# EBSボリュームのパーティション分割とフォーマット手順（Linux編）

## 目次
1. はじめに
2. EBSボリュームのアタッチ
3. 新しいパーティションの作成
   - 3.1 現在のディスク状態を確認
   - 3.2 新しいパーティションの追加
4. パーティションのフォーマット
5. マウントポイントの設定
   - 5.1 ディレクトリの作成
   - 5.2 パーティションのマウント
   - 5.3 `fstab` ファイルの更新
6. まとめ

## 1. はじめに
Amazon EBS（Elastic Block Store）は、EC2インスタンスに対してデータを永続化するためのストレージサービスです。本記事では、Linuxシステム上で新しいEBSボリュームをパーティション分割し、フォーマットする手順について詳しく説明します。

## 2. EBSボリュームのアタッチ
まず、EBSボリュームをEC2インスタンスにアタッチします。AWSマネジメントコンソールまたはAWS CLIを使用してアタッチすることができます。この例では、デバイス名 `/dev/xvdf` としてアタッチしたと仮定します。

## 3. 新しいパーティションの作成
### 3.1 現在のディスク状態を確認
ディスクの状態を確認するために、以下のコマンドを実行します。

![img](/mosaic-code.jpg)

このコマンドにより、システム上のすべてのブロックデバイスが一覧表示されます。新しくアタッチされたEBSボリューム（例: `/dev/xvdf`）を確認します。

### 3.2 新しいパーティションの追加
`fdisk` ユーティリティを使用して、新しいパーティションを作成します。

![img](/mosaic-code.jpg)

コマンド実行後、`fdisk` のプロンプトが表示されます。以下の手順に従ってパーティションを作成します：

1. `n` を押して新しいパーティションを作成
2. `p` を押してプライマリパーティションを選択
3. パーティション番号を指定（デフォルトで1が選択されることが多い）
4. デフォルトの開始セクターをそのままEnter
5. パーティションサイズを指定（すべて使用する場合はデフォルトを選択）

設定が完了したら、`w` を押してパーティションテーブルをディスクに書き込みます。

## 4. パーティションのフォーマット
次に、新たに作成したパーティションをフォーマットします。一般的にはext4ファイルシステムを使用します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 5. マウントポイントの設定
### 5.1 ディレクトリの作成
新しいパーティションをマウントするディレクトリを作成します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 5.2 パーティションのマウント
以下のコマンドを使用してパーティションをマウントします。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 5.3 `fstab` ファイルの更新
パーティションを永続的にマウントするために、`/etc/fstab` ファイルを更新します。

![img](/mosaic-code.jpg)

このファイルを更新することで、システム再起動後も自動的にパーティションがマウントされます。

## 6. まとめ
以上が、Linux環境におけるEBSボリュームのパーティション分割とフォーマットの手順です。これらの手順を正しく行うことで、EBSボリュームを効率的に管理し、永続的なストレージとして利用することができます。設定に伴う問題はトラブルシューティングを参考にしてください。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# EBSボリュームのパーティション分割とフォーマット手順（Linux編）

## 目次
1. はじめに
2. EBSボリュームのアタッチ
3. 新しいパーティションの作成
   - 3.1 現在のディスク状態を確認
   - 3.2 新しいパーティションの追加
4. パーティションのフォーマット
5. マウントポイントの設定
   - 5.1 ディレクトリの作成
   - 5.2 パーティションのマウント
   - 5.3 `fstab` ファイルの更新
6. まとめ

## 1. はじめに
Amazon EBS（Elastic Block Store）は、EC2インスタンスに対してデータを永続化するためのストレージサービスです。本記事では、Linuxシステム上で新しいEBSボリュームをパーティション分割し、フォーマットする手順について詳しく説明します。

## 2. EBSボリュームのアタッチ
まず、EBSボリュームをEC2インスタンスにアタッチします。AWSマネジメントコンソールまたはAWS CLIを使用してアタッチすることができます。この例では、デバイス名 `/dev/xvdf` としてアタッチしたと仮定します。

## 3. 新しいパーティションの作成
### 3.1 現在のディスク状態を確認
ディスクの状態を確認するために、以下のコマンドを実行します。

```bash
lsblk
```

このコマンドにより、システム上のすべてのブロックデバイスが一覧表示されます。新しくアタッチされたEBSボリューム（例: `/dev/xvdf`）を確認します。

### 3.2 新しいパーティションの追加
`fdisk` ユーティリティを使用して、新しいパーティションを作成します。

```bash
sudo fdisk /dev/xvdf
```

コマンド実行後、`fdisk` のプロンプトが表示されます。以下の手順に従ってパーティションを作成します：

1. `n` を押して新しいパーティションを作成
2. `p` を押してプライマリパーティションを選択
3. パーティション番号を指定（デフォルトで1が選択されることが多い）
4. デフォルトの開始セクターをそのままEnter
5. パーティションサイズを指定（すべて使用する場合はデフォルトを選択）

設定が完了したら、`w` を押してパーティションテーブルをディスクに書き込みます。

## 4. パーティションのフォーマット
次に、新たに作成したパーティションをフォーマットします。一般的にはext4ファイルシステムを使用します。

```bash
sudo mkfs -t ext4 /dev/xvdf1
```

## 5. マウントポイントの設定
### 5.1 ディレクトリの作成
新しいパーティションをマウントするディレクトリを作成します。

```bash
sudo mkdir /mnt/mydata
```

### 5.2 パーティションのマウント
以下のコマンドを使用してパーティションをマウントします。

```bash
sudo mount /dev/xvdf1 /mnt/mydata
```

### 5.3 `fstab` ファイルの更新
パーティションを永続的にマウントするために、`/etc/fstab` ファイルを更新します。

```bash
echo '/dev/xvdf1 /mnt/mydata ext4 defaults,nofail 0 2' | sudo tee -a /etc/fstab
```

このファイルを更新することで、システム再起動後も自動的にパーティションがマウントされます。

## 6. まとめ
以上が、Linux環境におけるEBSボリュームのパーティション分割とフォーマットの手順です。これらの手順を正しく行うことで、EBSボリュームを効率的に管理し、永続的なストレージとして利用することができます。設定に伴う問題はトラブルシューティングを参考にしてください。 

EBSボリュームのパーティション分割とフォーマット手順（Linux編）

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