フロントエンジニアに未経験から就職・転職できる?必要なスキルや学習方法について解説
2024年03月07日 8:09
プログラミングのスキルや専門的なITに関する知識が求められるが、完全な未経験者であったとしても就職・転職することが可能なのはご存知でしょうか?実際に、多くの求人サイトや転職エージェントなどでは「未経験可」といった求人も数多く掲載されています。
もっとも、完全に何も知らない状態で就職や転職すると後から後悔する可能性があるので、あらかじめフロントエンジニアに必要なスキルや知識を身につけておくことが必要です。
そこで今回の記事では、未経験からフロントエンジニアに就職・転職するための方法や具体的な勉強方法、よくある質問・疑問について解説していきます。
また、実際にフロントエンジニアになるための流れを、分かりやすく6STEPで解説しているのでこれから就職や転職を検討している方は是非参考にしてくださいね!
フロントエンジニアに就職や転職するための方法を知る前に、まずはどのような仕事なのかについて知っておく必要があります。ここでは、フロントエンジニアの具体的な業務内容や気になる平均年収相場について詳しく見ていきましょう。
まずはフロントエンジニアがどのような業務内容を普段行っているのか、以下で詳しく見ていきましょう。
【フロントエンジニアの業務内容】
1.マークアップ
2.SEO対策
3.デバック
それぞれについて以下で詳しく解説していきます。
マークアップとは、コンピューターが現実世界での資格表現や文章構造などに関する情報を、正確に認識ができるようにタグ付けすることです。「タグ」とは、コンピューター上におけるタイトルや見出しなどの各構成要素を識別するために使われています。
コンピューターは現実世界のデザインやレイアウト、全体の見た目からどのような内容が記載されているのかなどを推測することはできません。しかし、マークアップによってタグ付けをすることによって、コンピューターはタイトルや見出しなどを人間のように識別できるようになります。
例えば人間であれば、インターネット上のページや現実世界でのパンフレットを見た時に、タイトルや見出し、デザインやレイアウトなどを全体の見た目からある程度推測することが可能です。しかし、マークアップなどがされていない場合、コンピューターは文章の意味は内容を人間のように見た目だけでは推測することができません。
マークアップ作業を行うことによって、文章構造や視覚表現などの情報をコンピューターが適切に理解することができるようになるのです。
マークアップによってタグ付けをすることにより、コンピューターがタイトルや見出しなどを識別できるようになります。この作業によって、文章構造や視覚表現などの情報をコンピューターが適切に理解することができるようになります。
SEOとは「SearchEngineOptimization”」の略であり、検索エンジン最適化を意味しています。具体的には、検索ユーザーが求める有益なコンテンツを提供し、検索エンジンに正しくページ内容を評価されるよう技術的にWebページを最適化することを指します。
基本的に、新しくサイトを作成したとしても、むやみにページを増やしてしまっては検索に表示されることはありません。これはGoogleの検索アルゴリズムが、ユーザーのために良質なコンテンツが表示されるように設計されているためです。
フロントエンジニアは、Webサイトが検索上位に表示されるように、必要なキーワード選定や適切なマークアップ、リンク構造を最適化するなどの業務も行います。
デバッグとは、コンピュータープログラムの中に含まれている問題となる要素を動作確認しながら見つけ出して、適切に作動するように修正する作業のことを意味しています。
名前の由来はBUG(虫)をDE(駆除)することからDEBUGと呼ばれています。
例えば、デバッグをしなかった場合、インターネットやスマートフォンのアプリケーションはうまく作動しなくなってしまいます。思うように動かないアプリケーションは、ユーザーのストレスの原因です。
しかし、しっかりとデバッグをすれば、アプリケーションもスムーズに動くのでユーザーのストレスもなくなります。ストレスがなくなって快適に操作できるようになれば、ユーザーも継続的にアプリケーションを使ってくれるでしょう。
ユーザーが長く継続的に使ってくれるためにもデバッグは非常に重要な作業であり、フロントエンジニアとして作業の経験やスキルを積んでいくと、どのあたりにバグが生じているのかもわかるようになってきます。
GoogleChromeやMicrosoftEdgeなどのWebブラウザは、開発者ツールが備えられており、これを用いてデバッグを行うのが一般的です。ボタンをクリックするなどのアクションを実行し、一行ずつプログラムを動かすことにより、出力エラーなどを確認してデバックを進めます。
この他にも、設計やCMS、バージョン管理、パッケージ管理などフロントエンジニアの仕事は多岐にわたっています。
厚生労働省が公表している「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、フロントエンジニアの全年代の平均年収は約550万円です。この数字だけだとフロントエンジニアの平均年収相場が高いかどうかわからないので、日本人の平均年収についても見てみましょう。
参考:令和4年賃金構造基本統計調査結果の概況-厚生労働省
引用:令和3年分民間給与実態統計調査|国税庁
国税庁が発表している「令和3年分民間給与実態統計調査」によると、2021年の時点で日本人の平均年収は約443万円であることが分かっています。フロントエンジニアについての直接的な年収相場はデータがなかったので分かりませんでしたが、少なくとも業界全体で見ても平均年収相場は日本人の平均年収よりも高いことが分かりました。
さらには、派遣社員として働いている場合でも日本人の平均年収より高いので、他の職業と比較しても「稼げる」仕事と言えるでしょう。
フロントエンジニアはプログラミング言語や専門的なITに関する学習を長い時間行わなければならないので、挫折する人も多いです。しかし、次のような特徴を持っている人の場合、フロントエンジニアに向いているのでスキルや知識を身につけて、就職や転職に成功する可能性があるでしょう。
それぞれの特徴について、以下で詳しく解説していきます。
トレンドや新しい技術などに興味・関心がある人は、フロントエンジニアに向いている可能性が高いです。フロントエンジニアが属しているIT業界は、毎日のように新しい技術が生み出されています。
そのため、業界の最新動向や最新技術に関する知識を自分から追っていなければ、日々進化する業界の流れに置いていかれてしまう可能性が高いです。また、新しい知識や技術を学ばないでいると、自分自身のプログラミングスキルでさえも時代遅れのものになってしまうでしょう。
トレンドや新しい技術などに興味・関心がある人の場合、学習をしようという意識を持たなくても業界の最新動向や最新技術に関する知識を自分から得ようとします。そのため、新しい技術などに関して学習することについてもあまりストレスを感じず楽しんで行うことができるでしょう。
フロントエンジニアは、ウェブサイトやアプリケーションなどの表示部分やUIなど、ユーザーが直接使用する部分を開発するエンジニアです。そのため、ユーザーにとって優しいサイトやアプリケーションを制作するためには、開発の際にユーザー目線の意識が欠かせません。
開発する際に「自分がこのサービスを利用する側だとしたら、どのように設計していたら使いやすいだろうか」と考えて制作をできる人は、フロントエンジニアに向いていると言えるでしょう。開発する際のコストや難易度だけを考えずに、ユーザーファーストの意識を持ち続けられるかどうかが、フロントエンジニアとして優秀になれるかのポイントでもあります。
一人で黙々と作業を進めるイメージのあるエンジニア職ですが、実はコミュニケーション能力が高くないとうまく仕事を進めることができません。例えばフロントエンジニアの場合、デザイナーやWebディレクターと協力しながら仕事を進めていく必要があります。
また、時にはクライアントとデザインやシステムについて話し合う必要もあるので、コミュニケーションスキルというのは欠かせません。そのため、フロントエンジニアは周囲の人間とコミュニケーションをとることが苦にならない人に向いています。コミュニケーション能力に自信がないという人は「プロジェクトメンバーの一員として協力しながら開発することは苦にならないか」と考えてみると良いでしょう。
Webサイトやアプリケーションの開発というのは、サービスができたら終了というものではありません。基本的には、ユーザーからフィードバックを受けて改善する作業も行います。
時には、アップデート新しい機能を追加したり、別のサイトやアプリケーションと連動させたりといったことも行わなければなりません。こういった改善業務を行わなければならないことを考えると、常にどうしたら良くなるか自分で考えることができる人にフロントエンジニアは向いていると言えます。
「自分で試行錯誤してよくするために行動できるか」「自分が制作したものをより良くしたいという思いがあるか」といった観点で考えてみれば、自分がフロントエンジニアに向いているかどうか判断することができるでしょう。
フロントエンジニアとして年収アップのために身につけたいスキルは以下の4つです。
1.デザインスキル
2.コミュニケーションスキル
3.マークアップやスタイルシート言語
4.フロントエンド業務に必要なプログラミング言語
フロントエンジニアはプログラミング作業だけではなく、具体的なデザインの実装やUI/UXに関連する設計業務を行う場合もあります。そのため、Webデザインに関するスキルはある程度必要です。
取得したいスキルの中でも一番重要となるのが、フロントエンド業務に必要なプログラミング言語です。世の中には数多くのプログラミング言語があり、それぞれの特徴も大きく異なります。
フロントエンド関連の業務に関しては、以下のプログラミング言語が多く使われるケースが多いです。スキルを身につけてフロントエンジニアへの就職や転職を検討している人は、以下の言語からいくつか選んで学習しておくと良いでしょう。
プログラミング言語 | できること |
---|---|
HTML・CSS | ・Webページのレイアウト ・デザイン ・HTMLメールの作成 |
PHP | ・Webサイトのバックエンドの開発 ・Webアプリケーションの開発 ・CMSの開発 |
Ruby | ・Webサイトのバックエンドの開発 ・Webアプリケーションの開発 |
JavaScript | ・Webサイトのフロントエンドの開発 ・動的なWebページの開発 ・Webアプリケーションの開発 |
Python | ・AIの開発 ・Webアプリケーションの開発 ・バックエンドの開発 ・データの分析・解析 |
未経験からフロントエンジニアになるためには、以下の3つの学習方法が考えられます。
1.独学で学ぶ
2.学習サイトを利用する
3.プログラミングスクールに通う
それぞれの学習方法のメリットやデメリットについて、以下で詳しく解説していきます。
独学でフロントエンジニアに必要なプログラミング言語を学ぶ場合、他の方法と比較しても費用がかからないというメリットがあります。基本的には書籍などを利用して勉強することになりますが、自分のペースで進めることが可能です。
一方で、独学でプログラミング言語を学ぶ場合、エラーなどが生じてもどこが問題なのかわからずに対処できないというデメリットがあります。どれだけおかしいところを探したとしても、初心者の段階ではエラーを見つけることができずに終わるケースが多いです。
結局何が悪いのかわからないまま終わってしまい、挫折してしまうという人も多いので、独学で学ぶ場合は誰かに聞けるような環境を整えておくと良いでしょう。
最近では、プログラミングについて簡単に学べる学習サイトを利用する人も多くなっています。学習サイトを利用する場合、画像や動画などを見ながら学ぶことができるので、書籍などで独学で学ぶよりもより効率的に進めることができます。
ただし、学習サイトを利用した場合も、独学と同様に周りの人に頼れないというデメリットがあります。そのため、学習サイトを利用する場合は、質問機能などがついているところを利用すると良いでしょう。
未経験からフロントエンジニアになりたいのであれば、プログラミングスクールに通ってスキルを習得するのもおすすめです。プログラミングスクールであれば、体系化されたカリキュラムとエンジニアによるわかりやすい授業を受けることができます。
一方で、独学や学習サイトを利用するよりも、費用がかかってしまう点には注意が必要です。
フロントエンジニアに未経験で就職・転職する場合、次の4つの方法があります。
1.未経験者OKの求人に応募する
2.アルバイト求人に応募する
3.プログラミングスクールを利用して就職・転職する
4.エージェントサービスを利用して就職・転職する
それぞれの方法について、以下で詳しく解説していきます。
未経験者OKの求人に応募すれば、スキルや経験がなかったとしても未経験からフロントエンジニアに就職・転職することができます。
未経験者OKのフロントエンジニアに関する求人の例としては、次のようなものが挙げられます。
未経験OKの求人の例 | 月収の例 | 条件 |
---|---|---|
Webアプリケーションの開発業務 | 30〜80万円 | ・未経験者OK ・初心者の場合は基本情報技術試験程度の前提知識が必要 |
Webサイト開発 | 20〜40万円 | ・35歳以下の人 ・5年以上の社会人経験がある人 |
ソーシャルゲーム開発 | 25〜50万円 | ・独学でプログラミングを学んだ人歓迎 ・プログラミングスクールでプログラミングを学んだ人歓迎 ・HTMLやJavaScriptが扱える人歓迎 |
未経験者OKの求人に応募するメリットとしては、給与をもらいながらフロントエンジニアに必要なスキルを身につけられたり、安定している環境で生きるを身につけることができたりなどが挙げられます。 |
一方で、未経験者OKの求人に応募するデメリットとしては、スキル習得や転職対策は自分で行う必要があったり、完全未経験の場合は応募できなかったりといった点が挙げられます。
アルバイトからフロントエンジニアを目指すという方法もあります。アルバイトの場合、未経験者でもOKという求人も多いです。また、給料をもらいながらエンジニアに必要な知識を現場で身につけることができるので、フロントエンジニアになりたい人にとっては最適の環境と言えるでしょう。
ただし、未経験者のアルバイト募集は求人数が少なく、場合によってはある程度のプログラミング知識を求められるケースもあります。
実は、プログラミングスクールの中には、カリキュラム終了後に就職や転職のサポートをしているところもあります。現役のエンジニアや経験豊富な講師が在籍しているので、しっかりと取り組むことでエンジニアに必要な知識はプログラミングスクールで身につけることが可能です。
また、スクールによっては面接対策や応募書類の作成支援なども行ってくれるので、他の方法よりもフロントエンジニアになれる可能性が高いと言えるでしょう。
独学でプログラミングスキルを習得できる場合、エージェントサービスを利用して就職や転職する方法もおすすめです。
もっとも、エージェントサービスは就職や転職などに関するサポートしかしてくれないので、プログラミングスキルの習得に手間取ってしまうと途中で挫折してしまう可能性もあります。
また、エージェントサービスを利用して紹介された求人が、必ずしも自分に適しているとは限りません。自分には適していない企業を紹介されてしまった場合、新しいところを探す必要があるので、就職や転職活動の効率が著しく下がってしまうでしょう。
フロントエンジニアに未経験から就職・転職をするためには、次の6つのSTEPに沿って進めると良いでしょう。
【フロントエンジニアに未経験から就職・転職するための6STEP
1.HTML/CSSを学ぶ
2.JavaScriptを学ぶ
3.フレームワークやライブラリの使い方を学ぶ
4.ウェブサイトを制作してみる
5.ポートフォリオを作る
6.就職・転職活動をする
HTMLとCSSは、Webページを構築する言語で、Webページ作成の基本となるものです。この2つは同じ場面で使われることが多いですが、それぞれの役割は大きく異なります。
HTMLの場合、Webサイトのページにおける内容を作る骨組みになる言語です。文字列はテキストだけではなく「見出し」「太文字」「文字の色」などを強調したり、変更したりすることができます。
一方でCSSの場合、HTMLの表示レイアウトを装飾するために使うことになる言語です。装飾や画面のレイアウトを整えることができるので、フロントエンジニアとして見栄えの良いWebページを作るためにはCSSが必ず必要になります。
HTMLとCSSに関しては、フロントエンジニアがもっとも使うであろう言語です。使い方を身につけることによって、幅広いサイトやページを作ることが可能となります。また、他のプログラミング言語と比べると比較的簡単で覚えやすいものでもあるので、無経験者の方はここから始めるのが良いでしょう。
JavaScript(ジャバスクリプト)は、動的なWebページを作るためのプログラミング言語の一つです。代表的な機能としては、ボタンを押すと画面に別ウィンドウが開く「ポップアップウインドウ」や画像が自動送りされる「スライドショー」などのアニメーションが挙げられます。
その他にも、システムやアプリケーションの開発現場などの、バックエンドでも使われているのがJavaScriptの特徴です。JavaScriptは世界でもトップクラスで使われているプログラミング言語なので、HTMLやCSSと同時に習得することによって仕事の幅を広げることができます。
プログラミング言語と並行して、フレームワークやライブラリの使い方も学びましょう。フレームワークやライブラリは、Webアプリ開発で利用されることの多いものです。
フレームワーク(framework)はアプリケーションを開発するのに必要な機能がデフォルトで揃っているものを意味します。一方で、ライブラリ(library)とは作業を簡略化するために使用できる予め書き込まれたプログラムの集まりのことです。簡単にいうと、プログラマーが作業を簡略化し、開発プロセスを効率化するために利用されるプログラムの集合体になります。
この2つを学習することによって、Webのアプリケーションを効率的に開発できるようになります。フロントエンジニアとしての仕事の幅も増えるので、就職や転職の選択肢も広がるでしょう。
ここまでで必要なスキルを学んだら、実際にWebサイトを制作してみましょう。プログラミング言語の学習とWebサイトの開発は必要なスキルが異なるので、実際に制作を進めてみるのがおすすめです。
例えば、Webサイトを実際に制作してみると、エラーが起きた時の場所の特定や具体的な解決方法などがなかなかわからないという場合が多々あります。こういった経験を積み重ねることによって、実際の現場でエラーが起きた時に冷静に対処できるようになるのです。
Webサイトの制作を通じて実際の経験を積んだら、次は就職や転職の際に活用するポートフォリオを作っていきましょう。ポートフォリオとは、企業にアピールするための実績となる作品のことを言います。
フロントエンジニアの場合、過去に制作したサイトやアプリケーションなどが該当するでしょう。ポートフォリオを作成する過程で、自分自身がこれまでに学んだスキルを再確認することができます。業務経験がない未経験者の人であったとしても、ポートフォリオを事業に提出すれば、過去の経験や現在のスキル、熱意などをアピールすることが可能です。
ポートフォリオまで作成することができれば、就職や転職活動を本格化していくことができます。
ポートフォリオが完成したら、本格的に就職や転職活動を進めていきましょう。基本的に、フロントエンジニアがIT関連の企業で働くことになりますが、企業によってフロントエンジニアに求めるスキルや特徴というのは異なります。
同じフロントエンジニア向けの求人であったとしても、使用する言語や開発するサービスの種類、働き方については企業によって異なるのでしっかり求人を確認しましょう。
【求人で確認すべきポイント】
上記のようなポイントに注目して就職や転職活動を進めることで、入社してからのミスマッチを防ぐことができます。就職や転職してから後悔することを防ぐためにも、求人を探す段階でしっかりとリサーチを行いましょう。
ここでは、未経験からフロントエンジニアに就職・転職する人のよくある疑問や質問についてご紹介します。
結論から言うと、フロントエンジニアは資格がなくても働くことができます。もっとも、資格を取得することによって自分自身のスキルや経験を客観的にアピールすることが可能です。
ただし、未経験者の場合、まずはプログラミングスキルや業務に必要な知識を身につけることが優先されます。そのため、資格を取得することを検討しているのであれば、まずはプログラミングスキルとIT関連の知識を身につけてからがおすすめです。
新卒未経験でもフロントエンジニアにはなれます。実際に、新卒未経験の人材を募集している企業も多いです。
ただし、入社してからフロントエンジニアの勉強をすることになるため、あらかじめプログラミングスキルやIT関連の知識は学習しておくと良いでしょう。
フロントエンジニアのキャリアパスはどんなものがある?
フロントエンジニアのキャリアパスとしては次のようなものがあります。
フロントエンジニアはリモートワークがしやすい職業と言われています。ただし、企業によってはリモートワークを行っていない場合もあるので注意が必要です。
リモートワークを希望している場合は、事前に求人などでリモートワークができるか確認しておきましょう。
今回は、未経験からフロントエンジニアになるための方法について解説していました。未経験からフロントエンジニアになることは可能ですが、プログラミングスキルやIT関連の知識などをしっかりと身につける必要があります。
もっとも、事前にポートフォリオを作成できる段階まで入念に準備をすれば、就職や転職もスムーズに行きやすいです。
未経験でも目指しやすいのがフロントエンジニアの魅力的なポイントでもあるので、今回の記事を参考にして未経験からの就職や転職に挑戦してみてはいかがでしょうか?
診断を受けるとあなたの現在の業務委託単価を算出します。今後副業やフリーランスで単価を交渉する際の参考になります。また次の単価レンジに到達するためのヒントも確認できます。