# CloudWatchでCloudFrontのアクセスログを可視化する方法

## 目次
1. はじめに
2. CloudFrontアクセスログの基礎
   1. CloudFrontアクセスログとは
   2. 収集方法
3. CloudWatch Logsでの可視化
   1. S3へのログ保存
   2. CloudWatch Logsへのインポート
4. クエリによるログ分析
   1. 各種フィールドの説明
   2. サンプルクエリ
5. 可視化とダッシュボードの作成
   1. CloudWatchダッシュボードの作成
   2. 使用例
6. まとめ

## 1. はじめに

Amazon CloudFrontは、高速かつ安全にコンテンツを配信するためのCDNサービスです。CloudFrontには、リクエストの記録と分析を可能にするアクセスログ機能があります。これらのログをAmazon CloudWatchで可視化し、性能監視や異常の検知に役立てることができます。本記事ではその手順を詳しく説明します。

## 2. CloudFrontアクセスログの基礎

### 2-1. CloudFrontアクセスログとは

CloudFrontアクセスログは、CDNに送信されたHTTPリクエストの詳細を記録したもので、ユーザーがどのオブジェクトにどのようにアクセスしたかを追跡するためのものです。これにより、多くのビジネスインテリジェンスを得ることができます。

### 2-2. 収集方法

アクセスログはS3バケットに保存するように設定します。ログファイルには、各リクエストのデータが記録され、JSON形式またはCSVフォーマットで保存されます。

## 3. CloudWatch Logsでの可視化

### 3-1. S3へのログ保存

まず、AWS Management Consoleを使用して、CloudFrontディストリビューションのプロパティに移動し、ログ収集を有効にしてS3バケットを指定します。

### 3-2. CloudWatch Logsへのインポート

S3に保存されたログをCloudWatch Logsへインポートします。この作業は、AWS Lambda関数を用いて自動化することも可能です。AWS Lambdaは、オブジェクトがS3にアップロードされたときにトリガされ、AWS SDKを使用してログをCloudWatch Logsにストリーミングします。

## 4. クエリによるログ分析

### 4-1. 各種フィールドの説明

CloudFrontのアクセスログには、ディストリビューションID、IPアドレス、日付と時刻、リクエストURI、レスポンスステータス、ユーザーエージェントなどのフィールドがあります。

### 4-2. サンプルクエリ

クエリの例をいくつか示します：

![img](/mosaic-code.jpg)

上記のクエリは、ステータスコード500以上のエラーレスポンスを抽出します。

## 5. 可視化とダッシュボードの作成

### 5-1. CloudWatchダッシュボードの作成

CloudWatchダッシュボードを使用して、CloudFrontアクセスログの可視化を行います。異常なリクエストのスパイクや、特定の時間範囲内でのリクエスト数をモニターすることが可能です。

### 5-2. 使用例

例えば、以下のようなウィジェットを利用することで、リクエストの状態をリアルタイムで監視できます。

- リクエスト数のトレンド
- エラーレスポンスの割合
- リクエストの地理的な分布

## 6. まとめ

CloudFrontのアクセスログをCloudWatchで可視化することで、あなたのCDNのパフォーマンスや、ユーザーの行動パターンをより深く理解することが可能になります。本記事で述べた方法を参考に、ログ収集と分析を進めていくことで、効果的なトラフィック監視が実現できます。

これにより、アプリケーションの可用性が高まり、ユーザー体験の改善につながります。今後も最新のAWSサービスを利用し、さらに高度な監視環境を構築してみてください。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# CloudWatchでCloudFrontのアクセスログを可視化する方法

## 目次
1. はじめに
2. CloudFrontアクセスログの基礎
   1. CloudFrontアクセスログとは
   2. 収集方法
3. CloudWatch Logsでの可視化
   1. S3へのログ保存
   2. CloudWatch Logsへのインポート
4. クエリによるログ分析
   1. 各種フィールドの説明
   2. サンプルクエリ
5. 可視化とダッシュボードの作成
   1. CloudWatchダッシュボードの作成
   2. 使用例
6. まとめ

## 1. はじめに

Amazon CloudFrontは、高速かつ安全にコンテンツを配信するためのCDNサービスです。CloudFrontには、リクエストの記録と分析を可能にするアクセスログ機能があります。これらのログをAmazon CloudWatchで可視化し、性能監視や異常の検知に役立てることができます。本記事ではその手順を詳しく説明します。

## 2. CloudFrontアクセスログの基礎

### 2-1. CloudFrontアクセスログとは

CloudFrontアクセスログは、CDNに送信されたHTTPリクエストの詳細を記録したもので、ユーザーがどのオブジェクトにどのようにアクセスしたかを追跡するためのものです。これにより、多くのビジネスインテリジェンスを得ることができます。

### 2-2. 収集方法

アクセスログはS3バケットに保存するように設定します。ログファイルには、各リクエストのデータが記録され、JSON形式またはCSVフォーマットで保存されます。

## 3. CloudWatch Logsでの可視化

### 3-1. S3へのログ保存

まず、AWS Management Consoleを使用して、CloudFrontディストリビューションのプロパティに移動し、ログ収集を有効にしてS3バケットを指定します。

### 3-2. CloudWatch Logsへのインポート

S3に保存されたログをCloudWatch Logsへインポートします。この作業は、AWS Lambda関数を用いて自動化することも可能です。AWS Lambdaは、オブジェクトがS3にアップロードされたときにトリガされ、AWS SDKを使用してログをCloudWatch Logsにストリーミングします。

## 4. クエリによるログ分析

### 4-1. 各種フィールドの説明

CloudFrontのアクセスログには、ディストリビューションID、IPアドレス、日付と時刻、リクエストURI、レスポンスステータス、ユーザーエージェントなどのフィールドがあります。

### 4-2. サンプルクエリ

クエリの例をいくつか示します：

```sql
fields @timestamp, @message, sc-status, cs-method, cs-uri
| filter sc-status >= 500
| sort @timestamp desc
| limit 20
```

上記のクエリは、ステータスコード500以上のエラーレスポンスを抽出します。

## 5. 可視化とダッシュボードの作成

### 5-1. CloudWatchダッシュボードの作成

CloudWatchダッシュボードを使用して、CloudFrontアクセスログの可視化を行います。異常なリクエストのスパイクや、特定の時間範囲内でのリクエスト数をモニターすることが可能です。

### 5-2. 使用例

例えば、以下のようなウィジェットを利用することで、リクエストの状態をリアルタイムで監視できます。

- リクエスト数のトレンド
- エラーレスポンスの割合
- リクエストの地理的な分布

## 6. まとめ

CloudFrontのアクセスログをCloudWatchで可視化することで、あなたのCDNのパフォーマンスや、ユーザーの行動パターンをより深く理解することが可能になります。本記事で述べた方法を参考に、ログ収集と分析を進めていくことで、効果的なトラフィック監視が実現できます。

これにより、アプリケーションの可用性が高まり、ユーザー体験の改善につながります。今後も最新のAWSサービスを利用し、さらに高度な監視環境を構築してみてください。 

CloudWatchでCloudFrontのアクセスログを可視化する方法

目次

続きを読むには単価診断を受けてください（30秒）