# Gmail APIとNotion APIの連携による受信メールの自動記録

## 目次

1. はじめに
2. 必要な事前準備
   1. Gmail APIの有効化
   2. Notion APIの有効化
3. 環境設定と依存関係のインストール
4. 受信メールの取得
5. Notionデータベースへのレコード追加
6. 自動化のためのスクリプト実行
7. 実装例
   1. Pythonコード例
   2. Node.jsコード例
8. まとめ

## 1. はじめに

Gmailの受信メールをNotionのデータベースに自動記録することで、メールとタスク管理を融合し、作業効率を向上させる方法を紹介します。このガイドでは、Googleが提供するGmail APIとNotionが提供するAPIを連携させ、メールをNotionに自動的に記録するプロセスを説明します。

## 2. 必要な事前準備

### 2-1. Gmail APIの有効化

1. [Google Cloud Console](https://console.developers.google.com/)にアクセスし、プロジェクトを作成または選択します。
2. ナビゲーションメニューから「APIとサービス」に移動し、「ライブラリ」を選択します。
3. 「Gmail API」を検索し、有効化します。
4. OAuth 2.0 クライアントIDを作成し、必要な資格情報を取得します。

### 2-2. Notion APIの有効化

1. [Notion Developers](https://www.notion.so/my-integrations)にアクセスし、新しいインテグレーションを作成します。
2. 必要な権限を選択し、Integration Tokenを取得します。
3. このトークンを管理したいNotionのページやデータベースにアクセスできるように設定します。

## 3. 環境設定と依存関係のインストール

必要なライブラリをインストールします。ここではPythonを例にします。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 4. 受信メールの取得

Gmail APIを使用して受信メールを取得します。以下のPythonコードは、特定のラベル(例: "INBOX")からメールを取得する方法を示します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 5. Notionデータベースへのレコード追加

Notion APIを使用して取得したメールをデータベースに追加します。以下は、Pythonを用いた例です。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 6. 自動化のためのスクリプト実行

受信メールを定期的にチェックしてNotionに追加するには、クラウドやサーバータスクスケジューラを利用し、自動でスクリプトを定期実行します。

## 7. 実装例

### 7-1. Pythonコード例

こちらにPythonでの全体のスクリプト例を示します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 7-2. Node.jsコード例

Node.jsでの実装は、`googleapis`と`axios`などのライブラリを利用します。これにより、Node.js環境でも同様の処理を行うことが可能です。

## 8. まとめ

Gmail APIとNotion APIを連携することで、メールの状況を常に追跡し、重要な情報をNotionに記録することができます。これにより、情報の整理とタスク管理が統合され、業務の効率を大幅に向上させることが可能です。定期実行の自動化スクリプトを用いて、更にシームレスな体験を実現してください。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# Gmail APIとNotion APIの連携による受信メールの自動記録

## 目次

1. はじめに
2. 必要な事前準備
   1. Gmail APIの有効化
   2. Notion APIの有効化
3. 環境設定と依存関係のインストール
4. 受信メールの取得
5. Notionデータベースへのレコード追加
6. 自動化のためのスクリプト実行
7. 実装例
   1. Pythonコード例
   2. Node.jsコード例
8. まとめ

## 1. はじめに

Gmailの受信メールをNotionのデータベースに自動記録することで、メールとタスク管理を融合し、作業効率を向上させる方法を紹介します。このガイドでは、Googleが提供するGmail APIとNotionが提供するAPIを連携させ、メールをNotionに自動的に記録するプロセスを説明します。

## 2. 必要な事前準備

### 2-1. Gmail APIの有効化

1. [Google Cloud Console](https://console.developers.google.com/)にアクセスし、プロジェクトを作成または選択します。
2. ナビゲーションメニューから「APIとサービス」に移動し、「ライブラリ」を選択します。
3. 「Gmail API」を検索し、有効化します。
4. OAuth 2.0 クライアントIDを作成し、必要な資格情報を取得します。

### 2-2. Notion APIの有効化

1. [Notion Developers](https://www.notion.so/my-integrations)にアクセスし、新しいインテグレーションを作成します。
2. 必要な権限を選択し、Integration Tokenを取得します。
3. このトークンを管理したいNotionのページやデータベースにアクセスできるように設定します。

## 3. 環境設定と依存関係のインストール

必要なライブラリをインストールします。ここではPythonを例にします。

```bash
pip install google-auth google-auth-oauthlib google-auth-httplib2 google-api-python-client
pip install requests
```

## 4. 受信メールの取得

Gmail APIを使用して受信メールを取得します。以下のPythonコードは、特定のラベル(例: "INBOX")からメールを取得する方法を示します。

```python
from google.oauth2.credentials import Credentials
from googleapiclient.discovery import build

def get_gmail_service():
    creds = Credentials.from_authorized_user_file('token.json', ['https://www.googleapis.com/auth/gmail.readonly'])
    service = build('gmail', 'v1', credentials=creds)
    return service

def list_messages(service, user_id='me', label_ids=['INBOX']):
    results = service.users().messages().list(userId=user_id, labelIds=label_ids).execute()
    messages = results.get('messages', [])
    return messages
```

## 5. Notionデータベースへのレコード追加

Notion APIを使用して取得したメールをデータベースに追加します。以下は、Pythonを用いた例です。

```python
import requests

def add_notion_record(notion_token, database_id, subject, sender, snippet):
    url = 'https://api.notion.com/v1/pages'
    headers = {
        "Authorization": f"Bearer {notion_token}",
        "Content-Type": "application/json",
        "Notion-Version": "2022-06-28"
    }
    data = {
        "parent": {"database_id": database_id},
        "properties": {
            "Subject": {"title": [{"text": {"content": subject}}]},
            "Sender": {"rich_text": [{"text": {"content": sender}}]},
            "Snippet": {"rich_text": [{"text": {"content": snippet}}]}
        }
    }
    response = requests.post(url, headers=headers, json=data)
    return response.status_code
```

## 6. 自動化のためのスクリプト実行

受信メールを定期的にチェックしてNotionに追加するには、クラウドやサーバータスクスケジューラを利用し、自動でスクリプトを定期実行します。

## 7. 実装例

### 7-1. Pythonコード例

こちらにPythonでの全体のスクリプト例を示します。

```python
def main():
    gmail_service = get_gmail_service()
    messages = list_messages(gmail_service)

    notion_token = 'your_notion_integration_token'
    database_id = 'your_notion_database_id'

    for message in messages:
        msg = gmail_service.users().messages().get(userId='me', id=message['id']).execute()
        subject = next(header['value'] for header in msg['payload']['headers'] if header['name'] == 'Subject')
        sender = next(header['value'] for header in msg['payload']['headers'] if header['name'] == 'From')
        snippet = msg['snippet']
        add_notion_record(notion_token, database_id, subject, sender, snippet)

if __name__ == '__main__':
    main()
```

### 7-2. Node.jsコード例

Node.jsでの実装は、`googleapis`と`axios`などのライブラリを利用します。これにより、Node.js環境でも同様の処理を行うことが可能です。

## 8. まとめ

Gmail APIとNotion APIを連携することで、メールの状況を常に追跡し、重要な情報をNotionに記録することができます。これにより、情報の整理とタスク管理が統合され、業務の効率を大幅に向上させることが可能です。定期実行の自動化スクリプトを用いて、更にシームレスな体験を実現してください。 

Gmail APIとNotion APIの連携による受信メールの自動記録

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