# Azure Disk Storageで動的ディスクを作成して拡張する構成例

## 1-1 目次

1. 1-2 はじめに

2. 1-3 Azure Disk Storageとは？

3. 1-4 動的ディスクの役割

4. 1-5 動的ディスク作成のステップ

   - 1-5-1 Azure ポータルでの設定

   - 1-5-2 CLIによる構成

5. 1-6 ディスクの拡張方法

   - 1-6-1 オンライン拡張

   - 1-6-2 スクリプトを用いた自動化

6. 1-7 動的ディスクの管理

   - 1-7-1 パフォーマンスのモニタリング

   - 1-7-2 コスト管理

7. 1-8 まとめ

## 1-2 はじめに

クラウド環境でのデータストレージは、効率的で柔軟な管理が求められます。このガイドでは、Azure Disk Storageを用いて動的ディスクを作成し、必要に応じて拡張する構成例を紹介します。特にクラウドエンジニアやインフラストラクチャについての知識を深めたい方に向けた内容です。

## 1-3 Azure Disk Storageとは？

Azure Disk Storageは、Microsoft Azureによる高性能でスケーラブルなブロックストレージサービスです。このサービスは仮想マシン（VM）のデータを永続的に保存し、高い耐久性と可用性を提供します。

Azure Disk Storageの主要な利点には以下のような点があります：

- **拡張性**: ストレージ容量を迅速に拡張可能

- **可用性**: 地域間での自動バックアップ機能

- **性能**: 高スループットと低レイテンシ

## 1-4 動的ディスクの役割

動的ディスクは、容量の変更が容易で、ワークロードに応じて自動的に調節されることから、多くのシステムで採用されています。これにより、ビジネスニーズの変化に柔軟に対応できます。

動的ディスクの主な利点：

- **弾力的なサイズ変更**: ディスクのリサイズがリアルタイムで可能

- **スケーラビリティ**: 突発的なトラフィック増にも対応

## 1-5 動的ディスク作成のステップ

### 1-5-1 Azure ポータルでの設定

1. **Azureポータルにサインイン**: [Azureポータル](https://portal.azure.com/)にアクセスし、サインインします。

2. **リソースの選択**: 「ディスク」セクションに移動し、「+追加」をクリックして新しいディスクを作成します。

3. **構成の指定**: 必要なディスクタイプ（Premium SSD、Standard HDDなど）、サイズ、およびその他のパラメータを指定します。

4. **ディスクの作成**: 「確認および作成」をクリックし、プロビジョニングが完了するのを待ちます。

### 1-5-2 CLIによる構成

Azure CLIを利用してディスクを作成する方法もあります。以下に基本的なコマンド例を示します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 1-6 ディスクの拡張方法

### 1-6-1 オンライン拡張

Azureでは、ディスクのオンライン拡張が可能です。VMを停止せずに、以下の手順でディスク容量を増やせます。

1. **ディスクの選択**: 拡張するディスクを選択します。

2. **サイズの変更**: 「ディスクの更新」オプションを選び、新しいサイズを設定します。

3. **保存**: 設定を保存し、変更が適用されるまで待ちます。

### 1-6-2 スクリプトを用いた自動化

Azure PowerShellやAzure CLIを用いて、自動化スクリプトを作成することが可能です。以下はPowerShellを使用したディスクサイズの変更例です。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 1-7 動的ディスクの管理

### 1-7-1 パフォーマンスのモニタリング

Azure Monitorを使用して、ディスクのパフォーマンス指標（IOPS、スループット）をリアルタイムで監視できます。メトリクスを設定し、異常検出のアラートを作成することが推奨されます。

### 1-7-2 コスト管理

Azure Cost Managementを利用して、ディスク使用に関するコスト分析を行い、予算に応じた最適化が可能です。

## 1-8 まとめ

Azure Disk Storageで動的ディスクを作成し、必要に応じて容量を拡張することは、クラウドワークロードの管理において非常に重要です。AzureポータルやCLIを利用したステップは比較的直感的で、高度な自動化も可能です。今後、拡張や管理のニーズがあれば、Azureの豊富なツールを活用して効率化を図ることが求められます。

# Azure Disk Storageで動的ディスクを作成して拡張する構成例

## 1-1 目次

1. 1-2 はじめに

2. 1-3 Azure Disk Storageとは？

3. 1-4 動的ディスクの役割

4. 1-5 動的ディスク作成のステップ

   - 1-5-1 Azure ポータルでの設定

   - 1-5-2 CLIによる構成

5. 1-6 ディスクの拡張方法

   - 1-6-1 オンライン拡張

   - 1-6-2 スクリプトを用いた自動化

6. 1-7 動的ディスクの管理

   - 1-7-1 パフォーマンスのモニタリング

   - 1-7-2 コスト管理

7. 1-8 まとめ

## 1-2 はじめに

クラウド環境でのデータストレージは、効率的で柔軟な管理が求められます。このガイドでは、Azure Disk Storageを用いて動的ディスクを作成し、必要に応じて拡張する構成例を紹介します。特にクラウドエンジニアやインフラストラクチャについての知識を深めたい方に向けた内容です。

## 1-3 Azure Disk Storageとは？

Azure Disk Storageは、Microsoft Azureによる高性能でスケーラブルなブロックストレージサービスです。このサービスは仮想マシン（VM）のデータを永続的に保存し、高い耐久性と可用性を提供します。

Azure Disk Storageの主要な利点には以下のような点があります：

- **拡張性**: ストレージ容量を迅速に拡張可能

- **可用性**: 地域間での自動バックアップ機能

- **性能**: 高スループットと低レイテンシ

## 1-4 動的ディスクの役割

動的ディスクは、容量の変更が容易で、ワークロードに応じて自動的に調節されることから、多くのシステムで採用されています。これにより、ビジネスニーズの変化に柔軟に対応できます。

動的ディスクの主な利点：

- **弾力的なサイズ変更**: ディスクのリサイズがリアルタイムで可能

- **スケーラビリティ**: 突発的なトラフィック増にも対応

## 1-5 動的ディスク作成のステップ

### 1-5-1 Azure ポータルでの設定

1. **Azureポータルにサインイン**: [Azureポータル](https://portal.azure.com/)にアクセスし、サインインします。

2. **リソースの選択**: 「ディスク」セクションに移動し、「+追加」をクリックして新しいディスクを作成します。

3. **構成の指定**: 必要なディスクタイプ（Premium SSD、Standard HDDなど）、サイズ、およびその他のパラメータを指定します。

4. **ディスクの作成**: 「確認および作成」をクリックし、プロビジョニングが完了するのを待ちます。

### 1-5-2 CLIによる構成

Azure CLIを利用してディスクを作成する方法もあります。以下に基本的なコマンド例を示します。

```bash

az disk create --resource-group MyResourceGroup --name MyDisk --size-gb 1024 --sku Premium_LRS

```

## 1-6 ディスクの拡張方法

### 1-6-1 オンライン拡張

Azureでは、ディスクのオンライン拡張が可能です。VMを停止せずに、以下の手順でディスク容量を増やせます。

1. **ディスクの選択**: 拡張するディスクを選択します。

2. **サイズの変更**: 「ディスクの更新」オプションを選び、新しいサイズを設定します。

3. **保存**: 設定を保存し、変更が適用されるまで待ちます。

### 1-6-2 スクリプトを用いた自動化

Azure PowerShellやAzure CLIを用いて、自動化スクリプトを作成することが可能です。以下はPowerShellを使用したディスクサイズの変更例です。

```powershell

$disk = Get-AzDisk -ResourceGroupName 'MyResourceGroup' -DiskName 'MyDisk'

$disk.DiskSizeGB = 2048

Update-AzDisk -ResourceGroupName 'MyResourceGroup' -Disk $disk

```

## 1-7 動的ディスクの管理

### 1-7-1 パフォーマンスのモニタリング

Azure Monitorを使用して、ディスクのパフォーマンス指標（IOPS、スループット）をリアルタイムで監視できます。メトリクスを設定し、異常検出のアラートを作成することが推奨されます。

### 1-7-2 コスト管理

Azure Cost Managementを利用して、ディスク使用に関するコスト分析を行い、予算に応じた最適化が可能です。

## 1-8 まとめ

Azure Disk Storageで動的ディスクを作成し、必要に応じて容量を拡張することは、クラウドワークロードの管理において非常に重要です。AzureポータルやCLIを利用したステップは比較的直感的で、高度な自動化も可能です。今後、拡張や管理のニーズがあれば、Azureの豊富なツールを活用して効率化を図ることが求められます。

Azure Disk Storageで動的ディスクを作成して拡張する構成例

1-1 目次

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