

## 目次

1. はじめに
   - 1-1. 設定の背景と目的
   - 1-2. VPNの基本概念
2. Ciscoルーターでの準備
   - 2-1. 必要な情報の収集
   - 2-2. CiscoルーターにVPN設定を適用する
3. FortiGateでの準備
   - 3-1. 必要な情報の収集
   - 3-2. FortiGateファイアウォールにVPN設定を適用する
4. 双方の設定の確認とテスト
   - 4-1. 接続確認手順
   - 4-2. トラブルシューティング
5. まとめ

## 1. はじめに

### 1-1. 設定の背景と目的
企業や組織はしばしば、複数の異なる場所にあるネットワークを安全に接続する必要があります。CiscoとFortiGateのVPN設定は、各拠点のネットワーク間でIPsecトンネルを使用してセキュアなデータ転送を可能にします。

### 1-2. VPNの基本概念
VPN（Virtual Private Network）は、インターネット上で安全な通信を確立する技術です。IPsecトンネルは、暗号化されたセキュリティでデータをポリシーに基づいて転送します。

## 2. Ciscoルーターでの準備

### 2-1. 必要な情報の収集
- Cisco側のパブリックIPアドレス
- FortiGate側のパブリックIPアドレス
- VPN接続に使用する共有キー（Pre-shared key）
- 接続する内部ネットワークアドレス
- IKEフェーズ1とフェーズ2の設定（Encryption, Hash, DH Group, Lifetime）

### 2-2. CiscoルーターにVPN設定を適用する

以下にCisco IOSでの基本的なIPsec VPN設定の例を示します。実際のIPアドレスやネットワーク設定は、環境に合わせて調整してください。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 3. FortiGateでの準備

### 3-1. 必要な情報の収集
- FortiGate側のパブリックIPアドレス
- Cisco側のパブリックIPアドレス
- VPN接続に使用する共有キー
- 接続する内部ネットワークアドレス
- IKEフェーズ1とフェーズ2の設定（Encryption, Hash, DH Group, Lifetime）

### 3-2. FortiGateファイアウォールにVPN設定を適用する

FortiGate Web GUIまたはCLIで設定することが可能です。以下はCLIコマンドの例です。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 4. 双方の設定の確認とテスト

### 4-1. 接続確認手順
CiscoおよびFortiGateのログを確認し、VPNセッションが確立されていることを確認します。また、パケットの疎通を確認するために、各ネットワーク間で`ping`コマンドを実行してください。

### 4-2. トラブルシューティング
接続が確立されない場合は、以下を確認してください。
- IPsecポリシーとVPN設定が一致しているか
- 共有キーが正しいか
- ネットワーク間のACL / firewallが適切に設定されているか
- 両側でのVPNログおよびデバッグ出力

## 5. まとめ

今回の記事では、CiscoルーターとFortiGate間のVPN設定手順について詳しく説明しました。各機器の設定においてはセキュリティポリシーの最新化や、連続モニタリングを推奨します。適切な設定を行い、セキュアなネットワーク通信を保ちましょう。 [cv:issue_marketplace_engineer]



## 目次

1. はじめに
   - 1-1. 設定の背景と目的
   - 1-2. VPNの基本概念
2. Ciscoルーターでの準備
   - 2-1. 必要な情報の収集
   - 2-2. CiscoルーターにVPN設定を適用する
3. FortiGateでの準備
   - 3-1. 必要な情報の収集
   - 3-2. FortiGateファイアウォールにVPN設定を適用する
4. 双方の設定の確認とテスト
   - 4-1. 接続確認手順
   - 4-2. トラブルシューティング
5. まとめ

## 1. はじめに

### 1-1. 設定の背景と目的
企業や組織はしばしば、複数の異なる場所にあるネットワークを安全に接続する必要があります。CiscoとFortiGateのVPN設定は、各拠点のネットワーク間でIPsecトンネルを使用してセキュアなデータ転送を可能にします。

### 1-2. VPNの基本概念
VPN（Virtual Private Network）は、インターネット上で安全な通信を確立する技術です。IPsecトンネルは、暗号化されたセキュリティでデータをポリシーに基づいて転送します。

## 2. Ciscoルーターでの準備

### 2-1. 必要な情報の収集
- Cisco側のパブリックIPアドレス
- FortiGate側のパブリックIPアドレス
- VPN接続に使用する共有キー（Pre-shared key）
- 接続する内部ネットワークアドレス
- IKEフェーズ1とフェーズ2の設定（Encryption, Hash, DH Group, Lifetime）

### 2-2. CiscoルーターにVPN設定を適用する

以下にCisco IOSでの基本的なIPsec VPN設定の例を示します。実際のIPアドレスやネットワーク設定は、環境に合わせて調整してください。

```plaintext
crypto isakmp policy 1
  encr aes
  hash sha256
  group 14
  lifetime 86400
  authentication pre-share

crypto isakmp key YOUR_PRE_SHARED_KEY address FORTIGATE_PUBLIC_IP

crypto ipsec transform-set TRANSFORM_SET_NAME esp-aes esp-sha256-hmac

crypto map MY_VPN_MAP 10 ipsec-isakmp
  set peer FORTIGATE_PUBLIC_IP
  set transform-set TRANSFORM_SET_NAME
  match address VPN_ACL

interface GigabitEthernet0/1
  crypto map MY_VPN_MAP

access-list 100 permit ip INTERNAL_SUBNET 0.0.0.255 FORTIGATE_SUBNET 0.0.0.255
```

## 3. FortiGateでの準備

### 3-1. 必要な情報の収集
- FortiGate側のパブリックIPアドレス
- Cisco側のパブリックIPアドレス
- VPN接続に使用する共有キー
- 接続する内部ネットワークアドレス
- IKEフェーズ1とフェーズ2の設定（Encryption, Hash, DH Group, Lifetime）

### 3-2. FortiGateファイアウォールにVPN設定を適用する

FortiGate Web GUIまたはCLIで設定することが可能です。以下はCLIコマンドの例です。

```plaintext
config vpn ipsec phase1-interface
    edit "VPN_TO_CISCO"
        set interface "wan1"
        set peertype any
        set net-device disable
        set proposal aes256-sha256
        set dhgrp 14
        set remote-gw CISO_PUBLIC_IP
        set psksecret YOUR_PRE_SHARED_KEY
    next
end

config vpn ipsec phase2-interface
    edit "VPN_TO_CISCO"
        set phase1name "VPN_TO_CISCO"
        set proposal aes256-sha256
        set pfs disable
        set auto-negotiate enable
        set keylifelsec 3600
        set src-subnet FORTIGATE_SUBNET 255.255.255.0
        set dst-subnet CISCO_SUBNET 255.255.255.0
    next
end

config firewall policy
    edit 0
        set name "VPN_Policy"
        set srcintf "internal"
        set dstintf "VPN_TO_CISCO"
        set srcaddr "all"
        set dstaddr "all"
        set action accept
        set schedule "always"
        set service "ALL"
        set logtraffic all
    next
end
```

## 4. 双方の設定の確認とテスト

### 4-1. 接続確認手順
CiscoおよびFortiGateのログを確認し、VPNセッションが確立されていることを確認します。また、パケットの疎通を確認するために、各ネットワーク間で`ping`コマンドを実行してください。

### 4-2. トラブルシューティング
接続が確立されない場合は、以下を確認してください。
- IPsecポリシーとVPN設定が一致しているか
- 共有キーが正しいか
- ネットワーク間のACL / firewallが適切に設定されているか
- 両側でのVPNログおよびデバッグ出力

## 5. まとめ

今回の記事では、CiscoルーターとFortiGate間のVPN設定手順について詳しく説明しました。各機器の設定においてはセキュリティポリシーの最新化や、連続モニタリングを推奨します。適切な設定を行い、セキュアなネットワーク通信を保ちましょう。 [![image](https://firebasestorage.googleapis.com/v0/b/issue-pro-42602.appspot.com/o/topics%2F17fa658b-53c7-4ca0-a28b-e588ed1bd371?alt=media&token=2c00afff-85ff-4428-8d15-696ab676dcb0)](https://i-ssue.com/lp/check_salary)

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