バックエンドエンジニアにおすすめの資格10選|取得するメリットや学習法を解説
2024年03月28日 13:20
他の職業と比べると実力主義に近い業界であるエンジニア。もっとも資格を取得しても意味がないというわけではなく、いくつかのものを取得することによってメリットもあります。そこで今回の記事では、バックエンドエンジニアは資格を取得する必要があるのかというところから、取得するメリット、具体的な学習方法について解説していきます。
また、資格だけではなくバックエンドエンジニアとして持っていると他のエンジニアと差別化できるスキルなどについても解説していくので、ぜひ参考にしてください。
そもそもバックエンドエンジニアとはどのような仕事なのか、具体的な仕事内容や必要なスキル、他のエンジニアとの違いについて簡単に解説していきます。
バックエンドエンジニアとは、Webサービスやアプリケーションを開発する際に、ユーザーが触れる部分の裏側となるシステムを開発するエンジニアのことを指します。基本的には、アプリケーションやWebサービスを開発する上で、システムを構成するプログラムの開発やデータベース・サーバーの導入、設計、構築、さらには開発者システムの保守や運用などを行うのもバックエンドエンジニアの仕事です。
近年では多くの企業が自社でアプリケーションやWebサービスを提供するようになっており、エラーやバグが発生した時の対処などが重要になりつつあります。常にシステムが安定して稼働するような設計にするのはもちろんのことですが、それ以上に何かあった際に対応できるような存在が必要となっており、近年ではバックエンドエンジニアの需要が毎年のように高まっています。
また、新しくシステムを開発する際には、プロジェクトの最初の段階からクライアントとバックエンドエンジニアがすり合わせを行って、予算やエンジニアのスキルで実現可能なシステムの水準を探っていくのもバックエンドエンジニアの仕事です。
バックエンドエンジニアとして働く上では、大前提としてプログラミング言語の知識やスキルというのは必要不可欠です。さらに次のようなスキルも有していれば、バックエンドエンジニアとして継続して活躍することができる可能性が高まります。
バックエンドエンジニアは、ソフトウェアエンジニアやフロントエンジニアなどとしばしば混同されることがあります。それぞれ違った特徴を持っており、仕事内容も大きく異なるのであらかじめどのような辺で異なるのか把握しておく必要があるでしょう。
バックエンドエンジニアと他のエンジニアとの違いについてまとめたので、まだ他のエンジニアとの区別がついていないという方は是非参考にしてください。
エンジニアの種類 | 主な業務内容 |
---|---|
ソフトウェアエンジニア | ・ソフトウェアの設計や開発、プログラミングなどソフトウェアに関して様々な分野に関係しているエンジニアのこと |
フロントエンジニア | ・各種サービスの中でユーザーが目にする部分を構築するのが主な業務内容のエンジニアのこと ・利用しているWebアプリケーションのホーム画面やログイン画面などはフロントエンジニアが開発するケースが多い |
バックエンドエンジニア | ・サーバー構築やプログラム開発、保守運用などが主な業務内容のエンジニアのこと ・フロントエンジニアとは異なり、画面に表示されないシステムの部分を構築するのが仕事 |
Webエンジニア | ・WebサイトやECサイトなどで使用する機能の開発や、ITシステム・アプリケーションなどの設計・開発、安定して稼働するように行う運用・保守などWeb開発全般を幅広く行うエンジニアのこと |
ネットワークエンジニア | ・ネットワークの設計から要件定義、構築、保守・監視、運用などを行うエンジニアのこと |
セキュリティエンジニア | ・システムの不正利用やサイバー攻撃などを防ぐためのシステム開発を行うエンジニアのこと |
バックエンドエンジニアが資格を取得するメリットは以下の4つです。
それぞれのメリットについて、以下で詳しく解説していきます。
バックエンドエンジニアになるためには、プログラミングスキルなど必要最低限の知識を身につけておくことが重要です。こういったスキルや経験に関しては、同じ職場で働いている人などは理解してくれるでしょう。
しかし、就職や転職などをして新しい部署に配属されたり、周りに自分のスキルや経験を理解している人が全くいない場合などについては、他の人に自分がどんなことができるのか、どんなことが得意なのかなどについて理解してもらうのが難しいです。
そこで役に立つのがバックエンドエンジニアの業務に関連した資格になります。確かにエンジニアとして働く上では資格は必要ありませんが、こういった状況になった場合に自分自身のスキルを客観的に証明することができます。あらかじめ客観的な証明になる資格を取得していれば、働く環境や職場が変わったとしてもスムーズに溶け込むことが可能です。
もっともむやみやたらに資格を取得すると、他の人たちもどのような能力を有しているのか分かりません。闇雲に取れば良いというわけではなく、必要となる資格を選んで取得する必要があります。
すでにバックエンドエンジニアとして働いている人の場合、特定の資格を取得すると企業によって資格手当が出る場合があります。資格手当とは、取得しているだけで通常の給料にプラスして手当が支給されるというものです。
資格手当は資格を取得もしくは保持している場合に会社から支給されるものであり、基本的に法律上で必須のものではありません。そのため、企業によっては資格手当を支給していなかったり、金額に違いがあったりなど扱いが変わっています。
また資格手当とは名目は違いますが、似ているものとして合格報奨金制度というものを支給している企業も存在します。試験を合格したことによって、合格者に対して報奨金を支給するという制度であり、通常は試験を受験するのに必要な口座などの受講料などを報奨金として渡しているケースが多いです。
企業としても特定の資格を取得していると、クライアントに対してその人がスキルのある人だと証明する目安になるので、積極的に従業員の資格取得を後押ししているところもあります。そのため、資格手当や合格報奨金制度などを提供している企業で働いている場合は、積極的に利用して資格を取得すると良いでしょう。
こういった制度を利用してお得に資格を取得していれば、他の企業に転職する際にも資格を有効活用することができます。
基本的にバックエンドエンジニアの場合は、就職や転職の際にこれまでの経験やスキルなどを重視するというケースが多いです。しかし一定の資格を取得していれば、自分自身のスキルの客観的な証明になるので就職や転職の際に有利に働く場合があります。
特にバックエンドエンジニアに未経験でなりたいという人や初心者の人の場合、その人のスキルを客観的に証明するポートフォリオやプロジェクトに関わった経験というのが提示できません。その代わりに自分の実力や知識を客観的に担保する資格を見せることによって、ある程度他の未経験者の人たちと自分を差別化することができます。
また実際にバックエンドエンジニアとして働き始めてから、キャリアアップする際などに役に立つことも多いので、特に未経験者からバックエンドエンジニアになりたいという人は積極的に資格を取得すると良いでしょう。
特定の資格はバックエンドエンジニアとしての能力を担保してくれるものでもあるので、資格を取得することによってより多くの年収を得られる可能性もあります。年収アップを狙って資格取得を検討する場合は、前のところで紹介した資格手当に該当するものかどうか調べてから受験を決めると良いでしょう。
特に手当の金額が高く設定されている資格の場合、会社が高く評価しているものであるため出世などにも良い影響を与える可能性があります。
バックエンドエンジニアが資格を取得するデメリットはほとんどありません。時間やお金はかかってしまうというデメリットは考えられますが、昼食や転職の際に有利に働く場合があったり、資格手当などで年収アップにつながる可能性があったりなどメリットの方が大きいと言えるでしょう。
もっとも、むやみやたらに資格を取得してしまうと、客観的に見てその人が何が得意なのか分からなくなってしまう場合があります。バックエンドエンジニアのキャリアのために資格を取得したいと考えているのであれば、自分が取得する資格はある程度絞りましょう。
ここではバックエンドエンジニアとして働く上で役に立ったり、就職や転職の際に有効活用できたりする資格を10個ご紹介します。
ITパスポートとは、国家試験である情報処理技術者試験のうちの1つです。試験では、ITに関係する基礎的な知識を網羅的に取得できているかが問われます。
IT系の国家試験では入門レベルに相当するもので、ソフトウェアエンジニアとして働いている人だけではなく、幅広い職種の社会人や学生が受験している人気の資格です。ITパスポートを取得することで、ITに関する基礎的な知識があることを客観的に証明できます。
また仕事をする上で最低限必要な知識も身につけることができるので、まずはIT関連の必要な知識を身につけたいという人におすすめの資格です。
なお、ITパスポート試験の合格率は平均すると毎年50%前後で、2人に1人の割合で合格しています。数多くある国家試験の中では高い合格率であり、難易度はそこまで難しくないと言えるでしょう。最年少の合格者は7歳の小学1年生で、合格者の平均年齢は約29.6歳と発表されています。
参考:iパスとは
基本情報技術者試験とは、IT業界で働く上で必要な基本的な知識や技能が問われる「経済産業省認定」の国家資格です。基本情報技術者試験の学習を通して、日本で求められるデジタル人材に必要な知識や技能はおおよそ身につけることができます。
情報技術系の国家資格の中でも、基本情報技術者試験は「デジタル人材の登竜門」とも言われており、IT関連の資格取得を志す人はまずこの資格からはじめるという人も多いです。2023年からは通年形式で試験が行われるようになり、忙しい人でも好きなタイミングで試験を受けられるようになりました。
経済産業省の発表によると、基本情報技術者試験の合格率は約25.4%前後です。毎年約10万人前後の受験者がおり、約4人に1人が合格している計算となります。もっとも、近年の試験では合格率が約40%近くまで伸びており、他の情報系国家資格と比べても難易度は低めと言えるでしょう。
参考:基本情報技術者試験|IPA独立行政法人情報処理推進機構
応用情報技術者試験とは、経済産業省が管轄しているIPA(情報処理推進機構)によって実施されている国家試験です。IPAによると、応用情報技術者試験の対象となる人は「高度IT人材となるために必要な応用的知識・技能を持ち、高度IT人材としての方向性を確立した者」です。
一見すると難しそうに見える試験ですが、過去の合格率は平均約22%前後となっています。これは、受験者の5人に1人が合格している計算です。簡単な難易度の試験とは言えませんが、他の難易度の高い国家資格と比べると挑戦しやすい資格と言えるでしょう。
参考:応用情報技術者試験|IPA独立行政法人情報処理推進機構
情報処理安全確保支援士試験とは、年々増加するサイバー攻撃に備えるために、情報セキュリティを担う人材を養成するために創設された資格です。情報関連の資格では唯一の「士業」であり、他の資格と比べると試験で問われる内容は非常に難しくなっているのが特徴です。
応用情報技術者試験に合格した人、または合格レベルにある人の受験を想定した内容になっており、情報関連の試験を初めて受験する人にとってはかなり難易度が高いと言えるでしょう。
また、試験内容は一部が記述式となっているのも、他の試験と比べて難易度が高くなっている理由の一つです。合格率は毎年約20%前後を推移していますが、受験者層のレベルも高いため合格するためにはかなりの勉強量が必要となります。
システムアーキテクト試験とは、IPAが実施している国家試験の一つです。そもそもシステムアーキテクトとは、クライアントやコンサルタントが描いているビジネスモデルを実現させるために、どのようなシステムを構成していくか考える役割を担っている職種です。
具体的には、エンジニアが設計するためのルール作りや、システムの基本設計を考えるところから担当します。そのため、全体を見通したシステム設計する高度なスキルが必要不可欠です。
システムアーキテクト試験の合格率は、平均で約15%前後となっており、他の国家試験と比べても難易度の高い試験と言えるでしょう。
参考:システムアーキテクト試験|IPA独立行政法人情報処理推進機構
PHP技術者認定試験とは、プログラミング言語であるPHPのスキルを証明するための唯一の資格です。資格を取得することによりPHPに関する技術力を客観的に証明でき、就職や転職の際にアピールできるというメリットがあります。
また技術力を客観的に証明できるので、実務経験が少ないフロントエンジニアにとっても就職や転職において有利に働く場合があります。試験は初級と上級に分かれており、初級の合格率が平均約70%前後、上級の合格率が約10%前後となっています。
参考:試験概要-PHP技術者認定機構
Ruby技術者認定試験とは、非営利団体RubyAssociationが運営するRubyの技術力を評価する民間資格です。資格を取得することでRubyに関する基礎的な知識やスキルを取得していることが、客観的に証明できます。
合格率は公開されていませんが、合格基準は正解率75%前後と言われています。
参考:Ruby技術者認定試験
Linux技術者認定資格(LinuC)はLinuxに関するスキルを問う資格試験です。LinuxはサーバーOSとしては定番のものなので、資格を取得することで仕事に活かしやすいといえます。
Linuxはレベル1から3に分かれており、レベル1は入門者向けの簡単なレベルですが、レベル3はエンジニアとしての実務経験と知識が求められる難易度です。
参考:IT資格といえばLinuC(リナック)|Linux技術者認定試験
ウェブ解析とは、マーケティング知識を習得して、Webマーケティング業務全般の効率的な遂行を目指す資格です。用語の学習や、データ活用による課題の発見、解決方法に関する問題が、試験では出題されます。
一見するとバックエンドエンジニアには関係ないようにも思える資格ですが、Webマーケターなどに転職を考えている人やキャリアチェンジを考えている人にはおすすめの資格です。
ウェブ解析士の難易度は約94%であり、情報技術系の資格の中でも比較的取得しやすい難易度と言えるでしょう。
参考:【ウェブ解析士資格】受講者数・受験者数・合格者数
プロジェクトマネージャー試験とは、プロジェクトの責任者として現場を統括・計画・実行・管理する人を対象とした試験で、情報処理推進機構が実施している国家資格の一つです。
Web解析士と同様にバックエンドエンジニアには関係ないようにも見える資格ですが、こちらもプロジェクトマネージャーなどにキャリアチェンジやキャリアアップを考えている人にとっては、将来的に役立つ資格といえるでしょう。
バックエンドエンジニアがキャリアアップするために資格を取得する際の勉強法
ここではバックエンドエンジニアがキャリアアップや収入アップを狙って、資格を取得する際の具体的な勉強法について解説していきます。
近年では、バックエンドエンジニアに関連する資格の詳しい学習方法が記載されている書籍やウェブサイトが多岐にわたって存在しています。
特に現役のバックエンドエンジニアで、自分が取得しようと思っている資格を取得したことのある経験のある人のブログなどはかなり役に立つでしょう。また、本格的に資格取得を検討しているのであれば、厚めの参考書などを活用して学ぶのがおすすめです。
書籍は編集や監修を経て出版をされているので、より正確で読みやすくまとめられているものが多いです。特にit関連の本を出版している出版社や、エンジニア研究者が言及している書籍などを参考にすると資格のための勉強だけではなくキャリアに役立つ勉強をすることができます。
最近では、バックエンドエンジニアに関連した資格を分かりやすく授業しているオンライン講座も増えました。特にオンライン講座の場合、具体的なプログラミングの方法や開発プロセスなどを分かりやすくまとめた動画教材というのも多いです。
そのためどうしても書籍やウェブサイトの解説などでは分からない時には、こういったオンライン講座を活用すると良いでしょう。またオンライン講座の場合、いつでもどこでも自分のタイミングで勉強することができるのもメリットです。隙間時間などを活用して効率的に勉強ができるので、忙しい人にとってもおすすめの勉強方法となります。
プログラミングスクールの中には、カリキュラムにエンジニア向けの資格取得のサポートをしているところも存在します。プログラミングに関するスキルを身につけながらこういった資格の勉強もすることができれば、より効率的に学習を進めることが可能です。
バックエンドエンジニア関連のコミュニティに参加すれば、より幅広い視点でスキルや知識を身につけることができます。特に参加者の中には、優れたスキルや豊富な経験を持ったバックエンドエンジニアも多いです。
こういったオンラインコミュニティを活用しながら、モチベーションを維持しつつわからないところは他の人にも聞いてみるとより効率的かつ短期間で近くの勉強を進めることができます。
バックエンドエンジニアに役立つ資格の中には、実務を通して得られる経験を重視した試験も存在します。実際に自分が業務の中で出会った問題やなかなか解決できなかった問題などは、参考書などを活用しているよりもより覚えやすいものです。
また実務で学びながら勉強することによって、バックエンドエンジニアとしてのスキルや経験もさらに磨くことができます。キャリアアップをする上でもこういったスキルや経験は最も重要になるので、各取得を検討する際は普段から学ぼうとする意識を持つと良いでしょう。
バックエンドエンジニアとして、資格以外でも他のエンジニアと差別化してより活躍するためにあると良いスキルの例は以下の通りです。
それぞれのスキルについて以下で詳しく見ていきましょう。
バックエンドエンジニアとして働く上では、フロントエンドに関する知識や技術を身につけておくとより仕事の幅が広がり活躍できる可能性があります。バックエンドエンジニアは、他の領域のエンジニアが担当する業務を兼務する可能性があり、特にフロントエンドやサーバーエンジニアに関した業務を担当するケースが多いです。
普段から積極的に他の領域に関する知識や技術を身につけておくと、業務をスムーズに進められるだけでなく他のエンジニアと差別化を図ることもできます。また他の領域に関するスキルや知識を身につけることによって、資格を取得するだけでは難しいフロントエンジニアやサーバーエンジニア、フルスタックエンジニアなどにキャリアチェンジやキャリアアップをすることも可能となります。
Webサービスやアプリケーションを扱う上で重要なサーバーを構築することがあることから、バックエンドエンジニアはセキュリティ関連の知識も求められます。特にセキュリティ面での知識や経験がない場合、悪意を持ったハッキングを簡単にされてしまったり、ウイルスなどの感染によって顧客情報などの重要な情報が流出してしまったりする可能性もあります。また、これはサーバーを構築する上でも重要なポイントとなります。
ユーザーの操作に対してサイトの表示をする際に、重要な中継地点として稼働するのがサーバーの役目です。サーバーのセキュリティが甘かったことによって、サイトのパフォーマンスが著しく落ちてしまったり、ウイルスに感染して情報流出などが起きてしまったりする場合もあります。サーバーの不具合によってユーザーの不信や不安を招いてしまう可能性もあるので、セキュリティがしっかりしたサーバーを構築できる知識やスキルも必要です。
バックエンドエンジニアが習得すべきフレームワークとして代表的なのは、CakePHPやRubyonRails、Expressなどが挙げられます。特に昨今はRubyでの開発が増えてきているのもありRubyonRailsなどのフレームワークのスキルは必須だとされています。
プログラミング言語と同様で複数のフレームワークを使用する可能性があるので、実際に開発に使われる言語に合わせてフレームワークのスキルについても学んでおくと良いでしょう。
黙々とパソコンをいじっているイメージの強いエンジニアですが、実は他の業種と比較してもかなりコミュニケーション能力が求められる仕事でもあります。
例えば、大きなプロジェクトでは複数のエンジニアと協力しながらシステムを開発しなければいけません。またクライアントがどのようなシステムを求めているのか話し合いながらすり合わせて、実現可能なものを相手に対して提案するといったことも行う必要があります。
こういったコミュニケーションスキルが求められる仕事もこなさなければならないので、今ではコミュニケーション能力の高いエンジニアは多くの企業で重宝されているのが現状です。
今回はバックエンドエンジニアに資格は本当に必要なのかについて詳しく解説してきました。
まとめると、バックエンドエンジニアとして働く上で資格は必ずしも必要ないですが、将来的にキャリアアップや年収アップを狙っているのであれば資格を取得する意味は大いにあります。
また、これからバックエンドエンジニアへ就職や転職を希望しているという人の場合、特定の資格を取得することによって自分自身の能力を客観的に証明することが可能です。場合によっては就職や転職活動を有利に進められる可能性もあるので、特に未経験者にとっては取得するメリットはかなり大きいと言えるでしょう。
診断を受けるとあなたの現在の業務委託単価を算出します。今後副業やフリーランスで単価を交渉する際の参考になります。また次の単価レンジに到達するためのヒントも確認できます。
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