Qiitaを使って2週間で17万人のエンジニアの認知を獲得したので採用に応用してみる
2022年04月23日 10:04
自分が行っているサービスの認知を高めるために、Qiitaを活用し記事を投稿してきました。
期待以上の結果を得られ、コミュニティに情報提供を行うことが即効性のある認知の獲得になるとわかりました。
そこで、最近よく聞くエンジニアを採用(業務委託の獲得含)できないという問題の解決策に応用できるのではないかと考え
その応用方法をまとめてみました。
コミュニティに情報提供を行うと、投稿者(投稿者が所属する組織)の認知につながる↓
エンジニアに対して発信したい場合は、Qiitaが一番効果的です。
ざっと、Qiitaのスペックを見ても桁違いにユーザー数が多いです。
会員数 | 記事投稿数 | 月間UU |
---|---|---|
70万人 | 70万件 | 700万UU |
(2021.9.10時点)
:::note info
noteのユーザー数は380万人で、qiitaユーザーはその1/5の70万人ですが、
エンジニアに特化しているqiitaの方が遥かにpv数の伸びが大きいです。
:::
qiitaでバズった単価表の記事を、note、prtimes、qiitaで投稿して比較するとpv数やいいねの数は一目瞭然。
いいね数 | PV数 | |
---|---|---|
qiita | 914 | 92,374 |
note | 14 | 232 |
prtimes | 0 | 672 |
2人で9月末から、自分らの体験やユーザーからヒアリングした情報をもとに8つの記事を書いて公開しました。
10月18日現在で、約17万人に見てもらいました。ちなみに記事を読んでもらうだけでなく、サービスを知ってもらい登録してくれた人も400~500人くらいいらっしゃいます。
https://i-ssue.com/ にアクセスしてくれた人の数
(qiita砲は1週間に一回ユーザーにトレンドに載った記事がメールで通知されること)
twitterアカウントでは新規の方に130人フォローしていただき、プロフィールへのアクセスは前月より2倍多い29,000人以上の人にアクセスしていただきました
Organizationを作成して、記事を投稿すればいいだけです。
ここでは何をしてる会社かを知ってもらうことがゴールです。
会社名を知ってもらえれば、求人を出したりDMした時に他社と差別化を図ることができます。
ただ、記事投稿のポイントはいくつかあるので後述します。
認知を獲得するまでの流れ↓
中田敦彦が伸び悩むyoutuberのコンサルで一番初めに指摘することが、
チャンネルのヘッダーで何を発信するチャンネルかが一目でわかるようにすることです。
読者に何をやってる会社かを理解して、記憶してもらうことが狙いです。
記事のフッター↓
Organizationページ↓
記事の最後に twitter のリンクとか会社の採用問い合わせのリンクとか載せるといいです。
情報の受け手は意外と読んだ流れでリンクを開いてくれたります。
逆に無いと絶対にやってくれません!
qiitaは5時と17時トレンドが入れ替わります。
トレンドに載るのはLGTMがだいたい5以上あるものなので、投稿したらすぐ(トレンドが入れ替わる時間になる前に)twitterでシェアしたりして5以上獲得します。トレンドに載るのは投稿後3日間だけです。
最近だと、ローコードとかノーコードとかで何かを作った記事は読者を惹きつけやすいです。
エンジニアの業務委託単価表がバズったことからわかったのは単価のような生活に関わるような身近なお金の話はとても興味を持ってもらいやすいことです。ニュースでも年金や収入の問題は取り上げられやすいので、お金は何度取り上げられても見てもらいやすいです。
記事を見てもらえるかどうかはタイトルで決まります。
いろんなタイプの読んでもらいやすいタイトルがありますが、一目で読んだ時のメリットがわかるタイトルがおすすめです。
例えば、以前【翻訳】外注したら約400万円かかるシステムを、コーディングなしで自前でつくったお話が話題になりましたが、この記事を読んだら400万円浮かせてシステムを作る方法がわかると伝わるので読んでもらいやすいとわかります。
タイトルを読んで「すごい!」と思ってもらえるようなタイトルにするには、「正と負の差」を直感的に伝える必要があるためです。
例えば、私で言えば営業メールのタイトルに「投資家」「起業家」と入ってると反射的にメールの中身を開いてしまいます。
エンジニアに刺さるキーワードをタイトルに入れれば内容を読んでもらえる確率が高くなります。
実際に中身を開きたくなったメールのタイトル
読んでもらう価値を作るためには、
すでに出来上がったモノを活用するのが手っ取り早いからです。
メルカリがすでにプロが作ったモノを売り買いするため出品者が素人でも成立している(購入者に価値提供できてる)ように、
1から価値を作らずすでに出来上がってる情報を提供するのがおすすめです。
例.
自分が知ってることが他の人にとっては知らない価値のある情報であることがあるので、
とりあえず書くと新たな発見があります。単価の記事はその典型でした。
最近、ミクシィやリクルート、ゆめみさん、サイボウズさん、GMOペパボさんが積極的に
研修資料や採用基準を公開しています。
話題になりやすく検索にも引っかかりやすいので良さそうです。
wikiに書いてあるような開発フローやルールをなぜそうなったかを添えて公開しても良さそうです。
ゆめみの Android の採用コーディング試験を公開しました
職位ガイドライン・キャリアパス
GMOペパボのエンジニア研修2021の資料を公開します
新卒向け研修資料「テスト文字列に”うんこ”と入れるな」を公開しました
株式会社リクルート エンジニアコース新人研修の内容を公開します!(2021年度版)
ミクシィの21新卒技術研修の資料と動画を公開します!
以上です!
診断を受けるとあなたの現在の業務委託単価を算出します。今後副業やフリーランスで単価を交渉する際の参考になります。また次の単価レンジに到達するためのヒントも確認できます。
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