ソフトウェアエンジニアとは?仕事内容や年収の相場、必要なスキルについて解説

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2024年02月08日 3:11

  • ソフトウェアエンジニアってどんな仕事なの?
  • ソフトウェアエンジニアと他のエンジニアやプログラマーは何が違うの
  • ソフトウェアエンジニアの収入や将来性はどうなの?

このような疑問をお持ちの方に向けて、今回の記事ではソフトウェアエンジニアの仕事内容や年収の相場、必要なスキルについて解説していきます。

また、ソフトウェアエンジニアに最短の道のりでなるための方法や必要なスキルについてもご紹介しているので、ソフトウェアエンジニアに興味があるという人や、これからソフトウェアエンジニアになることを検討している人はぜひ参考にしてくださいね!

そもそもソフトウェアエンジニアとは?

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そもそもソフトウェアエンジニアとはどのような仕事なのでしょうか?ここでは、ソフトウェアエンジニアが果たす役割や他のエンジニア、プログラマーとの違いについて解説していきます。

ソフトウェアエンジニアが果たす役割

ソフトウェアエンジニアとは、ソフトウェアの設計や開発、プログラミングなど、ソフトウェアに関して様々な分野に関係しているエンジニアのことです。一般的なソフトウェアエンジニアの仕事は、あるソフトウェアの要件を定義して、ユーザーのに従って設計、開発・保守運用することが多いです。

もっとも、一言でソフトウェアと言っても様々な種類のものがあります。例えば、スマートフォンで日常的に利用するアプリケーションやパソコンにインストールするソフトなども、ソフトウェアエンジニアが扱う対象です。

仕事によっては、あまり関係のないようにも思える家電製品なども取り扱うことがあるため、一般的にはソフトウェアに関しての専門家と認識されています。

ソフトウェアエンジニアと他のエンジニアの違い

エンジニアには、ソフトウェアエンジニアの他にもフロントエンジニアやバックエンドエンジニア、Webエンジニアなど様々な種類が存在します。それぞれの違いや特徴について、以下にまとめました。

エンジニアの種類主な業務内容
ソフトウェアエンジニア・ソフトウェアの設計や開発、プログラミングなどソフトウェアに関して様々な分野に関係しているエンジニアのこと
フロントエンジニア・各種サービスの中でユーザーが目にする部分を構築するのが主な業務内容のエンジニアのこと
・利用しているWebアプリケーションのホーム画面やログイン画面などはフロントエンジニアが開発するケースが多い
バックエンドエンジニア・サーバー構築やプログラム開発、保守運用などが主な業務内容のエンジニアのこと
・フロントエンジニアとは異なり、画面に表示されないシステムの部分を構築するのが仕事
Webエンジニア・WebサイトやECサイトなどで使用する機能の開発や、ITシステム・アプリケーションなどの設計・開発、安定して稼働するように行う運用・保守などWeb開発全般を幅広く行うエンジニアのこと
ネットワークエンジニア・ネットワークの設計から要件定義、構築、保守・監視、運用などを行うエンジニアのこと
セキュリティエンジニア・システムの不正利用やサイバー攻撃などを防ぐためのシステム開発を行うエンジニアのこと

ソフトウェアエンジニアとプログラマーの違い

ソフトウェアエンジニアと混同されがちな職種として「プログラマー」が挙げられます。プログラマーとは、エンジニアが作成した開発仕様書に基づいて、効率の良いプログラムを作成する職種のことです。

ソフトウェアエンジニアとプログラマーの大きな違いは、担当する仕事の領域となります。プログラマーの仕事は、開発仕様書に基づいてプログラムを書くことです。

一方でソフトウェアエンジニアの場合、クライアントとソフトウェアの要件定義から携わり、設計などの上流工程も担当します。ソフトウェアに関連することであればプログラミング以外の業務も行うのがソフトウェアエンジニアで、プログラマーはエンジニアの指示に従ってプログラミングをすると覚えておくと良いでしょう。

ソフトウェアエンジニアの仕事内容

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ソフトウェアエンジニアは主に次のような仕事を行っています。

【ソフトウェアエンジニアの仕事内容】
1.プログラミング
2.ユーザーの要望の実現
3.開発したソフトウェアのエラー確認
4.ソフトウェアの開発と設計業務
5.ソフトウェア開発のディレクション
それぞれどのような仕事内容なのか以下で詳しく解説していきます。

1.プログラミング

ソフトウェアエンジニアのもっとも基本的な業務がプログラミングです。そもそもプログラミングとは、コンピューターが理解できる言語を使用して、実際に役に立つソフトウェアが発動するための仕組みを作ることを意味しています。

ソフトウェアエンジニアの主な業務内容は、さまざまな種類のあるプログラミング言語を用いて、スマートフォンやパソコンなどのさまざまなITツールが問題なく動くように作動する仕組みづくりを行うことです。

2.ユーザーの要望の実現

ソフトウェアエンジニアの業務において重要なものの一つが、ユーザーが求めている要望を実現することです。どれだけ高度で複雑なソフトウェアを開発したとしても、それがユーザーの要望を満たしていなければ意味はありません。

そのため、そもそもユーザーはどのようなソフトウェアを求めているのか、ユーザー自身の要望やトレンド、市場の声などを参考にしながら明確にしていく必要があります。

開発したソフトウェアのエラー確認

ソフトウェアエンジニアは、開発したソフトウェアが正しく作動しているかどうか、またエラーが発生していないかどうか確認することも重要な仕事の一つです。

基本的には、ユーザーに対して納品する前に、エラーが起きていないかどうか隅々までチェックを行います。ここで重要となるのが、開発者目線ではなくユーザー目線からソフトウェアにエラーが発生していないか確認することです。

想定していなかった挙動によってエラーが発生することはよくあることで、ユーザー目線から隅々までチェックすることによって納品後のエラーを防ぐことができます。

4.ソフトウェアの開発と設計業務

ソフトウェアエンジニアは、ユーザーの要望をもとにソフトウェアの開発と設計業務も行います。例えばあるアプリケーションを開発する際に、利用する予定のハードと互換性はあるのか、より使いやすくなるためにはどのようなシステムや機能を備え付ければ良いのかなど細かく設計します。

設計が決まったら、それに基づいて実際にソフトウェアを開発するのもソフトウェアエンジニアの仕事です。

ソフトウェア開発のディレクション

大規模なアプリのソフトウェアなどを開発する場合、基本的には多くのスタッフが同時並行的に業務を進めていきます。事前に定められた設計に基づいて、多くのプログラマーがプログラミングを行っていくのが一般的です。

基本的にソフトウェア開発はスケジュールに沿って進んでいくので、全体を管理してチームをまとめる存在が必要となります。ソフトウェアエンジニアは、設計や開発に関して精通しているので、プロジェクトのリーダーとしてソフトウェア開発全体のディレクションを行うケースも多いです。

ソフトウェアエンジニアの年収

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これからソフトウェアエンジニアを目指す、もしくはソフトウェアエンジニアが気になっているという人にとって気になるのが年収ですよね。ここでは、ソフトウェアエンジニアの年収相場について詳しくご紹介します。

ソフトウェアエンジニアの年収相場

リクナビNEXTが30代エンジニアを対象にして行った調査によると、30代のエンジニアの平均年収は約500万円前後であることが分かっています。年齢を重ねるにつれて年収が上がっていくことも分かっており、35歳時点でのエンジニアの平均年収は約550万円です。
参考:30代エンジニアに聞いた平均年収の実態と満足度|リクナビNEXT
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引用:令和3年分民間給与実態統計調査| 国税庁

なお、国税庁が発表している「令和3年分民間給与実態統計調査」によると、 2021年の時点で日本人の平均年収は約443万円であることが分かっています。 そのため、 ソフトウェアエンジニアは業界全体で見ても平均年収 相場が日本人の平均年収よりも高いと言えるでしょう。

働き方や職務によって年収は異なる

同じくリクナビNEXTが行った同調査によると、同じソフトウェアエンジニアであっても働き方や職務によって年収は異なることも分かっています。

単純にシステム開発や保守運用などを担当しているソフトウェアエンジニアの場合、平均年収は約470万円から500万円前後でした。一方でプロジェクトマネージャーやコンサルタントなど、上流工程に携わっているソフトウェアエンジニアの場合、平均年収が約733万円と約200万円近く差があることが分かりました。

また業界によっても年収には違いがあり、金融や外資系のコンサルティングファームに携わるソフトウェアエンジニアの場合、平均年収が約689万円から約744万円です。一方で人材派遣企業やサービス系などの業界の場合、平均年収が約361万円から約441万円と開きがあることが分かりました。
参考:30代エンジニアに聞いた平均年収の実態と満足度|リクナビNEXT

海外のエンジニアの年収相場は高い傾向

日本だけではなく海外のエンジニアの年収相場についても見てみましょう。米国労働統計局が発表しているデータによると、アメリカのエンジニアの年間賃金の中央値は日本円で約975万円であることが分かりました。
参考:2020EngineeringSalaryStatistics|CollegeofEngineering
日本のエンジニアと大きな年収の開きがある理由としては、アメリカではエンジニアとして活躍するためにはデータサイエンスに関する分野を大学で学ぶ必要があるためです。またアメリカは実力主義が強い社会であり、スキルがあればあるほど年収が上がっていくことも年収相場が高いことに影響しています。

アメリカ以外の国におけるエンジニアの年収相場は以下のとおりです。
【アメリカ以外の国のエンジニアの年収相場】

  • イギリス:約520万円
  • 韓国:約400万円
  • 台湾:約290万円
  • シンガポール:約290万円

ソフトウェアエンジニアの将来性

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これからソフトウェアエンジニアになろうと考えている人にとって、業界そのものに将来性があるのかというのは気になるところですよね。ここでは、ソフトウェアエンジニアには将来性があるのか、活躍するためにはどうすれば良いのかについて解説していきます。

深刻なIT人材不足で今後はより需要が高まる可能性が高い

経済産業省が公表している既存統計調査データをもとに推計された「IT人材の供給動向の予測」では、日本において2030年までIT人材が不足することがほぼ確実であることが分かっています。
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引用:経済産業省商務情報政策局情報処理振興課
このデータによると、IT関連の人材は日本において毎年のように需要が高まっているにもかかわらず、少子高齢化などの影響もあり供給が追いつかないことがほぼ確実であるとのことです。

2030年の時点で最高約80万人規模で人材不足が起きると予想されており、ソフトウェアエンジニアだけではなくIT関連のさまざまな職種が人材不足に陥ることはほぼ間違いありません。

そのため、ソフトウェアエンジニアに関しても今後需要が高まる可能性が高く、将来性は明るい業界であると言えるでしょう。

豊富なスキルと経験を持っているかが今後活躍できるかのポイント

需要が高まる一方で供給が追いついていないIT人材ですが、だからといってすべての人が活躍できるかというとそうではありません。

人材不足と同じくらい問題となっているのが「IT人材」の質です。経済産業省が公開している「DX白書2023」では、毎年のように需要が高まっているIT人材について次のような言及がされていました。

  • 日本では、「やや不足している」は2021年度調査の55.0%から2022年度調査は34.4%と減少している一方、「大幅に不足している」は2021年度調査30.5%から2022年度調査は51.7%になり明確な不足を回答する企業が半数にまで増加している。

引用:DX白書2023|経済産業省
これは何を意味しているかというと、人材が足りていないにもかかわらず、中途採用の現場で「企業の求めるニーズにあったレベルの人材がいないから採用できない」ケースが多発しているということです。

これまでは一定のスキルさえ持っていれば、ソフトウェアエンジニアとして活躍することができました。しかし、人材は足りないもののプログラミングスキルを持っている技術者自体は増えているので、今後求められるスキルはより高度になっていく可能性が高いです。

そのため、人材不足に陥っている日本の中で活躍するためには、これまでよりも高度なスキルを持ったエンジニアになる必要があると言えるでしょう。

ソフトウェアエンジニアのキャリアパス

ソフトウェアエンジニアの将来性を検討する上では、どのようなキャリアパスがあるかというのを知っておくことも重要です。ソフトウェアエンジニアの考えうるキャリアパスとそれぞれの特徴や業務内容について、以下に表としてまとめたので参考にしてください。

【ソフトウェアエンジニアの代表的なキャリアパス例】

キャリアパス特徴や業務内容など
プロジェクトリーダー・ソフトウェアやシステムの開発プロジェクトを管理する役職
プロジェクトマネージャー・プロジェクトリーダーのもとでソフトウェア開発の予算決定や作業計画の立案などを行う役職
ITコンサルタント・企業が抱えている経営課題に対してIT技術を活用して解決する具体的な案を提案する職種
フリーランスエンジニア・企業に属さずフリーランスとしてソフトウェアエンジニアの業務を行う
ITアーキテクト・企業の経営戦略に基づいて課題を整理分析して、最適なITシステムを企画立案する職種
ITスペシャリスト・ITアーキテクトが企画設計したものに基づいて、システムの開発や運用、保守をメインに行う職種
## ソフトウェアエンジニアの魅力
ソフトウェアエンジニアとして働く場合、次のようなやりがいや魅力があります。
  • 色々なものを作れる楽しさ
  • 自分の専門分野のスキルを磨ける
  • クリエイティブな仕事
  • 自分の作ったものが社会の役に立つ
  • システムが完成した時に達成感がある
  • 論理的な思考力が身につく
  • 様々な業界と関わることができる

このように、ソフトウェアエンジニアは様々な魅力のある仕事です。

これからソフトウェアエンジニアになるためには?

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これからソフトウェアエンジニアになるためにはどうすれば良いのでしょうか?ここでは、未経験からでもソフトウェアエンジニアになるための方法について解説していきます。

未経験でもなれる?

結論から言うと、未経験からでもソフトウェアエンジニアになることは可能です。もちろん、プログラミングに関する専門的なスキルは必要となります。もっとも、ソフトウェアに関するプログラミング知識については、本などで学習できるように体系化されているのが特徴です。

現在では無料で利用できる学習サイトなどもあり、プログラミング学習ができる環境は整っています。そのため、独学であったとしても勉強を継続していれば、未経験からでもソフトウェアエンジニアになることができるでしょう。

ソフトウェア関連の基礎知識を身につける

ソフトウェアエンジニアを目指すのであれば、まずはIT、特にソフトウェア関連の基礎知識を身につけることも重要です。まずは基本的な知識を学習するところから始めて、徐々に仕事に役立つようなことについて学んでいくのが良いでしょう。

プログラミングと同様に、ソフトウェア関連の基礎知識についても、本や学習サイトなどを通して学ぶことができます。ある程度勉強したら、自分の知識の定着度を確認するためにも、後から紹介する資格を取得するというのもおすすめです。

プログラミングを学ぶ

ソフトウェアエンジニアになるためには、プログラミングスキルは欠かすことができません。プログラミングスキルは本などを通じて学ぶこともできますが、プログラミングスクールを利用するというのもおすすめの方法です。

プログラミングスクールによっては、学習終了後に就職先を紹介してくれる場所もあります。費用はかかりますが、学習が終了したらすぐに働きたいと考えている人にとってはおすすめの選択肢と言えるでしょう。

資格を取得する

ソフトウェアエンジニアとして活躍する上で、資格は必要不可欠なものというわけではありません。もっとも、取得しておくことによって自らのスキルの証明になり、採用過程において有利になるケースも多いです。

例えば、応用情報技術者試験や各種言語プログラム資格などの資格を取得しておくと、就職や転職の際に有利になる可能性があるのでおすすめです。

ソフトウェアエンジニアに必要な5つのスキル

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ソフトウェアエンジニアとして活躍するためには次の5つのスキルが必要となります。
1.コミュニケーションスキル
2.プログラミングスキル
3.開発言語に関する知識と経験
4.最新動向を学ぼうとする意欲
それぞれのスキルについて以下で詳しく解説していきます。

1.コミュニケーションスキル

技術者のイメージが強く意外に思われるかもしれませんが、ソフトウェアエンジニアにはコミュニケーションスキルが必要です。例えば、受託開発を行う場合、開発するソフトウェアはクライアントの要望に沿ったものでなければいけません。

クライアントの要望を満たすソフトウェアを開発するためには、どのようなものを求めているか細かく聞き出す必要があります。また、基本的にソフトウェア開発はチームで行うことになるので、チーム間でコミュニケーションを円滑に取らなければいけません。

2.プログラミングスキル

ソフトウェア開発はプログラミング言語を使って行うので、プログラミングスキルはソフトウェアエンジニアにとって必須のスキルです。また、活躍するソフトウェアエンジニアになるためには、複数のプログラミング言語を扱えるかどうかというのも重要なポイントでしょう。

3.開発言語に関する知識と経験

単純にプログラミングスキルに優れていたとしても、開発言語に関する知識と経験がなければエンジニアとして活躍することはできません。

開発するソフトウェアによって、どのようにプログラミングを行うのか、過去の経験に基づいて的確に業務を遂行していく必要があります。

4.最新動向を学ぼうとする意欲

ソフトウェアエンジニアに限らず、エンジニア全般に必要となるのが最新動向を学ぼうとする意欲です。エンジニア業界は常に進歩しており、最新動向を学ばなければあっという間に置いていかれてしまいます。

プログラミング言語だけではなく、ハードやOS、ネットワークなどの技術に関しては常に情報を追っていく姿勢が重要です。最新動向を貪欲に学ぼうとする意欲があれば、時代の変化に置いてかれることなく常に活躍できるエンジニアになることができるでしょう。

まとめ

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現在では、生成AIの台頭によってプログラミング業界に大きな変化が訪れています。今後AIによって、プログラミングが自動的に行われるという時代が来てもおかしくありません。

しかし、このような状況の中であったとしても、ソフトウェアエンジニアとして活躍するためには、まずは必要なスキルを身につけて経験を積む必要があります。また、ユーザーの要望を聞き取ってそれを満たすものを作るというのは人間にしかできないことであり、今後もソフトウェアエンジニアの需要がなくなる可能性は低いでしょう。

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