# MavenでJava 17対応：maven.compiler.sourceとtargetの設定方法

## 目次
1. はじめに
2. Java 17の新機能概要
3. Mavenとは
4. Java 17への対応手順
    1. pom.xmlの設定
    2. Mavenのバージョン確認
    3. Javaコンパイラの設定
5. 設定の検証
6. トラブルシューティング
   1. よくあるエラーと解決法
7. まとめ

## 1. はじめに

Java 17は、多くの新機能と改良が加えられたLTS（Long Term Support）バージョンです。既存のMavenプロジェクトをJava 17に対応させることで、新しい機能を活用できます。本記事では、Mavenを用いて既存のJavaプロジェクトをJava 17に対応させるための詳細な手順を説明します。

## 2. Java 17の新機能概要

Java 17では、新しいプラットフォームAPIの追加やパフォーマンスの向上がされています。特に注目の機能として、Pattern Matching for switchやSealed classes、そしてText Blocksの改良などがあります。これらを使用するにはプロジェクトを最新のJavaバージョンに対応させる必要があります。

## 3. Mavenとは

Mavenは、Javaプロジェクトの依存関係の管理とビルド自動化を行うためのツールです。pom.xml（Project Object Model）ファイルを介してプロジェクトの設定を管理し、簡単にビルドを行うことができます。

## 4. Java 17への対応手順

### 4-1. pom.xmlの設定

まず最初に、pom.xmlファイルにJava 17を明示的に指定します。以下のようにコンパイラプラグインの設定を追加します。

![img](/mosaic-code.jpg)

上記では`maven-compiler-plugin`の`source`と`target`を17に設定することで、MavenプロジェクトをJava 17でコンパイルおよび実行できるようになります。

### 4-2. Mavenのバージョン確認

Java 17に対応するためには、Mavenも最新バージョンである必要があります。少なくともMaven 3.8.1以降が推奨されます。以下のコマンドでバージョンを確認し、古い場合はアップデートを行いましょう。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 4-3. Javaコンパイラの設定

使用しているIDE（例えば、EclipseやIntelliJ IDEA）でもJava 17のコンパイラが設定されていることを確認してください。IDEの設定でJavaのバージョンを17に合わせておくことが大切です。

## 5. 設定の検証

設定が完了したら、実際に次のコマンドでビルドを行います。

![img](/mosaic-code.jpg)

ビルドが成功すれば、Java 17に対応したプロジェクトが完成です。新機能を利用したコーディングを進めていきましょう。

## 6. トラブルシューティング

### 6-1. よくあるエラーと解決法

- **エラー: Unsupported major.minor version**  
  Javaのバージョンミスマッチに関連したエラーです。MavenのJavaバージョンとプロジェクト全体のJavaバージョン設定を見直してください。

- **エラー: Plugin execution not covered by lifecycle configuration**  
  このエラーはIDE設定に問題がある場合に発生します。pom.xmlを再読み込みして依存関係を更新することで解決する場合があります。

## 7. まとめ

MavenでJava 17を使用するためには、`pom.xml`に対応バージョンの設定を行い、Maven自体のバージョンも最新である必要があります。新しいJavaバージョンを活用することで、より効率的で強力なJavaプログラミング環境を整備できます。今回の記事で述べた手順に従い、新しいプロジェクトライフを楽しんでください。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# MavenでJava 17対応：maven.compiler.sourceとtargetの設定方法

## 目次
1. はじめに
2. Java 17の新機能概要
3. Mavenとは
4. Java 17への対応手順
    1. pom.xmlの設定
    2. Mavenのバージョン確認
    3. Javaコンパイラの設定
5. 設定の検証
6. トラブルシューティング
   1. よくあるエラーと解決法
7. まとめ

## 1. はじめに

Java 17は、多くの新機能と改良が加えられたLTS（Long Term Support）バージョンです。既存のMavenプロジェクトをJava 17に対応させることで、新しい機能を活用できます。本記事では、Mavenを用いて既存のJavaプロジェクトをJava 17に対応させるための詳細な手順を説明します。

## 2. Java 17の新機能概要

Java 17では、新しいプラットフォームAPIの追加やパフォーマンスの向上がされています。特に注目の機能として、Pattern Matching for switchやSealed classes、そしてText Blocksの改良などがあります。これらを使用するにはプロジェクトを最新のJavaバージョンに対応させる必要があります。

## 3. Mavenとは

Mavenは、Javaプロジェクトの依存関係の管理とビルド自動化を行うためのツールです。pom.xml（Project Object Model）ファイルを介してプロジェクトの設定を管理し、簡単にビルドを行うことができます。

## 4. Java 17への対応手順

### 4-1. pom.xmlの設定

まず最初に、pom.xmlファイルにJava 17を明示的に指定します。以下のようにコンパイラプラグインの設定を追加します。

```xml
<project xmlns="http://maven.apache.org/POM/4.0.0"
         xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
         xsi:schemaLocation="http://maven.apache.org/POM/4.0.0 http://maven.apache.org/xsd/maven-4.0.0.xsd">
    <modelVersion>4.0.0</modelVersion>

    

    <build>
        <plugins>
            <plugin>
                <groupId>org.apache.maven.plugins</groupId>
                <artifactId>maven-compiler-plugin</artifactId>
                <version>3.8.1</version>
                <configuration>
                    <source>17</source>
                    <target>17</target>
                </configuration>
            </plugin>
        </plugins>
    </build>
</project>
```

上記では`maven-compiler-plugin`の`source`と`target`を17に設定することで、MavenプロジェクトをJava 17でコンパイルおよび実行できるようになります。

### 4-2. Mavenのバージョン確認

Java 17に対応するためには、Mavenも最新バージョンである必要があります。少なくともMaven 3.8.1以降が推奨されます。以下のコマンドでバージョンを確認し、古い場合はアップデートを行いましょう。

```shell
mvn -version
```

### 4-3. Javaコンパイラの設定

使用しているIDE（例えば、EclipseやIntelliJ IDEA）でもJava 17のコンパイラが設定されていることを確認してください。IDEの設定でJavaのバージョンを17に合わせておくことが大切です。

## 5. 設定の検証

設定が完了したら、実際に次のコマンドでビルドを行います。

```shell
mvn clean install
```

ビルドが成功すれば、Java 17に対応したプロジェクトが完成です。新機能を利用したコーディングを進めていきましょう。

## 6. トラブルシューティング

### 6-1. よくあるエラーと解決法

- **エラー: Unsupported major.minor version**  
  Javaのバージョンミスマッチに関連したエラーです。MavenのJavaバージョンとプロジェクト全体のJavaバージョン設定を見直してください。

- **エラー: Plugin execution not covered by lifecycle configuration**  
  このエラーはIDE設定に問題がある場合に発生します。pom.xmlを再読み込みして依存関係を更新することで解決する場合があります。

## 7. まとめ

MavenでJava 17を使用するためには、`pom.xml`に対応バージョンの設定を行い、Maven自体のバージョンも最新である必要があります。新しいJavaバージョンを活用することで、より効率的で強力なJavaプログラミング環境を整備できます。今回の記事で述べた手順に従い、新しいプロジェクトライフを楽しんでください。 [![image](https://firebasestorage.googleapis.com/v0/b/issue-pro-42602.appspot.com/o/topics%2F17fa658b-53c7-4ca0-a28b-e588ed1bd371?alt=media&token=2c00afff-85ff-4428-8d15-696ab676dcb0)](https://i-ssue.com/lp/check_salary)

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