
## 目次

1. [はじめに](#1-はじめに)
2. [Auth0の設定](#2-Auth0の設定)
    - 2.1 [アプリケーションの作成](#2-1-アプリケーションの作成)
    - 2.2 [ドメインとクライアントIDの取得](#2-2-ドメインとクライアントIDの取得)
3. [Vue.jsプロジェクトのセットアップ](#3-Vue.jsプロジェクトのセットアップ)
    - 3.1 [Vue CLIのインストールとプロジェクト生成](#3-1-Vue-CLIのインストールとプロジェクト生成)
4. [Auth0 Vue SDKのインストール](#4-Auth0-Vue-SDKのインストール)
    - 4.1 [依存関係の追加](#4-1-依存関係の追加)
5. [Auth0の認証をVue.jsに統合](#5-Auth0の認証をVue.jsに統合)
    - 5.1 [Auth0の設定ファイルの作成](#5-1-Auth0の設定ファイルの作成)
    - 5.2 [Auth0プラグインの設定と使用](#5-2-Auth0プラグインの設定と使用)
6. [認証機能の実装](#6-認証機能の実装)
    - 6.1 [ユーザーのログインとログアウト](#6-1-ユーザーのログインとログアウト)
    - 6.2 [認証状態の確認](#6-2-認証状態の確認)
7. [まとめ](#7-まとめ)

## 1-1. はじめに

Auth0は、アプリケーションに簡単に認証機能を追加することを可能にする、強力で柔軟なプラットフォームです。本チュートリアルでは、Vue.jsとの連携にフォーカスし、ユーザーがログインできる簡単なSPA（Single-Page Application）を構築します。

## 2-1. Auth0の設定

### 2-1-1. アプリケーションの作成

Auth0のダッシュボードにアクセスし、新しいアプリケーションを作成します。

1. **ダッシュボードにログイン**後、左側のサイドバーから**「Applications」**を選択。
2. **「Create Application」**をクリック。
3. アプリケーションの名前を指定し、アプリケーションタイプとして**「Single Page Web Applications」**を選択。
4. **「Create」**をクリックします。

### 2-2. ドメインとクライアントIDの取得

アプリケーションを作成すると、Auth0ドメインとクライアントIDが提供されます。これらは、Vue.jsアプリと連携するために必要です。

- **Auth0ドメイン**: `your-tenant.auth0.com`
- **クライアントID**: アプリケーション設定ページで提供されます。

## 3-1. Vue.jsプロジェクトのセットアップ

### 3-1-1. Vue CLIのインストールとプロジェクト生成

Vue CLIがインストールされていない場合、まずインストールします。

![img](/mosaic-code.jpg)

次に、新規Vueプロジェクトを作成します。

![img](/mosaic-code.jpg)

プロンプトに従ってプロジェクトを設定します。

## 4-1. Auth0 Vue SDKのインストール

### 4-1-1. 依存関係の追加

Auth0のVue SDKをインストールします。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 5-1. Auth0の認証をVue.jsに統合

### 5-1-1. Auth0の設定ファイルの作成

プロジェクトのルートディレクトリに`.env`ファイルを作成し、Auth0の設定情報を記載します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 5-2. Auth0プラグインの設定と使用

`src/main.js`にAuth0プラグインの設定を追加します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 6-1. 認証機能の実装

### 6-1-1. ユーザーのログインとログアウト

`src/components`に新規コンポーネント`LoginButton.vue`と`LogoutButton.vue`を作成します。

**LoginButton.vue:**

![img](/mosaic-code.jpg)

**LogoutButton.vue:**

![img](/mosaic-code.jpg)

### 6-2. 認証状態の確認

`src/App.vue`でログイン状態を確認し、ボタンを表示します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 7-1. まとめ

このチュートリアルでは、Auth0を用いてVue.jsアプリケーションに認証機能を追加する方法を学びました。基本的な認証だけでなく、Auth0のパワフルなAPIを使用することで、さらに拡張することが可能です。例えば、カスタム認可のフロースを設定し、ユーザーの役割に応じた独自のアクセス制御を実装することもできます。もう1ステップ上の実装を考えた際には、Auth0の公式ドキュメントを参照して具体的なニーズに応じたエンドポイントやフローを採用してください。

このチュートリアルが、あなたの開発に役立つことを願っています。

[cv:issue_marketplace_engineer]


## 目次

1. [はじめに](#1-はじめに)
2. [Auth0の設定](#2-Auth0の設定)
    - 2.1 [アプリケーションの作成](#2-1-アプリケーションの作成)
    - 2.2 [ドメインとクライアントIDの取得](#2-2-ドメインとクライアントIDの取得)
3. [Vue.jsプロジェクトのセットアップ](#3-Vue.jsプロジェクトのセットアップ)
    - 3.1 [Vue CLIのインストールとプロジェクト生成](#3-1-Vue-CLIのインストールとプロジェクト生成)
4. [Auth0 Vue SDKのインストール](#4-Auth0-Vue-SDKのインストール)
    - 4.1 [依存関係の追加](#4-1-依存関係の追加)
5. [Auth0の認証をVue.jsに統合](#5-Auth0の認証をVue.jsに統合)
    - 5.1 [Auth0の設定ファイルの作成](#5-1-Auth0の設定ファイルの作成)
    - 5.2 [Auth0プラグインの設定と使用](#5-2-Auth0プラグインの設定と使用)
6. [認証機能の実装](#6-認証機能の実装)
    - 6.1 [ユーザーのログインとログアウト](#6-1-ユーザーのログインとログアウト)
    - 6.2 [認証状態の確認](#6-2-認証状態の確認)
7. [まとめ](#7-まとめ)

## 1-1. はじめに

Auth0は、アプリケーションに簡単に認証機能を追加することを可能にする、強力で柔軟なプラットフォームです。本チュートリアルでは、Vue.jsとの連携にフォーカスし、ユーザーがログインできる簡単なSPA（Single-Page Application）を構築します。

## 2-1. Auth0の設定

### 2-1-1. アプリケーションの作成

Auth0のダッシュボードにアクセスし、新しいアプリケーションを作成します。

1. **ダッシュボードにログイン**後、左側のサイドバーから**「Applications」**を選択。
2. **「Create Application」**をクリック。
3. アプリケーションの名前を指定し、アプリケーションタイプとして**「Single Page Web Applications」**を選択。
4. **「Create」**をクリックします。

### 2-2. ドメインとクライアントIDの取得

アプリケーションを作成すると、Auth0ドメインとクライアントIDが提供されます。これらは、Vue.jsアプリと連携するために必要です。

- **Auth0ドメイン**: `your-tenant.auth0.com`
- **クライアントID**: アプリケーション設定ページで提供されます。

## 3-1. Vue.jsプロジェクトのセットアップ

### 3-1-1. Vue CLIのインストールとプロジェクト生成

Vue CLIがインストールされていない場合、まずインストールします。

```bash
npm install -g @vue/cli
```

次に、新規Vueプロジェクトを作成します。

```bash
vue create my-auth0-app
```

プロンプトに従ってプロジェクトを設定します。

## 4-1. Auth0 Vue SDKのインストール

### 4-1-1. 依存関係の追加

Auth0のVue SDKをインストールします。

```bash
cd my-auth0-app
npm install @auth0/auth0-vue
```

## 5-1. Auth0の認証をVue.jsに統合

### 5-1-1. Auth0の設定ファイルの作成

プロジェクトのルートディレクトリに`.env`ファイルを作成し、Auth0の設定情報を記載します。

```plaintext
VUE_APP_AUTH0_DOMAIN=your-tenant.auth0.com
VUE_APP_AUTH0_CLIENT_ID=your-client-id
VUE_APP_AUTH0_REDIRECT_URI=http://localhost:8080
```

### 5-2. Auth0プラグインの設定と使用

`src/main.js`にAuth0プラグインの設定を追加します。

```javascript
import Vue from 'vue';
import App from './App.vue';
import { Auth0Plugin } from "@auth0/auth0-vue";

Vue.config.productionTip = false;

Vue.use(Auth0Plugin, {
  domain: process.env.VUE_APP_AUTH0_DOMAIN,
  client_id: process.env.VUE_APP_AUTH0_CLIENT_ID,
  redirect_uri: process.env.VUE_APP_AUTH0_REDIRECT_URI,
});

new Vue({
  render: h => h(App),
}).$mount('#app');
```

## 6-1. 認証機能の実装

### 6-1-1. ユーザーのログインとログアウト

`src/components`に新規コンポーネント`LoginButton.vue`と`LogoutButton.vue`を作成します。

**LoginButton.vue:**

```html
<template>
  <button @click="login">Login</button>
</template>

<script>
export default {
  methods: {
    login() {
      this.$auth.loginWithRedirect();
    },
  },
};
</script>
```

**LogoutButton.vue:**

```html
<template>
  <button @click="logout">Logout</button>
</template>

<script>
export default {
  methods: {
    logout() {
      this.$auth.logout({ returnTo: window.location.origin });
    },
  },
};
</script>
```

### 6-2. 認証状態の確認

`src/App.vue`でログイン状態を確認し、ボタンを表示します。

```html
<template>
  <div id="app">
    <h1>Vue.js と Auth0 の連携</h1>
    <div v-if="!isAuthenticated">
      <LoginButton />
    </div>
    <div v-else>
      <p>{{ user.name }}</p>
      <LogoutButton />
    </div>
  </div>
</template>

<script>
import { computed } from '@vue/composition-api';
import { useAuth0 } from '@auth0/auth0-vue';
import LoginButton from './components/LoginButton.vue';
import LogoutButton from './components/LogoutButton.vue';

export default {
  name: 'App',
  components: {
    LoginButton,
    LogoutButton,
  },
  setup() {
    const { isAuthenticated, user } = useAuth0();
    return {
      isAuthenticated,
      user: computed(() => user.value),
    };
  },
};
</script>
```

## 7-1. まとめ

このチュートリアルでは、Auth0を用いてVue.jsアプリケーションに認証機能を追加する方法を学びました。基本的な認証だけでなく、Auth0のパワフルなAPIを使用することで、さらに拡張することが可能です。例えば、カスタム認可のフロースを設定し、ユーザーの役割に応じた独自のアクセス制御を実装することもできます。もう1ステップ上の実装を考えた際には、Auth0の公式ドキュメントを参照して具体的なニーズに応じたエンドポイントやフローを採用してください。

このチュートリアルが、あなたの開発に役立つことを願っています。

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