# CloudWatch Agentでメモリ使用量を監視する設定方法

## 目次
1. 概要
2. 必要な前提条件
3. CloudWatch Agentのインストール
4. CloudWatch Agentの設定
    - 4-1. 設定ファイルの作成
    - 4-2. メモリ使用量のモニタリング設定
5. CloudWatch Agentの実行と検証
6. トラブルシューティング
7. まとめ

## 1. 概要
Amazon CloudWatchは、AWSリソースとアプリケーションを監視するためのサービスです。CloudWatch Agentを使用することで、EC2インスタンスやオンプレミスサーバーのメモリ使用量を含む詳細なメトリクスをCloudWatchに送信することができます。このガイドでは、CloudWatch Agentを使ってメモリ使用量を監視する方法を説明します。

## 2. 必要な前提条件
- Amazon EC2インスタンスまたはオンプレミスサーバー
- IAM RoleまたはIAM UserがCloudWatch Agentと統合できるように適切な権限を持っている
- AWS CLIがインストールされており、初期設定が完了している

## 3. CloudWatch Agentのインストール
CloudWatch Agentは複数の方法でインストールできますが、ここではAWS CLIを使ってEC2インスタンスにインストールする方法を説明します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 4. CloudWatch Agentの設定

### 4-1. 設定ファイルの作成
設定ファイルは、CloudWatch Agentがどのメトリクスを収集するかを指定するために必要です。デフォルトの場所は `/opt/aws/amazon-cloudwatch-agent/etc/amazon-cloudwatch-agent.json`です。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 4-2. メモリ使用量のモニタリング設定
前述の設定ファイルで、`metrics_collected.mem.measurement`の中にある`mem_used_percent`はメモリの使用率を示します。`metrics_collection_interval`で収集間隔を秒単位で指定します。

## 5. CloudWatch Agentの実行と検証
設定ファイルを正しく設定した後、CloudWatch Agentを起動します。

![img](/mosaic-code.jpg)

実行後、AWS管理コンソールのCloudWatchダッシュボードでメモリ使用量を含むメトリクスが確認できるか検証します。

## 6. トラブルシューティング
- **設定ファイルのエラー:** 設定ファイルにエラーがある場合は、CloudWatchのログで詳細が確認できます。また、jsonの構文エラーを特定するためにJSON Linterなどのツールを利用することも有効です。
- **権限不足:** IAM RoleやIAM Userに必要なポリシーが付与されているか確認してください。

## 7. まとめ
CloudWatch Agentを使ってメモリ使用量を監視することで、インフラストラクチャの健全性を効率的に監視できます。適切な設定と権限を確認した上で、詳細なメトリクス収集を行い、アプリケーションやシステムのパフォーマンス改善に役立ててください。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# CloudWatch Agentでメモリ使用量を監視する設定方法

## 目次
1. 概要
2. 必要な前提条件
3. CloudWatch Agentのインストール
4. CloudWatch Agentの設定
    - 4-1. 設定ファイルの作成
    - 4-2. メモリ使用量のモニタリング設定
5. CloudWatch Agentの実行と検証
6. トラブルシューティング
7. まとめ

## 1. 概要
Amazon CloudWatchは、AWSリソースとアプリケーションを監視するためのサービスです。CloudWatch Agentを使用することで、EC2インスタンスやオンプレミスサーバーのメモリ使用量を含む詳細なメトリクスをCloudWatchに送信することができます。このガイドでは、CloudWatch Agentを使ってメモリ使用量を監視する方法を説明します。

## 2. 必要な前提条件
- Amazon EC2インスタンスまたはオンプレミスサーバー
- IAM RoleまたはIAM UserがCloudWatch Agentと統合できるように適切な権限を持っている
- AWS CLIがインストールされており、初期設定が完了している

## 3. CloudWatch Agentのインストール
CloudWatch Agentは複数の方法でインストールできますが、ここではAWS CLIを使ってEC2インスタンスにインストールする方法を説明します。

```bash
# Amazon Linux または Amazon Linux 2 の場合
sudo yum install amazon-cloudwatch-agent

# Ubuntu の場合
sudo apt-get install amazon-cloudwatch-agent
```

## 4. CloudWatch Agentの設定

### 4-1. 設定ファイルの作成
設定ファイルは、CloudWatch Agentがどのメトリクスを収集するかを指定するために必要です。デフォルトの場所は `/opt/aws/amazon-cloudwatch-agent/etc/amazon-cloudwatch-agent.json`です。

```json
{
  "metrics": {
    "metrics_collected": {
      "mem": {
        "measurement": [
          "mem_used_percent"
        ],
        "metrics_collection_interval": 60
      }
    }
  },
  "logs": {
    "logs_collected": {
      "files": {
        "collect_list": []
      }
    }
  }
}
```

### 4-2. メモリ使用量のモニタリング設定
前述の設定ファイルで、`metrics_collected.mem.measurement`の中にある`mem_used_percent`はメモリの使用率を示します。`metrics_collection_interval`で収集間隔を秒単位で指定します。

## 5. CloudWatch Agentの実行と検証
設定ファイルを正しく設定した後、CloudWatch Agentを起動します。

```bash
sudo /opt/aws/amazon-cloudwatch-agent/bin/amazon-cloudwatch-agent-ctl \
  -a fetch-config \
  -m ec2 \
  -c file:/opt/aws/amazon-cloudwatch-agent/etc/amazon-cloudwatch-agent.json \
  -s
```

実行後、AWS管理コンソールのCloudWatchダッシュボードでメモリ使用量を含むメトリクスが確認できるか検証します。

## 6. トラブルシューティング
- **設定ファイルのエラー:** 設定ファイルにエラーがある場合は、CloudWatchのログで詳細が確認できます。また、jsonの構文エラーを特定するためにJSON Linterなどのツールを利用することも有効です。
- **権限不足:** IAM RoleやIAM Userに必要なポリシーが付与されているか確認してください。

## 7. まとめ
CloudWatch Agentを使ってメモリ使用量を監視することで、インフラストラクチャの健全性を効率的に監視できます。適切な設定と権限を確認した上で、詳細なメトリクス収集を行い、アプリケーションやシステムのパフォーマンス改善に役立ててください。 

CloudWatch Agentでメモリ使用量を監視する設定方法

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