# Cloud EndpointsでCloud Identity-Aware Proxyと統合する構成例

## 目次

1-1. はじめに

1-2. Cloud EndpointsとIAPの概要

1-3. 統合の利点

1-4. 必要な前提条件

1-5. 統合手順

1-5-1. APIのデプロイ

1-5-2. IAPの有効化

1-5-3. アクセス制御の設定

1-5-4. 認証の設定

1-6. 実装例

1-7. トラブルシューティング

1-8. まとめ

## 1-1. はじめに

このガイドでは、Google Cloud Platform (GCP) のCloud Endpointsを使用して構築されたAPIと、Cloud Identity-Aware Proxy (IAP) を統合する方法について説明します。IAPは、アプリケーションへのアクセスを保護するための強力な手法を提供し、組織のセキュリティプロトコルを強化します。

## 1-2. Cloud EndpointsとIAPの概要

Cloud Endpointsは、APIを管理、デプロイ、および保護するための機能を提供するマネージドサービスです。一方、IAPは、ユーザーアイデンティティに基づいてアプリケーションへのアクセスを保護し、不正アクセスを防ぎます。これらのサービスを連携することで、APIをより安全に公開できます。

## 1-3. 統合の利点

- **セキュリティ強化**: 認証済みユーザーのみがAPIにアクセスできるようになります。

- **管理の単純化**: 統合によって、アクセス制御を一元化できます。

- **監査機能の強化**: ログイン情報を監査し、不正アクセスを早期に発見できます。

## 1-4. 必要な前提条件

- GCPプロジェクトの作成

- Cloud EndpointsでのAPI管理経験

- IAPの理解

- 必要なアクセス権限とロール

## 1-5. 統合手順

### 1-5-1. APIのデプロイ

まず、Cloud Endpointsを使用してAPIをデプロイします。APIの仕様を記述したOpenAPI形式のyamlファイルを用意し、Google Cloud Consoleからデプロイします。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 1-5-2. IAPの有効化

IAPを有効化するには、GCPコンソールのIAPセクションでAPIを選択し、有効にします。

### 1-5-3. アクセス制御の設定

ユーザーやグループへのアクセス権を設定します。IAP設定ページで、アクセスを許可するGoogleアカウントを追加します。

### 1-5-4. 認証の設定

IAPを使用するため、クライアントIDとクライアントシークレットを取得し、アプリケーション側でOAuth2を利用して認証を実装します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 1-6. 実装例

GCP上のサンプルプロジェクトを使用し、実際の実装を試みます。IAPプロテクションが有効なAPIを呼び出し、レスポンスを確認します。

## 1-7. トラブルシューティング

- **アクセス拒否時の対処**: 403エラーの場合、アクセス権限の設定を再度確認します。

- **認証エラー**: クライアントIDとシークレットが正しいか、IAMポリシーが適切に設定されているか確認します。

## 1-8. まとめ

Cloud EndpointsとIAPの統合により、APIセキュリティを強化することができます。正しく設定することで、認証されたユーザーのみがAPIアクセスを取得でき、優れたセキュリティ上の利点を享受できます。

このガイドが、Cloud EndpointsとIAPを効果的に統合する手助けとなれば幸いです。今後もGCPの利点を活用し、さらに安全で信頼性のあるシステムを構築してください。

# Cloud EndpointsでCloud Identity-Aware Proxyと統合する構成例

## 目次

1-1. はじめに

1-2. Cloud EndpointsとIAPの概要

1-3. 統合の利点

1-4. 必要な前提条件

1-5. 統合手順

1-5-1. APIのデプロイ

1-5-2. IAPの有効化

1-5-3. アクセス制御の設定

1-5-4. 認証の設定

1-6. 実装例

1-7. トラブルシューティング

1-8. まとめ

## 1-1. はじめに

このガイドでは、Google Cloud Platform (GCP) のCloud Endpointsを使用して構築されたAPIと、Cloud Identity-Aware Proxy (IAP) を統合する方法について説明します。IAPは、アプリケーションへのアクセスを保護するための強力な手法を提供し、組織のセキュリティプロトコルを強化します。

## 1-2. Cloud EndpointsとIAPの概要

Cloud Endpointsは、APIを管理、デプロイ、および保護するための機能を提供するマネージドサービスです。一方、IAPは、ユーザーアイデンティティに基づいてアプリケーションへのアクセスを保護し、不正アクセスを防ぎます。これらのサービスを連携することで、APIをより安全に公開できます。

## 1-3. 統合の利点

- **セキュリティ強化**: 認証済みユーザーのみがAPIにアクセスできるようになります。

- **管理の単純化**: 統合によって、アクセス制御を一元化できます。

- **監査機能の強化**: ログイン情報を監査し、不正アクセスを早期に発見できます。

## 1-4. 必要な前提条件

- GCPプロジェクトの作成

- Cloud EndpointsでのAPI管理経験

- IAPの理解

- 必要なアクセス権限とロール

## 1-5. 統合手順

### 1-5-1. APIのデプロイ

まず、Cloud Endpointsを使用してAPIをデプロイします。APIの仕様を記述したOpenAPI形式のyamlファイルを用意し、Google Cloud Consoleからデプロイします。

```yaml

# OpenAPI例

swagger: "2.0"

info:

  title: "My API"

  description: "My API description"

  version: "1.0.0"

host: "api.example.com"

```

### 1-5-2. IAPの有効化

IAPを有効化するには、GCPコンソールのIAPセクションでAPIを選択し、有効にします。

### 1-5-3. アクセス制御の設定

ユーザーやグループへのアクセス権を設定します。IAP設定ページで、アクセスを許可するGoogleアカウントを追加します。

### 1-5-4. 認証の設定

IAPを使用するため、クライアントIDとクライアントシークレットを取得し、アプリケーション側でOAuth2を利用して認証を実装します。

```python

# PythonでのOAuth2認証例

from oauth2client import client, crypt

def verify_token(id_token):

    try:

        idinfo = client.verify_id_token(id_token, CLIENT_ID)

        if idinfo['iss'] != 'accounts.google.com':

            raise crypt.AppIdentityError("Wrong issuer.")

        return idinfo

    except crypt.AppIdentityError as e:

        return None

```

## 1-6. 実装例

GCP上のサンプルプロジェクトを使用し、実際の実装を試みます。IAPプロテクションが有効なAPIを呼び出し、レスポンスを確認します。

## 1-7. トラブルシューティング

- **アクセス拒否時の対処**: 403エラーの場合、アクセス権限の設定を再度確認します。

- **認証エラー**: クライアントIDとシークレットが正しいか、IAMポリシーが適切に設定されているか確認します。

## 1-8. まとめ

Cloud EndpointsとIAPの統合により、APIセキュリティを強化することができます。正しく設定することで、認証されたユーザーのみがAPIアクセスを取得でき、優れたセキュリティ上の利点を享受できます。

このガイドが、Cloud EndpointsとIAPを効果的に統合する手助けとなれば幸いです。今後もGCPの利点を活用し、さらに安全で信頼性のあるシステムを構築してください。

Cloud EndpointsでCloud Identity-Aware Proxyと統合する構成例

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