IPとは
3. Elastic IPの設定方法
   1. Elastic IPの取得
   2. Elastic IPの割り当て
   3. セキュリティグループの設定
4. Elastic IP利用の注意点
   1. 料金の注意点
   2. 固定IPアドレスとプライベートIPの組み合わせ
   3. リリースの際の注意
5. まとめ

## 1. はじめに
Amazon EC2のElastic IPアドレスは、インターネットからアクセス可能な静的なIPアドレスを提供し、AWSインフラ内のインスタンスに可用性を持たせるために使われます。本記事では、Elastic IPの設定方法とその利用における注意点について解説します。

## 2. Elastic IPとは
Elastic IPとは、AWSで提供される、インターネットからアクセス可能な静的IPアドレスです。通常の動的IPアドレスと異なり、Elastic IPはインスタンスが停止しても変わらず、可用性を確保するのに役立ちます。

## 3. Elastic IPの設定方法

### 3-1. Elastic IPの取得
1. AWSマネジメントコンソールで、EC2のダッシュボードにアクセスします。
2. 左側メニューから「Elastic IP」を選択し、「Elastic IPアドレスの割り当て」をクリックします。
3. 「割り当て」をクリックし、Elastic IPアドレスを取得します。

### 3-2. Elastic IPの割り当て
1. Elastic IPのリストから、新しく取得したIPアドレスを選択し、「アクション」 → 「Elastic IPアドレスの関連付け」をクリックします。
2. 関連付けたいインスタンスを選択し、「関連付け」をクリックします。このとき、関連付けるインスタンスのネットワークインターフェイスを指定することも可能です。

### 3-3. セキュリティグループの設定
EC2インスタンスのセキュリティグループで、インバウンドルールにこのElastic IPが許可されていることを確認します。HTTPやSSHを通してアクセスを許可するためには、適切なポートが開いている必要があります。

## 4. Elastic IP利用の注意点

### 4-1. 料金の注意点
Elastic IPそのものにコストはかかりませんが、以下の場合に料金が発生します。
- 未使用のElastic IP：未使用のElastic IPがあると、時間ごとに料金がかかります。
- 複数のElastic IPを持つ場合：1つのEC2インスタンスに対して複数のElastic IPを持つことも有料です。

### 4-2. 固定IPアドレスとプライベートIPの組み合わせ
Elastic IPは、デフォルトでインターネットに公開されます。プライベートIPを持った状態でElastic IPを使用することが推奨され、公開範囲を制限するためにNATゲートウェイやVPNと併用することを考慮する必要があります。

### 4-3. リリースの際の注意
Elastic IPアドレスは、リリースすると再利用できなくなる可能性があるため、不要になったElastic IPは慎重に管理する必要があります。また、リリースするまで紐付けられているインスタンスを確認し、誤って本番環境の関連付けを解除しないように注意します。

## 5. まとめ
Elastic IPは、AWS上で定常的なアクセスを実現するために非常に重要なコンポーネントです。使い方を誤ると予期しないコストがかかることもありますので、本記事の手順と注意点を参考に、適切に管理し、運用してください。AWSの公式ドキュメントや社内ポリシーに従って、Elastic IPを最大限に活用してください。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# EC2インスタンスのElastic IP設定と注意点

## 目次
1. はじめに
2. Elastic IPとは
3. Elastic IPの設定方法
   1. Elastic IPの取得
   2. Elastic IPの割り当て
   3. セキュリティグループの設定
4. Elastic IP利用の注意点
   1. 料金の注意点
   2. 固定IPアドレスとプライベートIPの組み合わせ
   3. リリースの際の注意
5. まとめ

## 1. はじめに
Amazon EC2のElastic IPアドレスは、インターネットからアクセス可能な静的なIPアドレスを提供し、AWSインフラ内のインスタンスに可用性を持たせるために使われます。本記事では、Elastic IPの設定方法とその利用における注意点について解説します。

## 2. Elastic IPとは
Elastic IPとは、AWSで提供される、インターネットからアクセス可能な静的IPアドレスです。通常の動的IPアドレスと異なり、Elastic IPはインスタンスが停止しても変わらず、可用性を確保するのに役立ちます。

## 3. Elastic IPの設定方法

### 3-1. Elastic IPの取得
1. AWSマネジメントコンソールで、EC2のダッシュボードにアクセスします。
2. 左側メニューから「Elastic IP」を選択し、「Elastic IPアドレスの割り当て」をクリックします。
3. 「割り当て」をクリックし、Elastic IPアドレスを取得します。

### 3-2. Elastic IPの割り当て
1. Elastic IPのリストから、新しく取得したIPアドレスを選択し、「アクション」 → 「Elastic IPアドレスの関連付け」をクリックします。
2. 関連付けたいインスタンスを選択し、「関連付け」をクリックします。このとき、関連付けるインスタンスのネットワークインターフェイスを指定することも可能です。

### 3-3. セキュリティグループの設定
EC2インスタンスのセキュリティグループで、インバウンドルールにこのElastic IPが許可されていることを確認します。HTTPやSSHを通してアクセスを許可するためには、適切なポートが開いている必要があります。

## 4. Elastic IP利用の注意点

### 4-1. 料金の注意点
Elastic IPそのものにコストはかかりませんが、以下の場合に料金が発生します。
- 未使用のElastic IP：未使用のElastic IPがあると、時間ごとに料金がかかります。
- 複数のElastic IPを持つ場合：1つのEC2インスタンスに対して複数のElastic IPを持つことも有料です。

### 4-2. 固定IPアドレスとプライベートIPの組み合わせ
Elastic IPは、デフォルトでインターネットに公開されます。プライベートIPを持った状態でElastic IPを使用することが推奨され、公開範囲を制限するためにNATゲートウェイやVPNと併用することを考慮する必要があります。

### 4-3. リリースの際の注意
Elastic IPアドレスは、リリースすると再利用できなくなる可能性があるため、不要になったElastic IPは慎重に管理する必要があります。また、リリースするまで紐付けられているインスタンスを確認し、誤って本番環境の関連付けを解除しないように注意します。

## 5. まとめ
Elastic IPは、AWS上で定常的なアクセスを実現するために非常に重要なコンポーネントです。使い方を誤ると予期しないコストがかかることもありますので、本記事の手順と注意点を参考に、適切に管理し、運用してください。AWSの公式ドキュメントや社内ポリシーに従って、Elastic IPを最大限に活用してください。 

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