## 目次

1. EntraとGoogle Workspaceについて

2. SSO連携の設定要件

3. Entraでの設定手順

4. Google Workspaceでの設定手順

5. まとめ

## 1. EntraとGoogle Workspaceについて

Entraは、Microsoftが提供するAzure ADと統合することで、多要素認証やシングルサインオンなどのID管理機能を提供します。Google WorkspaceはGoogleのクラウドサービスで、企業向けの共同作業ツールを一元管理できます。

## 2. SSO連携の設定要件

EntraとGoogle WorkspaceをSSOで連携するには、次の要件を満たす必要があります。

- Microsoft Azure Active Directoryのサブスクリプション

- Google Workspaceのアカウント

- SAML認証をサポートするアカウント設定

## 3. Entraでの設定手順

### 3-1. Azure ADでのアプリ登録

1. Azureポータルにサインイン

2. Azure Active Directoryを選択

3. "エンタープライズ アプリケーション"をクリックし、"新しいアプリケーション"を登録

4. "Google Workspace"としてアプリケーションを検索し、追加

### 3-2. SSOの構成

1. 新しく追加したGoogle Workspaceアプリケーションを選択

2. "シングルサインオン"を選択し、SAML方式を選択

3. "ユーザー属性と要求"で適切な属性を設定

## 4. Google Workspaceでの設定手順

### 4-1. Google 管理コンソールでの設定

1. Google 管理コンソールにログイン

2. "アプリ" > "SAMLアプリ" > "SAML 追加"を選択

3. "カスタムSAMLアプリ"を作成

4. Azureから取得したメタデータURLを入力し、サービスプロバイダの詳細を設定

### 4-2. ユーザーマッピング

1. "属性マッピング"を設定し、Azureでのユーザー属性と一致させる

2. 必要なユーザーに対してアクセス権を設定

## 5. まとめ

EntraとGoogle Workspaceをシングルサインオンで連携させることで、ユーザーは複数のアプリケーションにスムーズにアクセスできます。本設定はセキュリティ向上と利便性の向上に寄与します。しかし、設定の際には必ず最新のドキュメントとサポート情報を参照し、特にセキュリティに関しては細心の注意を払いましょう。

このガイドがご参考になれば幸いです。正確な設定手順は、ご使用の環境やアカウント設定により異なる場合がありますので、公式ドキュメントの確認をお勧めします。

目次

1. EntraとGoogle Workspaceについて

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