# LINE BotとGASを使ってスプレッドシートに問い合わせを記録する方法

## 目次
1. はじめに
    1-1. 背景
    1-2. 本記事の目的
2. 必要なツールセットアップ
    2-1. LINE Developersでの設定
    2-2. Google Apps Scriptの準備
3. LINE Botの作成手順
    3-1. チャンネルの作成
    3-2. Webhook設定
4. Google Apps Scriptの設定
    4-1. スプレッドシートの準備
    4-2. GASスクリプトの作成
5. スプレッドシートへのデータ記録
    5-1. データ構造の設計
    5-2. データの書き込み方法
6. テストとデバッグ
    6-1. LINE Botの動作確認
    6-2. 問題発生時の対処法
7. まとめ

## 1. はじめに

### 1-1. 背景
LINEが提供するBotサービスは、多くの人と情報を簡単にやりとりするための強力なツールです。特に、企業や教育機関において、日常的な問い合わせやフィードバックを効率的に処理する方法として活用されています。

### 1-2. 本記事の目的
本記事では、LINE BotとGoogle Apps Script (GAS) を組み合わせて、問い合わせ内容をGoogleスプレッドシートに自動的に記録するシステムの構築方法を解説します。

## 2. 必要なツールセットアップ

### 2-1. LINE Developersでの設定
1. [LINE Developers](https://developers.line.biz/ja/)にアクセスし、ログインします。
2. プロバイダーを作成し、その中に新しいチャンネルを作成します。
3. Messaging APIを選択し、チャンネルの設定を行います。
4. チャンネルシークレットとアクセストークンをメモしておく必要があります。

### 2-2. Google Apps Scriptの準備
1. Googleアカウントで[Google Apps Script](https://script.google.com/)にアクセスします。
2. 新しいプロジェクトを作成します。
3. Googleスプレッドシートを用意し、問い合わせデータを書き込むためのシートを設定します。

## 3. LINE Botの作成手順

### 3-1. チャンネルの作成
LINE Developersでのチャンネル作成の手順に従って、必要な情報を入力し、プラットフォームとなるボットの土台を作成します。

### 3-2. Webhook設定
1. LINE Messaging API設定ページでWebhook URLを設定します。
2. 初期設定として、GASプロジェクトの公開URLをWebhook先に設定します（詳細は後述のGAS設定で案内します）。

## 4. Google Apps Scriptの設定

### 4-1. スプレッドシートの準備
- シートの1行目に、問い合わせ情報を記録するためのヘッダー（例: "User ID", "Message", "Timestamp"）を設定します。

### 4-2. GASスクリプトの作成
次のコードを利用して、スプレッドシートにデータを記録します。

![img](/mosaic-code.jpg)
- spreadsheetIdをスプレッドシートのIDに置き換えてください。
- GASエディタで`doPost`関数を定義。デプロイ時に、Webhook URLとして発行されます。

## 5. スプレッドシートへのデータ記録

### 5-1. データ構造の設計
- Message, User ID, Timestampなど、問い合わせを記録する際に必要なカラムを決めます。

### 5-2. データの書き込み方法
- LINEのWebhookに対応するように、postで受け取ったデータを整形し、一行ごとにスプレッドシートに記録します。

## 6. テストとデバッグ

### 6-1. LINE Botの動作確認
- LINEアプリを使用し、Botにメッセージを送信し、スプレッドシートに反映されているか確認します。

### 6-2. 問題発生時の対処法
- LINE DevelopersのコンソールやGASのデバッグツールを使用して、エラーログを確認。
- Webhook URLの設定間違いや、GAS側でのコードミスをチェック。

## 7. まとめ

LINE BotとGASの組み合わせを通じて、スプレッドシートに問い合わせを自動記録するシステムを迅速に構築できます。これにより、問い合わせ管理業務の手間を大幅に削減することができるでしょう。効果的に利用し、業務改善に貢献してください。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# LINE BotとGASを使ってスプレッドシートに問い合わせを記録する方法

## 目次
1. はじめに
    1-1. 背景
    1-2. 本記事の目的
2. 必要なツールセットアップ
    2-1. LINE Developersでの設定
    2-2. Google Apps Scriptの準備
3. LINE Botの作成手順
    3-1. チャンネルの作成
    3-2. Webhook設定
4. Google Apps Scriptの設定
    4-1. スプレッドシートの準備
    4-2. GASスクリプトの作成
5. スプレッドシートへのデータ記録
    5-1. データ構造の設計
    5-2. データの書き込み方法
6. テストとデバッグ
    6-1. LINE Botの動作確認
    6-2. 問題発生時の対処法
7. まとめ

## 1. はじめに

### 1-1. 背景
LINEが提供するBotサービスは、多くの人と情報を簡単にやりとりするための強力なツールです。特に、企業や教育機関において、日常的な問い合わせやフィードバックを効率的に処理する方法として活用されています。

### 1-2. 本記事の目的
本記事では、LINE BotとGoogle Apps Script (GAS) を組み合わせて、問い合わせ内容をGoogleスプレッドシートに自動的に記録するシステムの構築方法を解説します。

## 2. 必要なツールセットアップ

### 2-1. LINE Developersでの設定
1. [LINE Developers](https://developers.line.biz/ja/)にアクセスし、ログインします。
2. プロバイダーを作成し、その中に新しいチャンネルを作成します。
3. Messaging APIを選択し、チャンネルの設定を行います。
4. チャンネルシークレットとアクセストークンをメモしておく必要があります。

### 2-2. Google Apps Scriptの準備
1. Googleアカウントで[Google Apps Script](https://script.google.com/)にアクセスします。
2. 新しいプロジェクトを作成します。
3. Googleスプレッドシートを用意し、問い合わせデータを書き込むためのシートを設定します。

## 3. LINE Botの作成手順

### 3-1. チャンネルの作成
LINE Developersでのチャンネル作成の手順に従って、必要な情報を入力し、プラットフォームとなるボットの土台を作成します。

### 3-2. Webhook設定
1. LINE Messaging API設定ページでWebhook URLを設定します。
2. 初期設定として、GASプロジェクトの公開URLをWebhook先に設定します（詳細は後述のGAS設定で案内します）。

## 4. Google Apps Scriptの設定

### 4-1. スプレッドシートの準備
- シートの1行目に、問い合わせ情報を記録するためのヘッダー（例: "User ID", "Message", "Timestamp"）を設定します。

### 4-2. GASスクリプトの作成
次のコードを利用して、スプレッドシートにデータを記録します。

```javascript
function doPost(e) {
  var spreadsheetId = 'your spreadhseet ID';
  var sheet = SpreadsheetApp.openById(spreadsheetId).getActiveSheet();

  var json = JSON.parse(e.postData.contents);
  var events = json.events;
  for (var i = 0; i < events.length; i++) {
    var userId = events[i].source.userId;
    var message = events[i].message.text;
    var timestamp = new Date(events[i].timestamp);

    sheet.appendRow([userId, message, timestamp]);
  }
  return ContentService.createTextOutput(JSON.stringify({status: 'success'}));
}
```
- spreadsheetIdをスプレッドシートのIDに置き換えてください。
- GASエディタで`doPost`関数を定義。デプロイ時に、Webhook URLとして発行されます。

## 5. スプレッドシートへのデータ記録

### 5-1. データ構造の設計
- Message, User ID, Timestampなど、問い合わせを記録する際に必要なカラムを決めます。

### 5-2. データの書き込み方法
- LINEのWebhookに対応するように、postで受け取ったデータを整形し、一行ごとにスプレッドシートに記録します。

## 6. テストとデバッグ

### 6-1. LINE Botの動作確認
- LINEアプリを使用し、Botにメッセージを送信し、スプレッドシートに反映されているか確認します。

### 6-2. 問題発生時の対処法
- LINE DevelopersのコンソールやGASのデバッグツールを使用して、エラーログを確認。
- Webhook URLの設定間違いや、GAS側でのコードミスをチェック。

## 7. まとめ

LINE BotとGASの組み合わせを通じて、スプレッドシートに問い合わせを自動記録するシステムを迅速に構築できます。これにより、問い合わせ管理業務の手間を大幅に削減することができるでしょう。効果的に利用し、業務改善に貢献してください。 [![image](https://firebasestorage.googleapis.com/v0/b/issue-pro-42602.appspot.com/o/topics%2F17fa658b-53c7-4ca0-a28b-e588ed1bd371?alt=media&token=2c00afff-85ff-4428-8d15-696ab676dcb0)](https://i-ssue.com/lp/check_salary)

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