# SQL IDから実行計画を取得する：DBMS_XPLAN.DISPLAY_CURSORの使い方

## 1-1 はじめに
データベースの管理やチューニングにおいて、クエリの実行計画を正確に把握することは不可欠です。Oracleデータベースでは、`DBMS_XPLAN.DISPLAY_CURSOR`を使用して、特定のSQL IDの実行計画を取得することができます。本記事では、その具体的な使い方を説明します。

## 1-2 目次
1. はじめに
2. DBMS_XPLAN.DISPLAY_CURSORとは？
3. DISPLAY_CURSORの基本的な使い方
4. 実行計画を取得するための準備
5. DISPLAY_CURSORを使用した実行計画の確認手順
6. DISPLAY_CURSORのオプション
7. まとめ

## 2-1 DBMS_XPLAN.DISPLAY_CURSORとは？
`DBMS_XPLAN.DISPLAY_CURSOR`は、Oracleデータベースにおいて、特定のSQLクエリの実行計画を表示するためのPL/SQLプロシージャです。このプロシージャを利用することで、実行計画の詳細を把握し、クエリチューニングやトラブルシューティングに役立てることができます。

## 3-1 DISPLAY_CURSORの基本的な使い方
`DBMS_XPLAN.DISPLAY_CURSOR`は、SQL IDをもとに実行計画を取得します。基本的な使用方法は以下の通りです。

### 3-1-1 シンプルな例
以下のPL/SQLブロックを使用して、特定のSQL IDの実行計画を取得します。

![img](/mosaic-code.jpg)

- `SQL_ID`には、実行計画を確認したいクエリのSQL IDを指定します。
- `0`はカーソルの子番号で、通常、0を指定します。

## 4-1 実行計画を取得するための準備
実行計画を取得する前に、以下の点を確認しておくとよいでしょう。

### 4-1-1 SQLトレースの有効化
SQLトレースを有効化すると、より詳細な実行計画情報を得ることができます。以下のSQLコマンドでトレースを有効化できます。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 4-1-2 V$SQLビューの確認
`V$SQL`ビューを参照して、対象のSQL IDがデータベースに存在しているか確認します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 5-1 DISPLAY_CURSORを使用した実行計画の確認手順
`DBMS_XPLAN.DISPLAY_CURSOR`を使用して実行計画を取得する具体的な手順を示します。

### 5-1-1 SQL IDの取得
まずは確認したいクエリのSQL IDを取得します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 5-1-2 DISPLAY_CURSORの実行
取得したSQL IDを使って、`DISPLAY_CURSOR`を実行します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 5-1-3 結果の確認
実行結果として、クエリの実行計画が表示されます。ここで、各ステップの操作やコスト、アクセスパスなどを確認します。

## 6-1 DISPLAY_CURSORのオプション
`DISPLAY_CURSOR`は複数のオプションを指定して、出力内容をカスタマイズできます。代表的なオプションを以下に示します。

### 6-1-1 FORMATオプション
FORMATオプションでは、出力フォーマットを指定します。

- `ALL`: すべての情報をフル表示
- `TYPICAL`: 一般的な情報のみ表示（デフォルト）

例：

![img](/mosaic-code.jpg)

## 7-1 まとめ
`DBMS_XPLAN.DISPLAY_CURSOR`を使うことで、Oracleデータベース上のクエリの実行計画を簡単に確認できます。適切に実行計画を解析し、クエリのチューニングやパフォーマンス改善に役立ててください。

この記事を通じて、`DISPLAY_CURSOR`の基本的な使い方から応用まで理解を深められたことと思います。さらに詳細なチューニング技術を学ぶことで、Oracleデータベースの運用をより効果的に行うことが可能になります。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# SQL IDから実行計画を取得する：DBMS_XPLAN.DISPLAY_CURSORの使い方

## 1-1 はじめに
データベースの管理やチューニングにおいて、クエリの実行計画を正確に把握することは不可欠です。Oracleデータベースでは、`DBMS_XPLAN.DISPLAY_CURSOR`を使用して、特定のSQL IDの実行計画を取得することができます。本記事では、その具体的な使い方を説明します。

## 1-2 目次
1. はじめに
2. DBMS_XPLAN.DISPLAY_CURSORとは？
3. DISPLAY_CURSORの基本的な使い方
4. 実行計画を取得するための準備
5. DISPLAY_CURSORを使用した実行計画の確認手順
6. DISPLAY_CURSORのオプション
7. まとめ

## 2-1 DBMS_XPLAN.DISPLAY_CURSORとは？
`DBMS_XPLAN.DISPLAY_CURSOR`は、Oracleデータベースにおいて、特定のSQLクエリの実行計画を表示するためのPL/SQLプロシージャです。このプロシージャを利用することで、実行計画の詳細を把握し、クエリチューニングやトラブルシューティングに役立てることができます。

## 3-1 DISPLAY_CURSORの基本的な使い方
`DBMS_XPLAN.DISPLAY_CURSOR`は、SQL IDをもとに実行計画を取得します。基本的な使用方法は以下の通りです。

### 3-1-1 シンプルな例
以下のPL/SQLブロックを使用して、特定のSQL IDの実行計画を取得します。

```sql
SELECT * FROM table(DBMS_XPLAN.DISPLAY_CURSOR('SQL_ID', 0));
```

- `SQL_ID`には、実行計画を確認したいクエリのSQL IDを指定します。
- `0`はカーソルの子番号で、通常、0を指定します。

## 4-1 実行計画を取得するための準備
実行計画を取得する前に、以下の点を確認しておくとよいでしょう。

### 4-1-1 SQLトレースの有効化
SQLトレースを有効化すると、より詳細な実行計画情報を得ることができます。以下のSQLコマンドでトレースを有効化できます。

```sql
ALTER SESSION SET sql_trace = TRUE;
```

### 4-1-2 V$SQLビューの確認
`V$SQL`ビューを参照して、対象のSQL IDがデータベースに存在しているか確認します。

```sql
SELECT sql_id, sql_text FROM V$SQL WHERE sql_text LIKE '%YOUR_QUERY_TEXT%';
```

## 5-1 DISPLAY_CURSORを使用した実行計画の確認手順
`DBMS_XPLAN.DISPLAY_CURSOR`を使用して実行計画を取得する具体的な手順を示します。

### 5-1-1 SQL IDの取得
まずは確認したいクエリのSQL IDを取得します。

```sql
SELECT sql_id FROM V$SQL WHERE sql_text LIKE '%YOUR_QUERY_TEXT%';
```

### 5-1-2 DISPLAY_CURSORの実行
取得したSQL IDを使って、`DISPLAY_CURSOR`を実行します。

```sql
SELECT * FROM table(DBMS_XPLAN.DISPLAY_CURSOR('YOUR_SQL_ID', 0));
```

### 5-1-3 結果の確認
実行結果として、クエリの実行計画が表示されます。ここで、各ステップの操作やコスト、アクセスパスなどを確認します。

## 6-1 DISPLAY_CURSORのオプション
`DISPLAY_CURSOR`は複数のオプションを指定して、出力内容をカスタマイズできます。代表的なオプションを以下に示します。

### 6-1-1 FORMATオプション
FORMATオプションでは、出力フォーマットを指定します。

- `ALL`: すべての情報をフル表示
- `TYPICAL`: 一般的な情報のみ表示（デフォルト）

例：

```sql
SELECT * FROM table(DBMS_XPLAN.DISPLAY_CURSOR('YOUR_SQL_ID', 0, 'ALL'));
```

## 7-1 まとめ
`DBMS_XPLAN.DISPLAY_CURSOR`を使うことで、Oracleデータベース上のクエリの実行計画を簡単に確認できます。適切に実行計画を解析し、クエリのチューニングやパフォーマンス改善に役立ててください。

この記事を通じて、`DISPLAY_CURSOR`の基本的な使い方から応用まで理解を深められたことと思います。さらに詳細なチューニング技術を学ぶことで、Oracleデータベースの運用をより効果的に行うことが可能になります。 

SQL IDから実行計画を取得する：DBMS_XPLAN.DISPLAY_CURSORの使い方

1-1 はじめに

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