# SendGrid APIで未達（Delivery Failure）を検知・ログ保存する方法

## 目次
1. はじめに
2. SendGrid APIの概要
3. 未達検知のためのWebhook設定
4. 未達イベントのログ保存手法
5. 未達ログを保存するためのプログラム例
6. SendGridのダッシュボードでの管理
7. 未達アラートの通知設定
8. まとめ

## 1. はじめに
SendGridは、メール配信を管理するための強力なAPIを提供しています。しかし、配信時には未達（Delivery Failure）となる可能性があります。この記事では、未達となるメールを検知し、その情報をログとして保存する方法を解説していきます。

## 2. SendGrid APIの概要
SendGridは、メールの送信、トラッキング、レポートを行うためのAPIを用意しています。未達メールの情報を得るためには、SendGridが提供するイベント通知という機能を利用します。この機能を活用することで、メールの配信ステータスをリアルタイムで監視できます。

## 3. 未達検知のためのWebhook設定
SendGridの未達検知にはWebhookが欠かせません。Webhookを使うことで、メールの配信ステータス（例：未達）を自動的に受信できます。以下に、Webhookの設定方法を詳述します。

1. SendGridダッシュボードにログインし「Settings」>「Mail Settings」>「Event Webhook」を開きます。
2. Webhook URLを追加し、"Dropped" および "Bounced" イベントをチェックします。
3. 保存します。

これで、指定URLに未達イベントが送信されるようになります。

## 4. 未達イベントのログ保存手法
未達イベントは、JSON形式で送られてきます。この情報を使って、どのメールが未達だったかを記録する必要があります。データベースを使って、以下の情報を保存することが推奨されます。

- メールアドレス
- メッセージID
- イベントタイプ（ドロップやバウンス）
- 配信失敗の理由
- タイムスタンプ

## 5. 未達ログを保存するためのプログラム例

以下は、Node.jsを使った未達イベントを受信しログ保存する例です。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 6. SendGridのダッシュボードでの管理
SendGridのダッシュボードから、イベント情報を確認することも可能です。未達イベントの詳細をダッシュボード上でも閲覧し、その都度手動での確認を併用することで、システムにエラーが起きた場合にも対処が可能です。

## 7. 未達アラートの通知設定
未達が頻繁に発生する場合は、システム管理者への通知が必要となります。これには、メールかSlack通知を使用することが一般的です。Webhookで受信した未達情報をトリガとして、通知設定を追加しましょう。

## 8. まとめ
SendGrid APIを利用して未達（Delivery Failure）を検知し、適切にログとして保存することで、メール配信の問題点を早期に発見する一助となります。Webhookとプログラムを組み合わせることで、未達情報を効果的に活用し、メールマーケティングや運用時の障害を最小限に抑えることができます。定期的にログを確認し、問題のあるメールアドレスやドメインに対しては別の対応を考えることも重要です。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# SendGrid APIで未達（Delivery Failure）を検知・ログ保存する方法

## 目次
1. はじめに
2. SendGrid APIの概要
3. 未達検知のためのWebhook設定
4. 未達イベントのログ保存手法
5. 未達ログを保存するためのプログラム例
6. SendGridのダッシュボードでの管理
7. 未達アラートの通知設定
8. まとめ

## 1. はじめに
SendGridは、メール配信を管理するための強力なAPIを提供しています。しかし、配信時には未達（Delivery Failure）となる可能性があります。この記事では、未達となるメールを検知し、その情報をログとして保存する方法を解説していきます。

## 2. SendGrid APIの概要
SendGridは、メールの送信、トラッキング、レポートを行うためのAPIを用意しています。未達メールの情報を得るためには、SendGridが提供するイベント通知という機能を利用します。この機能を活用することで、メールの配信ステータスをリアルタイムで監視できます。

## 3. 未達検知のためのWebhook設定
SendGridの未達検知にはWebhookが欠かせません。Webhookを使うことで、メールの配信ステータス（例：未達）を自動的に受信できます。以下に、Webhookの設定方法を詳述します。

1. SendGridダッシュボードにログインし「Settings」>「Mail Settings」>「Event Webhook」を開きます。
2. Webhook URLを追加し、"Dropped" および "Bounced" イベントをチェックします。
3. 保存します。

これで、指定URLに未達イベントが送信されるようになります。

## 4. 未達イベントのログ保存手法
未達イベントは、JSON形式で送られてきます。この情報を使って、どのメールが未達だったかを記録する必要があります。データベースを使って、以下の情報を保存することが推奨されます。

- メールアドレス
- メッセージID
- イベントタイプ（ドロップやバウンス）
- 配信失敗の理由
- タイムスタンプ

## 5. 未達ログを保存するためのプログラム例

以下は、Node.jsを使った未達イベントを受信しログ保存する例です。

```javascript
const express = require('express');
const bodyParser = require('body-parser');
const { MongoClient } = require('mongodb');

const app = express();
app.use(bodyParser.json());

const url = 'mongodb://localhost:27017';
const dbName = 'emailLogs';

MongoClient.connect(url, { useNewUrlParser: true }, (err, client) => {
  console.log("Connected successfully to server");
  const db = client.db(dbName);

  app.post('/webhook', (req, res) => {
    const events = req.body;
    events.forEach(event => {
      if (event.event === 'dropped' || event.event === 'bounce') {
        db.collection('deliveryFailures').insertOne({
          email: event.email,
          messageID: event.sg_message_id,
          eventType: event.event,
          reason: event.reason,
          timestamp: event.timestamp
        });
      }
    });
    res.status(200).send('Events Received');
  });

  app.listen(3000, () => {
    console.log('Server is running on port 3000');
  });
});
```

## 6. SendGridのダッシュボードでの管理
SendGridのダッシュボードから、イベント情報を確認することも可能です。未達イベントの詳細をダッシュボード上でも閲覧し、その都度手動での確認を併用することで、システムにエラーが起きた場合にも対処が可能です。

## 7. 未達アラートの通知設定
未達が頻繁に発生する場合は、システム管理者への通知が必要となります。これには、メールかSlack通知を使用することが一般的です。Webhookで受信した未達情報をトリガとして、通知設定を追加しましょう。

## 8. まとめ
SendGrid APIを利用して未達（Delivery Failure）を検知し、適切にログとして保存することで、メール配信の問題点を早期に発見する一助となります。Webhookとプログラムを組み合わせることで、未達情報を効果的に活用し、メールマーケティングや運用時の障害を最小限に抑えることができます。定期的にログを確認し、問題のあるメールアドレスやドメインに対しては別の対応を考えることも重要です。 

SendGrid APIで未達（Delivery Failure）を検知・ログ保存する方法

目次

1. はじめに

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