# AWS Cloud9でのAPI GatewayとLambda連携モック開発ガイド

## 目次
1. はじめに
2. 環境の準備
   1. AWS Cloud9のセットアップ
   2. IAMロールの設定
3. API Gateway設定
   1. モック集成の作成
   2. APIエンドポイントの定義
4. Lambda関数の構築
   1. 新規Lambda関数の作成
   2. バックエンド連携の設定
5. Cloud9を活用したモックテスト
   1. ローカルテスト環境の整備
   2. API Gatewayのモックテスト
6. モック開発のコツ
   1. エラーハンドリング
   2. レートリミットの実装
7. まとめ

## 1. はじめに
AWS Cloud9は、クラウドベースの統合開発環境（IDE）として、多くの開発者に利用されています。このガイドでは、Cloud9を利用して、API GatewayとLambdaを連携させたモックアプリケーションの開発プロセスを詳しく説明します。

## 2. 環境の準備

### 2-1. AWS Cloud9のセットアップ
AWS Cloud9は、AWSマネジメントコンソールから直接作成できます。
1. AWSマネジメントコンソールにログイン。
2. Cloud9サービスを検索して新しい環境を作成します。
3. インスタンスタイプやディスクサイズを必要に応じて設定（例えばt2.microを選択）。
4. 環境名や説明を設定して作成をクリックします。

### 2-2. IAMロールの設定
IAMロールを設定することで、Cloud9環境がLambdaやAPI Gatewayと安全に連携できます。
1. IAMサービスに移動し、新しいロールを作成。
2. ロールのタイプとして「AWSサービス」を選択し、「Lambda」を選択。
3. ロールに必要なポリシー（AWSLambdaExecuteやAmazonAPIGatewayAdministratorなど）をアタッチ。
4. ロールに名前を付けて作成。

## 3. API Gateway設定

### 3-1. モック集成の作成
1. API Gatewayサービスを開き、新しいAPIを作成。
2. REST APIを選択し、API名を付けて作成する。
3. リソースを追加してメソッド（GET, POSTなど）を定義。

### 3-2. APIエンドポイントの定義
1. 各メソッドを選択し、インテグレーションタイプとして「MOCK」を選択。
2. レスポンステンプレートを設定して、モックデータを返却できるようにします。

## 4. Lambda関数の構築

### 4-1. 新規Lambda関数の作成
1. Lambdaサービスに移動し、「関数を作成」を選択。
2. 「一から作成」を選び、関数名や権限に先ほどのIAMロールを設定。
3. ランタイム環境（PythonやNode.jsなど）を選択し、関数を作成。

### 4-2. バックエンド連携の設定
Lambda関数のトリガーとして、API Gatewayを追加。
1. トリガーを選択し、API Gatewayのエンドポイントを選択する。
2. 必要に応じてCORS設定を行います。

## 5. Cloud9を活用したモックテスト

### 5-1. ローカルテスト環境の整備
Cloud9内で、必要なライブラリやツールをインストール。たとえば、AWS CLIやSAM CLIなど。
![img](/mosaic-code.jpg)

### 5-2. API Gatewayのモックテスト
CurlやPostmanを使ってエンドポイントをテストする。Cloud9内から直接curlコマンドでAPIをヒット。
![img](/mosaic-code.jpg)

## 6. モック開発のコツ

### 6-1. エラーハンドリング
モック開発でもエラーレスポンスを考慮し、正常系だけでなく異常系のパスもテスト。

### 6-2. レートリミットの実装
API Gatewayではレートリミット設定が可能。特に商用環境の前に充分なテストを実施。

## 7. まとめ
AWS Cloud9を用いたAPI GatewayとLambdaの連携開発は、迅速かつ柔軟にモックサービスを立ち上げるために非常に有効です。開発環境の設定からモックテストに至るまでの一連の流れを押さえ、実際の本番環境への移行をスムーズに行うための基盤を整えることができます。

このガイドが、AWS Cloud9でのモック開発における理解を深め、多くの方に役立つことを願っています。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# AWS Cloud9でのAPI GatewayとLambda連携モック開発ガイド

## 目次
1. はじめに
2. 環境の準備
   1. AWS Cloud9のセットアップ
   2. IAMロールの設定
3. API Gateway設定
   1. モック集成の作成
   2. APIエンドポイントの定義
4. Lambda関数の構築
   1. 新規Lambda関数の作成
   2. バックエンド連携の設定
5. Cloud9を活用したモックテスト
   1. ローカルテスト環境の整備
   2. API Gatewayのモックテスト
6. モック開発のコツ
   1. エラーハンドリング
   2. レートリミットの実装
7. まとめ

## 1. はじめに
AWS Cloud9は、クラウドベースの統合開発環境（IDE）として、多くの開発者に利用されています。このガイドでは、Cloud9を利用して、API GatewayとLambdaを連携させたモックアプリケーションの開発プロセスを詳しく説明します。

## 2. 環境の準備

### 2-1. AWS Cloud9のセットアップ
AWS Cloud9は、AWSマネジメントコンソールから直接作成できます。
1. AWSマネジメントコンソールにログイン。
2. Cloud9サービスを検索して新しい環境を作成します。
3. インスタンスタイプやディスクサイズを必要に応じて設定（例えばt2.microを選択）。
4. 環境名や説明を設定して作成をクリックします。

### 2-2. IAMロールの設定
IAMロールを設定することで、Cloud9環境がLambdaやAPI Gatewayと安全に連携できます。
1. IAMサービスに移動し、新しいロールを作成。
2. ロールのタイプとして「AWSサービス」を選択し、「Lambda」を選択。
3. ロールに必要なポリシー（AWSLambdaExecuteやAmazonAPIGatewayAdministratorなど）をアタッチ。
4. ロールに名前を付けて作成。

## 3. API Gateway設定

### 3-1. モック集成の作成
1. API Gatewayサービスを開き、新しいAPIを作成。
2. REST APIを選択し、API名を付けて作成する。
3. リソースを追加してメソッド（GET, POSTなど）を定義。

### 3-2. APIエンドポイントの定義
1. 各メソッドを選択し、インテグレーションタイプとして「MOCK」を選択。
2. レスポンステンプレートを設定して、モックデータを返却できるようにします。

## 4. Lambda関数の構築

### 4-1. 新規Lambda関数の作成
1. Lambdaサービスに移動し、「関数を作成」を選択。
2. 「一から作成」を選び、関数名や権限に先ほどのIAMロールを設定。
3. ランタイム環境（PythonやNode.jsなど）を選択し、関数を作成。

### 4-2. バックエンド連携の設定
Lambda関数のトリガーとして、API Gatewayを追加。
1. トリガーを選択し、API Gatewayのエンドポイントを選択する。
2. 必要に応じてCORS設定を行います。

## 5. Cloud9を活用したモックテスト

### 5-1. ローカルテスト環境の整備
Cloud9内で、必要なライブラリやツールをインストール。たとえば、AWS CLIやSAM CLIなど。
```bash
sudo npm install -g aws-sam-cli
```

### 5-2. API Gatewayのモックテスト
CurlやPostmanを使ってエンドポイントをテストする。Cloud9内から直接curlコマンドでAPIをヒット。
```bash
curl -X GET <API_ENDPOINT_URL>
```

## 6. モック開発のコツ

### 6-1. エラーハンドリング
モック開発でもエラーレスポンスを考慮し、正常系だけでなく異常系のパスもテスト。

### 6-2. レートリミットの実装
API Gatewayではレートリミット設定が可能。特に商用環境の前に充分なテストを実施。

## 7. まとめ
AWS Cloud9を用いたAPI GatewayとLambdaの連携開発は、迅速かつ柔軟にモックサービスを立ち上げるために非常に有効です。開発環境の設定からモックテストに至るまでの一連の流れを押さえ、実際の本番環境への移行をスムーズに行うための基盤を整えることができます。

このガイドが、AWS Cloud9でのモック開発における理解を深め、多くの方に役立つことを願っています。 

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