## 目次

1. はじめに
2. Amazon ECSとEFSの基本概念
   1. Amazon ECSの概要
   2. Amazon EFSの概要
3. ECSとEFSの連携手順
   1. EFSファイルシステムの作成
   2. ECSクラスターとタスクの設定
   3. EFSのマウント設定
4. セキュリティ設定
   1. IAMロールの設定
   2. セキュリティグループの設定
5. デプロイと結果の確認
6. まとめ


### 1. はじめに

AWSのAmazon ECS（Elastic Container Service）とEFS（Elastic File System）は、スケーラブルなコンテナオーケストレーションとストレージソリューションを提供します。それぞれが独自の役割を担っており、一体化することで強力なインフラストラクチャを構築できます。本記事では、ECSとEFSを連携する手順を詳しく解説します。

### 2. Amazon ECSとEFSの基本概念

#### 2-1. Amazon ECSの概要

Amazon ECSは、コンテナ化されたアプリケーションをスケールして実行するフルマネージドコンテナオーケストレーションサービスです。タスク定義をもとにコンテナの配置やスケジューリングを自動化します。

#### 2-2. Amazon EFSの概要

Amazon EFSは、ファイルシステムインターフェースを提供するクラウド内のフルマネージドなストレージサービスです。スケーラブルで高可用性のファイルストレージを提供し、複数のEC2インスタンスまたはECSタスクが同時にマウント可能です。

### 3. ECSとEFSの連携手順

#### 3-1. EFSファイルシステムの作成

1. AWSコンソールでEFSサービスに移動し、[ファイルシステムの作成]を選択。
2. ネットワーク設定で適切なVPCとサブネットを選びます。
3. 一貫性モデルやスループットモードを選択し、必要に応じて暗号化設定を行います。

#### 3-2. ECSクラスターとタスクの設定

1. ECSコンソールで新しいクラスターを作成します。
2. タスク定義を作成し、EFSを使うために`EFSVolumeConfiguration`を設定します。

![img](/mosaic-code.jpg)

#### 3-3. EFSのマウント設定

1. タスク定義内で、EFSのマウントターゲットを設定します。
2. `sourcePath`でマウントポイントを指定し、コンテナ内の`.mountPoints`に対応するディレクトリを設定します。

### 4. セキュリティ設定

#### 4-1. IAMロールの設定

1. EFSアクセスに必要な権限を指定するIAMロールを作成。
2. ポリシーに`AmazonElasticFileSystemClientReadWriteAccess`を付与。

#### 4-2. セキュリティグループの設定

1. EFS用のセキュリティグループを設定し、NFSアクセス用のポート2049を開放します。
2. ECSクラスターが適切にEFSにアクセスできるように、セキュリティグループを関連付けます。

### 5. デプロイと結果の確認

1. 設定が完了したらECSサービスを起動し、タスクを実行します。
2. EFSが正しくマウントされているか確認し、データの読み書きが可能かテストします。

### 6. まとめ

Amazon ECSとEFSの連携により、リソースを最大限に活用したスケーラブルなアプリケーションを展開できます。適切な設定とセキュリティ対策により、ニーズに合った堅牢なシステムを構築しましょう。[cv:issue_marketplace_engineer]

このガイドが、ECSとEFSの設定に役立つことを願っております。技術の進展により設定に変更が加わる可能性もありますので、AWSの公式ドキュメントも随時確認してください。 [cv:issue_marketplace_engineer]

## 目次

1. はじめに
2. Amazon ECSとEFSの基本概念
   1. Amazon ECSの概要
   2. Amazon EFSの概要
3. ECSとEFSの連携手順
   1. EFSファイルシステムの作成
   2. ECSクラスターとタスクの設定
   3. EFSのマウント設定
4. セキュリティ設定
   1. IAMロールの設定
   2. セキュリティグループの設定
5. デプロイと結果の確認
6. まとめ


### 1. はじめに

AWSのAmazon ECS（Elastic Container Service）とEFS（Elastic File System）は、スケーラブルなコンテナオーケストレーションとストレージソリューションを提供します。それぞれが独自の役割を担っており、一体化することで強力なインフラストラクチャを構築できます。本記事では、ECSとEFSを連携する手順を詳しく解説します。

### 2. Amazon ECSとEFSの基本概念

#### 2-1. Amazon ECSの概要

Amazon ECSは、コンテナ化されたアプリケーションをスケールして実行するフルマネージドコンテナオーケストレーションサービスです。タスク定義をもとにコンテナの配置やスケジューリングを自動化します。

#### 2-2. Amazon EFSの概要

Amazon EFSは、ファイルシステムインターフェースを提供するクラウド内のフルマネージドなストレージサービスです。スケーラブルで高可用性のファイルストレージを提供し、複数のEC2インスタンスまたはECSタスクが同時にマウント可能です。

### 3. ECSとEFSの連携手順

#### 3-1. EFSファイルシステムの作成

1. AWSコンソールでEFSサービスに移動し、[ファイルシステムの作成]を選択。
2. ネットワーク設定で適切なVPCとサブネットを選びます。
3. 一貫性モデルやスループットモードを選択し、必要に応じて暗号化設定を行います。

#### 3-2. ECSクラスターとタスクの設定

1. ECSコンソールで新しいクラスターを作成します。
2. タスク定義を作成し、EFSを使うために`EFSVolumeConfiguration`を設定します。

```json
{
  "name": "myEFSVolume",
  "efsVolumeConfiguration": {
    "fileSystemId": "fs-xxxxxx",
    "transitEncryption": "ENABLED"
  }
}
```

#### 3-3. EFSのマウント設定

1. タスク定義内で、EFSのマウントターゲットを設定します。
2. `sourcePath`でマウントポイントを指定し、コンテナ内の`.mountPoints`に対応するディレクトリを設定します。

### 4. セキュリティ設定

#### 4-1. IAMロールの設定

1. EFSアクセスに必要な権限を指定するIAMロールを作成。
2. ポリシーに`AmazonElasticFileSystemClientReadWriteAccess`を付与。

#### 4-2. セキュリティグループの設定

1. EFS用のセキュリティグループを設定し、NFSアクセス用のポート2049を開放します。
2. ECSクラスターが適切にEFSにアクセスできるように、セキュリティグループを関連付けます。

### 5. デプロイと結果の確認

1. 設定が完了したらECSサービスを起動し、タスクを実行します。
2. EFSが正しくマウントされているか確認し、データの読み書きが可能かテストします。

### 6. まとめ

Amazon ECSとEFSの連携により、リソースを最大限に活用したスケーラブルなアプリケーションを展開できます。適切な設定とセキュリティ対策により、ニーズに合った堅牢なシステムを構築しましょう。

このガイドが、ECSとEFSの設定に役立つことを願っております。技術の進展により設定に変更が加わる可能性もありますので、AWSの公式ドキュメントも随時確認してください。 

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