# 目次

1. はじめに
2. 準備
    2.1 環境の設定
    2.2 Notion APIのセットアップ
3. Denoの基本
    3.1 Denoの特徴と利点
    3.2 初期設定
4. CLIツールの設計
    4.1 要件定義
    4.2 ツールの機能
5. コード実装
    5.1 Notion APIとの接続
    5.2 CLIのコマンド実装
6. 使用例
7. まとめ

# 1. はじめに

本記事では、Notion APIとDenoを使用してシンプルなCLIツールの作成方法について解説します。このプロジェクトを通じて、DenoとNotion APIの基本的な使い方を理解し、実用的なCLIツールを開発する手順を学びます。

# 2. 準備

## 2.1 環境の設定

DenoはJavaScriptとTypeScriptのための新しいランタイムで、シンプルかつセキュアな環境を提供します。まず、以下のコマンドでDenoをインストールします。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 2.2 Notion APIのセットアップ

Notion APIを使用するためには、以下の手順でセットアップを行います。

1. [Notion API](https://www.notion.so/my-integrations)にアクセスし、新しいインテグレーションを作成します。
2. 作成したインテグレーションのトークンを記録します。このトークンがAPIリクエスト時に必要です。
3. NotionのデータベースIDを取得します。これはCLIツールのターゲットとなるデータベースです。

# 3. Denoの基本

## 3.1 Denoの特徴と利点

Denoの特徴として以下があります：

- ネイティブなTypeScriptサポート
- セキュアなデフォルト（明示的にアクセス権を指定する必要があります）
- 単一の実行ファイル（`deno`）で配布

## 3.2 初期設定

Denoのセットアップが完了したら、開発環境を整えます。Denoはパーミッションモデルを使用しているため、ファイルシステムや外部HTTPアクセスにはフラグを設定する必要があります。

# 4. CLIツールの設計

## 4.1 要件定義

本CLIツールでは、以下の基本機能を提供します：

- Notionデータベースのアイテム数をカウントする
- 特定の属性を持つアイテムをフィルタリングして表示する

## 4.2 ツールの機能

このツールはコマンドラインインターフェースを通じて操作され、ユーザーは簡単にNotionデータベースを操作できます。予想されるコマンドは以下の通りです：

- `count`: 指定されたデータベースのアイテムをカウントする
- `filter`: 属性条件に基づいてアイテムを抽出する

# 5. コード実装

## 5.1 Notion APIとの接続

まず、Denoの`fetch`を使用してNotion APIに接続します。トークンを使用して認証を行い、データを取得します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 5.2 CLIのコマンド実装

Denoの標準ライブラリを使用してCLIのインターフェースを作成します。

![img](/mosaic-code.jpg)

# 6. 使用例

以下はツールの使い方です：

![img](/mosaic-code.jpg)

# 7. まとめ

本記事では、Denoを使用してNotion APIと連携するCLIツールの作成方法を解説しました。DenoのパーミッションモデルやネイティブなTypeScriptサポートを活用することで、効率的でセキュアなCLIツールを開発することができました。これにより、Notionデータベースを簡単に操作できる利便性が提供されました。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# 目次

1. はじめに
2. 準備
    2.1 環境の設定
    2.2 Notion APIのセットアップ
3. Denoの基本
    3.1 Denoの特徴と利点
    3.2 初期設定
4. CLIツールの設計
    4.1 要件定義
    4.2 ツールの機能
5. コード実装
    5.1 Notion APIとの接続
    5.2 CLIのコマンド実装
6. 使用例
7. まとめ

# 1. はじめに

本記事では、Notion APIとDenoを使用してシンプルなCLIツールの作成方法について解説します。このプロジェクトを通じて、DenoとNotion APIの基本的な使い方を理解し、実用的なCLIツールを開発する手順を学びます。

# 2. 準備

## 2.1 環境の設定

DenoはJavaScriptとTypeScriptのための新しいランタイムで、シンプルかつセキュアな環境を提供します。まず、以下のコマンドでDenoをインストールします。

```bash
curl -fsSL https://deno.land/x/install/install.sh | sh
```

## 2.2 Notion APIのセットアップ

Notion APIを使用するためには、以下の手順でセットアップを行います。

1. [Notion API](https://www.notion.so/my-integrations)にアクセスし、新しいインテグレーションを作成します。
2. 作成したインテグレーションのトークンを記録します。このトークンがAPIリクエスト時に必要です。
3. NotionのデータベースIDを取得します。これはCLIツールのターゲットとなるデータベースです。

# 3. Denoの基本

## 3.1 Denoの特徴と利点

Denoの特徴として以下があります：

- ネイティブなTypeScriptサポート
- セキュアなデフォルト（明示的にアクセス権を指定する必要があります）
- 単一の実行ファイル（`deno`）で配布

## 3.2 初期設定

Denoのセットアップが完了したら、開発環境を整えます。Denoはパーミッションモデルを使用しているため、ファイルシステムや外部HTTPアクセスにはフラグを設定する必要があります。

# 4. CLIツールの設計

## 4.1 要件定義

本CLIツールでは、以下の基本機能を提供します：

- Notionデータベースのアイテム数をカウントする
- 特定の属性を持つアイテムをフィルタリングして表示する

## 4.2 ツールの機能

このツールはコマンドラインインターフェースを通じて操作され、ユーザーは簡単にNotionデータベースを操作できます。予想されるコマンドは以下の通りです：

- `count`: 指定されたデータベースのアイテムをカウントする
- `filter`: 属性条件に基づいてアイテムを抽出する

# 5. コード実装

## 5.1 Notion APIとの接続

まず、Denoの`fetch`を使用してNotion APIに接続します。トークンを使用して認証を行い、データを取得します。

```typescript
const token = "YOUR_NOTION_API_TOKEN";
const databaseId = "YOUR_DATABASE_ID";

async function getDatabaseItems() {
  const response = await fetch(`https://api.notion.com/v1/databases/${databaseId}/query`, {
    method: "POST",
    headers: {
      "Authorization": `Bearer ${token}`,
      "Content-Type": "application/json",
      "Notion-Version": "2021-05-13",
    },
  });
  const data = await response.json();
  return data.results;
}
```

## 5.2 CLIのコマンド実装

Denoの標準ライブラリを使用してCLIのインターフェースを作成します。

```typescript
import { parse } from "https://deno.land/std@0.106.0/flags/mod.ts";

const args = parse(Deno.args);

if (args._[0] === "count") {
  const items = await getDatabaseItems();
  console.log(`Items count: ${items.length}`);
} else if (args._[0] === "filter") {
  const propertyName = args.property;
  const propertyValue = args.value;
  const items = await getDatabaseItems();
  
  const filtered = items.filter((item: any) => 
    item.properties[propertyName]?.rich_text[0]?.text.content === propertyValue
  );
  
  console.log(`Filtered items: ${filtered.length}`);
}
```

# 6. 使用例

以下はツールの使い方です：

```bash
deno run --allow-net --allow-env your_script.ts count
deno run --allow-net --allow-env your_script.ts filter --property=Status --value="In Progress"
```

# 7. まとめ

本記事では、Denoを使用してNotion APIと連携するCLIツールの作成方法を解説しました。DenoのパーミッションモデルやネイティブなTypeScriptサポートを活用することで、効率的でセキュアなCLIツールを開発することができました。これにより、Notionデータベースを簡単に操作できる利便性が提供されました。 

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