# Azure WAFのログをLog Analyticsで可視化する方法

## 1-1 目次

1. はじめに
2. Azure WAFログの概要
   - 2-1 ログ収集の仕組み
   - 2-2 記録されるログの種類
3. Log Analyticsの基本
   - 3-1 Log Analyticsの設定
   - 3-2 ワークスペースの作成
4. WAFログの収集設定
   - 4-1 Azureポータルでの設定手順
   - 4-2 利用するリソースの確認
5. ログクエリの作成
   - 5-1 基本的なクエリの書き方
   - 5-2 クエリによるデータの抽出
6. ダッシュボードの構築
   - 6-1 クエリ結果のビジュアライズ
   - 6-2 ダッシュボードへの追加方法
7. 自動アラートの設定
   - 7-1 アラートの条件設定
   - 7-2 アラート通知の構成
8. まとめ

## 1-2 はじめに

Webアプリケーションファイアウォール（WAF）は、アプリケーション層の攻撃を検出し、保護するために使用されます。Azure WAFを使用することで、クラウドアプリケーションのセキュリティを強化できます。WAFのログをAzure Log Analyticsで可視化することで、攻撃の傾向やパターンを把握し、迅速な対応が可能になります。本記事では、Azure WAFのログをLog Analyticsで可視化する方法を解説します。

## 2-1 Azure WAFログの概要

### 2-1-1 ログ収集の仕組み

Azure WAFは、さまざまな種類のセキュリティログを記録します。これらのログはAzure Monitorを介してLog Analyticsワークスペースに送信され、分析や可視化に利用されます。

### 2-1-2 記録されるログの種類

WAFログの主な種類は以下の通りです。

- **リクエストログ**：WAFを通過するすべてのHTTPリクエストの詳細を記録します。
- **侵入防御ログ**：検出されたセキュリティ脅威や防御された攻撃に関する情報を提供します。

## 3-1 Log Analyticsの基本

### 3-1-1 Log Analyticsの設定

Log AnalyticsはAzure Monitorの一部であり、ログの分析やダッシュボード作成に利用します。まず、AzureポータルでLog Analyticsを有効にします。

### 3-1-2 ワークスペースの作成

1. Azureポータルで「Log Analyticsワークスペース」を検索し、作成を選択します。
2. 必要な情報を入力し、新しいワークスペースを作成します。

## 4-1 WAFログの収集設定

### 4-1-1 Azureポータルでの設定手順

1. Azureポータルで「WAF」を選択し、「診断設定」を開きます。
2. 「Add diagnostic setting」をクリックし、ログを送信するLog Analyticsワークスペースを指定します。

### 4-1-2 利用するリソースの確認

WAFログの収集に必要なリソースが正しく設定されていることを確認します。

## 5-1 ログクエリの作成

### 5-1-1 基本的なクエリの書き方

Log AnalyticsではKQL（Kusto Query Language）を使用してログクエリを記述します。基本的なクエリの例を示します。

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### 5-1-2 クエリによるデータの抽出

上記のクエリで、「Blocked」とされたWAFアクションに関するすべてのログを抽出します。

## 6-1 ダッシュボードの構築

### 6-1-1 クエリ結果のビジュアライズ

Log Analyticsで取得したクエリ結果を可視化します。様々なグラフ形式が選べるので、データ内容に適した形式を選びましょう。

### 6-1-2 ダッシュボードへの追加方法

ビジュアライズしたデータは、Azureポータルのダッシュボードに追加し、定期的にモニターできるようにします。

## 7-1 自動アラートの設定

### 7-1-1 アラートの条件設定

特定の条件でアラートを設定できます。例えば、特定の数以上の攻撃が記録された場合に通知を受け取るように設定できます。

### 7-1-2 アラート通知の構成

アラートが発生した場合に、メールやSMSで通知されるように構成します。

## 8-1 まとめ

Azure WAFのログをLog Analyticsで可視化することで、攻撃の詳細情報を容易に確認でき、迅速な対応が可能となります。WAFの設定からログの可視化、アラートの設定まで一貫して行うことでセキュリティ体制を強化できます。本ガイドを参考に、Azure環境でのセキュリティを一層高めてください。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# Azure WAFのログをLog Analyticsで可視化する方法

## 1-1 目次

1. はじめに
2. Azure WAFログの概要
   - 2-1 ログ収集の仕組み
   - 2-2 記録されるログの種類
3. Log Analyticsの基本
   - 3-1 Log Analyticsの設定
   - 3-2 ワークスペースの作成
4. WAFログの収集設定
   - 4-1 Azureポータルでの設定手順
   - 4-2 利用するリソースの確認
5. ログクエリの作成
   - 5-1 基本的なクエリの書き方
   - 5-2 クエリによるデータの抽出
6. ダッシュボードの構築
   - 6-1 クエリ結果のビジュアライズ
   - 6-2 ダッシュボードへの追加方法
7. 自動アラートの設定
   - 7-1 アラートの条件設定
   - 7-2 アラート通知の構成
8. まとめ

## 1-2 はじめに

Webアプリケーションファイアウォール（WAF）は、アプリケーション層の攻撃を検出し、保護するために使用されます。Azure WAFを使用することで、クラウドアプリケーションのセキュリティを強化できます。WAFのログをAzure Log Analyticsで可視化することで、攻撃の傾向やパターンを把握し、迅速な対応が可能になります。本記事では、Azure WAFのログをLog Analyticsで可視化する方法を解説します。

## 2-1 Azure WAFログの概要

### 2-1-1 ログ収集の仕組み

Azure WAFは、さまざまな種類のセキュリティログを記録します。これらのログはAzure Monitorを介してLog Analyticsワークスペースに送信され、分析や可視化に利用されます。

### 2-1-2 記録されるログの種類

WAFログの主な種類は以下の通りです。

- **リクエストログ**：WAFを通過するすべてのHTTPリクエストの詳細を記録します。
- **侵入防御ログ**：検出されたセキュリティ脅威や防御された攻撃に関する情報を提供します。

## 3-1 Log Analyticsの基本

### 3-1-1 Log Analyticsの設定

Log AnalyticsはAzure Monitorの一部であり、ログの分析やダッシュボード作成に利用します。まず、AzureポータルでLog Analyticsを有効にします。

### 3-1-2 ワークスペースの作成

1. Azureポータルで「Log Analyticsワークスペース」を検索し、作成を選択します。
2. 必要な情報を入力し、新しいワークスペースを作成します。

## 4-1 WAFログの収集設定

### 4-1-1 Azureポータルでの設定手順

1. Azureポータルで「WAF」を選択し、「診断設定」を開きます。
2. 「Add diagnostic setting」をクリックし、ログを送信するLog Analyticsワークスペースを指定します。

### 4-1-2 利用するリソースの確認

WAFログの収集に必要なリソースが正しく設定されていることを確認します。

## 5-1 ログクエリの作成

### 5-1-1 基本的なクエリの書き方

Log AnalyticsではKQL（Kusto Query Language）を使用してログクエリを記述します。基本的なクエリの例を示します。

```kql
AzureDiagnostics
| where ResourceType == "APPLICATIONGATEWAYS"
| where WAFAction_s == "Blocked"
```

### 5-1-2 クエリによるデータの抽出

上記のクエリで、「Blocked」とされたWAFアクションに関するすべてのログを抽出します。

## 6-1 ダッシュボードの構築

### 6-1-1 クエリ結果のビジュアライズ

Log Analyticsで取得したクエリ結果を可視化します。様々なグラフ形式が選べるので、データ内容に適した形式を選びましょう。

### 6-1-2 ダッシュボードへの追加方法

ビジュアライズしたデータは、Azureポータルのダッシュボードに追加し、定期的にモニターできるようにします。

## 7-1 自動アラートの設定

### 7-1-1 アラートの条件設定

特定の条件でアラートを設定できます。例えば、特定の数以上の攻撃が記録された場合に通知を受け取るように設定できます。

### 7-1-2 アラート通知の構成

アラートが発生した場合に、メールやSMSで通知されるように構成します。

## 8-1 まとめ

Azure WAFのログをLog Analyticsで可視化することで、攻撃の詳細情報を容易に確認でき、迅速な対応が可能となります。WAFの設定からログの可視化、アラートの設定まで一貫して行うことでセキュリティ体制を強化できます。本ガイドを参考に、Azure環境でのセキュリティを一層高めてください。 

Azure WAFのログをLog Analyticsで可視化する方法

1-1 目次

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